放課後(東野圭吾)<ネタバレ・あらすじ>誰かに命を狙われていると確信する教師・人から奪うと失うものがある

 

放課後 (講談社文庫)

 

 

ネタバレになってしまいますのでご注意ください

また鮮明に覚えて書いているわけではありません 

 

 

<ネタバレ・あらすじ> 

    放課後 

<東野圭吾デビュー作> 

 

スポンサーリンク
 

私立清華女子高等学校の教師になった前島は誰かから命を狙われていると確信しています。

線路に突き落とされそうになったり、シャワーを浴びているときに百ボルトの家庭用コードの先端を放り込まれたり、頭上から鉢植が落ちてきたりしていた。

 

何か仕掛けられる前に自分で犯人の正体を探さねばならない。

 

●高原陽子

 タバコを生活指導部の村橋に見付かり髪の毛を無理矢理切らされる。前島を旅行に誘った事があるが断られてから問題児となる

●アーチェリー部のケイと加奈江

前島に慣れ慣れしく接近してくる。ケイは合宿の時に誘惑して前島とキスした事がある

●栗原校長

息子の貴和の結婚相手に麻生恭子先生を推そうとしている。前島が命を狙われてもまだ待てと指示

●裕美子

前島の妻。夫が命を狙われているかもと知るが重く受け止めていない

●北条雅美

陽子の親友。推理好き。

 

事件発生!!

前島は更衣室に入ろうとするが心張棒がしてありドアが開きません。

ケイと体当たりしてドアを倒すと青酸中毒死する村橋先生を発見します。

第一発見者の前島とケイ、女性用側の数少ない利用者の1人で中年の堀教論、そして一番最後に更衣室を利用した藤本先生の4人が事情聴取を受けた。

片方だけ施錠しても意味がないが女性側は施錠されていて男性側は心張棒がされているとなると密室殺人という事になるが男性用から女性用へと誰かが乗り越えた跡がありました。村橋がコンドームを持っていたので女性問題かと警察は疑います。

停学をくらい髪の毛を切られた陽子が疑われるが親友の北条雅美が陽子の無実を証明します。
被害者が中に入っている時に錠前をすり替えれば出て行く時に開いている状態に出来るがそのためには一度帰宅している陽子には不可能だと言いました。

前島は車に轢かれそうになるバイクに乗る陽子に助けられます。陽子は村橋を憎んでいて昼休憩の時に村橋の背広の中にコンドームを入れ、放課後教室で会う約束をして大声を出す計画でした。

しかし村橋がどこかへ行ってしまったので尾行しており女性側の更衣室を見ていたが誰も出てきていないと言いました。


体育祭の日、仮装行列でアーチェリー部顧問の前島はピエロになるよう言われるが生徒を驚かせるため体育教師で陸上部顧問の竹井先生と入れ替わります。

しかし手に持っていた一升瓶を口にした竹井は青酸中毒で死んでしまった。

一升瓶をすり替えたのは指紋から麻生先生だと分かるが「一升瓶をすり替えなければ死んだ村橋の背広の中から見付けたものを公表する」と脅され実行したことが分かります。

 
殺された2人の共通点は合宿の時に見回りしていたぐらいでした。前島はケイに誘惑されキスしてしまった次の日に1年の宮坂恵美が体調悪くて休んだ事を思い出し調べると自殺未遂をしていた事が分かります。
前島が狙われているように見せかけるのは殺された2人の共通点をなくさせるためだ。
ケイにあげた矢を加奈江が持っていた事で前島は密室を作りだしたのはケイしかいないと気付きます。
”ケイにあげた矢に丈夫な糸を付けて戸と壁の間から外に出して置きもう1つの棒は軽く心張をしたようにしておき部屋に入った時にクィーバーの中に入れて誤魔化したのです”
 
密室を作ったのがケイで殺したのは宮坂恵美だった。
村橋の背広の中に更衣室に来てくださいとメモを入れ青酸ソーダを飲ませたのです。
背広からメモを抜き取り出ようとしたのだが、たまたま麻生とのベッド写真を見付け深い関係だと知り一升瓶をすり替えさせたのです。
恵美は合宿で村橋と竹井に覗かれ、恥ずかしくて悔しくて自殺をはかったのです。
なんとかケイが元気付けていたが毎日毎日視線レイプされてる気分になり耐えられなかったのが動機です。
 
前島は酒を飲んで帰る途中、車から降りてきた男に刺され「早く逃げて」という妻の声を耳にします。
前島は、自由、楽しみ、そして子供を彼女から奪っていました。
 
誰かが通りかかるのをひたすら待つ前島は長い放課後になりそうだと覚悟を決めます。