中国ドラマ「瓔珞(エイラク)」55話~63話ネタバレあらすじ

 

中国ドラマ「瓔珞エイラク」

女官から清の第六代皇帝、乾隆帝の3番目の皇后まで上り詰めた孝儀純皇后がモデル。主人公の魏瓔珞は姉の死の真相を探るため女官として後宮入りする。富察(フチャ)皇后の弟・傅恒(フコウ)を疑い接近するが惹かれていくことに、また乾隆(けんりゅう)帝からも好意を寄せられます。妃や女官らの陰謀に巻き込まれながらも常に知略で上回り追い詰めていく孤高の逆襲劇!!

魏瓔珞(ウー・ジンイェイ)皇后・富察フチャ氏(チン・ラン)乾隆けんりゅう帝(ニエ・ユエン)嫻妃・輝発那拉氏(カー・メイン・シュー)傅恒ふこう(シュー・カイ)貴妃・高氏(タン・ジュオ)など

 

中国ドラマ「瓔珞」全話あらすじ一覧

 

ネタバレあらすじ/55話~63話

葉天士は虫食いの薬を民にとっては貴重なため経費にあてるため売っていたが高価な冬虫夏草が混ざっていたために取り調べを受けます。

葉天士は冬虫夏草を見てもいないので疑問を抱えるが1年間の薬の流出を調べられたことで瓔珞が避妊薬を服用していた事が明らかとなってしまいます。

乾隆帝が問い詰められた瓔珞は何も隠さず「富察皇后の仇をとるために、純貴妃に対抗するために陛下を利用した」と述べます。

毛皮の帽子を送ったのは後ろめたかったからと説明し「人に利用され悔しいでしょうけど富察皇后は幼い子を失った上に屈辱まで受けて亡くなった。そのあとも政治に利用され続けている」と言い放ちます。

延禧宮は冷宮となり瓔珞は奴婢たちの面倒を見れないので褒美を渡して出て行くよう伝えると珍珠と小全子だけはその場に残りました。

明玉から葉天士が収監されたと知り瓔珞は真相に気付きます。袁春望を連れて皇后を訪ね「すべては皇后様の策略ですね」と聞きます。

とぼける皇后に瓔珞は「この者は間者でしょ」と袁春望を指さします。

円明園で一緒にいる誓いを破られたからだと袁春望は認め、瓔珞は「皇后様の狙いがどうであれ復讐を果たしました。もはや悔いも未練もない、今後は皇后様のご健康とご安泰をお祈りします。遠くない将来紫禁城には嫡子が誕生しますね」と告げてその場を去ります。

 

兄の裏切り

瓔珞は明玉が怪我しているのに自分に知られないようにしていたので小全子に調べさせると舒嬪の仕業だと分かります。

皇后の次に寵愛を受けている舒嬪は皇太后に取り入るため華厳経を写経すると伝えるが瓔珞がすでにしていました。

瓔珞は血文字を使い写経していました。舒嬪は皇太后様に粗末な紙を使っていると指摘するが「写経とは心を養うこと、ぜいたくな紙は必要ない」と皇太后に怒られてしまいます。

その帰り瓔珞は「落ちぶれても格はあなたより上よ」と引っぱたきます。舒嬪は皇后に泣きつくが「騒ぎを起こさないで態度を改めよ」と怒られてしまいます。

皇太后は抜擢した呉書来を皇后によってすげ替えられたので皇后の天下になるのを阻止するために瓔珞の後押しをするようになります。

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遺書

袁春望は職を奪った呉書来を始末しようとすると乾隆帝の乳母の遺書があると知らされます。

母親の供養にやってきた弘昼は「第4皇子の生母は嘉興の銭氏、ニオフル氏(皇太后)が殺して皇子を奪ったのです」と書かれた遺書を発見し乾隆帝に届けます。

皇族の記録では乾隆帝の生母はニオフルとなっているので直接皇太后に真相を聞きに行きます。

嘉興の銭氏が乾隆帝の生母だったが奴婢であり当時の親王を熱心に看病したことで気に入られ寵愛を受け子供を産んだ、運勢があまりにも良すぎたため漢族の卑しい女に育てさせるわけに行かず生まれてすぐに引き取ったのだと皇太后は言います。

 

ニオフルが遺書に書かれていたように生母を殺したのだろうかと悩む乾隆帝は黒幕の皇后に相談してしまい更に皇太后を疑います。

乾隆帝は生母の兄に話を聞くため銭正源を呼ぶが落馬して亡くなった知らせを受けます。皇太后はショックで倒れてしまうが見舞いに来た皇后の挑発を受け「そなたが遺書を陛下に届けたのね」と黒幕だと気付き言い放ちます。

瓔珞は皇太后に手を握られ訴えられた事で葉天士に処方箋をみてもらうとまったく意味がない薬だと分かります。葉天士が新しい処方箋を渡すが劉女官が破り捨てたので瓔珞は演技かもしれないと思います。

劉女官に医術があるために皇后は医官を買収しても意味がなかったのです。

瓔珞は舒嬪の後ろにいるものの善悪はしっかり理解出来ている慶貴人に「手を貸すから上り詰めてはどうか」と話します。

瓔珞はしっかり調査し奇談の本を利用して真実を慶貴人から伝えました。

「匪賊に追われる生母は先帝を助けるために自ら辱めを受け名節のために先帝から死を賜ったのだ」

己の出自に苦しんだ先帝は同じ思いをさせないため生母を殺し生母は黙って三拝し毒手を飲んだのです。そしてその重さを知っているから皇太后は乾隆帝を大切に育てたのです。

乾隆帝は膝をついて謝罪し「後宮に戻るよう」願い出るが皇太后はそのまま行ってしまいました。

皇太后から慶貴人を利用したのは見事だと褒められるがそんなやり方で乾隆帝に影をちらつかせて再起を図るのはなまぬるいと言われます。瓔珞は「会いたくても会えない状況にするんだ」とアドバイス受け療養に連れて行かれます。

 

順嬪の存在

3年経ち、皇后に二人目の皇子が生まれ、傅恒が凱旋します。

皇太后と一緒に療養している瓔珞は「努力しないと後退していく。三月前から陛下から手紙が来なくなった理由を考えてみなさい」と言われます。

瓔珞は客人だと言われ外に出ると傅恒と再会します。

「完璧な女子の出現により陛下が夢中になっている。努力が水の泡になるから今すぐ紫禁城に戻った方がいい忠告されます。

瓔珞は延禧宮に戻ると皇后の計らいで綺麗に整えられ奴婢たちも戻っていました。皇后にとっても順嬪は見過ごせない存在であり瓔珞を使って排除しようとしているのです。

瓔珞は順嬪の姿を見て皇后と手を組むしかないと思います。

しかし皇后が法要の場で順嬪を消そうとしている事に気付くと確かに寵愛は取り戻せるかもしれないが憎い相手でもないので迷います。

瓔珞は順嬪を助ける事にし唇の下に針を刺して2つの痕を残すようアドバイスします。

法要の場で和安公主の転生があと2年で叶うはずだったが順嬪が放つ妖魔で台無しにあったと騒ぎ出すと順嬪は誰かの陰謀、自分は妖魔ではないと訴えます。

皇太后は外にほっぽり出せと命じていたが唇の下にある痕を見て、また誕生日が同じだとゆうことで和安公主の生まれ変わりだと信じます。そこに順嬪を庇う乾隆帝が駆け付けた事で皇太后は赦すが瓔珞をそれを見て嫉妬しました。

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明玉の最期

寵愛を失った瓔珞は敵対する皇后から守るために明玉を嫁がせようとします。海蘭察と明玉は喜ぶが純妃に虐待を受けていたときの体内に残っている銀針が動き出し胸の痛みに苦しみます。

1年生きられるか分からない明玉は瓔珞を悲しませたくない、海蘭察はなす術もなく見送るだけになってしまうと思い「嫁がない」と言いだします。

訪れていた順嬪は病気なんだと分かり「海蘭察は面子を失うし瓔珞も準備していた。今更引き返せない、生きている限り必ず嫁入りするのよ」と伝えます。

何も知らない瓔珞は「幸せを奪う事はしたくない」と伝えるが明玉は「嫁がない」の一点張り・・

瓔珞は図面を書いて花嫁衣装を作ります。花嫁衣装を着る明玉はすごく綺麗だったが「ずっとあなたのそばにいたい、縁談を白紙に戻して」と涙ながらに訴えます。

順嬪から届いた祝儀の中にハサミが・・・明玉はそのハサミを自らの胸に刺し自害しました。起きてこない明玉を心配した瓔珞はショックでしばらく引き籠もったあと長春宮に行き富察皇后を支えていたときと同じ生活をする。

順嬪は「瓔珞が失踪した」と傅恒に伝え、それを乾隆帝に侍女を使って二人が一緒にいるのを目撃させました。

 

順嬪の計画

瓔珞は明玉が自害したハサミは順嬪が送った物だと知り呼び付けると「病だと知り悲しませたくなかったから言わなかったの、私なりに助けたかった、明玉は最善の選択だった」と言いました。

瓔珞は認めないでいると順嬪がハサミを手に取り自害しようとしたので止めようとして傷を負わしてしまいます。前もって皇太后に体調が悪いと伝えていた順嬪はやってくると計算し傷を負った場面を皇太后に目撃させ「なんでこんな酷い仕打ちを私に?」とあたかも刺されたような言い方をします。

一人ぼっちとなった瓔珞、ただ一人世話係を命じられた小全子は袁春望に脅されていたのでほとんど水のお粥を提供し言葉で罵るが枕元に食べ物を隠して出て行きます。

 

順嬪は瓔珞と傅恒にそれぞれ巧みな話術で二人で宮中を抜け出し今度こそ幸せになるべきだと言います。

皇族のために山まで水を汲みに行く荷車が通るので水桶の中に隠れて宮中を抜け出せばいいと勧められた瓔珞だが乾隆帝にそれとなく伝えるのだろうと簡単に読みます。

順嬪から報告を受けた乾隆帝はすぐに門を閉じるよう命じるが水桶の中には瓔珞に命じられた小全子がいました。

乾隆帝は無実なものを瓔珞が傷付けるはずないと思い順嬪の事を海蘭察に調べさせていました。順嬪は養父が取り入った縁談相手に嫁ぎ子供を産んでいたのです。

美貌であるため入内させられそうになった順嬪は自ら命を絶とうとしたところ傅恒に助けられ底なし沼に突き落としたから復讐しようとしたのだと訴えました。

64話から最終話まで

 

 

華流ドラマ
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