中国ドラマ「燕雲台」41話~44話ネタバレあらすじ&視聴感想

作品情報キャスト

中国史上初の征服王朝に実在した皇后・蕭燕燕の壮絶な人生を描いた中国歴史エンタテイメント。

契丹族の国である遼の北府宰相・蕭思温の三⼥・蕭燕燕は遼の朝⾂である韓徳譲と愛し合うようになるが第4代皇帝・穆宗の後継ぎの座をめぐり⽔⾯下の争いが続いていました。

蕭家の三姉妹がその勝負の切り札とみなされ長女の蕭胡輦が穆宗の弟・罨撒葛に、次女の蕭烏⾻⾥が初代皇帝・太祖の孫・耶律喜隠に嫁ぐことになる。そんな中、蕭燕燕は暗殺された前皇帝・世宗の息⼦・韓徳譲が⽀持する耶律賢に嫁ぐことになってしまう。

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蕭燕燕(ティファニー・タン)韓徳譲(ショーン・ドウ)蕭胡輦(カーメイン・シェー)耶律賢(ジン・チャオ)蕭思温(リウ・イージュン)耶律罨撒葛(タン・カイ)蕭烏骨里(ルー・シャン)耶律喜隠(ジー・チェン)耶律璟(ニン・リー)など

 

「燕雲台」の全話ネタバレ一覧はこちら

 

 

ネタバレあらすじ/燕雲台

 

第41話・願いを託して

皇帝・耶律賢(景宗)は自らの死期が近いことを悟り14年間連れ添ってくれた燕燕に感謝を伝えます。

今回の秋捺鉢が最後の行幸になると告げ韓徳譲や休哥、斜軫たちに「皇后は肉親の情を重んじる。しかし耶律喜隠はいまだ謀反の心を捨てないので万全の準備を頼む」とお願いします。

燕燕は仲良い姉妹でずっといたいが次女・蕭烏骨里は操られやすい性格なので自分が不在の時に利用されるかもと長女・蕭胡輦に相談にします。

蕭胡輦は「一緒に旅をすれば話しやすいし仲良くもなる」と告げると喜隠を帰してくれるかもと蕭烏骨里は話しに乗ります。

「燕燕を敵視してはいけない、喜隠が罪を犯したのは皆が知っているから焦ってはいけない」

 

耶律賢や燕燕、蕭烏骨里らが上京を離れると留礼寿(趙王・耶律喜隠の息子)は上京を奪って父を即位させるために兵を集結させます。

留守を託された耶律斜軫から文が届いた韓徳譲は「やはり予想通り留礼寿が動きだした」と皇帝に報告します。燕燕は蕭胡輦を訪ね「留礼寿が謀反を企てたから喜隠が捕らえられた、はやく説得に戻って」とお願いします。

蕭胡輦はどういう意味かと聞いたころ、留礼寿は謀反を企てたが耶律斜軫の兵に包囲され捕らわれた父・喜隠と共に攻撃を受けていました。

投降すれば命は助けると訴えるがまったく従う様子を見せないので斜軫は攻撃の手を緩めませんでした。

蕭胡輦と共に急いで馬を走らせる蕭烏骨里だったが息絶えている息子を見て嘆きます。複数の矢を受けながらもかろうじて息があった夫に「一緒に老いると誓ったはずだ」と呼びかけるが「私の野心のせいで不孝にさせてしまった」と謝罪されそのまま亡くなってしまいます。

 

焦山の行宮に移った耶律賢は長子である梁王・耶律隆緒を次期皇帝に就けると重臣たちに伝え詔を下します。

今の遼があるのは2人のおかげだと燕燕と韓徳譲に感謝すると、「これからは皇后と幼帝は私が守るので安心して下さい」と韓徳譲に言われ安堵します。二人の手を取り安堵する耶律賢はそのまま静かに息を引き取りました。

乾亨4年、耶律賢は雲州の焦山で35歳で病死、同年、梁王・耶律隆緒が即位し統和と改元され、韓匡嗣も旅立ちました。燕燕が摂政を務めることになるが早速、幼帝即位の先例がないと蜀王・耶律道隠に訴えられます。

燕燕は「先帝の叔父として深い恩寵を賜ってきたのにこれが亡き先帝への恩返しと言えるのか」と訴えると兵を率いる韓徳譲が祝いのためにやってきたので耶律道隠は跪くしかありませんでした。

(耶律喜隠は最初っから無能だったし能力ないし信用ないのに高望みするから仕方ないよね。ここまで生きてこられたのも不思議なくらい。蕭烏骨里が燕燕を恨まなければいいけど・・・)
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第42話・姉妹の反目

摂政を務める太后・燕燕は渤海妃・玉蕭が急死したと知らせを受け向かうと遺書が残されていました。

「子どもより陛下を愛しているのです。子どもを育てる気力がないので息子・薬師奴をお願いします」

 

耶律喜隠、留礼寿の棺から離れないと報告を受けた蕭胡輦は向かうと姉上だけが弔いに来てくれたと蕭烏骨里に言われます。

しかし燕燕が黙認したから二人は殺されたと言いだしたので「留礼寿を投降させたくて私とあなたを説得に向かわせたのは燕燕だ」と告げます。

燕燕を恨んではいけないと抱き締めるが蕭烏骨里は恨みを募らせます。

蕭烏骨里は除け者にされている蜀王・耶律道隠を訪ね「あなたを指示する、なにゆえ無知な幼子を皇帝にするのだ」と告げます。

耶律斜軫は蜀王府から蕭烏骨里が出てくるのを目撃し太后に伝えるよう海瀾に託します。

 

蕭烏骨里は屋敷に戻ると冀王妃・夷蘭が訪ねてきます。夷蘭もまた夫と息子の仇討ちを誓っており蕭烏骨里は話を聞くまでもなく目的は同じようねと告げます。

海瀾から報告を受けた燕燕は韓徳譲を呼びこのままでは危険だと相談すると「私的な集まりと夜間の外出を禁じれば諸王の往来を阻める、波乱を起こせる者は3人しかいない。ただの甲斐性なしではあるが共謀すれば大きな火種となる」と言われます。

蜀王たちの子孫たちを優遇すると功名や富貴も得ているので威嚇されて思い留まり、復讐を心に決めていた蕭烏骨里は情けない奴だと呆れます。

 

(根本的に誰が悪いのかを考えず恨むのはただの逆恨み、蕭烏骨里はどうせそんな性格だろうと思っていたがやっぱりだ。夫と息子が謀反を起こしたらあなたも処刑されてもおかしくはないのですよ。すべては自分等が悪いのに失敗すると恨みを持つ、こうゆう者は大嫌い。そもそも蜀王とか誰なのよw急に出てきてさw無能が集結してもね・・・w)

 

第43話・武運尽きる時

太后・蕭燕燕は夫を亡くした蕭烏骨里を訪ね「喜隠を守れなくてゴメンね」と告げると「先帝の勅命だったから仕方ない。夫は権力争いに投じてしまった」と言われます。

せめてもの慰めに烏骨里の義父・耶律李胡を欽順皇帝に追封し、これをもって太祖と太宗の慰霊とすると告げると蕭烏骨里は感謝するが燕燕が去るとさらに恨みを募らせる事になります。

 

虎古率いる皇族や部族長らが新政の実施を阻止し解放した奴碑たちを連れ戻す有様だと韓徳譲から報告されます。

斜軫の祖父・曷魯大于越は遼の建国に力を尽くした功臣だが早くに亡くなり、残された斜軫は幼く屋質大王の提言で虎古を長としたが一族をまとめるのは斜軫のはずだと燕燕は言います。

知識も軍功も虎古に勝るので育てれば虎古に取って代われるので部族に返し遊牧させればよいと韓徳譲に進言され燕燕は受け入れます。

 

南朝軍北伐の急報が届くと皇族たちは開戦に反対し燕雲十六州の返還も辞さないと言いだすが韓徳譲は「遼は100万の精鋭兵を擁するのに戦わずして退けば世の笑いものとなる」と言い放ちます。

燕燕は燕雲十六州は太宗が心血注ぎ遼の成功の礎とした地であり手放せと言う者はこれより先許さぬと言い放ちます。

党項の李継遷が南朝に背き遼に救いを求めたことで燕燕は貴族の娘を嫁がせ救援の名目にしようと考えます。王子帳節度使・耶律襄の長女・汀を見て機転の利く娘だと思い会ってみます。

気に入った燕燕は汀に宮中に留まるよう伝えると海瀾も滞在すると願いでます。党項の王妃にふさわしいと判断するが斜軫がやってきて「海瀾を嫁がせぬよう、李継遷は醜い老いぼれで腹黒く遼に敵意を抱き嫁ぐ価値もない」と訴えられます。

燕燕はふさわしいと思っていた人物は耶律汀であるため、少しおちょくったあと2人に退くよう命じます。そして寮を離れ李継遷の妻となる覚悟はあるかと告げると汀は頷きます。

(骨肉の争いは修復不可能と現在でも言われるほど。蕭烏骨里は根本的にこちらが悪いと思ってもいないからね。なんか急に親戚が出てくるから誰君?が多くなってきたねw)
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第44話・代償を支払う時

蕭烏骨里から姉妹だけで楽しみたいと誕生日の宴の招待状が届いた燕燕は必ず行くと伝言を託します。

蜀王(耶律道隠)は「燕燕に何かあれば趙王府に突入後、王妃を殺し燕燕の敵を討つが何もなければ誰にも気付かれぬよう動くな」と命じていました。

 

燕燕は蕭家の長女・蕭胡輦と共に趙王府を訪ね蕭烏骨里を祝います。お酒を汲まれ飲もうとすると韓徳譲が現われ「毒酒だから飲んではなりません」と言います。

同じ瓶から注いだ酒だと蕭烏骨里は飲み干すが韓徳譲に太后(燕燕)についだ酒を飲むよう言われます。怒って払いのけようとすると韓徳譲はそれを交わし捕らえます。

燕燕は連行する韓徳譲を止めて3姉妹だけにさせるが蕭胡輦が説得にかかっても勝手な言い分を言い放つだけだったので、燕燕は太后暗殺の失敗の結果を受け止めよと言い放ちます。

蕭胡輦から姉なのよと言われるが「逆賊・喜隠の妻で妹とも思わぬ命を狙う者など姉ではない」と告げます。

蕭烏骨里に処刑を命じようとすると蕭胡輦に跪かれて躊躇するが蕭胡輦は自ら出そうとした毒酒を飲んで命を落とします。

 

韓徳譲は落ち込む燕燕を励まし「こたびの黒幕は道隠かもしれない」と告げます。

「冀王妃は幽州へ戻り捕らえられないが道隠は上京にいるので領地に帰さず今後の動きを封じましょう」

蕭胡輦は国境を守って民を守る道を選び燕燕は見送ります。そして仮病を使う道隠を訪ね蕭烏骨里を6度、冀王妃を8度、裏から出入りさせているのは何故なのかと問い詰めます。

蕭烏骨里が命を絶った前日は領地の兵を都に入れた事まで指摘し「朕は安易に人を殺さぬが殺せぬのではない」と言い放ち、子孫の事を考えろと告げ毒酒を置いて去ります。

 

(姉妹だろうが蕭烏骨里は最初から夫も息子も含めてしょうもなかった。蕭胡輦に許しを訴えられても無理でしょう。すべては自分というか身内が悪いのに逆恨みしているだけだから救いようがない。道徳心の前に自分の命を狙った者を許せるはずがない。燕燕は落ち込む必要はない。むしろ駆け付けた韓徳譲に感謝するべき。蕭胡輦は綺麗事過ぎるよね、韓徳譲に怒りをぶつけているが静観すれば燕燕が逝っていたのよ。そもそも蕭胡輦の夫も謀反を企てたし。)

最終話までのネタバレ

 

 

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