海神( ヘシン)全51話ネタバレあらすじを最終話まで・実在した張保皐の英雄伝

韓国ドラマ/海神

チェ・スジョン&ソン・イルグク共演、統一新羅時代に実在した張保皐の英雄伝をドラマ化!

 

実在した張保皐をモデルとした物語、あらすじは?

統一新羅時代(676年~935年)に東アジアの海上を制圧し国際貿易を主導した実在人物チャン・ボゴを描いた韓国の超大作時代劇。

朝鮮半島の清海で奴隷として生を受けた後のチャン・ボコとなるクンボクは奴隷として何度も死にそうになりながらも生き残り、死ぬまで闘わなければならない剣闘場でも何とか生き残る。

商団の護衛として雇われると宿命のヨンムン率いる海賊団や民を苦しめるジャミ夫人たちとの壮絶な闘いへ身を投じる。交易で才能を発揮させ陛下からも認められる大商団となり、新羅、唐、日本での国際貿易を成功させ海上勢力を築き「海神」と呼ばれるようになった。

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キャスト・チェ・スジョン&ソン・イルグク共演

◆クンボク/張保皐チャン・ボコ(チェ・スジョン)
清海で造船所で働く奴婢。貧乏暮らしから脱出するため唐に行こうとするが知らないで海賊船の修理をしてしまい奴隷として売られる身に。
生きては帰れない場所での労働に耐えやがて剣闘士で勝ち抜いた事をきっかけにソル商団に引き抜かれ陛下からも認められる大商団にする。
生まれ故郷の清海を拠点にして唐、新羅、日本を繋ぐ交易を成功させる

◆ヨンムン/ヨムジャン(ソン・イルグク)
イ・ドヒョンの海賊に拾われ育てられる。清海でクンボクに出会い初めて友情を学び県令の娘チョンファと出会い恋心を知る。
清海に奇襲をかけクンボクの父親を死なせてしまった事やチョンファを巡って争いクンボクとは悪縁となる。海賊が一掃され追い込まれたヨンムンは恨みを捨てチャン・ボコに投降する
◆ジャミ夫人(チェ・シラ)
新羅の貴族でジャミ商団の長・自分に都合のよい事は海賊とでも手を組む。
武珍州の商権を牛耳る、クンボクとはどんな時でも対立し長いこと争う。
◆チョンファ(スエ)
県令の娘。クンボクとヨンムンの初恋相手。
貴族だったが海賊の奇襲に遭い滅ぼされジャミ夫人の養子となる。ジャミ夫人のやり方に不満を抱えて離れ王族ウジンの後ろ盾を得て商団を自ら行なうようになる。
◆イ・ドヒョン(キム・ガプス)
表向きはイ商団の長だが海賊・ヨンムンの育ての親。ジャミ夫人と手を組み商団として一気にのし上がるが最後はチャン・ボコに斬られる。
◆ヨン(キム・フンス)ムチャン(イ・ウォンジョン)
ヨンはクンボクの弟分。奴隷時代も共に生き残り最後まで仕える。ムチャンは放馬場で出会ったクンボクとヨンに剣術を教える。後にチャン・ボコの側近として活躍。
◆ソル・ピョン(パク・ヨンギュ)
ソル商団の長。清海から唐へ行く時に商船にクンボクが潜り込むが違法なため送り返す。剣闘士で勝ち抜いたクンボクを商団の護衛として雇うが交易の才能がある事に気付き信頼するようになる
 

 

全51話ネタバレあらすじ

 

奴婢としての生活

805年 清海チョンへ(現在の莞島ワンド)。

造船所の奴隷として生活を送る弓福クンボクは貧しい生活から抜け出そうと弟分のヨンを連れて揚州(唐の国際商業都市)へ向かう商団の船に侵入するが失敗に終わり送り返されます。

運良く県令が不在だったため幼馴染の父親に助けられるが県舎チャンギョムが大事にしていた鷹を射ってしまい毎日呼び出され剣術の相手をさせられます。

県舎の妹チョンファに一目惚れしたクンボクは生き残るために市場で出会ったヨンムンに地理を教える代わりに剣術を学びます。

ヨンムンはイ商団率いるイ・ドヒョンの養子で優れた剣術の持主だったが実は清海に襲撃するためにやってきた海賊でした。

またヨンムンも地理を詳しく調べている時に市場で見掛けた県令の娘チョンファに一目惚れしていました。

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クンボクが県舎に呼び出され毎日暴行を受けていると知った父親は法で禁じられている商船修理を引き受けます。クンボクは商船ではなく海賊船だと気付くが、金を稼いで新羅人が唐に行くのに必要な公験(旅行許可証)を手に入れ逃げろと父親に言われます。

しかし海賊に捕らわれて逃げてきた者が修理する者も海賊だと県令に報告したため追われる身となってしまいます。

母親は海賊に殺され辛い思いしかさせてられなかった父親はクンボクとヨンを逃がすために追っ手を引き寄せ殺されてしまいました。

捕まってしまったクンボクは牢獄されるが海賊の襲撃が始まったことでその隙に幼馴染に助けられ脱走します。県令は殺害され、クンボクはチョンファを助けるため襲撃をかけるが覆面姿のヨンムンに捕まってしまいます。

ヨンムンはこの状況でチョンファを助けられるのはクンボクしかいないと思い逃しました。

結局、支援軍によって捕らわれたクンボクとヨンは誰もいない島に流刑に処されるがチョンファの助けもあり命だけは助かります。

 

脱走不可能な過酷な労働、武術大会へ

しかし飢え死にした方が良かったと思えるほど脱走不可能な過酷な放馬場に送られてしまいます。過酷な労働に耐えながらクンボクとヨンは放馬場にいる武術の達人チェ・ムチャンを師匠とし修行に励んでいました。

それは貴族ジャミ夫人が開く武術大会で優勝すれば奴隷でも私兵になれると聞かされていたからです。

チェ・ムチャンが連行されてしまいます。ムチャンは万歩幢(軍事組織の1つ)の元将校であり反逆の濡れ衣を着せられ放馬場に隠れていたのです。

武珍州ムジンジュ(現在の光州クァンジュ)の都督はジャミ夫人の不正を調べるためムチャンに任務を願い出ました。

密貿易を行い私兵を育成し民を苦しめているジャミ夫人を調べようとしていたが武珍州の軍隊にはジャミ夫人と貴族たちの息がかかっているため腐敗した貴族を一掃するには信頼できる者が必要だったのです。

任務を引き受けたムチャンは弟子を救うため若い者が水軍に必要だと告げました。

水軍に適用されたクンボクとヨンだが師匠が企てた事とは気付かず野営中に脱走して武術大会が行われるる武珍州に向かいます。

 

宿命の再会

ヨンムンは商団の船団長としてジャミ夫人が商権を掌握している武珍州に新羅との交易拠点を作るため向かっていました。

ジャミ夫人は大人以外には会わない事で有名でありヨンムンは武術大会で優勝し貴重な禁制品をジャミ商団に供給する代わり武珍州に店を出させてほしいと交渉しました。

武術大会に遅れてしまったクンボクとヨンだが校尉に機械を与えられ武術大会で優勝したヨンムンと一戦を交えます。

再会を果たした2人は引き分けに終わるがクンボクと弟分であるヨンは実力が認められジャミ夫人の私兵となりました。

またクンボクとヨンムンが想いを寄せるチョンファは新羅の貴族ジャミ夫人の養女となっておりクンボクは驚きを隠せずにいました。

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執務室の帳簿を盗まれたジャミ夫人は武珍州都督の差し金だと疑い先手を打つためヨンムンに奇襲をかければ店を出す許可を出すと話を持ちかけます。

クンボクやヨンも同行するが相手は武珍州が誇る万歩幢(精鋭部隊)であり率いていたのはチョンファの兄チャンギョムでした。

ジャミ夫人は都督を訪ね税殻を山賊に奪われて窮地だと思い米500石を供給しにきたと陥れようとした報いを与えます。

チョンファと再会したクンボクは放馬場で耐えてこられたのは許される身分ではないと分かっていながらお嬢様を想い続けてきたからだと打ち明けました。

 

奴隷から救ってくれた恩があるから戸惑いながらも官軍を襲撃したと伝えるとチョンファも育ててくれた恩があるから仕えているがジャミ夫人の元にいるのは辛いと言いました。

チョンファが同じ気持ちだと知ったクンボクは胸のつかえがおりました。

税殻を奪われた都督の失政が伝わり王都から司正副令(官人観察機関の長)が来ます。

都督は山賊を装ったジャミ夫人に奪われたと伝えるが司正副令はジャミ夫人と繋がっていました。

護衛として同行していたクンボクはチョンファが司正副令の側室になる事を知ります。

答えを出さないチョンファだがチャンギョムは家紋の再興と要職に就く機会だと喜びます。

 

全話の続きから最終話までの「一覧」

 

奴婢から脱出

②奴隷から抜けチャン・ボコの名を与えられる

貴族ジャミ夫人の私兵となったクンボクだったが奴隷として送られたあと負けたら命はない剣闘場でなんとか生き残る。奴隷から抜け出しソル商団を守る護衛兵を鍛える士官に任命されると商人としての才能を発揮し護衛兵最高位である大官となる
 

交易で才能を発揮

③朝廷の軍商として功績が認められ大出世

ジャミ夫人はイ商団が掌握した揚州の商権を手に入れるためソル商団を襲撃した物的証拠を節度使に渡す。生きていたチャン・ボコは朝廷の軍商として功績が認められ総管に任命され富を築く事が出来るが恩があるソル商団で働く道を選ぶ
 

海賊討伐

④陛下からも認められたチャン・ボコはついに海賊討伐を果たす

清海への海路を開拓し日本との交易を拡大しようとしていたチャン・ボコだが海賊に海賊に襲われるようになる。陛下に認められ海賊討伐の全権を得るとついにイ大人を伐ち悪縁のヨンムンには一生奴隷として生きるよう烙印を押した。
 

国際貿易を成功させ海上勢力を築く

最終話まで~都の実権を握るまで能力を付けたチャン・ボコの最期

清海を拠点とし唐の揚州と日本との交易を成功させたチャン・ボコは都の実験を握るまで権力を得ると元々チャンを気に入らなかった野心あるキム・ヤンは陛下を消す。悪縁から解放されたヨンムンの決断に注目。