「華政 ファジョン」ネタバレあらすじ⑤明と後金の戦 /意志を継ぐ者を守る光海君

 

韓国歴史ドラマ「華政ファジョン」全話のネタバレあらすじ

貞明公主(イ・ヨニ光海君(チャ・スンウォン仁祖/綾陽君(キム・ジェウォンホン・ジュウォン(ソ・ガンジュン)カン・イヌ(ハン・ジュワン)カン・ジュソン(チョ・ソンハ昭顕世子(ペク・ソンヒョン鳳林大君(イ・ミノ)など

前回のページで、

「復讐のために朝鮮に戻ってきた貞主だが身分を明かし母親と再会した頃には光海君はただ派閥争いに巻き込まれてしまっただけだと気付いていました。そして明と後金の戦が始まった頃、王座を狙う綾陽君(光海君の甥)が現われた」

までを詳しく紹介しました。

 

ネタバレ・あらすじ

出兵が決まり貞明は火器都監の職人として戦地に行く事を決めます。

ホン・ヨン(火器都監の提調=ジュウォンの父)から知らされた王様やジュウォンは説得を試みるが孤独な王様を支え苦しみを民と共に背負いたい貞明の決意は固かった。

イヌは貞明を手に入れるために宮殿から出たキム・ゲシに助言を求め父親の力を借りて訓錬都監(都の守備を担当する官庁)の従事官として同行する事を決めます。

王様はすべてを掛けるため議政府の官職カン・ホンニプを呼び出兵部隊の都元帥(戦時に軍を統率した臨時の官職)に任命しました。

民の命を守るため、軍の犠牲と戦乱を防ぐため王様は鳥銃部隊と、職人を守れそうになかったら撤退するよう王命書(観形向背)を渡しました。

他国の戦で命を落としてはいけない、必ず生きて戻れ!と軍隊を送り出すが到着すると明から先鋒で戦うよう言われます。

カン・ホンニクは王様が政治的危機に追い込まれる事を承知で仕方なく王命書を見せ撤退命令を出します。

反乱を起こすために同行していたイヌだが、明からの作戦状が届き朝鮮はただのおとりだと知って護衛をつかせるからすぐに出発するよう貞明に告げました。

王様が君主としての道理を通したなら臣下として王様を守らなければならないと思う貞明やジュウォンは撤退命令を取り下げるよう言いました。

朝鮮の火薬は圧倒的な破壊力で優勢に立ち、それを見た明は手柄を取られるとして加勢しました。

後金は撤退し勝利に喜ぶ朝鮮だが後金の首都まで攻めると明が決めた事で戦闘部隊が待ち構えていた敵軍に包囲されてしまいます。

ジュウォンは職人と貞明を逃すためイヌに守るよう頼み時間稼ぎのために戦いました。

王様の予想通り明にかつての力はなく後金に負け重臣たちは言葉を失います。貞明をはじめ職人は無事帰路につくがジュウォンは帰還しませんでした。

後金は朝鮮を許すが新しい国を築き皇帝となって朝鮮を属国にするつもりです。また明も敗戦を朝鮮に押し付け監護使(属国の監督のため明が派遣する官吏)の派遣を主張してきました。

 

意志を継ぐ者を守る光海君

綾陽君は大妃を唆し大妃の誕生日=宴を開くが、戦で負け大変な時に国を守る重臣たちが何やってるのだと貞明は言い放ちます。

綾陽君ごときが私欲のために開いた宴に過ぎない。

貞明は敵ではあるが王様を守るにはキム尚宮が必要だと考え訪ねるとイヌと結婚すれば反乱を押さえる事ができると進言されます。

またイヌはキム尚宮の助言を得て貞明は綾陽君に味方する事はないから叔父になり王様を操るべきだと言いました。

後金から友好関係を結んでハンを皇帝と呼べと国書が届きます。王様はジュウォンが捕虜の中にいるかもしれないと思い受け入れる事を決めるが重臣達は一斉に反対します。

貞明が国を守るためにイヌとの婚姻を決めジュソンが重臣達を押さえるが王様や火器都監の職人はジュウォンを想う気持ちが分かるため反対します。

ジュソンの後ろ盾を得られれば王の座を守れる光海君だが人として生きる道を選び婚姻を許可せずジュソンをかつてホ・ギュンと共に謀反を企てた罪で投獄しました。

 

謀反

後金に捕らえられていたジュウォンはジャギョンによって助けられ帰還するがキム・ジャジョムの後ろ盾を得た綾陽君は「観形向背」を手に入れた事で西人派を味方に付け謀反を起こそうとしていました。

貞明はジャジョムと繋がる大殿(王宮殿)の女官ヨジョンに騙され監禁されていたが王命を受けジュウォンに助けられます。

王様は志しを継いでくれる者を守るため職人を火器都監に、またジュウォンと貞明を監禁し王宮に来れないようにしました。

謀反が成功し仁穆大妃の命を受け綾陽君は第16代王(仁祖)となり、光海君の側近と火器都監の職人を全員捕らえます。

仁穆大妃(大王大妃)と貞明公主は王宮に戻されるが、光海君の意志を継ぎ火器都監を守るため貞明は王宮の外で座り込みを始めます。

「国のために命を懸けて戦った火器都監が罪人なら戦地にいた自分も罪人、死罪にせよ」

新国王が無実の者を苦しめていると噂は広がり、貞明公主を慕う民が次々と集まり座り込みを始めました。

反乱の説得力が薄れることを警戒した仁祖は火器都監の職人を釈放しました。

 

キム尚宮やイチョムなど側近は斬首刑となり光海君(前王)は流刑となりました。

火器都監は封鎖され別造庁に格下げ、訓錬都監の管理下にされました。

敵がいなくなった仁祖だが光海君や貞明の言葉「王に相応しくない、誰も認めない」に追い詰められ魘されるようようになります。

謀反の密告が何度もあるが左承旨キム・ジャジョムが譏察(逆心を抱く者をあぶりだす)をはじめ仕組んだ事であり政敵を一掃し仲間の西人派の者に功西派の領袖として恐怖を与えます。

貞明公主に広大な宮房田(王室所有の土地)を与えれば挙兵の功労者にも土地を分けられ大義名分が立つと考えます。

貞明は政に関わる決意を固め、宮房田では租税を免除し、たまった税を帳消しにする事を決めます。

各地で公主様のように情けをかけてくれれば生きる道が開けると願い出る者が続出します。

王だけでなく我が身しか考えない権力者を敵にまわすが貞明は「権力とは民に与えるもの」だと知らしめます。

また側室候補となったヨジョン女官の横暴な振舞いが目につき上役である尚宮を引っ叩いた事で貞明公主は王宮のしきたりに従い鞭打ちの刑に罰しました。

 

ヨジョンから唆された仁祖は逆心を抱いた罪を着せるため謀反を企てた手紙と呪いの品を用意し貞明と別造庁(火器都監)の炊事担当の親子を罠に嵌め捕らえます。

仁穆大妃の側近だった領議政ウォニクが尋問を遅らせるよう時間稼ぎし無実である証拠をジュウォンは必死に探します。

また貞明から自分宛に届くはずだった手紙を捏造されたミョンギル(遅川)は手柄を立てたいと芝居をうって貞明の尋問係となりジュウォン達の意向を伝えます。

御用商店の総括権と明との貿易権を持つジュソンだが三南の年貢米を運ぶ権利と菅需品を調達する権利を与えるとジャジョムから言われ王の敵である貞明を始末するため手を組みます。

ジュソンは宮房田の米はどこの町でも引き取らないよう命じ、税金を払いながら働く民に宮房田にて騒動を起こさせました。

 

炊事担当の親子の拷問が始まり貞明は無実の者を守るため自分が指示した事だと認めてしまいます。

しかし仁祖は死罪を逃れる事は不可能だと言い放ちました。

別造庁の職人は土取り係として侵入しヨジョンが送った書簡を見付けるがイヌに捕らわれてしまいます。

しかしジュウォンから貞明が認めたと知らされ職人を調べる事なく返しました。

ジュウォンとミョンギルは承政院(王命を管理する秘書機関)の下の朝報所(新聞を作る部署)を動かし号外を出させます。役所を通して配られるため「貞明は謀反の罪を着せられた」と都中に行き渡りました。

またホン提調の説得により捕盗庁の武官が証言した事で仁祖は貞明や職人を釈放せざるおえなくなります。

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