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映画<ネタバレ・あらすじ>本

「 火花 」< ネタバレ あらすじ >伝える努力を怠ったら自分が面白いと思っている事がなくなるぞ!

 

火花 DVD スタンダード・エディション

 

監督=板尾創路

脚本=豊田利晃

原作=又吉直樹(芥川賞受賞)

 

徳永(菅田将暉)

神谷(桐谷健太)

真樹(木村文乃)

山下(川谷修士)

鹿谷(加藤諒)

大林(三浦誠己)

 

< ネタバレ あらすじ >

              火花

 

若手お笑いコンビ「スパークス」は熱海の花火大会の営業に行くが浴衣を着て花火を楽しみにしているお客さんは舞台の前で足を止める事はありません。

それでも頑張って漫才をやり続けていたがブンブンやってきた暴走族に因縁をつけられ、花火の音にかき消される環境にボケ担当の徳永は嫌気が指します。

徳永は舞台を降りると次の出番でスタンバッていた先輩お笑いコンビ「あほんだら」のボケ担当・神谷に「仇取ったるわ」と言われます。

「あほんだら」の漫才に引き込まれた徳永は飲み会の席で弟子にして欲しいと頼むと神谷は「ええよ、その代わり俺の伝記を作ってくれ」と言いました。

上京して2年、まったく売れなかった徳永は神谷との出会いでやる気を取り戻します。

 

2年後「スパークス」は変わらず売れない日々を過ごしていたが徳永は約束通り「神谷伝記」を書き続けていました。

そして大阪で活動する「あほんだら」が上京してきたので徳永は久しぶりに神谷と飲み明かします。

2人は何年もの間、頻繁に会うようになり議論していて心が躍るほど楽しんでいました。

そんな2人を神谷と同棲している真樹は優しく見守っていました。

 

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徳永の同世代のピン芸人・鹿谷が売れ出します。

徳永は「つまらない」と思うが「スパークス」と「あほんだら」が参加した渋谷オールスター祭で優勝したのは鹿谷でした。

見下された徳永は落ち込み、また神谷とばっかり会っているためか相方の山下との関係も悪くなります。

徳永はイライラして神谷に電話するといつもの楽しい会話となりスッキリします。

神谷が真樹とは交際しておらずただの居候だと聞かされ徳永は驚きます。

神谷は「ちゃんとした彼氏作れよ」と真樹に勧めており家賃も払っていませんでした。

また「徳永と飲みに行くと言えばお金をくれるので毎日徳永と飲みに行ってる事になってるから」と言いました。

やがて真樹に男が出来たので荷造りを手伝いに行く徳永だが無理に明るくしている神谷の傷心を感じ取り半泣きになります。

 

徳永は見た目にインパクトを残そうと髪を銀髪にします。この年はテレビ出演や地方の学園祭まで呼ばれるようになるが一時的な人気だと理解していました。

「スパークス」と「あほんだら」は同じ舞台に立ちます。

神谷は録音した音声を使いジェスチャーだけで漫才を披露すると観客は笑いに包まれ芸人仲間は集まってくるが審査員は「あれは漫才ではない」と批判しました。

仕事がなくなっていく徳永は相方から「自分が面白いだけではアカン。やはり受け入れられないと」と言われます。

しかし徳永は自分が面白い事をやり続ける神谷を慕ってきたので信念を曲げたくないと反発します。

 

神谷が借金まみれだと知った徳永は1度もお金を払った事がないため悪いことしたと反省します。

神谷の相方・大林は「お前の責任じゃない、お前の話をする時は神谷は嬉しそうにしていた」と言います。

神谷を慕う徳永は「頑張ろう」と気を引き締めるが久しぶりに神谷に呼ばれ会いに行くと自分と同じ銀髪になっていました。

神谷は金持ちの女性にお世話になっておりショックを受けた徳永は「自分が面白いと思う事を芸人みんがやるが伝える努力を怠ったら自分が面白いと思っていることがなかった事になるでしょう」と言い放ちます。

「人の真似だけは絶対嫌だと言ってましたよね」と訴えると部屋に行って戻ってきた神谷は髪をバッサリ切って笑いに持っていきました。

 

クリスマス。相方の山下から「彼女が妊娠したから芸人を辞めたい」と言われます。

予定に入っていた仕事は片付けるよう事務所に言われ解散を止める者は誰もいませんでした。

また神谷とはあの日以来会うことはなく「あほんだら」の噂も聞かなくなっていました。

徳永は最後の舞台で相方やお客さんに感謝を伝え漫才が大好きな想いを1人で叫ぶと涙に包まれました。

10年間頑張ってきた想いをすべて吐き出しスパークスは最後の舞台を降ります。

初めて見た「あほんだら」の漫才のように最後の最後に常識を覆す漫才ができたのです。

 

数年後、吉祥寺の不動産屋で働く徳永は井の頭公園で子供と手を繋いで乳母車を押す真樹を見かけます。

幸せそうな真樹を見て徳永は嬉しくなります。

久しぶりに神谷からメールをもらい徳永は会いに行きます。

自己破産した神谷は「絶対に借金作るなよ」とジャケットを脱ぐが徳永は神谷の胸が膨らんでいるのを見て驚きます。

「胸にしか目行きませんよ、30代のおっさんの巨乳見て誰が笑うんですか。テレビ出れませんよ」

笑いのために巨乳にしただけなら世間から不愉快に思われると今更理解した神谷は落ち込みます。

 

徳永と神谷は初めて出会った熱海の花火大会に行きます。

「温泉入るとき俺のどっちに入るんだろう」

「知りませんよ」

初めて飲んだ居酒屋にはお笑いコンテストのポスターが貼ってあり神谷は「出ようや、2人で」と言います。

飛び込みでもOKだと店員から聞いた徳永は「全然人気ないやん」と呟きます。

神谷は芸人には引退はないと論じ始めます。

「1回でも舞台に立った奴は必要なんだ。淘汰された芸人がいるから優勝した奴は面白い漫才をつくれたんだ。これからのすべての漫才に俺らは関わっているんだ」

 

それでも徳永は「もう引退したんですよ」と断るが神谷の熱い語りは止まることはありませんでした。

 

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