映画「フライト」ネタバレあらすじと感想結末 / アル中の凄腕パイロット

 

作品情報とキャストの紹介

操縦テクニックが一流のウィトカー機長はフロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機を離陸させると自動操縦に切り替えアイマスクを装着して眠ります。

旅客機が急降下をはじめ制御不能となると慌てずに車輪を出したり燃料を捨て背面飛行をしたりと冷静に試みるが空港まで間に合わないと判断し目の前に見えた広場に緊急胴体着陸しました。

病室で意識が戻ると乗員乗客6人の死者が出たと聞かされるが奇跡の着陸で多くの命を救った英雄だと称えられていました。

しかし、体内からアルコールが検出!ウィトカーはアル中の凄腕パイロットだったのです。

ウィトカーを演じるのは「イコライザー」など多くの作品で主演を務めるデンゼル・ワシントン。その他、ヒュー・ラング(ドン・チードル)ニコール・マッゲン(ケリー・ライリー)ハーリン・メイズ(ジョン・グッドマン)チャーリー・アンダーソン(ブルース・グリーンウッド)エレン・ブロック(メリッサ・レオ)
 
 
 

ネタバレあらすじ/フライト

サウスジェット航空の凄腕パイロット・ウィトカーは客室乗務員トリーナと一夜を過ごしていたが別れた元妻から子供の養育費を振り込めと早朝に起こされうんざりします。

「君が新しい妻になる」と冗談を言い着替えはじめるが食べずに飲んだせいか酒が残っていました。

土砂降りの中、フロリダ州オーランド発アトランタ行きの旅客機に乗り込むと既にトリーナはテキパキと仕事し乗客を案内しています。3日で10往復し、昨夜は飲んで彼女とお楽しみだったので寝不足のウィトカーは離陸し激しい乱気流を抜けると自動操縦に任せアイマスクを装着し眠りに入ります。

管制塔から高度3万フィートまで降下せよ指示があり副パイロットが試みようとした瞬間、機体が急降下し始めました。

衝撃で起きたウィトカーは冷静に判断して速度を落とすが油圧装置が故障、垂直制御を失ったのであらゆる手段で減速しようとエアブレーキや車輪を出したり試みます。

油圧装置が動くので燃料を捨て手動に切り替えるが降下し続けます。このままでは墜落してしまうので背面飛行をするためフラップと車輪をしまい機首を下に向けろと指示します。

背面飛行で水平に高度を保つが油圧低下しエンジンが出火します。近くの空港まで間に合わないと判断したウィトカーは背面飛行しながら野原を発見し不時着するしかないとい判断します。

高度1000フィートを切ったところで機体をフルパワーで元に戻すと両エンジンが停止してパワーも喪失となります。

教会の屋根に翼が接触してしまうがなんとか野原に胴体着陸しました。

 

英雄

南アトランタの病院で目覚めたウィトカーは激しい脳震盪を起こし左眼周囲には多くの裂傷、膝と足首をひねって腱が伸びており左手首の靱帯が損傷していたがどれも軽傷であるため脳震盪の症状が無くなれば退院できるとドクターから知らされます。

安全委員会の調査担当者がやってきて102人中、乗員乗客6人が亡くなり37人が入院中だと知らされるが亡くなった1人がトリーナだと分かりショックを受けます。

友達ハーリンから「多くの命を救った英雄だと称えられている」と聞かされ窓から覗くと多くの報道陣がいました。自分が英雄なのかとウィトカーは戸惑います。

 

夜中に雷の音で飛び起きてしまったウィトカーはタバコを持って非常階段に行くと薬物中毒のニコールがタバコを吸っていました。

そこにニコチンの匂いに釣られてガン患者がやってきます。ガン患者は神様に与えられたと受け止めており「何かを自分で避けようとしても無駄だから」と言いました。

「ニコールに会うために命を助けられた」と言われたウィトカーはそれが本当ならはっきりしていいと思うが複雑な心境でした。また「君は治る」と言われたニコールは首を横に振ります。

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アルコール中毒

退院したウィトカーは自宅には報道陣が集まっていたので父親が遺しまだ売っていない家に身を隠しあちらこちらに多く保管されている酒、そしてハッパをすべて捨てます。

パイロット組合の幹事チャーリーに呼ばれていくと刑事過失専門のラング弁護士が同席していました。

6人が亡くなっているので誰かが責任を取らなければならず航空会社は製造元の設計ミスを責めるかまえだが製造元は整備ミスを責めてくることが予想されます。

安全委員会は徹底的に調査し証言を取って公聴会を開いてくるためどうするべきかウィトカーは呼ばれたのです。ウィトカーは何が言いたいのか分からなかったがラング弁護士から病院で知らない間に調べられ濃度0.24%のアルコールとコカインが検出された事を聞かされます。

重罪なら最高12年の刑で、中毒が原因の事故であったなら終身刑になってしまいます。

委員会の報告書をつぶし英雄のままにさせるから協力するよう言われたウィトカーは欠陥飛行機に乗せられたんだと訴え席を立ちます。

BARでオレンジジュースを注文しようとしたがウォッカを追加し、帰りは酒とコーラーを飲みながら車を運転します。

 

ニコールから住所を聞いていたウィトカーは訪ねると家賃滞納して追い出され行く場所がない事を知り居候させます。

翌朝、ラング弁護士に連れられ事故現場に行くと安全委調査班のエレンがいました。

「彼女が厳しい質問をぶつけてくる」と聞かされたウィトカーは「前夜と当日朝に酒を飲んで目覚ましにコカインをやったが事故と関係ない」と伝えました。

政府とも繫がりがある航空会社のオーナーが会いたがっていると言われ承諾するが「監視されているから酒は買うだけでもダメだ」と忠告を受けます。

自分で止められるから助けはいらないと言い張るウィトカーだったがオーナーとの話が終わると飲み始めて深酔いするまでになります。

 

葛藤

ウィトカーはトリーナの葬儀に参加するが彼女と会うことができませんでした。組合にもいい人がいるからカウンセリングに来るべきだと乗務員マーガレットに心配されます。

ウィトカーは自分に調査が入っていることを伝え「いつもと変わらず問題はなかったと言ってくれるか」と聞くがトリーナから話を聞いていたマーガレットは「他のパイロットだったら墜落していたと思うし事故は寝不足と関係ないがそれは嘘になる」と言いました。

 

スーパーで仕事を始めたニコールがアルコール依存者の会に参加するのでウィトカーは送っていくと「あなたも参加しない」と言われ断るタイミングを逃します。

皆が酒による失敗談を面白おかしく話したあと「アルコール依存者の人は手を上げて」と言われウィトカーは上げませんでした。

「それだけで酒は止められないが自覚しないと一歩も進めずどんどん嘘つきになる」

ウィトカーは途中で席を立ちニコールは寂しそうな表情を見せます。

病院でインタビューに答える副操縦士エヴァンスをニュースで見てウィトカーはお見舞いに行くがエヴァンスの妻からは睨まれます。

エヴァンスは両脚はつぶれ骨盤も折れており二日前に意識が戻ったばかりでした。エヴァンスはウィトカーから酒の匂いをした事を覚えており前夜に飲んでいたことも知っていました。

「あなたでなければ全員が命を落としていたが体調は万全ではなかったはずだ」と言われたウィトカーは安全委員会に報告するのだろうと分かり席を立とうとするが「誰にも話してない」と言われます。

 

ウィトカーは「刑務所に入るかもしれないから逃げる、一緒に来てくれ」とお願いするとニコールは「クスリに戻りたくない。あなたには治療が必要」と言いました。

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結末/フライト

ウィトカーは目を覚ますとニコールの置き手紙を見付け酒瓶を壁に投げ付けます。

チャーリーに呼び出されるとウォッカを混入したオレンジジュースを飲みながら運転して向かいます。

安全委の推定原因に不可抗力を加え公聴会では厳しい質問もあるかと思うが機体に関しての質問しかないから大丈夫だと弁護士から知らされます。

搭乗中の酒酔いの証拠も証人もないし報告書は弁護士が手を回しつぶしていました。

しかしギャレーでウォッカの小瓶2本が発見されており指紋もDNAも残っていないが中身がカラだったので指摘される可能性は残されていました。

ギャレーでの酒瓶に触れるのは乗務員だけでありクリアしていないのはウィトカーとトリーナだけでした。ウィトカーは3本飲んだのにおかしいなと冗談を口にすると連邦政府の公聴会なので冗談は通じないし命取りだと言われます。

 

ウィトカーは報道陣が待ち構えていたので元妻ディアナの家を訪ねるが酒を飲んでいたので怒られ息子からは出て行けと怒鳴られます。

マスコミに囲まれ警察に助け出されるとチャーリーの家を訪ね公聴会まで酒を飲まず一歩も外に出ない事を条件に匿って貰います。

公聴会の前日、ホテルの部屋を用意されたウィトカーは八日間酒を断っていたが真っ先に冷蔵庫をチェックすると酒がありませんでした。しかし寝付けないときにドアをノックするような音を聞き向かうと開いていた窓からの風でドアが開いていました。

誰かが間違って開いている状態でドアロックを掛けたのだと分かるが冷蔵庫があるのに気付き確認すると酒がびっしり並んでいました。小瓶を手に取り開けて匂いだけで我慢するが部屋を出るときに我慢できず手にしてしまいます。

 

チャーリーと弁護士は監視役をドアの前に立たせていたし酒を断っていたから大丈夫だと思っていたが朝食を持って中に入ると部屋中に酒瓶が転がっておりウィトカーは転んだ際に頭をぶつけて出血し倒れていました。

救急車を呼んだらすべてが水の泡なのでベッドに寝かせるがこんな状況でどうやって公聴会に参加できるんだと頭を悩ませます。

ウィトカーは友達ハーリンを呼んでコカインで目覚め、弁護士やチャーリーは仕方なく静観します。

 

公聴会、

「背面飛行により降下を止め飛行機を滑空させて人工密集地を避けて離れた野原に不時着をさせた」

調査班は水平尾翼に動作を伝える「ねじジャッキ」が交換されず古いままだったので折れてしまい昇降舵が動かなくなり降下角のまま飛行機が急降下したのが原因だと結論付けていました。

アルコールや薬物を摂取していないと言い張るウィトカーは英雄のままで無事に終われると安堵するがギャレーで発見された酒瓶二本が今は亡きトリーナが飲んだものだと知っていたかと質問されます。

トリーナの写真が大きくモニターに映し出されるとウィトカーは「私が機内で飲んだウォッカだ」と答えました。

ウィトカーは自分はアル中だと白状すると後の裁判で国民の信頼を裏切ったと判事に言われ実刑判決により刑務所に入ることになりました。

思い返せば自分を心配し救おうとしてくれた人はたくさんいました。言葉に耳を傾けず逃げていたことを後悔し謝罪の手紙を送り続けます。一年経ち、すべて自分が悪いと受け止め反省しながら服役生活を送っていると息子が面会に来てくれました。

 

感想/フライト

一応ハッピーエンドになるのかな。あのままトリーナのせいにすれば何事も無かったように操縦桿を握ることになるが命はないでしょうね。

事故の原因とは関係ないので別件で刑務所入りという事なのかな。背面飛行できる事を初めて知りましたが映像が迫力ありましたね。

フライトサスペンスではなくドラマ映画がメインな気もしますが・・・。

最後、「お父さんは何者」の質問に何て答えたのでしょうね。飛行機の音で終えたのでパイロットが答えなんでしょうけど口にしてしまうとやはりダメな気もしますもんね。

 

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