「 祈りの幕が下りる時 」東野圭吾 < ネタバレ・あらすじ > 被害者も容疑者も知っている人物!加賀シリーズ最終章!

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

祈りの幕が下りる時

 

< 映画のキャスト >

 

監督 福沢克雄

原作 東野圭吾

 

◆加賀恭一郎(阿部寛)

◆浅井博美(松嶋菜々子)

◆松宮脩平(溝端淳平)

◆金森登紀子(田中麗奈)

 

原作を読んで書いていますが鮮明に覚えているわけではありません。 

 

< ネタバレ あらすじ >

祈りの幕が下りる時 (東野圭吾)

 

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加賀シリーズ最終章ですが初めて母親の事が詳しく出てきます。

母親・百合子は離婚してから仙台に向かい小料理屋を経営する宮本康代に雇ってもらい生活していたが十数年後に心不全で亡くなっています。

連絡を受けた警視庁捜査一課の加賀恭一郎は遺骨を受け取りに行くが母親の恋人である綿部が自分の住所を康代に知らせたあと行方不明となります。

母親は家庭を捨てて出て行ったのではなく欝病だったのです。そんな事に気付いてやれなかった父親は悔やみ死ぬ時は1人だと決めたのです(詳しくは⇒赤い指

 

 

”< 〜10年後。東京で起きた二つの事件 >

●ハウスクリーニング会社に勤務する滋賀県在住の押谷道子が東京葛飾区のアパートの一室で遺体として発見されました。

部屋の住人の名が越川睦夫だと分かるが行方が分かりません。

●新小岩の河川敷でホームレスの焼死体が発見されます。事故かと思われたが解剖の結果、首を絞められてから燃やされた事が分かります。

DNA鑑定が行われるが焼死体は越川睦夫ではありませんでした”

 

従弟の松宮刑事から相談された加賀は現在自ら進んで日本橋署にいました。

同一人物だと疑われないためのフェイクでDNA鑑定した物が別人のではないかと推理するとまさにビンゴで焼死体は越川睦夫と判明し事件が繋がります。

しかも、越川睦夫の部屋にあるカレンダーにはすべての月に日本橋にある橋が書き込まれていたが百合子の遺品のメモと一緒で筆跡も同じだと分かり母親の恋人で行方不明の綿部だと判明するのです。

加賀が自ら日本橋署にいるのは母親の遺品のメモが気になっていたからですね。

 

明治座で芝居する浅居博美は「母親に会って」と中学の同級生・道子から頼まれます。

博美の母親は浮気はするし父親の名義で借金をするし勝手に離婚届を出したしょうもない人間でした。借金取りに毎日のように脅されていた博美は担任だった苗村先生に守られるが父親の忠雄は借金を苦に自殺してしまいました。

そんな家庭環境だったの博美は当然断ります。

また加賀は博美が連れて来た子供達に剣道を教えたことが昔ありました。

橋洗い(日本橋を洗う行事)の日に博美が写っているのを見付けた加賀は博美と出会ったのは必然じゃないかと疑うと剣道大会で優勝した時の雑誌を見て博美から記者に連絡してきた事が分かります。

 

百合子の遺品には時刻表もあり仙台から女川までの道のりを調べていた事が指紋で分かります。

原子力発電所があるため作業員だったんではないかと疑うが「越川」「綿部」どちらも名前はありませんでした。

道子と博美の共通の知人である中学の担任・苗村先生が行方不明だと分かります。しかもルビーのペンダントの明細書を見て問い詰めたのがきっかけで離婚したことが分かるが博美の元夫から「ルビーのペンダントを大事そうに持っていた」と証言を得ていたため2人は恋人同士だったのかと疑います。

この苗村こそが「綿部」だと思うが違う事が康代の証言で分かります。

 

博美は中学生だった時に父親と一緒に夜逃げするが石川県の旅館で原発作業員だった横山一俊に襲われ咄嗟に近くにあった箸で反撃すると横山は死んでしまいます。

父親は自分が死んだと偽れば娘を守ることが出来ると思い偽装自殺を企て横山となったのです。能登半島の崖から放り投げ博美が父親だと証言した事で成り立ちました。

博美はずっと守ってくれていた苗村先生と恋人関係だったが先生は仕事を辞め離婚をして東京までやってきました。

でも博美にはもう愛情がありません。しかし苗村や道子を殺したのは博美ではなく、存在がばれてしまい声を掛けられてしまった父親です。(苗村の死体は奥多摩で発見される)

カレンダーにあった月に一度のメモは博美と父親が会う日だったのです。女優として成功する娘を守るためにしたことでした。父親は荒川の小屋の主に持っていた金をすべて払い偽名で借りていた越川睦夫の部屋に私物を置いたのです。

 

父親は小屋で焼身自殺を図るが様子がおかしくて尾行してきた博美に止められます。

博美は「小屋にいる理由」「父親が苗村と道子を殺した」と聞かされます。

 

”「誤解しないでくれ、今日までの人生を後悔してない、博美ありがとう」

博美は近付き首に手を掛けます

「おまえが楽にしてくれるのか、ありがとう博美」

博美は首を締めながら公演中の「異聞・曾根崎心中」のラストシーンを思い出します。

「お初は死にたかった。どうせ死ぬなら心の底から惚れた徳兵衛に刺し殺してもらいたい。それを察したから徳兵衛はお初を刺した」

博美は父親を殺してあげたあと自分がその場を離れる時間をつくるためローソクを置いて立ち去りました”

 

殺していい人はいませんが泣けますね。原作を読んでいるだけでも涙を誘いますので大女優の松嶋菜々子さんが演じれば号泣もんですね。私は映画はまだ見ていませんが間違いない!!

 

加賀は博美の父親が書いた手紙を受け取ると百合子が家を出てからどのように生きてきたかが書かれていました。

欝病の母親は気付くと包丁を手にしている事がありこのままでは恭一郎が被害に遭うと怖くなり家を飛び出したがずっと自分を責めて生活していました。

しかし恭一郎が剣道大会で優勝した雑誌を見て父親と同じ警察官になっている事を知り初めて心から笑顔を見せました。

 

 

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