中国ドラマ「鏢門ひょうもん」全話ネタバレあらすじ/32話から35話を感想を交えながら結末まで

 

作品情報とキャストの紹介

清朝末期から中華民国初期に運送と護衛を行なう「鏢局」の鏢師として生き抜いた劉安順の姿を描いた中国アクション大河ドラマ。

清代末期、太谷鏢局の創設者・戴海臣の娘・戴戎の許嫁である優秀な鏢師・劉安順は後継者と目されていたが掟を守るがゆえ反感を買ってしまい追われる事になる。北京に移動し広順鏢局を開業するが余所者扱いされて仲間に入れてもらえないのでルートを開拓するためにやってきた土匪の女・路瑶婷の護衛を引き受ける。暗殺計画に巻き込まれ山猫に路瑶婷が拉致されてしまい救出するために革命派の要求に応じ様々な苦境に立たされるが義侠心と仲間の支えによって道を切り開いていく。

劉安順(ウォレス・フォ)路瑶婷(ジア・チン)李希平(リー・ジェン)戴戎(リウ・イーハン)山猫(ダン・ハオユー)戴海臣(ワン・チンシャン)路宗山(ニー・ダーホン)沁格格(ジョウ・チーチー)など

 

28話から31話のネタバレ

 

ネタバレあらすじ/鏢門

 

第32話/希平の大罪

李希平は除隊した許と結託し謝還の銀子を奪うため鏢師たちを殺害しました。

劉安順は1人で取り分を手にする李希平を己の目で確認します。「目障りなら俺を狙えばいいものを苦楽をともにした仲間を殺すとは」と殴り付け掟に従って銃を突き付けると駆け付けた戴戎に止められます。

娘から父親を奪いたくないと泣きつかれた劉安順は李希平の足を撃ち兄妹の関係を断ちます。そして銀子を持ち帰るが確認すると中身はただの衣類でした。

見付けられなかったら賠償するのが掟であるため20年かかろうが必ず広順鏢局で責任をとると謝還に告げます。

 

検察長に出世した賈克木は鏢局の銃所持禁止を命じられた事を伝えにやってきます。

通達を受けた劉安順は反対する同業者たちと一緒に請願書を渡しに行くと段執政の侍衛隊に所属した杜載山がいました。治安維持のためで鏢局を狙ったものではないと言われるがそれなら土匪や軍閥の銃を没収すべきなので納得できません。

そこに賈克木が現われ日没までに銃を渡さないつもりなら今すぐ鏢局を閉鎖すると強硬手段をとられてしまいます。

頭を悩ませる中、北京に戻ってきた路瑶婷と感動の再会を果たします。

(掟を重んじる性格なんでしょう、へんなところだけかっこつけて多くの仲間を失ったのに李希平は助けるのかいw李希平は反省なんかしませんよ。あとで痛い目に遭わなければいいけど・・)

 

第33話/時代の逆風

杜載山から文を受け取った劉安順は会いに行くと後ろ盾がない今の時代では請願書は受理されるはずないと言われます。

しかし「お前達には商人がついている。政府は鏢局を尻目にかけても商会の顔を立てぬはずがない」と活路を導いてもらいすぐに商会に協力を願います。

銃の接収を回避する事に成功した劉安順は帰る途中で幼い娘を連れた戴戎と会います。悪党となった夫の事で戴戎が精神的に参っていたので劉安順は彼女の娘を引き取ります。

広順鏢局に路瑶婷がやってくるが賈克木の部下に尾行されている事に匿って欲しいと夏老にお願いしました。そこには路宗山が殺された事に責任を感じていた金水がいて謝罪された路瑶婷は銃を突き付けるが引き金を引いても空砲でした。1弾だけ込めており天に任せていた彼女は涙を流しながら水に流すと告げます。

 

1917年7月1日張勲復辟(張勲が清朝再興を図った事件)

1917年7月5日清が民国となったあと袁世凱が即位。

段祺瑞が攻城を開始し死後再び民国が興ったが張勲が幼い廃帝を擁立し清朝を復活させます。

1917年7月14日

段祺瑞入京により復辟は失敗。皇帝傅儀の在位期間は12日で終えた。

混乱する時代のなか広順鏢局の荷が城外で奪われる事件があり取り返しに行くと強奪した部隊の上官は山猫でした。

(路瑶婷の銃はすべて空だったでしょうね。にしても山猫登場ですか。どうやって上官になったわけ・・・)
スポンサーリンク

 

第34話/炎に消ゆ

李希平は劉安順を始末するために山猫の部隊に1万元を渡していたが何もせず追い返したので「奴が怖いのだろう、牙を抜かれた猫め、憶病者」と言い放つとボコボコにされます。

劉安順は兵の略奪を許すはずがないので段総理に文を届けるが張勲を撃退できたのは軍閥のおかげであり勲章を授けようとしていた事から難しいだろうと杜に言われます。

山猫が劉安順の荷物を奪ったのは愛する路瑶婷を誘き寄せるためでした。計算通り荷物を返せと彼女はやってくるが決闘相手の劉安順がいつまでたっても現われませんでした。

 

偽物の果たし状を受け取っていた劉安順は出て行こうとすると李希平に「お前の父親を殺したのは劉安順だ」と教えられた馬彪から銃を突き付けられます。

「馬親方が亡くなったのは誰とも関係がない、今から戦いに行くから帰ってからにしろ」と告げ出て行くが地雷や銃の攻撃を受けます。

その頃、李希平は広順鏢局を放火するが鳴き声を耳にして娘を思い出します。劉安順は戻ると鏢局は全焼してしまい母親がなくなってしまいました。

憎しみの情が溢れる劉安順は葬儀を終えると山猫に決闘を申し込みに行きます。激しくやりあっていると「果たし状も放火も別の者の仕業です」と張端和が止めに入ります。

今現在堂々と戦っている山猫が仕掛けたとは確かに思えないと路瑶婷は言います。

(ほらみなさいよ、掟通りにさっさと始末しておかないからこうなる)

 

第35話/対立の泥沼

誰にも知らせていないのに決闘場に馬彪が現われ怪我を負っていたことから劉安順と路瑶婷は馬彪に馬親方の事を話した者が放火したのだと疑います。

路瑶婷は山猫を訪ねても情報は得られなかったが張端和から李希平の仕業だと知らされます。

その頃、李希平は神父を殺し教会にいた戴戎を連れ出すと娘が劉安順のところにいると知り放火したときの鳴き声は娘だったのかと急いで無事を確認しに行きます。

広順鏢局の再建に向けて全員が協力するなか路瑶婷は李希平の姿を目にし追いかけたところ捕まってしまいます。そこに李希平の居場所を突き止めた劉安順は乗り込んでいくが同じように捜していた山猫もやってきます。

しかし山猫の部下達は李希平に丸め込まれており捕らわれてしまいます。路瑶婷が人質に取られていたこともあり娘と引き換えだと言われた劉安順は一旦引き下がるが李希平は賈克木に放火した路瑶婷がいると告げていました。

山猫は戴戎を護送させる部隊に山奥で殺されそうになるが張端和に命を引き換えに助け出されます。また劉安順は娘を差し出し路瑶婷を助けるが賈克木によって彼女は捕らわれてしまいます。

 

36話からの最終話までのネタバレ

 

華流ドラマ
スポンサーリンク