中国ラブコメ「初恋王宮」全34話ネタバレ感想・あらすじを最終話の結末まで紹介

作品情報・キャスト

カービィ・ホイとチェン・ジンコーが共演した中国ラブコメ時代劇

煜王の妃選びの宴を抜け出したおてんば令嬢・素錦は出会った貴公子に一目惚れし恋して結婚したいと願望を持って逃亡。

母親の叱責を受けた異母姉妹の素語は素錦を名乗って煜王に嫁ぎ、それを知った素錦は責任を感じ素語を救うため王宮に潜入すると貴公子に再会する。

実は貴公子の正体は煜王であり、失敗ばかりで侍女らしからぬ素錦を対立する異母兄・錦王のスパイと疑い侍衛に扮して監視していた。

やがて惹かれていくことになるが幼い頃から素錦に想いを寄せる錦王とは王座争いだけでなく恋でもライバル関係になっていく。素錦と煜王の互いの正体を知らない恋はうまくいくのか?

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聞素錦/錦言(カービィ・ホイ)煜王/蕭煜(チェン・ジンコー)錦王/蕭祁(チャン・ホー)聞素語(ジャオ・ヤオコー)太妃(リー・イン)鍾離(ジョウ・イーラン)小喜子(ワン・ハオゴー)温妃(グワン・チャン)など

 

 

ネタバレあらすじ/初恋王宮

 

第1話・突然の求婚

乾寧7年、楚王・蕭成が病で崩御。実権を握った王妃は嫡子の蕭煜に王位を継がせ煜王とする。庶長子の蕭祁は国境を守るために北方へ派遣された。煜王の即位後、王妃が立て続けに亡くなり民の間には不穏な噂が広まりました。その年、太妃は国の基盤を固めようと新たなる王妃を選ぶため宴を開き美女を集めた。

 

将軍・聞家のおてんば令嬢・素錦は司天台が観測した天象を見るため抜け出し暮塵寺を訪れると手巾を拾ってくれた貴公子を見て一目惚れします。

貴公子の正体は実は煜王でした。大師から父の形見・金玉令を受け取るが何者かに襲撃されて大師が命を落とし刺客を追いかけると伏兵がいました。侍衛・鍾離が駆け付けると逃げ出したので煜王は口笛を吹いて馬を呼び追いかけます。

しかし塀の上から絶景を眺めていた素錦が目撃者を消すために刺客から襲われバランスを崩して落下してきた事で受け止めて助け、夢を見ているようなので安全な場所に落として去ります。

 

聞夫人は素錦に礼儀を教えようとしたがいなかったため太妃の宴に異母姉妹の素語を連れていくことにします。

「側妻の子は相応しくないから面紗を付けて素錦のフリをしなさい」

聞家に連れ戻された素錦は母親から叱責を受けると自分の代わりに宴に出た姉・素語も錦王の贈物を勝手に受け取った事について怒られます。

素錦は暮塵寺はご利益があって家族のために祈りに行っただけだし宴があるなんて知らなかったと弁明します。

対立する異母兄・錦王の仕業だと疑う煜王だが王妃の葬儀から数日しかたっていないのに太妃が新妃選びのために宴を開いたと知り驚きます。

素錦は長いこと外にいたせいで風邪を引いてしまうと自分が王妃になる夢を見て飛び起きます。夢で良かったと思うが本当に新王府の使いが聞家に訪ねてきたので隠れます。

すると今度は錦王(蕭祁)が求婚に来たので敵対する2人の王からの求婚に聞夫人は戸惑います。

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聞将軍の令嬢が選ばれたと報告を受けた煜王は先の王妃の死因も分からないのに同じような事が起きれば30万の軍を率いる聞将軍を敵にまわすことになってしまうと動揺します。

錦王も求婚に行ったと知り素錦を娶る事はできないが錦王に嫁がせるわけにいかないので聞府に向かいます。

素語に逃げるよう進められた素錦は隠れようと向かってくる馬車に乗り込むがそこには寺で目撃した貴公子がいました。

(姉の素語は良い人なのかな?側妻の子である理由で何かと蔑まれて育っているようだが錦王の事が好きみたいよね。どちらに嫁ぐか分からないが自分が嫁ぐためにわざと素錦を逃がしたようだけど・・・。そして素錦は予知夢能力でもあるのかしらw)

 

第2話・お前は誰だ

求婚から逃れるために逃げ出した素錦は馬車に乗り込むと偶然にも寺で出会った貴公子(煜王/蕭煜)と再会します。

胸がドキドキする素錦は助けてくれた恩はいつか返すと言い出て行くが巾着を落とした事に気付き戻ります。

すると煜王が聞府に向かっていると報告を受けた錦王(蕭祁)が阻止するために刺客を送っていたので襲撃に遭います。煜王は寺で襲ってきた者と同じだと気付き素錦は錦王のスパイかと疑うが刺客を追いかけると素錦が人質に取られていました。

それでも疑いは晴れないので攻撃するよう命じつつ彼女を救うが二人して崖下に落下してしまいます。

 

素語は想いを寄せる錦王に嫁ぐために自分が素錦に成り代わると告げると素錦が逃げ出していつ戻ってくるのか分からない聞夫人は考え込みます。

朝になっても戻らないので仕方なく聞夫人は素語に準備させます。面紗を付けて挨拶に行くと錦王から何年も見ない間に美しくなったと言われ喜びます。

そして先に婚約していたからと新王府に使者に断ろうとしたとき、煜王に仕える侍衛・鍾離が現われ太妃に逆らうのは重罪だと止められます。

 

煜王を助け洞窟に身を隠していた素錦は彼が目を覚ましたので喜ぶが「こいつが現われるたびに危険な目に遭うのでどこのスパイだ」と思われていました。素錦ははやく南の国境にいる父親に知らせに行かねばと思うが崖から登るときに自分を背負ったせいで煜王が手に傷を負っていたので薬を探しに行きます。

「間抜けな逆賊だ、どこの一味だ、面白いからからかってやろう」

(なるほど、ラブコメというのは煜王と素錦の間だけで他にはコメディ要素はまったくなさそうですね。良かった、全体的にラブコメだったらちょっと苦手なんだけどそこそこ王座争いの方も加熱しそうね。にしても太妃は何を考えているのやら・・・)

 

第3話・それぞれの思惑

太妃から参内するよう命が届き錦王(蕭祁)や聞夫人、そして素錦に成り代わる素語は向かいます。

婚礼前なので素語は外で待たされ、錦王は謁見すると王家を揺るがすつもりかと叱責を受けるが「むかしから素錦を慕っており先に婚約をしていたので罪に問われても諦めるつもりはありません」と告げます。

また朝議に煜王が来なかった理由を問われた鍾離は賊に襲われ行方知れずだと報告すると何としても捜し出せと叱咤されます。

錦王が妻を奪われた恥をかかされるなら死んだ方がマシだと自分の喉に破片を当てたので素語は無礼を承知で押し入り「ご厚意は光栄ですが先王の遺志に従います」と懿旨の撤回を願います。

 

素錦は煜王(蕭煜)の傷の手当てをしながら「一緒に国境に行って用事を済ませたあと都に戻り名医を探す」と告げると「聞家に関わるスパイか」と内心思われていました。

国境に行くならしっかり説明しろと言われた素錦は自分ではなく友達だと偽り2人に求婚されどっちにも嫁ぎたくないから困っていると話します。

「錦王が派手な求婚の行列を率いて都を騒がした。国境に行きたいなら聞府の令嬢のことだな」とい告げる煜王は女を助けまとめて破談にできれば一挙両得だと思います。

偽の占い文で縁談を取り消せると策を伝えるが当然悪い噂を流すので一生幸せが訪れないがそれでもいいのかと聞きます。

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どんな地位もいらないと言い張る錦王を見て自分の恋は実らないと悟った素語は煜王に嫁ぐ事を決意し懿旨を受けると太妃に言いました。

錦王は面紗を外す彼女を見て素錦ではなく素語だったので驚きます。錦王は天策上将の位を与えられ黄金一万両を受け取ります。

鍾離は煜王の目印を発見し無事だと安堵するが足跡を見て追っ手がいると確信し先を急ぎます。暮塵寺に向かっていた煜王と素錦は刺客に襲われるが鍾離が間に合います。

(美しくなったと褒めていたんだから素語でも良かったでしょうにw素錦が刺客に立ち向かったことでスパイではないと信じてもらえたかしら?これで煜王だとバレるのかと思ったが鍾離が駆け付けたときには気を失っていたのでまだまだ素性は分からないようね)

 

第4話・侍女のふりして

素語は「素錦が逃げたので聞家を守るために嫡女のフリをしました。錦王と一緒になれると思い賭けに出ましたが叶いませんでした」と理由と想いを告げます。

そして素錦のフリをしている事は聞家の者しかしらないので煜王に嫁いだ後も知らないフリをして欲しいと錦王(蕭祁)にお願いすると見守っていると約束してくれました。

 

暮塵寺で目を覚ました素錦は占い札を大師から受け取るが金玉令を残し煜王の姿はありませんでした。

王室の祝砲が聞え急いで聞家に戻ると煜王に嫁ぐために輿に乗る素語を目にします。主君を騙すのは一族皆殺しに値する大罪となるため素錦は婚儀前に姉を救い出そうと思います。

ちょうど婚儀に必要な八紋の玉佩を届けて欲しいと聞府に文が届いたので占い札が役に立つはずと思い侍女に扮して王宮に侵入します。

宦官の小喜子に案内される素錦は名前を錦言と偽るが男(煜王)を発見します。なんで新王府にいるのかと捜すと梅苑に入り込んでしまい「勝手に入ったら板打ちの刑になる」と小喜子に言われ逃げ出します。

素語への謁見を求めると小喜子が先ほどに逃げる時に落としてしまったと慌てていたので素錦は振りながら見せれば誤魔化せると暮塵寺で拾った金玉令を貸すと皆が慌てて跪いたので新王府の令牌だったのかと内心思います。

 

占い札があれば婚儀を挙げなくて済むと告げるが錦王に嫁げない素語は自棄になっており「太妃様に顔を見られているからもう遅い、気持ちは嬉しいけどもう帰って」と言われてしまいます。

なんとか煜王に占い札を届けようと思い2.3日滞在したいと素語にお願いします。金玉令を手に新王府の中を彷徨いていると侍女が手にするものではないと追われるが逃げ込んだ先で煜王に再会します。

しかし煜王とは知らないので占い札を求めさせたのは聞家を陥れるためなのかと疑います。

 

全34話あらすじ一覧/初恋王妃

 

1話~9話

1話・2話・3話・4話(ページ内にジャンプします)

敵対する煜王と錦王からの求婚に逃げ出す素錦。錦王に恋心を抱いていた姉の素語は素錦に成り代わって嫁ごうとするが煜王に嫁ぐ事に。素錦は姉を救うために侍女に扮して新王府に潜入すると一目惚れした貴公子を発見する

5話・6話・7話・8話・9話

占い札を拾われ拷問を受ける素錦、素語は陥れられたと見捨てるが煜王は太妃を守る口実で彼女を救う。刺客に襲われた素語は想いを寄せる錦王に助けられ命をかけて忠誠を誓うと跪く。素錦は煜王を助けるために畑を荒らすが怒りを買い毒を飲まされる

10話~18話

10話・11話・12話・13話

先王の遺言状を持っていると騒いだ侍女が亡くなり煜王は長門閣を探ると素錦と出くわす。畑から貢菜がなくなり責任がある素錦は素語によって捕らわれるが煜王と錦王に救われる。素語が毒殺される夢を見た素錦は宴を取り仕切る温妃に接近しようとするが・・・

14話・15話・16話・17話・18話

姉・素語が毒殺される夢を見た蘇錦は何とか阻止する事に成功するが太妃に調査を命じられた素語から罪を認めるよう拷問を受ける羽目に。煜王は温妃に阻止するよう頼み救出すると錦王によって王宮から逃げようとしたので側仕えの侍女とさせる

19話~29話

19話・20話・21話・22話・23話・24話

北方の侵略に頭を悩ませる煜王は嫉妬から出兵を拒む錦王を動かすために偽の遺言状を準備する。蘇錦を池に突き落とし余を欺いた罪で煜王は鍾離を罰するが蘇錦は助けてくれたのに何で黙っているのかと疑問に思います。それは太妃の命と煜王への忠誠心で迷っていたからだった

25話・26話・27話・28話・29話

千秋宴の様子を見に行く蘇錦はいきなり現われた猿に襲われ高陽台に逃げ込みます。巻き込まれ池に落ちた太妃は煜王と錦王が何の迷いもなく蘇錦を助けた事がショックで寝込みます。太妃は蘇錦の両親を招いたと知った錦王は偽りの両親を立てるが・・・

最終話/30話~34話

30話・31話・32話・33話・34話

蘇錦が聞家の嫡女と知った煜王は彼女と錦王が恋仲で自分が邪魔していたのだと勘違いする。鳳隠寺での火災で蘇錦が亡くなり煜王は後宮を解散し籠もってしまうが彼女が大事にしている兎の籠ごと消えた事で生きていると気付く。そして南嶼に戻る郡主の一行に紛れていると知り・・・