韓国時代劇「風と雲と雨」15話~18話ネタバレあらすじ&視聴感想

作品情報・キャスト

17歳で科挙に首席合格したチョンジュンは「江華島の世子」と呼ばれ全ての両班から羨望を集めていました。ある日、親友のインギュと共に山奥に入ると少女ボンリョンと出会う。彼女は朝鮮第25代王・哲宗の隠し子で人の未来を見通す神力があったが目立つことを控え能力は隠すよう母親に言われていました。しかし、母親が民乱の主導者だと濡れ衣を着せられたため助けるために能力を使うが貞純王后の弟キム・ジャグンに捕らえられてしまう。

~6年後、チョンジュンの元にファリョン王女との縁談話が舞い込む。ファリョンはかつてのボンリョンだったが宴中に爆発が起こると爆薬は殺害された父親のものだと彼女に証言され家は滅門されてしまう。母を探すボンリョンが権力者への復讐心を募らせていくなか、観相師を始めたチョンジュンは名を馳せるようになりある人物に将来王になる相を読み取る。劣等感を抱き敵対するインギュ、惹かれ合いながらも運命に翻弄されるチョンジュンとボンリョンの恋の行方は?!

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チョンジュン(パク・シフ/子役カン・テウ)ボンリョン(コ・ソンヒ/ホン・スンヒ)インギュ(ソンヒョク/子役チェ・ジョンウ)キム・ジャグン/貞純王后の弟(チャ・グァンス)キム・ビョンウン(キム・スンス)朝鮮第25代王・哲宗(チョン・ウク)イ・ハウン/のちの興宣大院君(チョン・グァンリョル)など

 

11話から14話のネタバレ

 

 

ネタバレあらすじ/風と雲と雨

 

第15話・新たな確執

趙大妃は「そなたの息子ジェファンが即位させたら60年以上続くチャンドンキム氏の権勢を終わらせられるか」と訪ねるとイ・ハウン(興宣君)は力強く約束すると返事します。

一方、チョンジュンはキム・ジャグン(領議政)の屋敷を訪ね短刀を机に突き刺します。

「ご自身と一族のどちらを消すのか選択するべき。今後も専横政治を続けるなら一族は滅びる、政治生命を絶ち国政を興宣君に譲るのです」

ビョンウンが興宣君を殺害しようとしていると教えチョンジュンは席を立つと、事実だと知ったジャグンは激しく叱咤します。

 

星を眺めていたボンリョンは哲宗が崩御したと察知し泣き崩れます。

趙大妃は玉璽を預かっている事を重臣たちに伝え興宣君の次男ジェファンに翼成君の爵位を与え新たな国王にすると宣言します。

戸惑いながらもジェファンは趙大妃の教書を授ると高宗として朝鮮王朝第26代王となるがチャンドンキム氏から政治への関与は控えるべきだと進言されます。

しかし興宣大院君となったイ・ハウンが王を支えながら政治に関わることになったので言葉を失います。

イ・ハウンを援護した趙大妃だが権限をすべて与えたので翁主の命を狙ったインギュを呼び出し興宣大院君の動向を見張れと命じていました。

 

ベルヌー(フランス人神父)のチャン・ギョンイルを病人の収容施設で匿う代わりにチョンジュンは西洋の知識を伝授してもらいます。

人が増える一方であり朝廷は人が集まることを嫌うので閉鎖するべきだとパルヨン達から進言されます。イ・ハウンから宴に招待されると同じことを進言されパルヨン達は呑気に閉鎖するつもりだと返事していたがチョンジュンは困惑します。

これからは独自の道を進むべきとボンリョンに背中を押され、チョンジュンはここにいる人々と共に新しい時代に備えたいと皆に伝えます。

「三田渡場」と看板を抱え皆で歓声を上げて喜んでいると酔っ払ったジャヨンの兄(ミン・スンホ)をイ・ハウンの長男(ジェミョン)が送って来てくれました。

イ・ハウンはチョンジュンと一杯やるために訪ねるが三田渡場を目にし自分とは違う道を歩み始めているのだと気付きます。

(人が集まれば恐れて謀反を企てるとかすぐ朝廷の者は疑うのよね。それにしてもミン・スンホなんていましたっけ?ジャヨンは貧しくも聡明なお方で真面目に暮らしているのに兄はジェミョンと仲良く馬鹿騒ぎしているとは・・・今後足を引っ張らないで下さいよ)
 
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第16話・嵐の前兆

チョンジュンはボンリョンに指輪を贈り夫婦となって幸せに暮らし始めるが三田渡場を作り王宮を見下ろしながら陰で準備していたのかとイ・ハウン(興宣大院君)の怒りを買っていました。

キム・ジャグンの誕生日にお呼ばれしたイ・ハウンはチャンドンキム氏を分裂させるために毒が盛られたように偽り咳き込むがジャグンが一族を守るために吐き出した物を口にしました。

「領議政を辞職する」と告げられたイ・ハウンは今までの屈辱を何倍にしてでも晴らすつもりでいたので死人のように静かに生きろと怒りを込めて言い放ちます。

また50万両を持ってやってきたビョンウンを江華へ左遷し都に戻ろうと考えるなと告げます。

 

全書院の撤去に対し儒者たちが強く反発します。趙大妃は書院は性理学を学ぶための重要な施設なので撤廃などすべきではないと告げるが「役目は助言することであり国王の判断を独断で覆すためではない」とイ・ハウンに言われ、やはり本性を現したかと思います。

イ・ハウンの権勢はあと10年とチョンジュンに占ってもらっていたのでその後に備えて王妃を身内から出さねばならないと考えます。

 

豪商イ・ドギュンが三田渡場に出入りしていると報告を受けたイ・ハウンは現地の様子を見に行くとチャンドンキム氏までチョンジュンに会いにきているのかと驚きます。

ボンリョンにすさまじい予知能力がある事を知ったイ・ハウンはチョンジュンを呼ぶと三田渡場は封鎖せず翁主とは婚礼を挙げた事を知らされます。

ボンリョンは三田渡場が襲撃に遭う映像を見てしまいすぐに荷造りをさせるがインギュ率いる軍人によって次々と民が倒れショックの余り気を失ってしまいます。

チョンジュンは帰路に付く途中にイ・ハウンの刺客に襲われ、「権力を求める者の猜疑心は恐ろしい、もし帰れない場合はドギュンがいる貿易館へ」とボンリョンに言われていたので逃げ出します。

「イ・ハウンから逃げれるのは今だけであり翁主が来たら後を追わせるから船に乗れ」と言われたチョンジュンはボンリョンを待つと告げるが気絶させられ逃げてきたベルヌーたちと外国に逃亡することに・・・

3年後、正体不明の外国船から降り立った宣教師たちの中にチョンジュンの姿がありました。

(なんでインギュみたいな無能が軍を率いているんだよ。追放の身でチャンドンキム氏を追い出されたのに趙大妃は見張り役に命じるし・・・ボンリョンを触るインギュの姿が本当に気持ち悪い。それにしてもチャンドンキム氏が牛耳っていた方がまだ良かったのではないか。イ・ハウンは完全な暴君ですね)
 
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第17話・王妃選び

外国船で宣教師に紛れて帰還したチョンジュンは西洋人が退去させられるなか秦の神父だと偽り通され、3年振りにパルヨン達と感動の再会を果たします。

監視を警戒し縁を切ったフリをしていたマンソクは翁主ボンリョンはイ・ハウン(興宣大院君)に捕まりそのあと記憶を失ったようだと言います。

趙大妃は国母が不在では困るとして高宗(ジェファン)の王妃選びを急がせるとイ・ハウン(興宣大院君)は適当な王族がいないので困惑します。イ・ハウンは最終選考に残った者を予知能力があるボンリョンに占わせると、探し当て遠くから見ていたチョンジュンはチソンが彼女のそばにいたのでとりあえず身は安全だろうと思います。

 

チョンジュンは3年前に逃がしてくれたドギュンを訪ね「イ・ハウンを揺さぶり王室の内情を知るには王宮に味方が必要だ」と相談し前に頼んでいた新しい身分証を渡されます。

そしてジャヨンと再会すると王妃選びに参加しないかと誘い、例え貧しくても王妃の四柱を持って生まれておりイ・ハウンの妻の親族であるため望めば叶うはずだと言います。

迷うジャヨンだがボンリョンがずっと気にしてくれていた事、そしてチョンジュンと国のために役に立ちたいと決心します。

チョンジュンは「イ・ハウンは自分の心を見透かす者を好むと同時に嫌うので、知らぬフリ、聞かぬフリ、思慮深く、愚かな振る舞いはしない」とアドバイスします。

 

ジャヨンは挨拶に向かうと兄ミン・スンホは賄賂だと疑われるような物を持参したので叱責を受けるがチョンジュンの思惑通りイ・ハウンに認められます。

チョンジュンはジャヨンに伝言を頼んでチソンを呼び出し翁主を守ってくれていた事を感謝します。そしてドギュンから手に入れた清州の大地主の子息ハ・ジュノの身分を名乗ってミン・スンホとジェミョン(イ・ハウンの長男)に接触し恩を売ります。

ジャヨンの四柱は脅威になるので警戒されないために偽りの四柱をチョンジュンは用意します。イ・ハウンはジャヨンなら自分の邪魔にはならないと後押しするが翁主に占わせると「裏で操っている者がいる。それは大院君にとって恐れる人物」と予言されたので胸騒ぎを感じます。

すると矢文が突き刺さったので目を通し、チョンジュンだと確信して兵を集めて捕らえるよう命じます。

 

ジャヨンは本当に王妃に選ばれたので動揺しながら迎えに来た輿に乗り込みます。矢文を送った事でボンリョンが移されると呼んでいたチョンジュンはチソンと共に襲撃をかけ彼女を救い出します。

(趙大妃は何がしたいのか、イ・ハウンと渡り合えるのは江華にいるビョンウンしかいないと思いインギュに探りに行くよう命じたが・・・もし味方になるなら援護しようとしたのだろうか。そしたらチャンドンキム氏の頃に戻るだけじゃん。そしてインギュはビョンウンに命を狙われたのでイ・ハウン側についたと思い殺害したのか、それとも単純に命を狙われたから消したのかどっちだ。ってゆうよりインギュなんかにどれだけの私兵を趙大妃は預けたのやらw)
 
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第18話・よみがえった記憶

王妃となったジャヨン(明成皇后)は口を開けば疎ましく思われイ・ハウン(興宣大院君)に叱咤されるがジェファン(高宗)が庇ってくれます。

父親の叱責に耐えながら生きていたジェファンに「今後も耐える必要はない。国王は義父上ではなく王様なのですから」とジャヨンは進言します。

ビョンウンが殺害された事件で国王はキム一族に畑を与えるが真相を突き止めるよう命じます。そんな中、腹を探るよう命じていた趙大妃はまさかインギュが殺したのかと驚きます。

 

反感を持つ民が地方で蜂起し、財宝を民たちに分け与える怪盗チャンにはイ・ハウンもかなわないと国中で噂が広まります。

チョンジュンは妓楼を買取ったナハプに会いに行き翁主の母バンダルの居所が分かったら教えて欲しいと頼むと妓生ソンファがインギュにぞっこんだと知らされ妙だと思います。

チョンジュンは民たちの不安をあおり誰がイ・ハウンに不満を抱いているか調査しこれから反対勢力を集めると豪商イ・ドギュンに伝えるがイ・ハウンが貿易館に向かっていると知らせが入り隠れます。

大罪人チョンジュンを匿うような事をすれば命はないと跪かされ剣を突き付けられたドギュンは恨みを募らせます。

 

チョンジュンは人を通してバンダルを発見し貿易館でボンリョンと再会させます。ボンリョンは憶えていないけど何故かチョンジュンに心惹かれると告げるが息子がどうなっているのか気になり訪ねると大院位太監の離宮で一緒に育てているから問題ないと言われます。

チョンジュンは権力を取り戻しイ・ハウンを失脚させる約束で趙大妃の後ろ盾を得たあと王妃を訪ねチソンを護衛に付ける許しを得たことを伝えます。

これでチソンを通して王妃とチョンジュンは連絡が取り合えるようになります。

 

徐々に記憶が戻るボンリョンは母親バンダルから見張りが手薄な時に息子を連れ出すと連絡があり楽しみに待ちます。

しかし昔、江華にいた頃「友人を頼れば幸せになれる」と占って貰っていたインギュは今更後悔しておりチョンジュンの息子を頼れば運気がもどるかもと離宮を訪ねていました。

ボンリョンはダンが息子を連れて来たので喜ぶが母親が追われていると知らされ心配で向かうと崖から転落している姿を発見します。必死に呼びかけるが高貴な子を産んで苦しめてしまったと謝罪され命を落としてしまいます。

 

イ・ハウンはチョンジュンの隠れ家を突き止めすべて捕らえるよう命じるが参内せよと王命が届きます。

自分の知らない王命があるのかと首をかしげるイ・ハウンは王宮に向かうとチョンジュンがいたので驚きます。チョンジュンは朝廷の有力者を味方につけて罪を許されて身分を回復していたのです。

チョンジュンは悪党を逮捕できる訓練都監の別将に任命され、イ・ハウンはいつの間に重臣達と結託したのかと動揺します。

(インギュはイ・ハウンに付いていたとゆうことね。めんどうな人w。にしても無能で大した身分もなく孤独な人物なのにビョンウンに始まり趙大妃、イ・ハウンに何でつかわれるのかね。キャラ的に納得できない、そもそも生きているのが謎。まだ身分が高くて最初からある程度能力があって多くを従えているのなら分かるが・・・)

最終回までのネタバレ

 

 

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