作品情報・キャスト
売れないパンクバンドの若者たちが森の中にある小さなライブハウスに出演するが携帯を忘れて戻ると楽屋で遺体を目撃してしまう。
ネオナチ集団に狙われたメンバーは楽屋に閉じこもり恐怖が迫る。
ネタバレあらすじ
グリームルーム
4人組(パット、サム、タイガー、リース)の売れないパンクバンド「エイント・ライツ」は畑に突っ込んだ状態の車の中で目を覚まします。
ガス欠だと気付いたパットとサムは自転車で10マイルほど先にあるスケートリンクの駐車場からガソリンを盗んで戻ってきます。
90マイルの長旅で辿り着くがラジオ局と言ってもモヒカン頭のタッドが自分の家で1人でインタビューを行うものでした。
それだけでなく急遽ライブが中止になりパットはギャラは払えと訴えると代わりのライブで昼食をつけるとタッドは言いました。
しかしライブを受けてもガソリン代の方が高く完全に赤字でした。
申し訳ないと思ったタッドは従兄弟ダニエルに話をつけライブの手配をしてくれました。
オレゴン州の森の中にある小さなライブハウスに出演する事が決まりメンバーは車を走らせます。
ガラ悪そうな客しかいないので急遽予定していた曲をやめカバー曲ではあるが挑発する歌詞を叫びます。
ビール瓶を投げて来る者や唾を吐く者がいるがすべて歌いきると荷物がすべて廊下に出されていました。
トリのバンドが楽屋を使用中だと説明されメンバーはギャラを受け取り帰ろうとするがサムが携帯の充電中である事を思い出します。
代わりに取りに行ったパットは女性の死体を見て警察に通報しようとするが取り上げられメンバーは楽屋に押し込まれてしまいます。
ライブハウスはナチス信者のアジトでもあり店主のゲイブはパットの携帯を奪って通報し2人の信者を用意して偽装するため片方の腹を刺します。
警察はやってくるがその中にはボスのダーシーがいました。
楽屋に押し込められたのは「エイント・ライツ」のメンバー4人と被害者の友人女性アンバー、そして銃を持つ見張り役ジャスティンです。
ダーシーが楽屋のドアの前に来て「怖がるからメンバーに銃を渡せ」とジャスティンに命じます。
ドアを開けるよう要求されるがパットは危険を察知し「ありがとう、でも警察が来てからドアを開ける」と返事しました。
了解してその場を離れるダーシーだが勘付かれたと分かり「部隊を集め始末しろ」と命じました。
「手にしてる銃は火器登録をしてないから警察が来る前に隠したいんだ。君たちが目撃した事と私は関係ないから解放されたあと誰に何を話しても構わない」
相談した結果、弾薬を抜いて渡す事に決めパットはそっとドアを開けて隙間から手を出すが通気口から覗いていたアンバーが1人ではない事を確認し引っ込めるよう叫びます。
なんとか手を引っ込めたパットだが腕を負傷してしまいます。
ジャスティンがナイフを持っていたのでリースが奪い背後に回って絞め落としました。
銃を奪われたメンバーは逃げられる場所はないかと探すと天井を壊す事は不可能だったが床を強引に叩き壊すと地下室を発見しました。
しかし通気口はあるがダクトが狭すぎて脱出は不可能だと分かります。
結末/グリーンルーム
待ってれば確実にヤバいと判断したメンバーとアンバーはナイフや蛍光灯を武器に正面から出て行く決断をします。
ドアを開けると誰もいなかったが「泳がされている」と分かり警戒します。
二手に分かれるがいきなり犬(闘犬)に襲われタイガーが犠牲となってしまい慌てて窓を突き破って外に出たリースは捕まり始末されます。
アンバーは犬からなんとか逃れ楽屋に到着するとパットとアンバーがいました。
被害者の女性と恋人同士だったダニエルは殺したのが仲間のワームだと知り破れかぶれだが脱出しようとパット達に言います。
3人は一緒に逃走しようとするが銃弾が襲います。
銃を持って外に出ると再び犬が襲って来てサムが犠牲となります。
パットとアンバーは地下に誘き寄せ敵が弾切れとなったところで襲撃をかけ始末します。
ダーシーは時間がかかり過ぎている事を疑問視して多数の死体を犬の仕業に見せ掛けようとし車で去っていました。
2人は刑務所は嫌だと反省するゲイブを人質に取り道案内させます。
道路を避け森の中を通って民家に到着します。
ゲイブに警察に通報するよう伝え解放し民家に近付くと犬に人の肉を食わせ、パット達を不法侵入の罪に着せようと偽装工作していました。
犯罪を消そうとしただけだと命乞いするダーシと部下たちをパットとアンバーは始末し疲れ切って座り込みます。
ライブハウスから戻ってきた犬に銃を構えるが犬は素通りして息耐えていた飼主に寄り添いました。