「永楽帝 大明天下の輝き」9話~12話ネタバレあらすじ&視聴感想

作品概要/キャスト

明の最盛期を築いた第3代皇帝・永楽帝の波瀾万丈の生涯を描いだ作品

明朝の太祖・洪武帝の四男・燕王の朱棣は軍略家として成長していたなか、皇帝から寵愛を受ける長男・朱標の息子・朱允炆が皇太孫に指名された。洪武帝が崩御すると朱允炆は第2代皇帝に即位し建文帝となるが、その地位を固めるために皇族たちの王位を次々と廃止していく。これに対し燕王・朱棣は北平にて挙兵し首都・南京を陥落させて第3代皇帝・永楽帝として即位する。5度の漠北への親征、安南奪還、永楽大典などの勅撰書の大編成事業などを手掛けたほか、都を北平に遷都し明を全盛期へと導いていく。

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永楽帝/燕王/朱棣(青年期までチョン・イー/壮年期以降ウィリアム・フォン)太祖・洪武帝/朱元璋(チェン・バオグオ)徐達(チャン・フォンイー)朱標(ミッキー・ホー)建文帝/朱允炆(チェン・ユエモー)徐妙雲(イン・アル)皇后馬氏(ワン・ジー)李善長(ワン・チンシアン)隆基(ワン・ジンソン)など

 

「永楽帝 大明天下の輝き」全話あらすじ一覧はこちら

 

 

ネタバレ感想/永楽帝

 

9話・成婚の日

豊かな江南の地で気ままに過ごし徐家との婚姻を解消するか、徐妙雲を娶り兵権を持つ藩王となって明を守るか、どっちか選べと太子(朱標)に強いられる朱棣は都に留まる事を選ぶと徐妙雲は燕王妃に封じられます。

婚儀が盛大に執り行なわれるが順調に終わらないだろうと太祖と太子は予想します。初夜を迎える朱棣は寝具が入り口にあったので床で寝ろというのかと聞くと燕王と燕王妃の婚儀であって朱棣と徐妙雲が結ばれる日ではないと徐妙雲に言われます。

功臣のひとりである朱亮祖は1年以内に陛下は三王を国境に送り軍務を継がせるだろうと胡惟庸に言われ権力を失うのではと恐れます。

 

「徐達は北平を鎮めよ、秦、晋、燕の三王は鳳陽に赴き演武を行ない就藩に備えよ」

詔が読み上げられると劉基から年老いた病の身であるため辞したいと申し出があり太祖は登用した4人が全員去ってしまう事になり悲しむが太子と朱棣に感謝していたと伝えるよう託します。

(徐妙雲が冠を外させたときに怪我をさせたのは血液によって初夜の面目と周囲の安堵を保つためなのねwさすがです。太祖が劉基の辞職を許し、涂節を御史中丞とし田畑の返却を任せたのは胡惟庸の心の内を探るため?劉基がいれば涂節も胡惟庸も大胆な行動は控えてしまうからだそうだ、難しいな。ここで朱棣の演者がチョン・イーからウィリアム・フォンに変わりましたね)

 

10話・百戸の妻

劉基は鳳陽に向かう姚広孝とお別れし故郷に帰ります。

朱棣は皇后の許しを得て妻・徐妙雲が同行すると知り鳳陽へは屯田の一兵卒として赴くので無理だと告げると殿下が百戸なら私は百戸の妻だと言われます。

朱棣は燕王だといきなりバレてしまうが鉄鉉だったので再会を喜びます。食糧庫が北元の襲撃を受け、李文忠は全ての兵を集め精鋭で軍を編成し老弱な兵は北平に戻し実収穫の屯田は焼き尽くせと命じます。

徐達は衛所の兵士で父子兄弟が軍にいる者は1人が北平を守れと命じます。南方の食糧の水路が断たれたと報告を受けるが心配させないために山東や河南周辺は陸路に変更し食糧を運ぶから二月以内に届くつもりでいるよう告げます。

朝廷の内情や軍の状況を北元に知られすぎているので食糧が届かなければ大変な事になると陛下に知らせます。

 

李景隆は公孫の教育をするよう太子から命じられ皇宮に出向くと伯雅倫海別と再会します。

太祖は功臣が不法占有した田畑を返還し持主の分からぬ土地は移民に開拓させよと命じます。功臣に滞納した税を納めさせ鳳陽の民のために使い銭糧は3年間免除すると宣言すると民は陛下に感謝します。

太子から錦衣衛は廃止にすべきと言われるが錦衣衛の配備をしていたから「朱亮祖父子が敵と内通している」という情報が届くのだと密書を見せます。

(商人に米粟を辺地に輸送させ代価として塩を支給する開中法で難を切り抜ける作戦かな?間者が多いですね、秦王妃もそうだし伯雅倫海別は李景隆が自分に好意を抱いていると見抜いて皇宮に招くよう裏工作しましたね)
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11話・悪徳役人

部下・張武が下級役人と騒ぎを起こしたと連絡を受ける朱棣だが役人は偽装した大升を使ったうえ母親と妻にまで手を出した事を知ります。

駆け付けて役人たちを捕え衙門に訴えに行く途中、徐妙雲から「県の長は民の殺傷与奪の権利を持つしここは都ではない。ましてや今の殿下は皇子ではなく屯田軍の百戸にすぎない」と止められるが証人がいるからと聞く耳を持ちません。

徐妙雲の忠告通り役人は役人を庇い、騒ぎの首謀者と見なされ投獄を言い渡されてしまいます。また妻が鳳陽府に引き渡され売られると知った張武は悪徳役人だと言い放ちます。

そこに徐妙雲から助けを求められた朱樉(秦王)と朱棡(晋王)が駆け付けたために釈放され、これからは晋王府の百戸として行動します。

 

斉王の強さは牧畜民から略奪しないし兵士をいたわるから何度負けても再び大旗を掲げれば終結するのだと朱棣は知り、知県はここで暮らす家族の長なので役人を庇う選択したできないのだと思います。

軍戸に配分された田畑を奪った蘇知県が死んだと鉄鉉から聞かされる朱棣は陛下が命を下しても配下達は朝廷の法令など眼中にないのかと思います。

太子は科挙の実施をするべきと進言するが北方は久しく異族の手中にあったし南方は戦火が絶えないが人文の中心地、明の官吏の出身地が一箇所に集中してはならないと太祖に言われます。

(なんだか会話聞いててもいまいちよく分からない回だったな。太祖と太子の話、いつも思うのだがもうちょい簡潔に話せないかな、笑。魏国公が北平で大勝したわけだが開中法を実施したのは胡惟庸だったっけ?笑。それすらも忘れていたよ。一応功績が称えられ中書左丞相に昇格はしたけども太子は右丞相として劉基を推したいみたいだね)

 

12話・皇子たちの軍才

胡惟庸から戦は終わり国境は安定しているので前朝の制度に倣い南衙と北衙を復活させ天子は自ら親軍を持つべき、また年長の諸王を就藩させる聖旨をだすべきと上奏し認められます。

曹国公を鳳陽に呼び武試を仕切らせると知った朱棣は自分も参加するのかと驚きます。晋王は精鋭を集め秦王も準備しているのに何もしないのかと徐妙雲に訴えられた朱棣は二姒上が病だと都から知らせを受けていたのでそれどころではないのではと思います。

伯雅倫海別は秦王妃のお見舞いに行くと君臣が疑い合う状況を作ったのに無駄だったのかと嘆かれ燕王と晋王の実力を見てきて欲しいと頼まれます。

 

田植えをしていた朱棣は「秦、晋、燕の3王は千の兵を率い演武を行なえ」と太子からの伝令を受けると張武たちは燕王だったのかと驚きます。

徐妙雲は燕軍に従属する者には1戸につき半貫を与え怪我をした者は燕王府で養うと呼びかけます。

率先して先頭に立って戦う朱棣が勝利し宴が行なわれるなか、ふて腐れる晋王は退席し、徐妙雲は兵士達の看病をします。

朱棣は悪徳役人どもの不法行為をこの目で見たと訴えると太子は就藩は後回しで共に北平へ視察に行きそのあと都に戻れと言われます。

(太子は棒叩きが好きだなw勝手に帰ろうとした晋王も40回叩かれてるしw徐妙雲はほんと諸葛孔明なみの才能がありそうね)

13話からのネタバレ

 

 

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