「 羊の木 」 < ネタバレ あらすじ > 港町にやってきた新住民はすべて元殺人犯だった!! 更生すれば救われる?!

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

羊の木(Blu-ray豪華版)(Blu-ray+2DVD)

 

監督=吉田大八

「パーマネント野ばら」「紙の月」など

 

月末一(錦戸亮)

石田文(木村文乃)

杉山勝志(北村一樹)

宮腰一郎(松田龍平)

太田理江子(優香)

栗本清美(市川実日子)

福元宏喜(水澤紳吾)

大野克美(田中泯)

 

< ネタバレ あらすじ >

      羊の木

 

港町魚深の市役所職員・月末一は雇用先も住居も決まっているから六名の受け入れを担当してくれと課長から命じられます。

理髪店で働く福元宏喜を迎えに行くと2人の男性に見送られていました。途中、定食屋によると彼はお酒を飲みたそうにしながらチャーハンを勢いよく口に運んでいました。

次に介護センターで働く太田理江子を迎えに行くと彼女は自分の服がカビ臭いと気にしてお土産ショップでTシャツを買いに行ったがサイズが小さく胸が協調されていたので月末は目のやり場に困ります。

清掃員の栗本清美を家まで送ったあとクリーニング店で働く大野克実を迎えに行くが車を走らせていると後ろからバッシングされ停まるよう求められます。どうやらヤクザらしく大野は組員をあっさりと追い返していました。

なんかおかしいと思った月末は課長に問い詰めると国家の極秘プロジェクト「人工が減少している魚深が問題ないであろう受刑者を仮釈放させ仕事と住居を提供して更生させる事で刑務所のコストを削減させる」だと知らされます。

釣り船屋の杉山勝志を送ってから月末は最後の1人、宅配業者の宮腰一郎を迎えに行くと「刑務所から出て来たの知ってるのに普通に接してくれるんですね。怖くないですか」と聞かれます。

宮腰は因縁を付けられて逃げようとしたが執拗に迫ってきてもみ合いとなり気付いたら相手が死んでたんですと自ら話し始めました。

 

同級生の石田文が帰郷したので月末は喜び久しぶりにバンドやろうと誘ってドラムをする同級生の須藤に連絡します。

文が離婚して帰郷したと思っていたが結婚していないと知り好意を持っていた月末は内心喜びます。

ある日、釣客の死体が発見され近くで働く杉山を疑いながら資料を読んでいると後輩の田代が「6人を疑ってるんですか」と話しかけてきました。田代は課長のパソコンを勝手に覗き見したらしく「6人全員殺人犯ですからね」と言いました。

●福元は自分を虐めていた上司を酔った勢いでナイフで刺す。

●大野は敵対する組長の首をワイヤーで締める。

月末はもう聞きたくないと席を立とうとするが死体には暴行の跡があったらしいから杉山が犯人じゃないかなと言われ船場まで行くとカメラを手にする杉山が「何か用?」と話しかけてきました。

刑務所で写真部だったからと笑う杉山は「俺やってないから」と言いました。

 

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病気療養中の父親にセンターに太田って人が新しく入ったから何かあったら言ってと月末は伝えるが「何かって?」と言われ言葉に詰まります。

文と須藤でバンドやっていると音が聞こえたからと宮腰が話しかけてきました。この日から宮腰はギターを買いメンバーに加わります。

バンド練習の帰り理髪店の前を通ると「自分が刑務所にいたことがばれたかも」と福元が怯えながら話しかけてきました。

理髪店店主の雨森に月末は謝罪しに行くが「俺も刑務所上がりで居場所が大事なの知っているから大丈夫」と言われ驚きます。

浜辺を掃除していた栗本は羊の木(西洋につたわる伝説の植物)が描かれた缶のフタを拾い部屋に飾ります。

”その種子やがて芽吹き タタールの子羊となる 羊にして植物 その血 蜜のように甘く その肉 魚のように柔らかく 狼のみ それを貪る (東タタール旅行記)より”

 

死体の解剖の結果、脳梗塞だと分かり殺人ではありませんでした。

ほっとした月末は「のろろ祭り」の準備に入ります。魚深の守り神である「のろろ」は崖の上に銅像がありあまり見てはいけないとされていました。

昔は選ばれた2人の生贄が同時に飛び込む儀式があり1人は必ず助かり1人は死体も上がらない言い伝えがありました。

のろろ祭りには6人の新住民も参加したが大野が顔を出すと顔に大きな傷があるのでヤクザだと恐れられます。酒を飲んでしまった福元は酒癖が悪く暴れてしまいそれを見ていた栗本は出て行ってしまいます。暴れる福元を見て杉山は笑いながら写真を撮っていると宮腰がやってきて福元を締め落としました。

月末は心配になって栗本に声を掛けます。DVに悩んでいた彼女は我慢できなくなり寝ているところを一升瓶で殴りつけて刑務所に入ったので思いだして怖くなったのだと言いました。

 

色気を隠しきれない理江子はいつの間にか月末の父親・亮介と深い仲になっていました。祭りの日は亮介の家に泊ろうとしたが亮介が転倒したので病院に運ばれます。

月末は病院に駆け付けると父親が理江子と本気で交際していると知りどうゆうことなのか彼女に聞きます。

「前科がある事父親に言ったんですか?どうして刑務所にいったんですか?」

理江子は夫からセックス中に首を絞めるよう言われ、怖かったが気持ちよさもあって混乱し気付いたら死んでいたのだと言いました。

こんな自分は人を愛してはいけないのでしょうか?と聞かれた月末は言葉に詰まります。

 

クリーニング店店主は顔に傷があるだけで疑うなんて酷いもんだと怒ります。大野は「人が肌で感じることは大概正しいです」とすべて正直に話すと「私から見たら悪い人には見えないから」とそのまま受け入れてくれました。

片想い中の文が宮腰と恋仲である事を知った月末は動揺して「彼は人を殺した男だぞ」と言ってしまいます。

反省した月末は「喧嘩してつい話してしまった」と告げると宮腰は「謝るのは市役所として?それとも友達として?」と言いました。

「もちろん友達として」と答えると宮腰は許してくれました。

しかし後輩から、宮腰は過剰防衛だったのに執行猶予が付かず刑務所にいたって事は未成年の時に重罪を犯した可能性があると言われ気にします。

 

のろろ祭りの写真の記事を見た男が宮腰を捜しに町にやってきました。

訪ねられた杉山は「知ってるよ。。そいつが刑務所にいたことも」と笑いながら居場所を伝えました。

男は宮腰に殺された被害者の父親であり、杉山は「見てたよ、お前が殺すとこ。どこに死体隠したんだ」と宮腰に話しかけます。

「何人目だ? 」と挑発された宮腰は平然とした表情で躊躇せず杉山を轢き殺しました。

 

月末が帰宅すると宮腰がギター練習しようとやってきました。

「刑務所は初めて?……少年院は?」

友達として聞いている事を伝えると宮腰は「行ったよ」と言いました。

海見に行かないと誘われた月末は夜遅かったので戸惑うが付き添う事にすると車の中に杉山が持っていたカメラがあるのを目にします。

月末に文から電話がかかってくるが宮腰が携帯をとり「今から岬に行くから来なよ」と電話を切りました。

 

「昔の話ではなく今でも僕は人殺しなんだ。そしてそんな僕を許せないだろ?だったらどっちか死ぬしかないんだよ。海に飛び込んでのろろ様に決めてもらおうよ」

スクーターに乗って文が駆け付けると宮腰が月末の手を掴み海に飛び込みました。水面に顔を出したのは宮腰だったがのろろ様の銅像の後頭部が落下し宮腰に直撃しました。

月末が水面なら顔を出し文はほっとします。

のろろ様の銅像は住民によって海から引き揚げられ更生した残りの4人はそのまま受け入れられ魚深で新たな人生を掴みました。

 

 

 

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