作品情報キャストの紹介
失業中の元工作員は自動車工場の面接を終えた帰り迎えに来てくれた妻が目の前で強盗に殺されてしまいます。
目撃していた事から犯人はすぐ捕まるがあっさり釈放された事で復讐を誓い封印していた暗殺グッズを壁を破壊して手にする。
ネタバレあらすじ/リベンジ・リスト
オハイオ州コロンバス市はギャング抗争により犯罪が多発していました。
メザーブ州知事はメディアの過剰報道を批判し麻薬とギャングを街から一掃すると約束すると市民から好感を得られます。
パイプラインによる建設に反対する声が多いと聞かれ「水は大切だが環境保護庁の数値と比べるため調査を依頼した」と答えました。
調査担当のビビアンはテレビを見ていた娘アビーから「ママの事テレビで言ってる」と喜ばれます。
妻が殺害される
自動車工場の面接を終えたスタンリーは空港に到着すると妻ビビアンが迎えに来ていました。
駐車場に行くとイタズラにより車のタイヤがパンクしていました。顔に蝿の刺青があるチャーリーから小銭をくれと言われビビアンは財布を取り出すがスタンリーがそれを止め断ります。
すると何ものかに背後から鉄パイプで殴られるとビビアンはチャーリーに刺されバックを奪われてしまいます。スタンリーは気を失いそうになりながらもなんとか耐えて近寄るとビビアンは息をしていませんでした。
コロンバス市警のギルモアとウォーカーの聴取を受けたスタンリーは犯人の顔を覚えていて数人いたことを伝えます。
やがてチャーリーが捕まりスタンリーは「間違いない」と伝えるがギルモア刑事とウォーカー刑事はレミ・Kのメンバーを棚上げしようと釈放してしまいます。
チャーリーにウインクされたスタンリーはやりきれない思いで家に帰ると床に落ちた聖書のページにある言葉「我が身に神の怒りが満ちる」に目が止まります。
元工作員だったスタンリーはビビアンのために引退していたが復讐を誓い隠し持っていた武器を持ち出すため壁を破壊しました。
工作員
現在床屋さんを営む元相棒デニスに連絡し情報が欲しいとお願いします。
ビビアンのニュースを見ていたデニスは連絡が来ると予想しており念のため復讐はやめるよう忠告するが武器や情報を仕入れていました。
スタンリーは酒場に繰り出すとヤクの売人ネイサンがビビアンの財布を持っていました。気付かれたので執拗に追い詰め銃を突きつけると「何も知らねんだな」と言われます。スタンリーを心配して援護するためにデニスも来ており2人はネイサンを始末して持ち物を奪い去ります。
「この仕事に向くのは任務の後で食える奴だな」とデニスはハンバーガーを口にします。
その頃、レミ・Kはネイサンを助けることもせず見殺しにして写真を撮った者の指をちょんぎりました。
そしてチャーリーに連絡しネイサンを始末した写真に写る男を突き止めろと命じました。
ネイサンの壊れた携帯を復元すると登録番号は1つしかありませんでした。リストにあるラースかチャーリーだろうと思い電話するとタトゥーショップに繋がります。
スタンリーはタトゥーを入れるしかないと思い店を訪ねて背中に「我こそは怒りなり」と掘ります。
チャーリーを捜している事がばれてしまいラースに銃を突きつけられるが反撃に出て始末しチャーリーの鞄を持って去ります。
一方、店で警報が鳴ったのでデニスは駆け付けるとチャーリー含め数人が居座っていました。
ネイサンをやったおまえの相棒は誰だと責められるがデニスは隙を突いて反撃しチャーリーは逃走しました。始末した下っ端は解体屋に運び処理しました。
追求
レミ・Kから「俺たちを守る約束だろ、商売を邪魔され部下がやられている。早く逮捕しないとビデオをばらまく」と脅されたギルモア刑事は知事を訪ねます。
ビデオには知事の息子が恋人にヤクを飲ませ中毒死した映像があり、ギルモア刑事はおそらく犯人は民間人だと伝え素性を調べたいから協力してほしいと願い出ました。
アビーは父親を心配して訪ねると銃や犯罪者リストが置かれているのを見付けます。夫と共に車で帰ろうとするとチャーリーに銃を乱射され事故を起こします。
ちょうど帰宅したスタンリーはアビーの夫が怪我をしていたので救急車を呼び子供を連れてしばらくホテルにいてくれとアビーに伝えました。
スタンリーはチャーリーの鞄をエサにしてソウルの館に呼び出します。チャーリーはブツも売上金もすべて奪われ「取り戻さないと命はない」とレミ・Kに脅されていたので仕方なく1人で向かいます。
ソウルの館のVIPルームに到着したチャーリーはどの鞄か分からずジロジロ見ていたのでソウルマフィアから目を付けられます。
スタンリーとデニスは襲撃をかけ「調べようとするからだ、レミ・Kに命令されたんだ」と白状するチャーリーを始末しました。
レミ・Kはアルメニア人でヤクの元締めだとデニスから聞かされたスタンリーは帰宅します。妻は偶然ではなく狙われたのだと分かり部屋を捜索すると知事のパイプライン計画の調査をしていた事が分かります。
水質汚染の可能性82%のデーターがありそれが表沙汰になるとパイプラインの建設は不可能になるため狙われたの気付きます。
そこへアビーから「ジョーイが病気だからすぐに来て」とメールが入ります。アビーは指示通りホテルで身を隠そうとしたがレミ・Kに踏み込まれスタンリーを呼べと脅されていたのです。
スタンリーは息子を”ジミー”ではなく”ジョーイ”とよんでいた事を不審に思いデニスに連絡を入れてからアビーの家に向かいます。
家に侵入したスタンリーは銃を捨て両手を挙げるが遠くからデニスがライフルで構えていました。
デニスの援護もありスタンリーはアビーに子供を連れて2階に上がるよう指示し黒幕は誰だと銃を突きつけます。
しかし、そこへ現れたギルモア刑事がレミ・Kを射殺しました。そしてギルモア刑事と相棒であるウォーカー刑事から銃を突きつけられるが駆け付けたデニスがウォーカーを失神させます。
2人が銃を突きつけるとギルモア刑事は手を挙げました。
結末
デニスは後始末に専念し、スタンリーはウォーカーを車のトランクに押し込めギルモアの手首とハンドルを手錠で繋ぎ知事の家に行くよう指示しました。
ギルモアにすべて白状させたスタンリーは知事の屋敷に入ると頭を殴りつけ失神させます。
目を覚ましたギルモアは庭中に警備員が倒れていたので驚くがガソリン入れにタバコが刺さっているのをミラーで確認します。
トランクに押し込められていたウォーカーが出るのと同時に車は爆破しました。
知事に復讐したスタンリーは帰ろうとすると警察に包囲されており銃弾を浴びます。
防弾チョッキを着ていたので致命傷は追わずに済んだスタンリーは病院にいました。
病院に来ていたアビーは州検察官が箝口令をだし医療刑務所に移送される事を知ります。事件は国家機密となると聞かされたアビーは父親の病室に無断で入りベッドの下に拳銃を隠しました。
スタンリーは目を覚ますとウォーカー刑事が銃を構えていました。布団の中からアビーが隠した銃で先に撃つがそれと同時に医者に扮したデニスも撃っていました。
デニスの援護でスタンリーは国外へ逃がされます。
数年後、家族で幸せに暮らしていたアビーの元に「おまえのおかげで俺は生きている」とサンパウロからハガキが届きました。