変身<東野圭吾><ネタバレ・あらすじ・感想>世界初の成人脳移植をした者が徐々に違う人格になっていく!

 

 

変身 (講談社文庫)

 

ネタバレになってしまいますのでご注意ください

また鮮明に覚えて書いているわけではありません 

 

<ネタバレ・あらすじ> 

  変身 東野圭吾

 

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成瀬純一は強盗に巻き込まれ拳銃で頭を撃たれます。

昏睡状態から目覚めた純一は病院のベッドの上で徐々に記憶が戻ると世話係を担当していた博士の助手・橘直子から犯人は自殺、治療費は大学の研究費から出された事を知らされます。

そして博士から「世界初の成人脳移植出術が無事終了」と書かれた新聞を見せられ純一は驚きます。

 

命が救われたのは素晴らしいですが・・・

彼女(葉山恵)や職場の同僚からなんか違うと言われます。

性格が変わった事を自覚している純一は絵のタッチも変わっていると彼女から言われます。
会社では反抗して孤立し愛していた恵の事も苦痛になっていきます。


堂元博士に会ってたびたび検査する純一だったが何か隠されていると思いドナーの関谷時雄を調べます。父親が喫茶店をしていたので訪ねに行くが直観的にドナーは違うのでは?と思います。

 

純一は殺意を感じたりすぐ激怒するようになり彼女は怖くなり逃げ出してしまいます。

銃で撃たれた時に子供(典子)を守っており、父親の嵯峨道彦に自宅に招かれ直子と一緒に行きます。

典子がピアノを披露すると楽器を触った事もない純一は音がおかしいと的中させます。その話の流れから犯人の京極瞬介は音大に通っていたと聞かされます。

純一は、ドナーはこの京極瞬介なんでは?と思い妹に会いに行くと一体感を感じました。

 

京極を調べるとエディプス・コンプレックス(自分の性を意識する事で身近な異性である母親に愛着を抱き父親にライバル心を持つ)だと分かります。純一が撃たれた不動産屋の社長、番場哲夫は籍は入っていないが京極の父親だったのです。

 

”左半側空間無視の症状が出たのは本来の右脳意識が消滅しつつあるからであり、
その代わりに京極の意識が右脳を支配し始めてるので音楽的才能が向上した”


もう検査は受けに来ない事を伝え純一は博士をぶん殴ります。

店でうるさい若者を蹴飛ばし夜中うるさい近所の犬を殺してしまいます。

更に日記を直子が博士にすべて報告していた事を知り直子の首を絞め殺しバラバラにして捨てました。

それにより、直子が好きだった研究員や脳移植失敗を隠したい政府関係者からも狙われるようになります。

家に侵入してきた者から必死に逃げた純一は恵が裏切ったに違いないと思いこみ心配して走り寄ってきた恵の首を絞め殺そうとした・・・・が何故か力が入らなかった。

 

本来の自分もどこかにいるのだと気付く純一だが・・・・

自分を取り戻すため博士の前で自分の頭を撃ちぬきました。


純一が描き残した絵は高く評価されるが、自分が消えてしまう前に必死で書いた未完成の裸婦像は恵が大事に持っています。

 

 

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