ネタバレ含むあらすじを結末まで紹介していますのでご注意くださいませ。
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映画「インシテミル 七日間のデス・ゲーム」ネタバレあらすじと結末/作品情報とキャストの紹介

邦画ミステリー

 

作品情報とキャストの紹介

「スマホを落としただけなのに」や「リング」などを手掛けた中田秀夫監督が米澤穂信の小説「インシテミル」を映画化、原作は2007年度の第8回本格ミステリー大賞の最終候補に残った。

時給11万2000円という高額バイトにつられた男女10人は心理的実験に参加するため人里離れた暗鬼館の施設に連れて来られます。

各自切羽詰まった事情を抱えており七日間生活する事になるがいきなり報酬を巡って参加者同士が殺し合うデスゲームだと知らされます。他の参加者を殺せば報酬が二倍になるなど多くのルールがスピーカーから流れるが何もしなくても基本給は手に入るので何も起こるはずないと安堵するが二日目に1人が殺された。

結城理久彦(藤原竜也)主人公・フリーター/須和名祥子(綾瀬はるか)ヒロイン・清楚なお嬢様/関水美夜(石原さとみ)ウェブデザイナー・渕を恐れる/大迫雄大(阿部力)結婚資金のために参加/橘若菜(平山あや)ネイリストで大迫の恋人/西野宗広(石井正則)仕事を転々・性格が悪い・1人目の犠牲者/真木雪人(大野拓朗)働くのが馬鹿らしくで参加。/岩井荘助(武田真治)恐怖心がない・犯人と疑われ監獄行き。/渕佐和子(片平なぎさ)下町の弁当屋・ミステリー好き/安東吉也(北大路欣也)会社が倒産・アルコール中毒/声(バナナマン日村勇紀)

 

 

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ネタバレあらすじ

フリーターの結城はコンビニで求人雑誌を読んでいると清楚な感じの須和名祥子に「この求人どう思いますか」と声をかけられます。

お嬢様のような人に声をかけられ喜ぶ結城は差し出された携帯の画面を見ると「時給11万2千円・人文科学的実験モニター」と高額すぎる求人を目にします。

「あり得ないですよ」と返事するが高額に釣られ応募すると男女10人が集まっていてその中に祥子もいたので喜びます。

一同は車に乗せられ人里離れた施設に向かうと「心理学的データーをまとめるために七日にわたって行なわれます。24時間あらゆる場所に仕掛けられているカメラで監視させていただきます」と流れます。

「暗鬼館」に到着すると貴重品や携帯、すべての荷物をロッカーに入れるよう言われ非倫理的な出来事が発生する事を承諾した者だけ先に進むよう言われます。全員螺旋階段をグルグル下りていくと円卓には10体のネイティブアメリカンの人形が置かれているラウンジに到着し扉が閉まります。

一同は席に座り豪華な食事を摂っていると株で大損した大迫が自分は研修医をしており医者として実験に興味があったので参加したと自己紹介を始めました。ネイリストの若菜「大迫と結婚するのが夢です」・真木「コツコツ働くのが馬鹿らしいので来ました」・美夜「ウェブデザイナーです」・岩井「岩井です、次の人どうぞ」・祥子「OLをしていました」・結城「フリーターです、車を買うために」・佐和子「皆さん若くて緊張しています。専業主婦で世田谷在住です」・西野「リストラされ職を転々として・・・」・安東「経営していた建築会社が倒産してしまって・・・」

ネイティブアメリカンの人形の一体の口が動き「暗鬼館へようこそ・アシスタントを紹介するよ」と流れるとガードがやってきます。天井からぶら下がっているロボットで時速20キロで動き皆の代わりに雑用をしてくれるようです。

夜10時以降は個室から出てはいけない(出てしまいガードに見付かったら排除される。)事件が起きたら誰でもなる事が出来る探偵になって解決してください。解決が正しいかは多数決で判断し探偵は投獄させることができます。実験終了は七日目を迎えるか生存者が2名となって実験不可能と判断した場合です。

生存者・・・なんだか解らない一同は戸惑うが七日間互いを信頼して生活すれば何も起こらないから大丈夫だと結城は訴えると「暗黙の了解」の雰囲気となります。

 

被害者

佐和子と美夜が食器の片付けをしてくれます。手際がいいですねと言われた佐和子は主婦だから当たり前でしょと伝えるが下町で弁当屋をしているからでした。そんな佐和子はプロファイラーが趣味であり「あなた若いのに子供いるでしょ、大変ね」と美夜に言います。

やってきた西野から「幼児虐待した保育園の園長と似ている」と言われ佐和子は気分を害しキッチンから出て行くが美夜は動揺します。

西野は佐和子だけでなく安東は連続殺人犯に似ているし岩井は通り魔かもしれないと噂を流していました。安東は部屋に入るときに壁に付いた赤色のシミを発見するが遊戯室に酒があったので喜びます。

アル中の父親を持つ結城は安東がアルコール中毒だと気付いており酒を止める方法は先を見るのではなく今日一日飲まないと目標を立てる事だとアドバイスしました。

午後10時が迫ってきているので結城は個室に向かいます。祥子が隣の部屋だったので「頼りないけど何かあれば声をかけてください」と伝え勝手にこの先何かあるかもと妄想しニヤけるが部屋に入ると鍵はなく壁に監視カメラが埋め込まれているのに気付きます。

それぞれの部屋のある箱には武器が入っておりカードキーで開ける事が出来ます。結城は中を確認すると「火かき棒」が入っていました。

翌朝、祥子に起こされた結城は美夜の叫び声を聞いて駆け付けると西野が廊下で倒れ殺されていました。

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デスゲームの始まり

皆が動揺するなか最後にやってきた岩井は死体を見て笑いました。銃弾が落ちていた事で撃たれたのだと気付くが誰も銃声を耳にしていませんでした。結城は実験中止にしろ叫ぶと真木が「実験が始まったんだろ」と冷静に言いました。

西野の部屋に行き彼のカードキーで箱を開けると「青酸カリ」が入っていて錠剤が少し潰れていました。その時ガードがやってきて西野を運んでいき皆で付いていくと8個の棺桶が用意されていました。

解決の時間です。探偵と犯人、死体には報酬が2倍となるボーナスが付きます。死体の場合は直系家族に報酬が渡されます。

大迫は探偵となり「通り魔事件の犯人と疑われたから殺したんだろ」と岩井を疑いました。結城は「もっと冷静になりましょうよ、まずは皆で何を持っているか教えるのはどうか」と進言するが殺した者が1人いるため賛成されません。

犯人は嘘を付くし逆に何を持っているか知られない方がいいと皆は思うのです。

仕方なく多数決が行なわれ4人が手を上げるが結城が反対だと告げると美夜も安東も反対だと言います。祥子が反対すればドローになるが棄権したため決定してしまい岩井はガードに捕まり投獄されてしまいました。

 

結城はシャワーを浴びて護身用のために武器を近くに置いておこうとするが箱を開けると銃に変わっていたので驚きます。

西野を殺した犯人に仕立てられてしまうのではないかと恐れます。ラウンジに行くと既に皆が集まっており大迫は2倍の報酬が加算されたと恋人の若菜と喜んでいました。

本当に岩井が犯人がどうか確認するため部屋に行くと箱の中は空っぽでした。結城は拳銃を持っているのは自分だが誰かに入れ替えられたのだと祥子だけに話すと信じてくれたが部屋に戻って銃弾を数えると減っていない事に気付きます。

夜、小説を読んでいた佐和子はどうしても続きが読みたくなりこっそり抜け出して下巻を取りに遊戯室にいくが美夜にネイルガンで撃たれ殺されてしまいます。

翌朝、自分も殺されるとパニックを起こす若菜を大迫は必死に慰めます。そんななか真木は佐和子が祥子を疑っていたので暴かれるのを恐れ殺したんだと疑います。逃げていく女性を見たんだと真木が言い放つと恋人に疑いの目が行くことを恐れた大迫は祥子が犯人だと言いました。

美夜は「多数決を取りましょ」と急がせるが結城や安東が止めます。疑いの目を向けられた安東は半年前に息子がここで命を落としたんだと言いました。

この実験は初めてではないのだと一同は気付かされます。

 

推理

結城はノートに書いて考えていると部屋に安東が入ってきたので驚きます。

安東はガードが必ず右回りで10分ごとに部屋の前を通るのでその間に交代で見回りに行ってはどうかとアイデアを出してきました。

結城は祥子とペアを組んで見回りに行くと交代で美夜がやってくるが若菜が来ないと言うので祥子を先に帰らせ付き添います。その頃、若菜は大迫と棺桶でイチャついていたが自分が霊安室から出たあと大迫は釣り天井で圧殺されてしまいます。

翌朝、「結婚するはずだったのに、絶対に復讐してやる」と若菜が激怒すると天井が動きます。結城と安東が廊下に出ると真木がリモコンを手にして震えていたので捕まえようと追いかけます。パニックに陥った真木は部屋にあったボウガンを構え「これが僕の武器だ」と撃ってきました。

矢が安東の真横を通り壁に突き刺さります。結城が止めに入ろうとするが狂った若菜が自分の武器である手斧を真木の頭に振り落とし、そして自ら命を絶ちました。

真木の部屋の箱にはボウガンと書かれた紙があったのでリモコンは拾ったのだと生存者は気付きます。

 

結城・祥子・安東・美夜が残ります。結城は紅茶を差し出してくれた美夜の手首にリストカットの傷が多数あるのに気付きます。

美夜は親から虐待を受けて育ち、傷はその時に出来たものだが子を授かった事で救われていました。参加した理由は心臓移植が必要な我が子のためであり何が何でも報酬を手にして帰らなければならないと言います。

「生きる意志が強い人が必ず最後まで残る」と佐和子が言っていた事を思いだし「だから殺したのか」と結城は訴えるが紅茶に弛緩剤を混入されていた事で倒れてしまいます。

西野が幼児虐待をした人に似ていると発言したため経験していた美夜は佐和子が怖くなってしまい殺し、その時に彼女の武器である弛緩剤を何かの時に使えるかもしれないと盗んでいたのです。

美夜がネイルガンを手にしたので結城は必死で廊下に出て這いつくばって逃げると「警告です。部屋に入ってください、排除します」とガードがやってきました。

結城は美夜を突き飛ばして近くに部屋に逃げ込むと美夜はガードに殺されてしまいました。それを目にした結城は西野はガードに殺されたのだと気付きます。

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結末/インシテミル 七日間のデス・ゲーム

翌朝、ガードが撃つところを見ていた結城は最初から犯人なんていなかったのだと安東と祥子に伝えます。

青酸カリに潰れていた痕跡があった事で死亡ボーナスを獲得するために最初から命を絶つつもりで噛んだがやはり出来ず外に出たところガードに殺されたのではないか、暗鬼館はわざとそうゆう人物を見付けて連れてきたのではないかと推測します。

「存在しない犯人を探し疑心暗鬼に陥ったんだ、美夜は子供を助けたかっただけなのに・・」

結城は口にすると「この解決は承認されました。探偵ボーナス二件獲得、報酬は4倍です」とアナウンスが流れます。

 

「そもそも人を疑うからいけないのだ」

結城は自分が持っているのは銃だと机の上に出し自分には必要ないと告げると安東は結城を信じてアイスピックを出しました。

翌朝、「金も稼げないのに偉そうなことを言うな」と息子に言い放ってしまったため自棄になっていた安東だが不思議と生きて帰りたいと思うようになったと言います。

ラウンジには数字がカウントされていたが安東はどこかで自分たちは放送されておりゲームを見ている人の数だと言いました。世界中の人からのアクセスで暗鬼館は運営され払える報酬もあるのだと知った結城はなんとしても生き残ろうと決意します。

七日目・結城はラウンジに行くが円卓に置いてあった銃が無くなっている事に気付きます。安東を探しに行こうとするが監獄の鍵が開いており廊下にあった血痕をたどっていくと安東が倒れていました。

そこに監獄に入れられていた岩井が姿を現します。

監獄はモニター室となっておりリモコンを持っていた岩井は自分を嵌めた大迫を殺しリモコンを天井の隙間から外に捨てたのです。それを拾った真木が疑われ事件が連鎖してしまったのです。

「安東を殺した銃を出せ、お前も俺のせいにするのか」と暴行される結城は俺じゃないと必死に訴えるがアイスピックで刺されます。

結城はもうダメかと諦めかけるが岩井の頭に銃を突き付ける祥子が現われます。撃つのは止めろと結城は説得にかかるが岩井は隙を見て銃を奪い構えます。

岩井が説得に応じず引き金を引くが銃が爆発して命を落とします。銃に仕掛けをした憶えはなく「安東さんが・・・」と口にすると「解決されました。結城さんには探偵ボーナスで報酬が倍に、安東さんには犯人ボーナスで報酬が倍になります」とアナウンスが流れます。

「タイムアップ・ゲームオーバーです」

扉が開き螺旋階段をあがると黒スーツを着た男性から1億2902万4千円が手渡されます。何て文句言ったらいいか言葉が見付からず結城は鞄を奪うように掴みます。

出て行こうとするが祥子が来ないので「行きましょう」と伝えるが「私の仕事はアクセス数を増やすこと、そのために岩井を監獄から出した。銃を入れ替えたのも私」と言われます。

「臆病な人ほど疑心暗鬼になってすばらしい活躍をするからあなたを選んだの」祥子を荘言い残し車で去って行きました。

安東は生き抜くために自ら棺桶に入り亡くなったように見せかけていました。二人は暗鬼館を後にするが結城は金が入った鞄を捨てました。

 

感想/インシテミル 七日間のデス・ゲーム

面白いのですがルールが中途半端と言うか、これだったら10時以降も部屋から出ていいことにすれば良かったではないか。みんな出まくり(笑)

西野が殺されたときに「解決のお時間です」とアナウンスが流れたのにその後1回もなかったですよね。多数決を取ったのも最初の1回だけだし、しなくても良いなら話は分かりますがそうなると最初にお時間ですとアナウンスがあったのは何故なのだろうか。

一番の謎は安東の報酬は何処へいったのか(笑)手ぶらで出てきましたよ。結城が最後に報酬を捨てるのはちょっと綺麗すぎるかな、祥子は不可解な行動が多かったので犯人かと思ったが運営側の人だったのね、もし被害に遭ったらどうしていたのだろうか。

 

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