映画「ゴールデンスランバー」ネタバレあらすじと結末/首相殺しの罪を着せられ逃走!

 

作品情報とキャストの紹介

総理大臣のパレードが行われる日、失業保険で生活する雅春は大学時代の同級生に呼ばれて会いに行くと「おまえオズワルド(ケネディ暗殺事件で犯人に仕立てられた奴)にされるぞ」 と忠告されます。

なんだか分からず逃げろと言われた雅春は首相暗殺犯として追われる事になってしまいます。

原作=伊坂幸太郎 監督=中村義洋 ◆青柳雅春(堺雅人)◆樋口晴子(竹内結子)◆森田林吾(吉岡秀隆)◆小野一夫(劇団ひとり)◆キルオ(濱田岳)◆岩崎英二郎(渋川清彦)◆保土ヶ谷康志(柄本明)◆轟静夫(ベンガル)◆凛香(貫地谷しほり)◆井ノ原小梅(相武紗季)◆佐々木一太郎(香川照之)

 

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ネタバレあらすじ/ ゴールデンスランバー

 

宅配ドライバーをしていた青柳雅春は暴漢に襲われているアイドルの凛香を偶然にも助けた事で有名になり地元仙台で知らぬ者はいませんでした。

退職して失業保険で生活していると学生時代の友人・森田林吾から連絡があり久しぶりに再会します。

森田は就職してすぐ結婚して子供が出来たが妻がパチンコ中毒に陥り借金を抱えていました。

すると「青柳を連れて来て車で待機させれば借金をチャラにする」と謎の電話があったのです。

 

「おまえオズワルド(ケネディ暗殺事件で犯人に仕立てられた奴)にされるぞ」

 

爆発があり凱旋パレードに来ていた金田首相が亡くなりました。

車の下にも爆弾があるから逃げろと言われた青柳はなんの事やら分からず車を降りると警察に発砲され逃げ出します。森田は車の爆発により亡くなりました。

 

ラジコンヘリが趣味である井ノ原小梅(ネットカフェで声をかけて来て仲良くなった女性)から電話あり家に呼ばれた青柳は翌朝テレビのニュースで自分が暗殺犯となっている事を知ります。

大学時代の後輩・小野一夫(カズ)に電話をすると警察庁の警備局総合情報課の課長補佐・佐々木一太郎が出て出頭すれば友人を解放すると言われます。

佐々木の車に乗ると「ラジコンヘリを購入した姿や河原で操縦して遊んでいる姿がホームビデオに映っている。映像が公開される前に自主する機会をやる」と言われ、青柳は逃げようとするがドアが開きませんでした。

 

フードを被った男(キルオ)に助けられた青柳は犯人でない事を信用され日本一周する旅に出ていて留守である家を用意してもらいます。

仙台でセキュリティーが強化されたのはキルオが2年前に起こした連続刺殺事件がきっかけでした。

アイデアが思い付いたら連絡すると言いキルオが携帯を手配してくれました。

 

大学時代の青柳の彼女・晴子は結婚して娘(七海)がいました。

テレビのニュースで青柳が容疑者になっているのを見て大学時代のサークル仲間(青柳、カズ、森田)だったカズに連絡すると警察に暴行を受け入院していました。

お見舞いに行くと警察がやってきて青柳が接触してくる可能性があるから電話番号を教えて欲しいと言われます。

青柳が大学時代に轟煙火でアルバイトしており事件に使われた黒色火薬にも詳しい可能性があるとして轟煙火社長にもマスコミが殺到します。

青柳は働いていた宅配サービスに集荷の依頼をします。

かつての上司である岩崎英二郎に頼み込みダンボールに入れて運んで貰います。

青柳はまったく身に覚えのない映像が流れている事で「有名人は整形をさせて影武者を作る」と言っていた凛香を思い出します。

 

青柳は無実だとテレビ局のプロデューサーに電話するが、青柳だという証拠を見せろと言われ岩崎を人質にして騒動を起こしました。

ニュースを見ていた晴子は車のバッテリーを購入しある場所に向かいます。

青柳に告白された場所でありホテル代わりにしていた草に覆われている車です。

車のバッテリーを変え運転席に座ると「俺は犯人じゃない」と書かれた紙があり晴子は「だと思った」と書きました。

晴子は警察に付けられていたがキルオが刺殺していました。

キルオから「車動くと思いますよ」と連絡を受けた青柳は急いで戻るとエンジンがかかり晴子のメッセージにも気付きました。

 

結末/ゴールデンスランバー

青柳の影武者を見付けたとキルオから電話があります。

キルオも整形しており病院に青柳の影武者がいると知り合いの整形外科医から情報を得たのです。

しかし青柳が病院に到着すると先回りしていたキルオは偽情報だと気付き飛びかかってきた奴を殺していました。キルオは銃弾を受けており青柳に説明したあと死んでしまいます。

 

病院から逃げようとすると入院患者であり裏稼業の保土ヶ谷に会います。

下水道から逃げられると案内された青柳は「捕まるぐらいなら死んだ方がマシだとは思うな。死んだら逃げた事にならない」と言われます。

青柳は佐々木を病院の屋上に呼び出します。青柳は番組プロデューサーに連絡し生中継するよう伝えていました。

青柳はカメラに向かってやってませんと訴えるが佐々木はテレビ局に部下を向かわせており中継が切れてしまいます。

狙撃班に狙われ絶体絶命のピンチに陥るがマンホールの中から花火が打ち上がります。

(晴子は保土ヶ谷と計画を練り青柳を逃すルートを確保し轟煙火の社長の息子が花火を仕掛けていました)

皆が花火に見惚れている隙に青柳は保土ヶ谷から教えられた下水道を使い逃げ切ると凛香が待っていました。

そして名医である整形外科医を紹介してもらいました。

 

青柳(影武者)の水死体が発見されました。

青柳の実家には「痴漢は死ね」と書かれた手紙が届き両親は青柳雅春は生きてると気付き喜びます。

(青柳は正義感強い父親から書き初めで痴漢は死ねと何回も書かされていました。)

日本中を旅していた住民が帰ってきたので青柳は出て行きます。

ある日、晴子は家族でデパートに行くとエレベーターの中にいる整形した青柳に気付きました。

晴子に頼まれた七海がやってきて手の甲に判子「大変よく出来ました」を押しました。

 

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