中国ドラマ「燕雲台」9話~12話ネタバレあらすじ&視聴感想

作品情報キャスト

中国史上初の征服王朝に実在した皇后・蕭燕燕の壮絶な人生を描いた中国歴史エンタテイメント。

契丹族の国である遼の北府宰相・蕭思温の三⼥・蕭燕燕は遼の朝⾂である韓徳譲と愛し合うようになるが第4代皇帝・穆宗の後継ぎの座をめぐり⽔⾯下の争いが続いていました。

蕭家の三姉妹がその勝負の切り札とみなされ長女の蕭胡輦が穆宗の弟・罨撒葛に、次女の蕭烏⾻⾥が初代皇帝・太祖の孫・耶律喜隠に嫁ぐことになる。そんな中、蕭燕燕は暗殺された前皇帝・世宗の息⼦・韓徳譲が⽀持する耶律賢に嫁ぐことになってしまう。

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蕭燕燕(ティファニー・タン)韓徳譲(ショーン・ドウ)蕭胡輦(カーメイン・シェー)耶律賢(ジン・チャオ)蕭思温(リウ・イージュン)耶律罨撒葛(タン・カイ)蕭烏骨里(ルー・シャン)耶律喜隠(ジー・チェン)耶律璟(ニン・リー)など

 

「燕雲台」の全話ネタバレ一覧はこちら

 

 

ネタバレあらすじ/燕雲台

 

第9話・姉妹たちの夜

蕭燕燕は長女・蕭胡輦が耶律罨撒葛に嫁ぐことを決意したのは「蕭家を守るため、次女・蕭烏骨里のため」と知ります。

部屋に乗り込み花嫁衣装を倒し大姉上を犠牲にしてまで耶律喜隠に嫁ぎたいのかと言い放ち一悶着を起こします。

燕王府を訪ね韓徳譲にどうにかしてほしいとお願いするが「泣き顔で嫁がせたらかわいそう、もう後戻りは出来ない」と説得され和解するために戻ります。

妹たちの様子を見に来た蕭胡輦は二人で手を繋いで眠っていたので微笑み、自分も横になって眠りに付きます。父・蕭思温は政争に巻き込まれず、穏やかに暮らすよう願います。

 

蕭家には続々とお祝いに人が集まり、耶律喜隠、耶律罨撒葛が嫁を迎えに来ます。

蕭胡輦は心配な様子で、蕭烏骨里は幸せな表情で蕭家を後にし、蕭燕燕はこれからも変わらない仲の良い姉妹でいられるよう願いながら見送ります。

太平王府の宴には皇族と后族が集結し盛大に宴が行なわれが耶律喜隠の方には客が一人も来ませんでした。初夜を待つ烏骨里は何でみんなして夫を苛めるのか怒り、屈辱を感じたことで後悔させるためにも夫を全力で支えると誓います。

 

凶暴な陛下・耶律璟が権力を握るのは危険だと思う蕭燕燕は陛下が反対する者を皆殺しにするか反逆者たちが結託する日が訪れるか・・・と考えていると蕭思温と韓徳譲はすでに準備に取りかかっているのだと気付きます。

心に留めてくれと韓徳譲に言われるが誰を据えるつもりなのかと考えると耶律賢を思い浮かべるがどんな結果になっても姉上は守って欲しいとお願いします。

翌日、狩りに出ると尾行されている事に気付き何者かと矢を構えるが前に助けた人物であり彼が耶律賢だと知ります。

(蕭燕燕はものすごい推理力ですねw。にしてもさすがに耶律喜隠の方に誰もお祝いに行かないのはどうなのか、みんな性格悪すぎでしょw。謀反を起こした者と王位継承者では仕方ないのかも知れないが・・・)
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第10話・君主の道

草原で耶律賢と出会った蕭燕燕は姉上たちがどういった経緯で嫁いだか話します。

語るなかで理にかなった人だと思う燕燕は父・蕭思温の教えである「大学の明徳を明らかにし、民を新たにし至善に止まるにあり、君主も同じ道」と語り次期皇帝に相応しいと告げます。

 

胡輦は耶律罨撒葛とともに参内し陛下・耶律璟に拝謁します。早く男児を産めと薦められていたので夫の義弟・耶律敵烈は息子はもう12歳で役に立てるので急ぐことはないと笑います。

しかし経験を積ませるために戦場に行けばいいと陛下に言われてしまったため、まだ幼く早すぎると慌てて訂正すると役に立てると言ったろうと怒鳴られます。

胡輦は陛下の怒号に怯えるが気にしなくていいと夫に言われます。

耶律喜隠と烏骨里が参内したと広告を受け妹との再会を喜ぶが陛下が「よそ者は待たしとけばいい」と口にしたので戸惑います。

数時間待たされた上に「帰宅を許す」と命が届き、烏骨里と喜隠は怒りを抑え帰路に付きます。

 

燕燕は耶律賢と酒楼で語っていると韓徳譲と自分に傷を負わせた磨魯古がいるのに気付きます。耶律賢の知恵を参考に燕燕はわざと韓徳譲の名を叫びながら歩いて高枢密使が遊ぶ部屋に誘導します。

燕燕と恋仲の韓徳譲がいると勘違いした磨魯古が押し入ると袋叩きに遭い、見物していた燕燕は素晴らしい策ねと耶律賢を褒めます。

(喜隠が謀反を起こしたのが悪いが陛下も酷い人ね。ただ「姉はもてなされているのに」という喜隠の言葉は嫌い、烏骨里は簡単に唆されてしまうので姉妹の仲を引き裂く結果となってしまう。ところで磨魯古は諦めの悪いやられ役のためだけにいるのでしょうかねw)

 

第11話・確かめ合う想い

磨魯古を痛い目に遭わせ蕭燕燕は上機嫌で耶律賢と酒楼で語り合います。念のため耶律賢を探っていた耶律罨撒葛は蕭思温の娘に取り入って蕭家から援助を受けようとしているのかと思うが敵にもならないと鼻で笑います。

蕭燕燕は好きな人がいて早く求婚してほしいのに同じ民族に許嫁がいたから無理かも知れないと悩みを打ち明けると耶律賢は動揺します。

「后族で契丹人なら皇后にでもなれるが好きな人に嫁ぎたい」

耶律賢はアドバイスするが彼女の強い意志があれば国を動かし夫の偉業を補佐できるはずだと強く惹かれていきます。

 

蕭燕燕は韓徳譲に贈る書物を持参して燕王府を訪ねると彼の許嫁の李思が「后族は皇族に嫁ぐけど皇后や妃になったら助けてくれるかも知れないから付き合いは続けた方がいい」と言っていました。

押し入り「どういう意味だ、韓徳譲の心は私のもの、忘れないで」と李思に言い放つが「客なんだ」と李思をかばうので嫉妬して出て行きます。

ゆっくり歩いているとちゃんと韓徳譲が追いかけてきてくれたので満足し、結婚を決意してくれたのでやっと悟ったかと喜びます。

一方、蕭家を利用しようと考える耶律賢の弟・耶律只没は蕭燕燕を娶ろうと狙っていたが一生大切にすると約束していた陛下(耶律璟)の侍女・安只が捨てられる身と嘆き池に飛び込んだので慌てて救います。

太平王府の宴に招かれた蕭燕燕は久しぶりに姉である胡輦と蕭烏骨里に再会し韓徳譲と結婚する事を伝えると喜ばれます。

 

(なるほど、耶律賢の本当の目的は酒楼に遊びに来る高枢密使・高勲を大業を成すための仲間にいれる事だったのね。偶然、蕭燕燕に声をかけられなかったら逆に耶律罨撒葛にバレてしまい危うかったところ。高家はもともと耶律賢の父親に忠誠を誓っていたが耶律璟になってから出自の問題で一族が滅びたので王爵を手に入れるためにも協力するでしょう)
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第12話・怒りと憎しみ

南朝の趙匡胤が親征し危機に陥った北漢から救援を求める使者がやってきます。遼は長年北漢を支配してきたので残しておけば南朝を牽制できると蕭思温は進言すると酒に溺れる陛下(耶律璟)は「そうしろ」だけ言い残し出て行ってしまいます。

遼の大軍が南朝軍に奇襲されると陛下は多くの将兵を斬り九族皆殺しを命じ、遼の領土を粗末にするとは先祖に申し訳が立たないと耶律賢は激怒します。

 

韓徳譲は蕭燕燕が巻き込まれる事を恐れ求婚をためらっていたが「大業に関わらずに平凡に暮らしても変事は起こり大業が困難でも失敗するとは限らない」と決意します。

また耶律賢も燕燕は共に遼を守るのにふさわしい女だと思っておりすべてを片づけたら婚姻を申し込むつもりでいました。

父親・韓匡嗣を連れて訪ねてきた韓徳譲から「燕燕との婚姻をお許しください」と頼まれ、蕭思温は驚くと時を同じくして磨魯古も求婚にやってきたので戸惑います。

その場に呼ばれた蕭燕燕は当然だと韓徳譲を選ぶと磨魯古の父・虎古は侮辱されたと怒り出します。蕭思温は自分は遼の宰相でありとやかく言われる筋合いはないと言い放ちます。

 

耶律賢の弟・耶律只没は陛下の侍女・安只と情を通じる一方で兵権を得て帝位を奪うために頻繁に皇族と接触していました。

情報を得た耶律罨撒葛は兵権を奪おうとする者は多いため陛下に報告します。噂を耳にした耶律賢は軽挙は慎むと約束してくれと心配して説得を試みるが只没は聞く耳を持ってくれません。

嫌な予感を抱くと翌朝、安只と密通して捕らえられたと報告を受け陛下を説得できる耶律罨撒葛に弟を救って欲しいと頼みに行くと、そもそもが耶律罨撒葛の策ではあったが懲らしめるのが目的だったため受け入れられます。

しかし耶律罨撒葛を連れて急いで向かうと只没が「父上の帝位を奪った卑怯者め、酒乱の能無しに皇帝はふさわしくない」と言い放っていました。陛下が激怒して剣を握って迫ってきたが「皇族の反発を買うから別の刑罰に」と耶律罨撒葛が説得したことで命だけは助かるが宮刑(去勢)となってしまいます。

 

(ほんとふざけた皇帝だ、謀反が起こらない事が不思議。しかし耶律只没は自業自得ですね、言っている事は誰もが思っていることだが陛下を侮辱したら死罪でしょう。宮刑と片目を潰され只没は生きる気力を失ってしまったがこのまま終わってしまうのか?そして怒りが込み上げる耶律賢は動きそうですね)

第13話からのネタバレ

 

 

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