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「 累 -かさね- 」<ネタバレ・あらすじ>キスした相手と顔が変わる!欲望と嫉妬の愛憎劇(感想・キャスト)

邦画ミステリー

 

恵まれた美貌の女優と母親譲りの演技力を持つ女性が火花を散らす愛想劇!

今は亡き伝説の女優だった母親の才能を受け継いだ淵累は見た目に劣等感を抱いていたが舞台演出家の羽生田の紹介で美貌でありながらも女優としてなかなか花開かず悩んでいた丹沢ニナと出会う。

羽生田は累の母親が残した口紅「キスしたら顔が入れ替わる」を使って舞台を成功させようとするが・・・・

松浦だるまのコミックを監督・佐藤祐市が実写映画化。

◆丹沢ニナ(土屋太鳳)◆淵累(芳根京子)

◆鳥合零太(横山裕)◆淵透世(檀れい)◆羽生田互(浅井忠信)◆淵峰世(筒井真理子)◆富士原佳雄(村井國夫)

< ネタバレ あらすじ >

累 かさね

2人の出会い・不思議な口紅

伝説的女優だった母親・淵透世の13回忌。

今でも心を痛めている娘の累は「本当に辛くてしょうがなくなったら、これを使いなさい。欲しいものが手に入るから」と母親から渡された口紅を大事に持っています。

母親から演技力を受け継いでいたが口元から目に掛けて大きな切傷があり見た目に自信がなく「お前の顔見ていると酒がまずくなる」と前の法事の席で言われてから親戚との付き合いも出来ないでいました。

そんな時、元舞台演出家で女優・丹沢ニナのマネージメントをしている羽生田に舞台「虎の花嫁」のチケットを渡され、母親と知り合いだと言うので観劇に行くと「舞台に立ってみない?」と勧められます。

ところがスランプに陥りイライラしている美貌女優・丹沢ニナから「こんな化け物が私の変わり?こんな挙動不審な人に変わりが務めるわけないでしょ」と馬鹿にされます。

羽生田に「本当は下手な演技だな」と思っているんじゃないのかと聞かれ累は黙っていると頭にきたニナは「やってみなさいよ」と台本を投げつけました。

口紅を首からぶら下げているのを見て「化け物でも化粧すれば変わるのかしらね」と引きちぎり累の顔に塗りたくって馬鹿笑いします。すると今まで黙っていた累は「劣等感ってやつを教えてあげる」と睨み、ニナに掴みかかってキスしました。

ニナは入れ替わっていることに気付き怯えるが、自信と優越感を得る累だったが一度顔を奪った時のことを思い出しキスして戻りました。

口紅の存在を知っていた羽生田

一度見ただけで台詞を覚えた累を見て羽生田はやはり母親の演技力を受け継いでいると思います。

「おまえが丹沢ニナになれ、俺はお前の母親に頼まれたんだ」と羽生田は訴えるが実は化け物を利用してオーディションを受けさせて「丹沢ニナ」を女優として花咲かせるのが目的でした。

小さい頃に母親の舞台を見ていた累は「私があの輝く舞台に立てるのか」と今まで押さえつけていた心の鎖が外れ受け入れます。

契約があるためニナも受け入れるが長い間積み重ねてきた劣等感があるためキスをして入れ替わっても累は下を向きオドオドしていました。

しかし芝居の練習に励むとニナは累の演技力に嫉妬します。

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2人で一つ

ニナは一緒に暮らすようになった累の身だしなみを整え「絶対に合格しなさいよ」とキスして送り出します。

海外からも注目されている若手演出家・鳥合零太のオーディションを受けた累は自己紹介の時にはオドオドしてしまい審査員からダメだなと思われるが芝居に入ると鳥合は引きつけられます。

「自分以外の何者かになりたい」と強く願っているのが累の武器であり羽生田は絶対に鳥合の目に止まるはずだと確信していました。

家に帰りキスして元の姿に戻ると、ニナは「むかし鳥合さんに会った時に君の美しさは武器になると言ってくれたから受かると思ってた」と喜び冷蔵庫からシャンパンを出してきます。

最高の「丹沢ニナ」にさせようと累は毎日、運動や芝居の練習、食べ物、姿勢すべてをニナから特訓されます。

また口紅の威力は12時間で元に戻るためキスして稽古に出かけたら12時間以内に必ず帰ってくることを念を押されます。

幸せを感じる累

顔合わせと本読みの時に累は幸福感を味わい舞台は自分の居場所だと思います。

みんなから気に入られ自分が中心にいる事に気付き、初めて相手の顔を見て笑うことが出来るようになります。

12時間で顔が入れ替わってしまうため急いで抜け出して帰ろうとするが鳥合に呼び止められ「なんにも染まっていない不思議な役者だ。君とだったら俺の創造性を超える作品が作れるかも知れない」と言われます。

既に顔が変わっていたので累は振り向くことなく頭を下げ羽生田の車に乗り込みます。

人を好きなるなんて考えたこともなかった累は「烏合はお前の中身を見ようとしているんじゃないか」と言われ怖くなるが嫌ではありませんでした。

家に帰るとニナから「何があったか、誰と話したかすべて話しなさい。私の名前に傷付くような事してないでしょうね」と言われます。

嫉妬心

キスをして見送っているだけの日々が続くニナは烏合と2ショットで取材に答えている雑誌を見付け羽生田に電話を掛けて怒ります。

「中身は丹沢ニナじゃないのだから取材に答えるのはおかしい」と訴えるが羽生田は見た目もそうだし稽古しているのが累なんだから仕方ないと答えます。

朝起きると寝ていたせいもあるが累が勝手にキスして出かけたので稽古場まで押し入ります。驚く累は「すいません、私の付き人で」と誤魔化しトイレに連れて行くと「あんた私の人生乗っ取るつもりじゃないでしょうね」と怒りをぶつけられます。

ちょうどキスシーンが出来なくて困っている時に、ニナは「私がやるから顔返せ」とキスし自分で稽古に参加するが差し入れを持ってきた羽生田は演技が下手のを見て、そして累がいるのを見てすぐに気付きます。

「どうしたんだ、素人みたいな演技して」と机を叩く烏合に言われニナは稽古場を飛び出していきます。

累は「顔を返してください」と口にしたことで「この顔は私の顔でしょ」と喧嘩になります。

「丹沢ニナのためだ」と羽生田は説得し、累はキスして稽古場に戻り「男性とキスした事ないんです」と打ち明けると「おそらく君の心は誰も知らないところにあるんだろうな。俺だけに本当の君を見せてくれないか」と烏合に言われキスされます。

烏合に片想いしていた丹沢ニナはそれを目撃しショックを受け憎しみを抱きます。

丹沢ニナの復讐

ニナの想いを知りつつ烏合を愛する事が止められなくなった累は「もっと君のことが知りたい。夜時間をくれ」と頼まれ受け入れます。

そして烏合と愛し合うために「本番前の決起集会をやる事になったので延長お願いします」とニナにメールを送りました。

駐車場で会う約束をしてキスして一旦入れ替わり、再びキスしようとするが決起集会があるのか調べていたニナは「あなたの役目は舞台の上だけ」と言い口紅を奪います。

「これから烏合さんと会うんでしょ、それは本物の私が行くから。残念だったわね。それとも化け物の顔であなたが変わりに行く?」

累は追いかけるが烏合とニナはタクシーに乗って行ってしまいました。

「どうせ烏合さんは気付いてくれない」と累は家に帰り泣き崩れていると帰ってきたニナから「烏合さんと抱かれているのを想像して辛くて寝れなかった?」と馬鹿にされます。

累は出て行こうとすると「あなたが本物になればいい」と母親の亡霊を目にします。

その時、ニナが倒れ羽生田に急いで連絡するとターリア病(発作を起こすと何週間か眠り続ける)の持病があると知らされます。

「本番が始まるからお前は芝居に集中しろ」と言われた累はこの時のために備えていたのかと思い「こんな時に顔を奪って演技してもニナの人生が狂ってしまう」と断ります。

すると羽生田は「あまったれた言葉は耳障りなんだ」と凶変して累の髪の毛を掴んで鏡の前に連れて行き「この顔でずっといるつもりか」と怒ります。今まで馬鹿にされていた事が走馬灯のように蘇った累は大きな声で叫びます。

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丹沢ニナの人生を乗っ取り大女優へ

目覚めたニナは眠ってから五ヶ月経っており、「丹沢ニナ」の舞台は大成功し次の舞台でも活躍して今ではCMにも出ていると羽生田から知らされます。

ずっと世話していた累から抱きしめられたニナは戸惑います。

烏合さんとはどうなったの?と聞かれた累はもう別れたが初体験を烏合に捧げており「嘘付いてましたね。あの日の夜、烏合さんとは何もなかったのね」と言いました。

あの日、「今の君には心の奥に何か秘めているような深みがない、君は本当にニナなのか」と聞かれショックで店を飛び出していたのです。

累は「丹沢ニナ」として大女優へと育てていたがニナの母親とも仲良くなっており完全に「丹沢ニナ」の人生を手に入れていました。

マネージャーだと紹介されてしまったニナは母親にずっと迷惑を掛けていたので「これからもよろしくお願いします」と喜ぶ母親に言われ何も言えなくなってしまいます。

「母親を使えば大丈夫だと思ったんだ」と計算通りの羽生田に対し「ニナの顔を奪って稽古する私は酷いですよね」と口にする累は予言者ヨカナーンの唇欲しさに父親を殺してしまう王女サロメ役の稽古に励んでいるが思うようにいかず悩んでいました。

伝説の女優の秘密・結末

累の顔を持つニナは淵家を調べると「あんたの顔見てると気持ち悪い」と叔母から罵られるが仏壇を見て母親が淵透世だと知り驚きます。また累が生まれた場所に行くと透世が映る写真に羽生田が映っているのを見付けます。

そして空き家となっている地下に降りていくと・・・・。

思うような演技が出来ず累は悩んでいると羽生田から「お前の母親も悩んでいた。舞台に命をかけていた透世はお前と同じように人の人生を乗っ取っていたんだ」と聞かされます。

羽生田は伝説の女優をもう一度見たかったのです。

「ニナはお前に捧げる生け贄だ、あいつを支配しろ、すべてを飲み込めば伝説の女優、淵透世にたどりつく、みせてくれ」

母親と同じ道を歩ませるのが目的だったのかと気付く累だったが「本当は気付いていたんでしょ」と母親の亡霊に会い「違う」と叫ぶが叔母から「二度と帰ってくるな」と電話を受けニナが調べている事を知ります。

累の顔の傷~いじめっ子に罵られていた累は初めて学芸会で主役を務めるいじめっ子にキスして顔を奪い自信と優越感を得たが「早く顔を返して」とカッターを突き付けられました。

累はカッターを口に咥え「この顔切ったらどうなるのかな」と告げると怖くなったいじめっ子はカッターを引っこ抜こうとして屋上から落下したのです。その時に顔に傷が出来たのです。

「だから事故ですよね」と累は言うが「あんたが殺したんでしょ」とニナは言いました。

「あんたの母親も口紅を使って人の人生を奪っていた。私の人生も奪う気でしょ」

累は「もうサロメになるって決めたんです」と言うとニナはワイングラスを落とし眠りにつきます。

ワインに睡眠薬を大量に混入していた累は「また発作で倒れました」と羽生田に電話で伝えました。

累は眠り姫の面倒を見ながらサロメになるため稽古に励むのでした。そして本番初日、実は眠りから覚めていた丹沢ニナは会場に現れ「あの口紅は偽物よ、化け物に変わる瞬間が楽しみだ」と羽生田に伝えました。

しかし、累はそれを読んでおり部屋の時計をずらしていたので合間まで演じきりました。

屋上まで逃げる累を追いかけるニナだが対面している間に顔が元に戻りました。ニナは「だったらそれでもいい」と口紅を踏んづけて粉々にするが累はキスしてから本物とすり替えていたので馬鹿にします。

「盗まれるぐらいならこの顔を壊す。自分自身でいられるなら醜い姿でいい」とニナは自分の顔を傷つけようとし止めに入った累とナイフを奪い合っているうちに二人して転落してしまいます。

羽生田が駆け付けると累は「私が丹沢ニナだ、救急車を呼んで」とお願いしキスして後半の舞台に戻ります。役を演じきった累は拍手喝采で迎えられました。終

感想

土屋太鳳さんと芳根京子さんの演技がめっちゃうまい。

入れ替わった時の演技だけでなく本来の性格も変わっていくのでパターン的に何役こなしているのか。。ただ、やはり顔に傷があっても女優さんですからまったく醜い姿ではないので感情移入は難しかった。

また初めて顔を奪った時に傷を負ったのでいじめられていたのは顔のせいではないという事ですよね。

顔を完全に奪えれば殺人って事もあり得たが12時間で戻ってしまうので人生を奪うためには眠らせるしかない。嫉妬や欲望がバチバチで物語は面白かったが、ちょっとしつこいかな。

そして土屋太鳳さんが好きな方ならいいかも知れませんが舞台が嫌いな人は途中で冷めてしまうかも知れない。ちょっと舞台が長いから。

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