玉楼春(最終話)40話~43話ネタバレあらすじ&視聴感想を結末まで

作品情報/キャスト

バイ・ルー&ワン・イージョー共演の中国ロマンス史劇

陥れられ没落した高官の娘・林少春は名家の主である孫遜の誕生日を祝う宴席で琵琶を披露する。孫遜の四男・孫玉楼に気に入られ誠意ある想いに心揺らぐが父の汚名をそそぐことを誓うために恋愛などしてる場合ではないと避け続ける。林少春の出自を知った孫家の面々は二人の仲を妨げようとするが困窮から救ってくれたこともあり嫁入りの運びとなる。徐々に受け入れられる林少春だったが孫遜が自分の父を陥れた黒幕ではないかという疑念を抱き始め・・・・

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林少春(バイ・ルー)孫玉楼(ワン・イージョー)許鳳翹(ジン・チェン)姚滴珠(ジェイド・チェン)呉月紅(ジャッキー・リー)
 

 

 

ネタバレ感想/玉楼春

 

40話・かつての想人から忠告

孫遜は林少春の師匠が30年前に将来を誓い合った柳だと知って驚き会いに行きます。昔も今も助けはいらないと言われたので何で東鮫珠を愛弟子に贈ったのだと聞き、捨てずに持っていた東鮫珠を見せます。

柳は涙を見せるが思い出は心の奥に眠っているので欲や野心で汚さないでと言われ悪かったと告げます。すると権力闘争は疲れるし力あるものは挫かれるからすべてを手放して静かに暮したらどうかと言われます。

 

賈逢源が手柄を立てた事で朝廷に返り咲き孫遜は我家に恨みを抱いているから用心するよう家族に伝えます。

賈逢源は隠居を命じられた梁京冠と再会し貴妃を狙ったらどうかと相談します。藩才人は皇長子の命日であるため陛下を誘って祈ると位牌が落下したので何かを訴えているのではと訴えます。

そして、皇長子が夭折したのは貴妃が贈った服が原因だと噂あるので真相を究明してほしいと泣きつき疑惑を目を向けさせます。

 

蘇暎雪が難産だと知り林少春は身分を知られずに救わなければと思い姚滴珠にお願いします。無事に出産した蘇暎雪は夫のような大罪人にさせたくないので汚れのない人生を送らせなければと我が子を隠します。

そして考えを改め更生しないのなら息子には会わせないと賈逢源に言い放ちます。

林少春は濡れ衣を着せられる貴妃が皇帝に叱責を受けていたので皇族の殺害は九族に及ぶほどの大罪、貴妃の命でも簡単に従うとは思えないと訴えます。

李太医は良心の呵責に耐えかねたのだと訴えてきたので家族が人質に取られていると見抜き妻子の召喚を願います。孫遜は家を包囲されたので念のためまだ幼い娘を隠し通路から逃がし晩餐を開きます。

(な、なんか最後の晩餐みたいな空気が流れてるし柳の警告もあったし孫遜の最期が近いのかな?こんな簡単に重臣の死罪など確定しますかね。太医の嘘の証言だけですよ)

 

41話・失望する貴妃

林少春は李太医の妻子の召喚を皇帝に願い連れてきてもらうが家族ではないと見抜きます。

三日で真相を明らかにすると告げると藩才人が刑部に任せるべきと進言したので貴妃を陥れようとする者がいれば買収するだろうから濡れ衣を晴らせるのは自分だけだと訴えます。

不可解な証言をして牢に入った李太医に会いに行き妻子が生きている確証はあるのかと鎌をかけ人質に取られていることを確信します。本物の妻を会わせに来て脅すはずだと思い昭和長公主にお願いすると宦官に扮する女がいたと教えられます。

尾行し居場所を突き止めようとしたが賈逢源と梁京冠に捕らわれれしまいます。

 

孫玉楼は調査する林少春の行方が分からないと知り昭和に時間を稼ぐようお願いします。

閉じ込められる林少春は蘇暎雪に助けられるが使用人の服を用意してもらい李太医の妻子も助けて逃げ出します。蘇暎雪は今まで何度も助けてくれた林少春を助けないと不義になるから逃がしたことを告げます。

陛下に訴えられる賈逢源だが蘇暎雪が自分を更生させられなかったことを悔やみ自害してしまったショックから弁明せず辺境送りとなります。李太医は妻子を人質に取られた事が考慮され免罪となります。

藩才人は皇長子の死を利用して貴妃を陥れた事で冷宮送りとなります。

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無罪が確定する貴妃だが陛下に信用されなかった事にショックを受け仏門に入り念仏を唱えて暮らすと告げます。

「もう仕えることはできない、たった今から陛下が誰を寵愛しようが構いません」

孫家が安堵するなか林少春は梁京冠に呼ばれ父君は正体が露呈したために孫遜に殺されたんだと言われます。悪人の言葉には耳を貸さず自分で調べようと思います。

(九族皆殺しの罪を着せられそうだったのに陥れようとした者は全員生かされるのね。貴妃から信頼を失ったのは自業自得よ。蘇暎雪は息子がいるのに自害したらダメでしょうよ・・・)

 

42話・孫家の罪

梁京冠から父の話を聞いた林少春は長く孫家に仕える丁番頭の動向を探ります。情報を引き出そうとするが変装がバレてしまい、後日、孫遜に挨拶すると何を調べているんだと聞かれます。

疑っているなら一緒に来いと朝廷の貯水池に連れて行かれます。そこで働く100人以上の民たちは孫遜にとても感謝しており、父の事件のことを聞くと手伝うから先に帰ってろと命じられます。

 

林少春は調べたけれども証拠は何もないから無実ではと梁京冠に訴えていると孫遜の別邸から火が出たと一報が入ります。

孫遜は梁京冠は林遠道の件で得た金を横領し民を救うための蓄えも着服していたと陛下に訴えます。屋敷は自分の名義だが先月に梁京冠が買い上げており自分を陥れるためだと陛下に訴え権利書を差し出します。

梁京冠は塀の中に金品を隠すなど一朝一夕にはできない、権利書は偽物だと訴えます。

林少春は梁京冠が罪を暴いたら孫家は終わり、せめて孫玉楼だけは助けたいと思い外に連れ出そうとしたが梁京冠が捕らわれ孫遜が陛下から調査を任されたから今は忙しいと言われます。

 

林少春は、ばあや達が捕らわれていると知り、孫玉楼に助けてほしいと理由を正直に話し孫遜に眠り薬を飲ませてもらいます。そして孫遜を人質に取り、ばあや達を逃がしたら孫遜を解放すると丁番頭に告げます。

孫玉楼は実父を取るか愛する妻を選ぶか、究極の選択を迫られたが無実の者を陥れることが出来ないとして薬を飲ませていました。孫遜の帰宅を待っていると裏切ったなと激怒されるが過ちはすべて自分に返ってくると告げます。

林少春は、ばあや達にご飯を食べさせ住まいの事を考えるがいつの間にか毒を盛られており、小雅、ばあや、王均が殺されてしまいます。

孫玉楼は知りすぎた者はすでに消し去ったと言われ、父上をずっと尊敬していたのに騙していたのかと涙ながらに睨みつけます。

(ちょっと、一話だけに急に詰め込み過ぎじゃない?孫遜は家族全員を孫俊豪のところに行かせたから死を覚悟したかしら?孫遜は急に悪い人になったな・・・っというか隠していたのだろうけど。今まで金銭面で問題が生じたときに隠し持っているなら何も問題なかったではないか・・・ん?騙されてるかな?)

 

43話/最終話・一緒に帰ろう

孫遜は軍糧を横領したうえ朝廷内の権力を独占して梁京冠を陥れ、更に宦官と共謀し綱妃を乱したことで毒酒を賜ります。

4人の息子は今までの功績により免罪となるが孫家は没落してしまいます。林少春は静まりかえった屋敷に向かうと孫玉楼が涙を流しながら酒に酔っていました。

孫玉楼の手を握り私がついていると訴えると歌を歌ってほしいとお願いされます。酒を飲み干し、歌と共に二人は幸せだった想い出を振り返りながら眠りにおちます。

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林少春は目を覚ますと「愛は変わらないが心がすれ違ってしまったね。父上の犯した罪を恥じると同時に申し訳なく思う。自分のことは捜さず忘れてほしい」と置手紙を残し孫玉楼の姿はありませんでした。

孫玉楼に変わって孫遜を弔いに行くと師匠と会います。

「私だったら捜しに行って問い詰める。本当に別れたいならそうするし気が咎めるのが理由なら連れ戻す、後悔してからでは遅い」

彼を苦しめるだけだと思っていたが何事にも正面から向き合えと師匠に背中を押されます。

 

林少春は姚滴珠から孫俊豪の文を読み聞かされ家族の近況を知ったころ、権力を握って有頂天となる梁京冠は陛下に呼ばれます。

そこに毒酒を賜ったはずの孫遜が現れたので驚きます。林少春は二人の対立を装って梁京冠に近付けと孫遜から指示を受けており皇宮内の内通者が誰かも探ってくれと託されていました。ばあや達も死を装っており娘夫婦ともども息災にしていました。

すっかり気を許した梁京冠はボロを出しており血税38万を横領していた事がバレてしまい死罪となります。

 

林少春は似顔絵を描いて孫玉楼を探す旅に出るとついに人形劇をする孫玉楼を突き止めます。人形劇は二人の物語であり続きを教えろと客に強いられていたので林少春は立ち上がり、いくつもの山と川を越えて国中を捜し回り孫玉楼を見つけたと告げます。

「お父様は生きている。帰りましょう。長いこと捜し多くの時間を失った」と告げると抱きしめられ涙が溢れます。

(えぇ、やっぱり騙されてたよ。孫遜の策でもいいけど家族を巻き込まなくてもいいでしょうよ。教えて黙らせとけばいいのに・・・。金閣だけがぼろ出しそうだけどw孫玉楼なんて相当苦しんだね。知っておきながら黙ってた林少春も苦しかったでしょう。最後の涙の場面は多くの時間を失った苦しみと孫玉楼と会えた安堵感、すべてが現れていたと思います。)

 

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