「風起隴西」ネタバレ鑑賞感想・17話18話19話20話あらすじを紹介

作品概要・キャスト

馬伯庸の小説を映像化した三国時代の中国歴史サスペンス

西暦228年、諸葛亮は曹魏への北伐を開始するが失敗に終わる。蜀漢の諜報機関・司聞曹は蜀軍が偽情報で判断を誤り、偽情報を送ったのは曹魏に潜入している蜀漢の間諜・陳恭だと分析。対諜報部門・靖安司から真相を突き止めるよう命じられた荀詡は曹魏に潜入し、司聞曹の中に燭龍と呼ばれる曹魏の間諜が情報をすり替えたと分かる。また蜀漢の新兵器・連弩の設計図を盗み内乱を起こさせる青萍計画も実行するつもりだと知り荀詡と陳恭はともに燭龍を捜し出そうとする

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陳恭(チェン・クン)荀詡(バイ・ユー)馮膺(ニエ・ユエン)李厳(イン・ジューション)孫令(チャン・ユエン)柳瑩(アンジェラベイビー)翟悦(スン・イー)楊儀(ユー・ハオミン)黄預(チャン・シャオチェン)諸葛亮(リー・グアンジエ)郭淮(グオ・ジンフェイ)など

 

「風起隴西」全話あらすじ一覧はこちら

 

全24話で紹介

 

ネタバレ感想/風起隴西

 

17話・反間の計

紫煙閣で柳瑩と接触した陳恭は自分が本物の燭龍であると告げ、郭淮将軍は五仙道と高堂秉を犠牲にして我らを重要な位置へと導いたのだと言います。

李厳に近い柳瑩は精鋭5万と同等だがまだまだ足りないと告げると、こたびの失敗で馮膺は失脚すると言われます。

翟悦も必要な犠牲だったのかと聞かれ、李厳のそばにいる柳瑩に死なれたら累が及ぶので見逃すがその名を2度と出すなと忠告します。

 

陳恭の父親は李厳の影武者となって馬秦と戦ったが郭淮将軍に情報を流した馮膺のせいで資中県で戦死していました。

陳恭は次の標的は馮膺であり連弩の設計図を奪う計画はこれからだと柳瑩に告げます。

北伐の兵に関して丞相に任せるらしいと知った李厳は単独で参内せよと命じられ皇宮に向かいます。祈祷中の陛下を待っていると密命が届き先帝が崩御の際につけていた玉帯を授けられます。

玉帯を細かく調べると文を見つけ生姜と酢を染み込ませた筆でなぞると文字が浮かび上がります。

「諸葛孔明を武郷侯に任じ益州を任せ朝廷の決定権を与えた。しかし、いまだに天下は不穏で安心できぬ。専横を極め重大事案も上奏せず皇太后も罪を問いたがっている。張飛の娘を勝手に皇后に立て献帝に対する曹操より酷い行ない。曹丕の10倍の才があり朕に価値なくば諸葛亮が国を奪えと言ったがその言葉は先帝の疑念を表す」

 

(これは判断が難しい。郭淮将軍が馮膺の情報を欲しくて間諜だと見破った陳恭を騙している可能性もある。また陳恭は罠だと知りつつ従いながら探ってる可能性もある。もし本当に親の仇を打つつもりなら荀詡を裏切る事になるし翟悦をそのために犠牲にしたことになる。さすがにそれはなさそうなんだけど・・・どうでしょうね)
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18話・連環の計

陳恭と食事を摂る荀詡は高堂秉が単独で動くはずないと告げると朝廷は馮膺の監督不行き届きを許したそうだと言われます。

高堂秉は軍謀司に入って7.8年経ち知人は多岐にわたるから上は追求することを望まないと心配されます。燭龍の事案の謎を暴くことが人生の意義だと告げるが高堂秉が自害したと報告が入り急いで向かいます。

状況を見て自害ではないとすぐに気付くが自害で処理しろ、お前のためだと陳恭に言われます。

李厳のお陰で免責された馮膺は彼が柳瑩を囲えるよう豪華な別荘を用意すると喜んだ李厳から皇帝の密勅に従い諸葛亮を陥れる策を練るよう指示されます。

 

郭淮は五仙道の黄預を連れて郭剛を訪ねます。陳恭は仲間だと言われても黄預は五仙道を潰されたので根っこからの悪党だから信じてはいけないと訴えます。

郭淮は陳恭は自分の命で動いていたので陛下から褒美が与えられるはずと告げ漢中に戻ったら協力するよう指示します。

陳恭は李厳の屋敷を訪ね、高堂秉は消えたから正体が暴かれることはないが残念ながら荀詡は徹底的に追求しそうだと柳瑩に告げます。

その頃、馮膺は訪ねてきた楊儀に連弩を盗むのは目くらましで狙いは李厳を制圧することだったと話します。敵の裏をかくため計画の実行を阻まず李厳の腹心になったほどだと告げると、すべて分かっているが危険を冒すしかないのだと言われます。

陳恭に恨まれていることが気がかりだと告げると機会を設けて釈明すればいいと言われます。しかし自分の段取りより嗅ぎつけるのが早い荀詡が高堂秉の死への関与を暴いたらすべては水の泡だと告げます。

 

馮膺は李厳と陳恭に、こたびの北伐の戦術はかつて韓信が使った策を模倣しているので魏延が陽動作戦で隴西を攻める隙に丞相は主力を率いて陳倉を奇襲し、その後、陳倉を兵糧の拠点に長安を狙うはずと言います。

そこで一歩目に情報を曹魏に流して魏延の部隊を殲滅すると告げると、丞相の北伐の戦術は最高機密であり突き止められたら李厳は終わり、そして曹魏の上層部が我々からの情報を信じる保証はあるのかと陳恭に聞かれます。

馮膺は命の危険を感じながら郭淮と直接通じていると告げ、2歩目に呉軍に変装した李厳の腹心が関所を襲い呉と蜀の商道を断つと告げます。

(何回も言うが本当に話が難しいし混乱するね。そもそも郭淮が陳恭を騙していたらどうするんだと考えてしまう。だけど馮膺は心配事として楊儀に話してましたね・・・だけど何か誤解があるような気がする)

 

19話・釜底より薪を抽く

一歩目に情報を曹魏に流して魏延の部隊を殲滅する、二歩目に呉軍に変装した李厳の腹心が関所を襲い呉と蜀の商道を断つ、三歩目に東呉の侵攻を偽装して兵糧を動かし諸葛亮の北伐を阻止する。と馮膺は李厳に策を告げます。

狐忠から馮膺の計略は悪辣で丞相の首を献上するも同然だと言われた李厳は守ってやったからだろうと告げ三歩目に備えよと命じます。

 

荀詡は馮膺と話したときに牢の内壁と思われる汚れが付着しているのを目にし誰にも知られずに高堂秉を殺害できるのは彼しかいないと疑います。

足を怪我する荀詡に代わりに裴緒は馮膺の屋敷を調べると死に至らせた木片の欠けていた部分を見付けます。荀詡は陳恭のもとを訪ね証拠としては足りないかも知れないが疑うには十分だと相談します。

人手が足りないので人材を揃えて欲しいとお願いし天水から戻る際に助けた柳瑩も監視したいと告げます。

柳瑩を李厳のもとに送ったのも馮膺であるため一連のことを考えると胸騒ぎがするのだと告げると嫉妬だなとからかわれます。

 

郭淮は陳恭なら馮膺を排除できると思うが義兄弟の荀詡を排除しなかれば彼が窮地に立たされると思い五仙道の黄預に漢中に戻るよう告げます。

陳恭は人の気配を察知し警戒しながら中に入ると妻を殺した黄預がいました。五仙道を潰されたのだからお互い様だと言われ荀詡暗殺の郭淮からの密命を伝えられます。

荀詡は柳瑩に再会すると馮膺の官印を盗むよう頼み利用したことを謝罪します。高堂秉は曹魏の間諜であり月に三回会っていたのは君だけだと告げると李厳との仲を嫉妬しているのではなく利用されたと思ってるのねと言われます。

(馮膺がそんなヘマするだろうか。荀詡が操られている気がするなぁ・・・。だけど柳瑩も見破っていたから陳恭のことも疑っているでしょう。陳恭もさすがに郭淮の密命には応じないでしょう。大混乱ですw)
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20話・魏を囲んで趙を救う

柳瑩から、もう疲れたから曹魏の間諜だと思うなら捕まえてと言われた荀詡は城門をでる事が出来る令牌を渡します。

「心から無事を祈る」と告げて背中を見送り尾行はしなくていいと裴緒に告げます。

 

陳恭は10年前に李厳の影武者となって馬秦と戦った父・陳黻が資中県で戦死した話をするといつかこの日が来ると思っていたと馮膺に言われます。

「五仙道に潜入したときに翟悦が死ぬとは思わなかっただろう?その時に考えたのは己の使命のみ、予想つかない事態が起きるものだ」

当時、賊軍に資中県を包囲させることが戦略だったが郭淮の策で馬秦と高勝が裏切り楊儀が急ぎ届けた先帝の密詔は「資中県の守備状況を密かに曹魏に伝えよ」だったのと馮膺は言います。

乱のあと定軍山の曹魏軍は判断を誤り攻撃に出たので丞相が罠を仕掛け夏侯淵を討ち漢中を平定したのです。

「陳黻の戦死は決して作戦の本意ではない、敵対しないことを祈る」

陳恭は承諾するが高堂秉の件はと聞くと馮膺が手配したことを知り荀詡が調べている事を告げます。

 

李厳は馮膺の策に従い馬岱を味方につけ、黄預は郭淮と呼応して戦の準備を進めます。馮膺は道人に会いに行くと三日以内に投獄されると言われます。帰路に付く途中、曹魏と通じ機密を漏らしたとして荀詡たちに包囲されます。

(高堂秉の件は馮膺だったんかい、笑。柳瑩に令牌を渡すとは荀詡はあまいよ。曹魏の間諜でも見逃し曹魏と通じた馮膺は捕えるのねw李厳はこの件で失脚するはずよね)

最終話までのネタバレ

 

 

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