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「 秘密の扉 」 < ネタバレ あらすじ > (後編)イ・サンの世孫冊封~世子の夢~老論派の罠~悲劇!!

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

 

中編はこちら

(中編) 連判状に記された竹破の正体は? 世子の生かす政治とは?

 

 

 

 

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< ネタバレ あらすじ >

  秘密の扉 (後編)

 

身分関係なく平民にも科拳を受けさせようとした世子だが「身分制度をひっくり返せば民は王室を狙ってくる」と英祖から反対され、礼曹判書ジョンソンが罷免され老論派のベクサンが後任になってしまいます。

 

民との約束を守りたい世子はイ・ダルソンから知らせを受け会いに行くとナ・チョルチュと再会します。

ナ・チョルチュが王宮に潜り込ませたと知らない世子はジダムを匿っている事を伝えます。

世子はベクサンが率先し老論派が組織ぐるみで科拳の不正を企んでいると知るが監視されているためジダムを連絡係として送り込み、罷免されたジョンソンに老論派を探るようお願いしナ・チョルチュを協力者として向かわせます。

試験問題を売っていた証人を押さえた世子は側近であるミン・ウソプには父親が絡んでいるため今回の件には関わるなと伝えベクサンを訪ねます。

「不正を働こうとした証拠を押さえてある。平民に科挙を受けさせる機会を与える」と伝えるがベクサンに拒否されます。

しかしミン・ウソプが訪れ「過ちを正すべきです。私は世子様と意見は異なっていても度量と知恵を父上から学びたいのです」と訴えました。

 

世子は自ら試験場に足を運ぶと計画通り民が押し寄せ科挙を受けたいと直訴されます。

世子は受け入れようとするがジョンソンが駆け付け門を閉めました。ジョンソンは世子の責任にならないように門を開け民を中に入れます。

両班の受験生は身分の低い者と受けれないと反発するがベクサンが「農民や商人たちに学問で負かされて不合格になるのか怖いか?平民を圧倒して追い出して見せよ」と黙らせました。

 

学問しか知らぬ老論派の子息で合格したのはたったの2人で平民は合格者のほぼ半数を占めました。

この結果に世子は喜び官服を与えるが英祖は答案を見ることもなく「身分の秩序を乱してはならぬ。騒動を起こしたイ・ジョンソンを罰し官服も破り捨てろ」と命じました。

断れば世継ぎを失うと口にする英祖に「忠義を尽くしてくれた臣下を見捨て民の望みを断ち切らねばならないのなら世継ぎの地位などいりません」と世子は頭を下げてその場を去ります。

 

ジョンソンは自ら牢屋に入り「助けようとすれば自害する」と伝えさせます。

世子は悩んでいるとジェゴン(都承旨)から「官服を与えても排除されるでしょう。今は志を曲げてよく考え生き残るべきです」と説得されます。

世子は涙を堪えジョンソンを流刑にし平民出身の官吏の官服を取り上げ合格を取り消しました。しかし平民は「世子様のおかげで励みになりました。世子様が即位したら駆けつけますのでその時に官服を授けてください」と感謝しました。

世子は民に希望を与えるため、そして約束を守るため必ず王になると約束しました。

 

王様から距離を置かれるようになった世子は「身分の差がない公平な世の中を実現しようとする夢は消し去ってください。それは即位してからもです」と世子嬪に言われます。

老論派は女官ピンエが逆賊の娘ジダムだと証明すれば世子を廃位させる名文となると思い付くが証明することはできませんでした。

「昭媛ムン氏(側室)を王妃に迎えてください。新たな世継ぎをつくる努力をしないのなら臣下が立ち上がり世子様の廃位に乗り出すしかありません」

追い詰められた英祖は政敵になるかもしれない世子であっても息子であるため見捨てることはできず「社会の秩序、根底からぶち壊そうとするのは頼むからやめてくれ」と世子にお願いしました。

 

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英祖は世子を守るため昭媛ムン氏を王妃に迎えようとします。

その事を知った世子嬪と父親ホン氏は阻止するために巫女を呼び込み昭媛に「男児を授かれぬ運命」と伝えさせました。

英祖は「世子と息子を救ったな。そなたの勝ちだ」と世子嬪に伝え禁婚礼を出すが民は王様の心意を知らないため「還暦を過ぎて若い女を娶るとは」と陰口を叩かれます。

王妃選びの最終選考にキム・ハングの娘が残っているのを知った世子嬪は還暦を過ぎた王に嫁ぐのを嫌うキム氏を説得すると最終的にキム氏が選ばれ禎純王后となるが英祖は「そなたに妻としての役目は望んでいない。王妃の特権を享受すれば良い」と伝えました。

 

世子が刀を使わずに世の中を変えようとしているのでナ・チョルチュは父親を倒せない世子の役目を自分がやってやろうと思います。

どうしても民の期待を裏切れない世子は科挙の合格者に平民や賤民への指導を任せるため書斎を密かに都から離れたクァンソに建てようと思い付きます。

育てた人材を即位した時に登用したいとナ・チョルチュに協力を求めると商団の資金を使う時には書面に残す必要があるため借用書にサインを求められ受け入れます。

 

親迎礼(新郎が新婦を迎えにいく儀式)の日を狙いナ・チョルチュは王様の暗殺を企てます。

ジダムは王の行列が通る経路を調べていたがジェゴンに見つかってしまいナ・チョルチュに命令されたのだと気付く世子は「ここから一歩も出るな」と命じ出て行きます。

しかし、婚礼は世子の廃位を防ぐための王様の苦肉の策だと気付く老論派は世子を徹底して監視していたので好機だと喜びます。

ジェゴンは老論派に「暗殺を企てた者がいるらしいな」と言われ王様の元へ連れて行かれます。

ジェゴンは侵入者の報告を受け暗殺の危機に備え警護を増やすべきとこがないか世子様は視察に向かったのだと王様に説明しました。

老論派の尾行をまいた世子は「政敵の血と涙にまみれた王座につく事になる。汚れた王を君主として仰ぎたいのか!!辛いのは分かるが暗殺しても何も変わらない、都を離れクァンソに行け」と説得しました。

親迎礼が行われ王様が無事に戻ったと知らせを受けた世子は安堵しナ・チョルチュが二度と無謀な真似をしないよう説き伏せてくれとミン・ウソプを宣伝官(王の軍令や伝令などを担う官職)に就かせお願いします。

しかし、清との国境付近であるクァンソでは諍いが多いので外交問題に発展するのを避けたいために宣伝官を派遣すると伝えると老論派は暗殺疑惑が浮上した夜に都から姿を消した商団の拠点がクァンソだったため怪しいと疑い部下を派遣します。

 

世子は書斎で民に指導する者が必要だと進言されウソプの父ミン・ベクサンにお願いした頃、老論派はウソプがクァンソに行くたびに東宮殿の大きなお手元金が動いていると気付き使い道を探ります。

英祖は世子に慎重に行動して欲しいと願い責任を持たせるため少論派に進言させ、サン(世子の息子、後の王)に世孫の地位を授けようとするが老論派は「世子様次第です。身分秩序を乱す事は行わないと署名してください」と訴えました。

国の君主となる者に対して念書を書けとは……激怒した英祖は老論派ホン・ゲヒの不正を暴き「世孫冊封を主導しなければ官服を脱ぐことになる」と言い放ちます。

しかし・・・

「それよりも世子様が廃位される方が早いかもしれません。世子様はクァンソにいる謀反を企てる商団に金を流しています」

老論派は貞純王后の父親キム・ハングにウソプを尾行するようお願いしていました。

戸惑いながら報告を待つ英祖だったが世子は尾行されると読んでおり平安道にいる監司(地方の行政を担当する長官)に金を送っていました。

「飢饉によって国中で死者が続出しています。なかでもクァンソの被害が甚大であり国の予算では対策するにしても足りないため手元金から捻出するべきと判断したのです」

監司に確認した英祖は「世子を陥れようとしたのは死罪となるが挽回するチャンスをやろう」と黙らせイ・サンの世孫冊封を実現させました。

 

~ 2年後。

 

世子の部屋から書斎日記を見付けてしまった世子嬪は心配して父親ホン・ボンハンに相談します。

「王様と老論派に知られたら世子様、世孫様、我々一族まで破滅します。知られる前に書斎を潰します」

世子が湯治に行かれる際にホン・ボンハンは潰そうと企て書斎の事を知らなかった監司に「謀反のための書斎だ。反乱が起これば責任を問われる」と訴えます。

2年間、ずっと細かい網を張っていた老論派はホン・ゲヒを監視しており世子を罠にかけるために「監司がクァンソの書斎を討伐する」と世子の耳に入れます。

世子は湯治に行くふりをして仲間を救うためクァンソに向かうが老論派ホン・ゲヒは世子をお見送りに参りましたと輿を調べ中にいない事を証明しました。

 

世子が湯治に行っていないと報告を受けた英祖は息子が本当に謀反を企てているのかと困惑します。

書斎にいるミン・ベクサン達はホン・ボンハンと監司の兵に捕えられるが世子が間に合います。なんとか阻止する事は出来たが自分に知らせたのは老論派でこれは罠だと知りナ・チョルチュに書斎を移すようお願いしました。

世子は急いで戻り「書斎は学問を学ぶところです」と事情を説明しにいくが「お前は決して志を曲げないだろう。話し合っても無駄だ」とクァンソに行った事を認めた世子を英祖は拒絶しました。

この事を知った世子嬪はサン世孫の事を考えず軽率な行動をとった世子に「サンに会う資格はない」と言い放ちました。また老論派と急接近していた貞純王后は「これで世子は終わり、あとは世継ぎを産むだけだ」と笑みを浮かべます。

 

王命により兵を率いたホン・ゲヒは書斎の人々を捕えて投獄し世子がナ・チョルチュに送った手紙を押収しました。

またナ・チョルチュが書斎の人々を逃がすために襲撃をかけたため兵を養成していた事が知られてしまいます。

「世子様は謀反を企てているナ・チョルチュ率いる鳴砂団にお手元金を送っていました」

 

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世子はしっかり説明し理解を得ようと弓を射る英祖を訪ねるが「ナ・チョルチュという者を知っているか?そやつは親迎礼の時に余を暗殺しようとしていたのか?」と聞かれ「そのようです」と答えてしまいます。

「逆賊ではなく民なのです。王は何気ない一言でも町中に広まりますが民は集まらないと声は届かないのです。君主なら知るべきです。兵を率いて攻めて来なければ彼等は武器など使う事はありませんでした」

 

英祖は世子を幽閉し「こんな事を知る前に死にたかった」と嘆きます。

謀反を企てた首謀者にあまい対応だと老論派に責められた英祖は「余が命令を下すまで待て」と言い放ち、世子が謀反を率先するはずがないと分かりつつも世子が作った書斎には逆賊の子孫までもが集まっており武器を所持する鳴砂団と繋がる証拠があるため「世継ぎの地位を奪われる前に自ら廃位を決断し都を離れろ」と伝えます。

しかし、

「罪を犯したとは思っていません。無実の民を苦しめ逆賊の烙印を押した者たちを相手に最後まで戦うつもりです」と世子は断りました。

 

「逆賊の汚名があってはならんのだ。

書斎を作った罪だけを償い世継ぎの座をおりろ。そして逆賊としての罪はすべてナ・チョルチュにかぶせろ。息子サンを守りお前が生き残る道はこれしかないのだ」

断る世子だが「息子だけは守りたい。王妃になる夢は捨てられますので廃位を決意してください」と世子嬪にお願いされます。

 

世子を説得するよう英祖から命じられたジェゴンは君主としての気持ちも世子の志も分かるため「従うことはできません」と辞職しました。

英祖は世子の手足となる者たちを流刑に処するが息子ウソプが逆賊として捕らわれ、都に戻っていたミン・ベクサンは「この命を持ってすべての罪をかぶります」と願い出ます。

「息子を正せなかった罪を一生悔いて生きろ」

ベクサンは「どうか不甲斐ない父親の命と引き換えに息子の命だけはお助けください」と手紙を残し命を絶ってしまいます。

ウソプを釈放させた英祖は息子のために死ねる父親が羨ましいと思うが君主であるため自分はどうすればいいのか悩みます。

 

老論派は世子の廃位も認めず逆賊として殺すべきだと訴え英祖は追い詰められます。

逆賊の子として世孫の命も狙われていると知った世子は悩んでいると鳴砂団の精鋭が都に戻ってきているとジダムから聞かされます。

内官に扮したナ・チョルチュから「老論派の重臣から始末しますので世子様は王様がいる離宮を制圧してください。今こそ民と夢見た世界をつくる時です」と言われます。

 

「世子に関しては意に従うから世孫サンには手を出すな」

老論派に反対された英祖は「世孫に王位を継がせるが世子の息子としてではなく若くして死んだ長男・孝章世子の養子に取る形で継がせるのだ。これ以上譲歩を要求するなら戦を覚悟せよ」と黙らせました。

 

もはや蜂起しか道はないと思う世子だが英祖が普通の家庭に生まれれば苦しまずに済んだのにと涙を流し苦しむ姿を見て胸が締め付けられます。

世子はホン・ボンハンを呼び出し自分さえ重臣の意に従えば父上が世孫を守る方法を見つけた事を確信します。また世子嬪が「世子様は立派な君主になるお方です」とサンに話しているのを聞いて蜂起を成功させて非情な君主にはなれないと決断します。

しかし、蜂起の取り止めの知らせを受けたナ・チョルチュは世子様を救おうと動いていました。

 

世子は蜂起を止めるため刀を手にして離宮に駆け付け英祖に刀を振り上げる刺客を背後から斬りつけるとそれはナ・チョルチュであり驚きます。

「よい相棒になれると思っていたのに…」

「私もすぐにあとを追うゆえ相棒になれるだろう」

 

英祖は「全て丸く収まるからその刀で余を斬れ、権力とはそうやって握るものだ。父親が先に死んで子が残るのが天の理だ」」と言い放ちます。

世子は涙を流し刀を捨てます。

「蜂起を成功させたら同じ歴史を繰り返します。虐殺を指揮した手で未来をつくったらどれだけ辛く苦しいことか誰よりも父上がご存知なはずです」

涙を堪えながら英祖は頷きました。

 

世子は息子サンに自分の夢を託し米櫃の中に入り餓死しました。

 

 

22代王・正祖となったサンは「私は思悼世子(英祖によりイ・ソンの死後贈られた尊号)の息子だ」と宣言し、王宮に書斎(奎章閣)を建て身分の差はなく人材を集めました(終)

 

 

 

 

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