「羊と鋼の森」<ネタバレ・あらすじ>調律師になるには技術だけではダメなんだ!たった1つの音のために森を彷徨う

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

羊と鋼の森 DVD通常版

 

監督=橋本光二郎 脚本=金子ありさ 原作=宮下奈都 

森の中で育った青年は調律師を目指す。

悩みながらも先輩や客である姉妹との出会いで成長し自分の目指す場所を見付ける!

 

外村直樹 (山崎賢人)

調律師を目指す青年。積極的に学ぼうとするが焦るなと言われる

柳伸二  (鈴木亮平)

外村の指導者。技術だけでは求める音は見付けられないと教える

佐倉和音 (上白石萌音)

練習し続けないと不安になるピアニストで姉妹の姉、将来に悩む。

佐倉由仁 (上白石萌歌)

楽しければいいと考えるピアニストで姉妹の妹、将来に悩む。

上条真人 (城田優)

ジャズピアニスト。柳を信頼するが外村にはダメだしする

板鳥宗一郎(三浦友和)

一流ピアニストからも許可が得られる調律師。外村が調律師を目指すきっかけとなった人物

 

< ネタバレ あらすじ >

    羊と鋼の森

 

17歳の時、このままなんとか高校を卒業して生きていければいいと漠然と考えていた外村直樹は調律師の板鳥を体育館まで案内した事がきっかけでピアノを調律する事に興味を持ちました。

羊の毛で作られたハンマーが鋼の弦をたたいて音が生まれた時、森の景色が見えた

東京の調律師専門学校で2年間学んだ後、故郷の北海道に戻り板鳥がいる江藤楽器店に就職しました。

 

果てしなく深い森に足を踏み入れた外村は早く一人前の調律師になりたいと積極的に学ぼうとするが先輩の柳からは焦らず堂々としていろと言われます。

柳に指導されながらコツコツ学んでいくが、佐倉和音、由仁の姉妹と出会うと音色が違うと求める音が違うのだと分かり悩みます。

またジャズピアニストの上条からは「かたい音にしてほしい。 グッときた音が広がる感じ」と言われ音を揃えるだけでも難しいのに・・・・・。

どんな音を求めるかはゆで卵と一緒で好みの問題なんだと柳は言いました。

調律師は技術も必要だが意思の疎通が最も重要だ

 

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ある日、ピアノが大変なんですと和音に話しかけられ外村は1人で向かいます。

季節の変わり目は温度や湿度も変わりハンマーの間接部分がかたくなるので調律すると姉妹は嬉しそうに弾き始めました。

拍手する外村だが「微妙に落ち着かない感じがする、音程が下がっている」と指摘されます。確かにそう感じ調律し直すものの逆にどんどん悪くなる一方となってしまい柳に助けを求めました。

 

「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら厳しく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のように確かな文体」

理想とする音をそのまま表していると板鳥は言いました。

外村はメモを取ると「きっとここから始まります」と調律器具をお祝いとしてプレゼントされます。

 

1人でそろそろやってみろと柳に言われた外村は南宅を訪ねます。

家の中は薄暗く南は言葉を発しませんでした。14年間ほったらかしにされていたピアノだったので掃除から始めかなりの時間がかかりました。

14年前に両親を亡くしてからピアノに触っていなかった南は鍵盤に触れると子供の時を思い出し指が動き始めます。すると両親の喜ぶ顔や可愛がっていた愛犬と出会い涙を流します。

外村は素晴らしい演奏に拍手すると南は笑顔を見せました。

 

コンクールが迫る和音は緊張し練習を止めることは出来ないが妹の由仁は楽しめれば良いとゆう考えで練習をしたくない時はしませんでした。

どんなに練習しても本番になると拍手をもらえるのは由仁の方であり、話を聞いていた外村は自分にも弟がいて家では何をやっても勝てるのに本番になると弟が勝つので分かるような気持ちになります。

姉妹がいる佐倉家の担当となった外村だがコンクールを終えた日、「娘がピアノを弾けない状態になってしまったから調律は見送る」と親から電話があり自分が調律したせいだと落ち込みます。

おそらく自信を付けさせたい一心で和音の方ばかりに気を取られたから由仁の方が・・・・そんな外村に「お前はもう佐倉家にかかるな」と柳は言いました。

 

祖母が亡くなった知らせを弟から受け外村は山奥にある実家に戻ります。

調律師を目指すとき「ピアノは世界と繋がっている」と口にしていました。

心配する家族に祖母が「あの子は小さい頃から森が大好きで迷っても必ず戻ってきたから大丈夫だ」と説得していた事を知り外村は森の中に入っていきます。

 

ピアノを弾こうとすると手が動かなくなっていた由仁は復活しつつあるが逆に和音がピアノに近付く事も出来なくなったと知ります。

自分に才能があればと悩んでいた外村は「才能は好きな気持ちじゃないかな、離れられない想いとか執念とか、諦めないのが才能につながるんじゃないかな・・・」と柳に言われ佐倉家を諦めずに訪ねます。

そして柳が結婚する事が決まりパーティーで和音が弾くから調律してくれと頼まれます。

由仁に連れられやってきた和音は外村が調律したピアノにゆっくりと近付いていき座ります。

1つの音を鳴らした和音は驚き、目を閉じて深呼吸したあと弾き始めました。今まで深い海の底にいるような感じだった和音は明かりを目し弾きながら光が差す方へ泳ぎ出しました。

和音はプロのピアニストになると決心し由仁は「ピアノを弾くと結局は1人だからその人を支えるために調律師になりたい夢を持ちます。

 

本番が近付くと和音は急にピアノの練習をやめます。外村は部屋全体を見渡し本番では大勢の人が食事を楽しんでいる事を想像し「音を飛ばさないと」と気付きます。

一流ピアニストの調律を行う板鳥に同行した時を思い出しピアノの底にあるローラーの向きを変え調律し直します。

「明るく静かに澄んで懐かしい文体、少しは甘えているようでありながら厳しく深いものを湛えている文体、夢のように美しいが現実のように確かな文体」

森の中を彷徨う外村は祖母が言っていたとおり戻ってきます。

1つの音を鳴らすと和音と由仁は笑顔になり本番の和音の演奏は祝っていると誰もが感じました。

外村は森を歩き続けたいと思いコンサートチューナーを目指すと事を決めました。

 

 

 

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