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「ヘレディタリー / 継承」<ネタバレ・あらすじ>祖母が亡くなってから家族に不可解な出来事が(キャスト・感想)

ホラー-スリラー映画

 

グラハム家のエレンが長い闘病の末78歳で亡くなり母親に対して愛憎入りまじった感情を抱いていたアニーは夫スティーヴに支えられ葬儀を無事に終えるが一家の周辺で不可解な出来事が相次ぐようになる。

監督=アリ・アスター

◆アニー・グラハム(トニ・コレット)◆ピーター(アレックス・ウルフ)◆チャーリー(ミリー・シャピロ)◆スティーヴ(ガブリエル・バーン)◆ジョーン(アン・ダウト)

<ネタバレ あらすじ>

ヘレディタリー / 継承

長い闘病生活の末エレン・リーは娘アニーの家で78歳で亡くなりました。

エレンは秘密主義者だったので愛憎入り混ざった感情を抱いていたアニーは夫のスティーヴ博士に支えられ参列者への挨拶を済ませるとスプリング・ブロッサム墓地に埋葬しました。

スティーヴは心配で様子を見に行くがヘレンは終末医療の再現であるミニチュア模型作りに励み高校生の息子ピーターはギターの練習をしていました。ナッツアレルギーの娘チャーリーは幼稚園生で人見知りがはげしく祖母が亡くなった事で「もしママがいなくなったら私の面倒だれが見るんだろう」と落ち込んでいました。

アニーは母親の遺品にある「スピリチュアリズムについて」の本を手にするとメモが挟んであり「愛する娘アニー、どうか許して。失うものを嘆かないで、犠牲は恩恵のためにある」と書かれていました。

 

母親エレンは解離性同一性障害と認知症、父親はアニーが赤ん坊の時に妄想性のうつ病で亡くなり、兄チャールズは総合失調症で16歳の時に自ら命を絶ったが「母親が自分の身体の中に何者かを招き入れた」と遺書が残されていました。

エレンの部屋のドアが誰も入っていないのに開いてたり床に三角形が記されていた事で気味が悪くなったアニーは鍵を閉めます。

エレンが人を操ろうとするのでスティーヴは不干渉ルールを決め娘の誕生まで続いたがアニーは長男に近寄らせず代わりにチャーリーを差し出した事に罪悪感を抱えていました。 

それが原因なのか、チャーリーは1人でいる時に鳩の首をちょんぎったり異常な行動を取るようになっていました。

パーティーに行くから車を貸して欲しいと頼まれたアニーは酒を飲まないように「チャーリーも連れてって」とお願いしました。

ピーターは妹を連れて行くがマリファナをするため1人にさせるとチャーリーはナッツ入りのケーキを食べてしまい苦しいと訴えました。

「病院に連れて行くから頑張れ」と車を飛ばすピーターだったが動物を避けるときに窓から顔を出していたチャーリーが電柱に激突して後部座席から消えてしまいました。

怖くなったピーターはショック状態となり車を走らせ家に帰りベッドに倒れ込みます。

首がちょん切れた常態でチャーリーが発見されアニーは「耐えられない」と泣き叫びスティーヴが懸命に支えます。

 

アニーはグループカウンセリングで知り合ったジョーンを訪ねチャーリーを亡くした悲しみをすべて吐き出します。

息子さんとの関係は?と聞かれたアニーは、2年前に気付いたら体中シンナーだらけの子供達の間でマッチを手にしており気付いたピーターが叫んでから慌てて火を消した事を思い出します。

夢遊病のせいだと訴えるがピーターは信じてくれませんでした。

スティーヴはアトリエに行くとアニーがチャーリーの事故の再現であるミニチュア模型作りをしていたので「ピーターに見せるつもりか、気持ち考えろ」と口します。

自己嫌悪に陥るピーターは妹と同じようにアレルギー症状が出るようになり人付き合いが苦手なところが妹と似てきます。

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スティーヴは3人で食事をしようと誘うがピーターは誰も責めてこないので「言いたいことがあるなら言って楽になれよ」と言い放つとアニーの感情が爆発します。

「心配して見守っているのに見返りは腐りきった表情だけだ。あんたがした事の記憶を消してやりたいけど、謝罪して事実と向き合うとか家族の絆が強まるならなんとかなるがチャーリーは戻ってこないのだから許すことはできない」

誰も自分がしたことを認めないと言われたピーターは「なんでパーティーに行かせたんだ」と思っていた事を訴えるがスティーヴは「もうこの話は止めだ」と間に入りました。

 

降霊会に参加したジョーンにやり方を教わっていたアニーは悩みます。

窓に目をやると虫が這っている事に気付き辿っていくとピーターの口から大量に発生していました。しかし「何やってるの」とピーターに言われ我に返り「なんで僕を怖がるの」と聞かれ「産みたくなかった」と発言してしまい口を押さえます。

母親として先天性遺伝による精神疾患が子供に発現するのではないかと不安で何度も流産しようと試みたが失敗していたのです。その事をピーターに白状したところで目が覚めます。どうやら夢を見ていたようです。

儀式をするしかないと思ったアニーはスティーヴとピーターを夜中に起こし「霊を呼ぶ、家族全員じゃないと意味がないから手を繋いで」と要求します。

チャーリーと呼ぶとグラスが動き始めるがアニーに乗り移った事でピーターは怖がりスティーヴはロウソクを消してアニーに水を掛けました。

 

授業を受けていたピーターは何やら霊が見えるようになり混乱してスティーヴに電話し迎えに来て貰います。

スティーヴとピーターが帰宅すると個展のためにずっと造っていたミニチュア模型をアニーが破壊していました。

夜中チャーリーを見たピーターは驚くと誰かに髪の毛を引っ張られます。愛犬レクシーの鳴き声に気付いたアニーはピーターの部屋に行って呼びかけると「何するんだ」と言われます。

髪の毛を引っ張ったのは自分ではないと訴えるアニーは「止められるのは私だけだからお父さんには内緒に」と伝えチャーリーの遺品であるノートは焼き払おうとします。

アニーは1人でチャーリーの霊を呼びノートに絵を描かせていたのです。自分の腕も炎に包まれ驚いたアニーは暖炉からノートを取り出すと何故か腕の炎も消えました。

結末・真相 

アニーはジョーンに会いに行くが留守で会えませんでした。しかしジョーンと書かれた玄関マットを見て同じ物が家にあった事を思い出します。

エレンの遺品の中から「召喚」と書かれた本を見付けると地獄の王ペイモンを崇拝する儀式が書かれてあり「儀式の完了後、定められた者の身体に宿る。王は男、男の肉体が必要である」の箇所にラインが引かれていました。

アルバムを開くとエレンとジョーンが儀式に参加している写真を見付け母親はペイモンを崇拝するカルトの長だったのだと知ります。

アニーが屋根裏からエレンの首のない腐乱体を発見したころ、スティーブはエレンの墓が荒らされたと葬儀屋から写真が届くが学校からまた知らせがありピーターを迎えに行きます。

帰宅したスティーヴに屋根裏を見て欲しいと訴えジョーンがエレンと知り合いなのを隠して自分に近付き降霊の仕方を教えてきたのだと訴えるが最近アニーの様子がおかしいと心配していたスティーヴは「君が墓を掘り起こしたんだろ」と言いました。

アニーは自分が呼んでしまったことでピーターが囚われてしまうと説明し自分も消える覚悟でチャーリーのノートを暖炉に投げ入れてほしいとお願いしました。

しかし「君は病気なんだ、警察を呼ぶ」と言われてしまったアニーは自らノートを暖炉に投げ入れるがスティーヴの身体を炎が包みます。それを目にしたアニーは完全に精神が崩壊してしまいます。

 

目を覚ましたピーターは部屋を出て行くと父親の焼け焦げた姿を目にするが何かに憑かれたアニーが向かってくるので屋根裏に逃げ込みます。

怪しげな儀式の痕跡を見て寒気を感じているとアニーが天井近くで浮いていてワイヤーで自分の首を切断していました。全裸の身体に気味が悪い化粧をするカルトの教団員が数人現れ驚いたピーターは窓を突き破って転落します。

首のないアニーがツリーハウスに浮いていくのを目にしたピーターは導かれるように教団員に見守れながら中に入ります。

首のないアニーとエレン、そして教団員がひれ伏しており、ピーターは王冠を被らされペイモン復活の祝いが行われました。

 

< 感想 >

「今世紀最も恐ろしいホラー」と聞かされていたので覚悟して見たが怖くはまったくなかったかな。どちらかといえばミステリー要素の方が強く感じました。

私は「霊」とか「取り憑く」とかまったく信じていないから怖くないのかな。目を閉じたくなるような場面もないし。じわじわくる感じですかね。

一番怖かったのはチャーリーの表情です。

 

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