風起花抄(ふうきかしょう)最終話・43~46話ネタバレあらすじ&視聴感想を結末まで

作品情報/キャスト

グーリー・ナーザー&ティミー・シューが共演し視聴率、再生ランキング一位を獲得した宮廷ラブ史劇

唐の第2代皇帝・李世民の時代。天下第一針の称号を持つ刺繍の達人・安氏は弟子に謀られ娘・琉璃を不禄院の孫徳成に預け命を絶つ。琉璃は豆子と名を変え男装して宮中で育ち母の才能を受け継ぎ成長するもそれが災いを呼び宮中を去ることになってしまう。裴行倹に助けられた琉璃は陰謀が渦巻く宮中で母の死の真相を明らかにし無実の罪を晴らそうと決心する。

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庫狄琉璃(グーリー・ナーザー)裴行倹(ティミー・シュー)武媚娘(シー・シー)李治(ジャオ・シュンラン)孫徳成(ユー・ホンジョウ)卓錦娘(リー・シンイー)李世民(タン・カイ)小順子(ユー・ビン)など

 

「風起花抄~宮廷に咲く琉璃色の恋~」全あらすじ一覧

 

完全版・全46話で紹介(テレビ放送だと40話)

 

ネタバレ感想/風起花抄

 

43話・仇を葬り屈辱を果たす

琉璃に拒絶された皇帝・李治は酒の飲み過ぎだと王内侍に心配されます。すると宝児が飛んできたので確認すると伝書鳩代わりに飛ばされたのだと分かります。

即位の祝いと権力の頂に立つ者は常に孤独なため何かあれば宝児を飛ばしてほしいと文に書かれており自分を想ってくれているのは武媚娘だけだと思います。

卓錦娘と林尚服は褘衣を作って君主を欺き無辜の安氏に罪を着せ骸まで焼いた大罪で斬首刑が命じられます。

琉璃は面会に行くと死にたくないと訴えられるが「往生際が悪い、自業自得だ」と言い放ちます。正体を隠し10年、ついに仇を葬り屈辱を果たした琉璃は残りの人生は幸せに暮らす事を母に誓います。

 

李治は裴行倹を呼び曹王の陰謀を阻止し琉璃の命を救ったことで褒美を与えると告げます。

「何を願い出るか決めていた様子だな、婚姻以外は何でも与える」と告げると裴行倹は言葉を失います。

家族に不幸をもたらす孤独の星に生まれたと流言を煽っている叔母・臨海長公主に牽制するため貴族の娘との婚姻を授けるつもりだったが先帝が崩御したばかりで時期が悪いと告げます。

裴行倹から唐と陛下に忠誠を尽くすことが願いだと言われ「吏部に移して人材集めを任せたいが経験がないため数年は長安令として経験を積め」と命じます。

定めにより皇宮の外で任に就かれる場合、出入りを認める腰牌を返却せねばならず裴行倹は琉璃に会えるのはいつになるだろうかと悲しみます。

 

永徽5年、万年宮へ避暑にやってきた昭儀の武媚娘は陛下に拝謁賜りたいと裴行倹が門前にいると王伏勝から聞かされます。

目的が琉璃であることに陛下が気付かぬはずないので帰るように説得しろと告げると言葉を尽くして説得したが動こうとしないと言われます。

瑠璃が山頂の梳粧楼に移り絵を描いたり衣を作ったりしているので李治は5年経っても受け入れてくれる様子はないようだと肩を落とします。

武媚娘は門前で動こうとしない裴行倹に宝児を届けるよう伝え陛下に宝児が逃げていなくなってしまったと告げます。

裴行倹は陛下のもとに宝児を届けると受け取る武媚娘から「まずは時期を待て、会えるだけで幸い、過分な望みはお互いを傷付ける」と言われます。

武媚娘は七日連続の雨で夜道は危険だと告げると陛下から泊まって行けと言われた裴行倹は客室に向かうと琉璃が山頂にいると知ります。

(武媚娘はあいかららずの策士ですね。にしても夫の子に嫁ぐとは・・・、さすが中国史上唯一の女帝になられるお方です!!)

 

44話・借りを返すとき

山頂の梳粧楼にいる琉璃は裴行倹が来ている事を知るが山津波に気付き大きな音を立てて危険を知らせます。

琉璃は助けに行かねばと止めに入る鄧七娘を振り切って傘を手に出て行くと足を滑らせ倒れそうになったが駆け付けた裴行倹に抱きかかえられます。

5年ぶりの再会を果たす二人は山津波で多くの人が流されるから今なら逃げても誰にも気付かれないと鄧七娘に言われます。

李治は裴行倹がいないと知り人情をくんだ天意、琉璃と逃げたに違いないと思います。二人からの借りもこれで返せると告げ避難の準備に入ると裴行倹が山頂に逃げましょうとやってきたので驚きます。

琉璃は道を示すために火を起し裴行倹は陛下や武媚娘たちを山頂まで案内します。

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李治は「皇宮を出て好きな人と暮らすが良い」と琉璃に告げると、陛下を訪ねようとしていた武媚娘は笑みを浮かべ引き返します。

琉璃は武媚娘に感謝すると鄧七娘たちに別れを告げ宮中を離れます。

裴行倹は素定方と于夫人に妻となる琉璃を紹介すると婚礼までここで暮らせばいいと言われます。琉璃はお心遣いに感謝するが西市で店を営む伯父がいると告げるとご親族をも守るためと言われます。

嫁げば河東公府と中眷裴一族に目の敵にされる、裴行倹の最初の妻は連中に殺されたようなものだと知らされ妻を持った事があったのかと驚きます。

臨海大長公主が婚礼を邪魔するのは裴行倹の財産を握っているからだと知る琉璃は養女として迎えられ改めて感謝します。

 

裴行倹は河東公府を訪ね于夫人の養女を娶ると報告します。許嫁は庫狄琉璃だと告げると崔夫人はかつて如琢が側室に迎えようとして断れ大恥をかかされた家だと思い出します。

琉璃は如意衣装店を訪ね、伯父と阿霓と涙の再会を果たします。

(裴行倹との再会より伯父と阿霓との再会の方が感動しました。臨海大長公主という悪人ボスキャラがいやがったか、笑。裴行倹の最初の妻を養女にしたのも裴行倹のおかしな噂を流したのもすべて財産を握っていたいからか、最低)

 

45話・庫狄家

琉璃はすぐに訪ねてこられなかったのは裴行倹との婚礼が名門の河東公府に関わるからだと伯父と阿霓に告げます。

于夫人が琉璃を養女にすると守ることで頭がいっぱいなので裴行倹は琉璃を浚い幸せな一時を過ごします。

皇帝の寵愛を一身に集める武媚娘は皇后や妃嬪に恨まれ皇后と蕭淑妃は結託して攻撃します。陛下は廃皇を考え武媚娘を皇后にするつもりだと知った佩健康は友としては嬉しいが臣としては別だと言います。

 

如意衣装店の前で琉璃を目撃したと珊瑚に言われた庫狄延忠は冬至の翌日は娘は実家に戻る日なので食事を用意して待っていました。

珊瑚は安氏を見捨てた父と母娘を見捨てた母を瑠璃はまだ恨んでいるんだろうと言い食事に手を付けます。すると五娘が訪ねてきて義姉上の汚名をすすいだのは琉璃なのかと責められ宮中で生きていて蘇府の養女になったのを知らなかったんだと誤魔化します。

河東公の世子と裴炎が同時に見初めたのは珊瑚ではなく琉璃だったから両家の縁談を断ったのだろうと激怒されます。

琉璃はお土産を持って庫狄家を訪ねると父と伯母に大歓迎され、除け者にされる珊瑚と曹氏は不貞腐れます。

琉璃は母上と自分は庫狄家のお荷物ではないし借りもないと告げると安氏の位牌には正妻と書き庫狄家の祠堂に納めて亡き魂を祭ってあると言われます。過去は水に流すがどんなことがあっても自分の利益のために家族を犠牲にしては駄目だと父親に忠告します。

 

臨海大長公主から大きな屋敷を贈られ琉璃は冷静に断るが敵意ありと見なされ面倒が起きそうだと思い頂戴することにします。

しかし河東公府に珊瑚が嫁ぐと知らされ、引き入れて盾にするのでなければ攻撃させる気だと気付き予想していたより手強い相手だと思います。

(庫狄家族も一度痛い目に遭ってほしかったけど許されるんかい。そして珊瑚はまたしても何かしでかすつもりなのかな?大長公主の駒として動きそうだ、家族は犠牲にしてはいけないと話したばかりですけど・・・)

 

46話(最終話)・婚儀

琉璃は屋敷も嫁荷もそろったが側仕えの侍女が見つからないため安四郎に相談すると河東公府と中眷裴家の一族が相手であるために確かに如才ない侍女が必要だと言われます。

また洛陽にある佩健康の家財の記録を見せ規模や現状を密かに調べてほしいとお願いします。

曹氏は琉璃が戻ったので出迎えなければと思うが世子に嫁ぐ珊瑚は必要ないと駄々こねます。琉璃は高貴な方の複雑な心理は推し量れないから分を守って他人も自分も傷付けないよう忠告します。

すると二人の侍女を送り込んできたので大長公主が珊瑚を引きいれたのはこのためかと察知し、連れて行きたいなら自分のそば仕えにすればいいと告げます。

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安四郎は庫狄家を訪ね「お前は離縁状を書き妹との関係を断ったうえ側室に実の娘を捕らえさせたな、しかも宮中で苦しみ抜いて戻った琉璃をまた見捨てた」と責め立てます。

琉璃のために二人の侍女を連れてきたと告げると珊瑚と曹氏が娘のために既に選んであると言います。琉璃が出世したら娘と言い出すとは恥知らずにもほどがあると言い放つと琉璃は阿霓と小壇がやってきたので喜びます。

崔夫人は役に立たない珊瑚を世子が娶る必要はあるのかと意見を述べるが瑠璃が嫌いなら駒は多い方がいいと大長公主に言われます。

 

準備万端で婚儀が行われると孫徳成と順子、そして鄧七娘も祝福にやってきます。

琉璃と裴行倹は夫婦となり永遠に離れないことを誓うのでした。終。

(あれ、最後はなんかあっけないな。大長公主との対決があるのかと思ったがないのね、だったらこのくだりいらなかったよね、苦笑。普通に5年後に再会して陛下の許しも得て結婚でよかったよ。パート2があるなら話は別だけども・・・)

 

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