「馭鮫記(ぎょこうき)前編」(最終話)19~22話ネタバレあらすじ&視聴感想

作品情報キャスト

ディリラバ&アレン・レン共演、ファンタジーラブ史劇

 

あらすじ

万花谷に住む御霊師の紀雲禾は谷主・林滄瀾の息子・林昊青と肩を並べる実力の持ち主だが支配される生活に苦しみ万花谷から逃れることを夢見ていました。ある日、紀雲禾は順徳仙姫・汝菱が捕らえた東海の鮫人を御する役目を引き受けると長意と名乗る気高く純真な魂を持った鮫人に心ならずも惹かれていく。天仙と地仙の恋はご法度だが紀雲禾は長意を救い出し一緒に逃げようとするも・・・

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キャスト/ディリラバ&アレン・レン共演

紀雲禾(ディリラバ)
1992年6月3日誕生、「夢幻の桃花」「長歌行」など
長意(アレン・レン)
1989年4月11日誕生、「花様衛士」「美人骨」など

林昊青(シャオ・シュンヤオ)
順徳仙姫(グオ・シャオティン)
雪三月(ファン・ジェン)
離殊(ツーシャー)など

 

華流ドラマ「馭鮫記・前編:月に君を想う」全22話あらすじ一覧

全22話で紹介します

 

ネタバレ感想/馭鮫記(前編)

 

19話・狐族と結盟

長意たちは順徳仙姫(汝菱)たちを追い詰めるが仙師(寧清)に法力によって汝菱と朱凌に逃げられてしまいます。

従棘所に捕らわれていた紀雲禾は仙師の力が弱まって結界が緩んだことに気付き牢を抜け出します。仙師の書斎に逃げ込むと密室で汝菱にそっくりな絵姿を見つけるが入ってはならぬと仙師に見付かってしまいます。

結界が緩み密室も自ら開いたのだから何が起こったか教えてくれと告げると再び従棘所に戻され結界を張られます。

 

凌霜台を空明が制圧し卿瑶は父・狐王と再会します。長意は狐族と同盟を結ぶが霊丹が砕けて倒れると鮫珠をもつ紀雲禾も苦しみだします。卿瑶は長意とは想いあっている仲なんだと嘘をつき、狐王から凝丹術を学ぶと命懸けで治療を開始します

順徳仙姫は凌霜台を奪われ朱凌を叱咤するが張仙使が殺されたので側近とします。姫成羽は朱凌は邪悪な男で仙姫を笠に着て横暴を振舞ったので用いるのは適切とは思えないと仙師に告げるが好きにさせればよいと言われます。

狐王と卿瑶の凝丹術のおかげで助かった長意は紀雲禾を恨んでいると告げた時に順徳仙姫から「最高の笑い話だ」と言われたのでどうゆう意味かと考えます。

狐王が誰かを統帥として兵の統率も任せたいと告げた事で長意は自分が引き受けると名乗り出ます。

 

天君は先住者にとって北淵は故郷であり守るのが凌霜台の役目なのに不当な手段で無辜の者を虐げ故郷を失わせた朱凌に鞭打ち300回の罰を下します。

(紀雲禾が仙師府に捕らわれていると知ったから長意は兵の統率を買って出たのでしょう?だけど口にするのは恨みなのよね、どっちが目的?ところで仙師の密室にあった姿絵はなんじゃ?霊丹が宿っているのか分からないけど仙師と会話してたね)
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20話・仙師を牽制するため

順徳仙姫と北淵の対立が激化し派遣した者たちも捕らわれてしまったので万花谷の谷主・林昊青は寒霜の発作が起こる前に救わねばと思います。

かつての順徳仙姫は慈愛に満ちた心で世間の病苦や無情を嘆いていたのに仙師と出会い変わってしまいました。悩む天君は姉が紀雲禾の名を口にし苛立っていた事があったので会いに行きます。

北淵にいる万花谷の弟子たちが発作を起こし長意は様子を見に行くと処方する空明から寒霜を作ったのは林滄瀾ではなく仙師だと聞かされます。

 

天君から悩みを打ち明けられた紀雲禾は仙師が万花谷をどのようにして従わせていたか教えます。そして従棘所に来る者は何故か消滅していくので恐らく仙師によって霊力が姿絵に移され散失しているのだと告げます。

仙師は順徳仙姫によって殺し合いや紛争を起させ無限の殺戮を企んでいるので自分も駒の1つかもしれないと言い、洛錦桑を見つけて楽游山の青羽鸞鳥の元へ行かせてほしいと天君にお願いします。

 

林昊青は結界は破られていないのに洛錦桑が消えていたので何か見えぬ力が動いたようだと思います。空明は仙師に勝つには強力な助っ人が必要だと思い長意が居場所に心当たりがあると言うので青羽鸞鳥を捜しに行きます。

雪三月と対面してしまった離殊は青姫を救うために欺いてしまったが心は君に奪われていた、罪悪感からどうしても怖くて会えなかったのだと話します。

私の山猫は十方陣で死んだとフラれてしまった離殊は崇吾山に戻るよう侍従の大歓・小歓にお願いされます。雪三月が追ってくることを祈りながら休憩を何度も取り崇吾山に向かうと空明と出くわします。

衝突しそうになると雪三月の投げた剣が二人の間に突き刺さります。

(なんだか主役の紀雲禾がずっと従棘所にいるのよね・・・雪三月ははやく素直になって許してあげればいいのに。青姫がどれぐらい強いのか分からんが仙師を牽制させるために紀雲禾も空明も協力を求めたのだからよほど強いのかな?)

 

21話・揃った同志たち

空明は十方陣の乱で青姫に連れ去られたと聞いていた雪三月が現れたので居場所を聞きます。

「長意と狐王の使いで来た、北淵を救うために青姫の力を借りたい」と言いこれまでの経緯を話すと長意は信義に背かないので長意を騙すはずないと言われます。

離殊から九寒洞で一晩冷やした酒を贈れば青姫は喜ぶと教えられ空明は向かうが同じく青姫を捜しにやってきた洛錦桑に酒を飲まれそうになります。争うとひょんなことから扉が閉まってしまい二人して九寒洞に閉じ込められてしまいます。

 

雪三月と離殊は九寒洞に向かうと扉が閉まっていたので破壊して開けるが二人が一緒にいたので驚きます。この極寒の中で二人で過ごすのは温め合わないと無事ではいられないはずと離殊は思います。

みんなで青姫を訪ねると酒を飲んでしまった洛錦桑は責任を取って説得します。

紀雲禾は仙師に対抗する同志として天君を助けるが従棘所には犯した罪より重い刑を科される罪仙が囚われているので釈放を願うと令牌を授けてくれます。

雪三月は洛錦桑と鹿台山に囚われた紀雲禾を助けに向かい、離殊と空明は青姫を連れて凌霜台に向かいます。

 

長意は一隊を率いて仙師府を攻めるから青姫は仙師を誘き出して鹿台山から遠ざけ空明は北淵に留まり後方支援を任せたいと言います。狐王は長意の指示に従うから同行すると言い離殊も一隊に加わります。

空明は姫成羽と見えた時に危機を脱するための物を長意に授けます。

(なんだか仕組みが良く分からないが洛錦桑は空明を気に入ってしまったのかな?酒を飲み霊気を吸ってあげた事で何らかの感情が芽生えたのだろうか。空明のキャラが変わりすぎて笑える)

 

22話(最終話)・仙令

仙師・寧清からある紀行文の感想を求められた紀雲禾は「注記は作者がある者と遊歴する願望を表し現実世界ではかなわぬ夢だったとあるが誤り、世を包む大きな愛と自由の美しさなのに二人の小さな愛と解かれている」と指摘します。

間違いというより注記を入れた者は作者の意図を誤解し自分の都合良く解釈しているのだと言います。

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青羽鸞鳥が順徳仙姫を始末しようとすると異変を察知した仙師が突如現れます。順徳仙姫の顔を見て仙師を思い出していた青姫は彼女が生きていたら今の仙師を見て愛想を尽かすだろうと告げます。

「四海八荒に彼女の弔いをさせるんだ」

林昊青は北淵で青姫が仙師と対峙していると報告を受け紀雲禾を救うために鹿台山へ向かいます。そのころ、結界が緩んだすきに雪三月の協力を得た洛錦桑が急に現れ、紀雲禾は再会を喜ぶと離殊も生きていて長意が兵を率いて向かっていると知らされます。

天君から授かった令牌を渡し、長意が責める必要がなくなるから囚われた罪仙たちを救出するよう頼みます。

洛錦桑と雪三月がうまく令牌を使って罪仙を救出し霊丹も奪って捧げると悪事には手を染めないよう誓わせます。

 

どうやら無事に救出できたようだと察する紀雲禾は従棘所を脱出しようとすると順徳仙姫が立ち塞がります。

天君から姉を傷付けないでくれと頼まれていたので九尾狐となって脅すが反動に耐えられず逆に窮地に陥ります。

そこに紀雲禾を殺していいのは自分だけだと長意が現れると、四方を攪乱し血で染めた代償を払へと順徳仙姫に火を放ち救出されます。

姫成羽が立ち塞がるが長意が空明から授かった品を渡し「愚かさに気付き己の道を歩め」と彼からの伝言を伝えると見逃されます。

 

林昊青は長意が紀雲禾を連れだったようだと察します。万花谷のために引き返そうとしたが従棘所で火が上がり順徳仙姫が閉じ込められていると知って救出に向かいます。

狐族は仙師がいないいま仙師府を制圧する好機、順徳仙姫を始末するために進軍すると順徳仙姫を介抱する林昊青と出くわします。両者が衝突しかかったとき、またも仙師が現れると狐王は自らの命を懸けて仲間を北淵に帰します。

紀雲禾によって顔に傷を負った順徳仙姫を目にし仙師は北淵を滅ぼせと命じます。そこに天君が現れ「彼らは暴徒ではなく追い詰められたのだ、そなたが姉の勝手を許したのが悪い」と告げます。

飛廉神君は「従わなければ仙師こそが暴徒かと誤解を招く」と告げ、天君は勇気をもって従えと命じると百万の神兵を呼ぶ先帝の法宝・仙令が天君のもとに飛んできます。

 

長意は困難を乗り越え紀雲禾を救出し北淵に連れて帰ったが彼女に自由はなかった。林滄瀾や順徳仙姫による蹂躙と手段は違うが長意は自らの方法で裏切りの代償を求めようとしていた。

(とりあえず前編が終了しましたね。天君は仙令を授かった事で真の天君だと仙師は認めざる得なかったのかな。とにかくしばらく争いはなくなりそうだが林昊青っていつもタイミング悪くない?考えもずれてるから結果誰かの邪魔をしている気がするww)

「馭鮫記(ぎょこうき)後編:月に愛を誓う」はこちら