作品情報キャストの紹介
韓国の人気グループSUPER JUNIORのリードボーカル・イェソンと佐々木希が共演した恋愛ドラマ。
韓国人の青年はリストラを宣告され更に仕事場に捜査が入り出張先で何も出来なくなってしまう。
偶然出会った経営者に韓国語講師をするよう言われると韓国語が出来ると嘘を付いて仮採用されたシングルマザーと出会う。
ネタバレ あらすじ
いきなり先生になったボクが彼女に恋をした
業績不振でリストラを言い渡されたイ・ヨンウンは肩を落とし家に帰ると恋人ユリが男を家に連れ込んでいました。
ユリは「なんか言いたい事があるならはっきり言え」と悪びれた様子もなく、何も言い返せないヨンウンは黙って出て行きます。
3年韓国に帰っていない事に気付き久しぶりに母親とテレビ電話で繋がるがリストラになった事は言えません。
最後の仕事でもある沖縄出張を終え本社に連絡すると、問題ある健康食品を売っていたらしく警察の捜査が入り先輩からしばらく沖縄にいろと言われてしまいます。
これからどうすれば良いのか公園でぼけっとしているとユリから浮気相手との2ショット写真がメールで届きます。
仕事も恋愛もダメでイラついたヨンウンは携帯を投げつけると、それを見ていた川本と小百合が携帯を拾い韓国語で話しかけてきました。
そのまま一緒に飲みに行くと深酔いしてしまったヨンウンは韓国語の教師を引き受けてしまいます。
契約金だけ受け取り姿を消した韓国語講師の代わりを川本は急遽探していたのです。
酒のせいでまったく覚えていないヨンウンだが断る理由が思い付かず仕方なくオドオドしながら教壇に立ちました。
ヨンウンの生徒の中にシングルマザーの山城さくら(サクラ)がいました。
両親は早くに亡くなり祖母の富子に育てられたサクラは子供を授かるが父親の修一は息子の圭が生まれる前に失踪していました。
サクラはアルバイトを転々としていたが圭が小学生になるのを機に必死に職を探し、ついに旅行会社と仮契約を結ぶが実は韓国語が出来ると嘘をついてしまったのです。
クビにならないために韓国語の真剣に猛勉強しているためヨンウンは睨まれているような気持ちになっていました。
ヨンウンは授業がない土日に個人レッスンをサクラから頼まれます。
韓国の旅行会社チェ社長が来日するためサクラは大事な契約が掛かった場で通訳するよう言われたのです。
サクラは圭のために必死で働こうとしているのだと分かったヨンウンはお役に立てるよう真剣に教えます。
また富子が足を怪我した事で、富子の代わりにお店の手伝いと圭のお迎えを引き受けます。
休みの日、個人レッスンしていると圭からサッカーやろうと誘われ勉強を中断して遊びに行きます。
仕事も恋愛もダメで落ち込んでいたヨンウンだがサクラ達と接しているうちにいつの間にか幸せな気分になっていました。
チェ社長が予定より早く来日する事が決まりサクラは間に合わないと嘆きます。
ヨンウンはどうしたら良いかBARで考えているとマスターから無線で指示すればよいとアドバイスを受けます。
サクラはイヤホンを身に付け、ヨンウンからの指示通り通訳をこなしていきます。
観光案内にサクラを指名してくるが2人きりになるとチェ社長は日本語を話しました。
サクラのかわいい韓国語を聞きたかったからとチェ社長は説明したが、聞いていたヨンウンはなんか怪しいと落ち着きません。
結末
チェ社長は持ち帰ってほしい書類があるからとホテルの部屋にサクラを招き入れるがヨンウンが心配した通りになります。
ヨンウンはサクラからスイートルームだと教えられベランダまでなんとか到着するが窓が開きません。
ヨンウンはダンスを披露すると室内から見ていたチェ社長は「なにやってんだアイツ」と気を取られます。サクラは近場にあった壺を掴みチェ社長の頭に振り落としました。
ヨンウンとサクラはホテルから逃げ出すが契約は白紙となってしまいます。
それでもサクラは通訳の仕事が認められ正式な社員になる事が決まりました。
ヨンウンは「就職が決まってもボクと会ってくれますか?…授業じゃなくても。」と告白するとサクラは笑顔で頷きました。
2人がキスしようとした時……失踪した修一が5年ぶりに戻ってきました。
家族に迷惑かけないように借金取りから逃げ回っており修一はすまなかったと謝罪します。
ヨンウンは母親から電話があり父親が倒れたからすぐ帰るよう言われます。
サクラは嫌いになって別れたわけではない、また圭にとっても父親は必要だと考えていたヨンウンはそのまま韓国に残り父親の仕事を引き継ぐ事を決意します。
ヨンウン社長はホテルのロビーで日本人観光客を案内するサクラと再会します。
今でもシングルマザーだと知ったヨンウンは「また会えるかな」と伝えるとサクラを連絡先を教えるためメモ帳を取り出します。
するとメモ帳からシールが落ちます。それは韓国語テストで満点を取った時に貼るヨンウンが作ったシールでした。