映画「キアヌ」ネタバレ結末/俺の可愛い猫を盗んだ奴はどんな悪者でも許さねー

 

作品情報・キャスト

隣に住む麻薬密売人の家と間違われ荒らされたあげく愛猫キアヌを盗まれてしまったレルは従兄弟のクラレンスと共にギャングに扮して乗り込みキアヌを取り返そうとする。

監督=ピーター・アテンチオ◆レル(キーガン=マイケル・キー)クラレンス(ジョーダン・ピール)チェダー(メソッド・マン)ハイC(ティファニー・ハディッシュ)ベーコン(ルイス・ガスマン)キアヌ(声・キアヌ・リーヴス)

ネタバレあらすじ/キアヌ

有名な殺し屋アレンタウン兄弟は麻薬製造所に襲撃しボスを始末するがあまりにも可愛い猫を見つけ連れて帰ろうとします。

しかし警官が突入し、やり合っている間に猫はどこかへ逃げて行ってしまいました。

恋人メイシーが出て行ってしまい落ち込むレルだが玄関の前でニャーニャー鳴く猫に癒され「キアヌ」(ハワイ語で涼風を意味する)と名付けました。

仲良しの従兄弟クラレンスは心配で尋ねるがキアヌのおかげでレルはすっかり元気になっていました。

レルはキアヌのカレンダーを作っていると妻子が旅行に出掛けて暇なクラレンスに映画館に行こうと誘われます。

映画は楽しく興奮して帰宅するがレルの家が空き巣に入られ何処を探してもキアヌがいませんでした。

 

キアヌがいない生活は考えられないレルは通報するが盗られたのは猫だけであり警察は真剣に受け止めてくれません。

隣に住む麻薬売人の家と間違えたのではと疑ったレルは訪ねて行くと敵対している組織ブリップスの仕業ではないかと言われます。

レルとクラレンスはブリップスの親玉チェダーがいるとされるストリップクラブに足を運び必死に悪を装ってハイCに案内させます。

ハッタリが効いたのか丸腰な二人を見てチェダーは「もしかしてアレンタウン兄弟か?」と聞いてきました。

誰だか分からないが二人は咄嗟に話に乗っかります。

キアヌがいるのを目にしたレルはギャング向けペットの販売をしているから売ってくれと頼むと腕前を見せてくれと言われます。

 

レルとクラレンスは内心びびりながらも「俺は1つの弾で2人殺せる」とハッタリをかましチェダーの部下4人を引き連れます。

取引現場に到着すると率先して女性のハイCが車から降ります。クラレンスは「一緒に行ってやれ、見張りは俺が教える」と言うとレルは睨みながら「感謝する」と返事し車から降ります。

レルとハイCが訪ねて行くと既にハイとなっている3人がいました。レルは金をさっさと寄こせと言うが客は「この男を撃てたら金はやる」とハイCに訴えました。

銃を向けられたレルはあまりの恐怖に固まるがハイCは3人の客を撃ち金とヤクを持って去りました。

一方、見張り役のクラレンスは皆と仲良く打ち解け音楽を楽しんでいました。

祝杯をあげクラレンスは大いに弾けて楽しむが先ほど暗殺の現場を目にしたばかりのレルはついていけません。

楽しそうにするクラレンスに頭にきたレルはハッパを勧めると彼はハイとなってしまいます。

チェダーが抱っこするキアヌがキアヌ・リーヴスの声で「君の心の指導者だ。周囲に認めてもらうには君自身が変わる必要がある、目を覚ませ」としゃべっているように聞こえます。

旅行中の妻から電話があり翌日帰ってくる事を知ったクラレンスはチェダーから大事な取引に付き合ってくれと頼まれます。

 

人殺しの手伝いなんて出来ない二人はキアヌを盗んで出て行こうとするが背後から口を押さえられ気を失います。

意識が戻ると二人は拘束されており目の前には本物のアレンタウン兄弟がいました。

拷問器具を取り出すのを見てクラレンスは「助けて〜」と叫ぶがレルはキアヌを呼び「やっちまえ」と密かに言います。

キアヌが爪でカキカキし拘束を解いてもらったレルは置いてある銃を手にしてクラレンスを助けます。

銃を向けても兄弟が向かってくるのであまりの怖さに二人は銃を乱射してしまいます。

キアヌを確保し急いで出るとチェダー率いるブリップスが待ち構えていました。

窮地に立たされるがアレンタウン兄弟は車のトランクにレルの隣に住む売人を押し込んでいました。猫の足跡を追い売人に口を割らせていたのだと気付きます。

レルは「こいつが猫を盗んでいたから取り返してやったんだ」と誤魔化すと何故かハイCも認めました。

始末しろと銃を渡されたレルだがお隣さんを撃てるはずがなく断ります。

売人は車押し込まれて連れて行かれてしまいます。

 

結末/キアヌ

結局二人はアレンタウン兄弟としてチェダーに付き添います。

しかし取引相手のベーコンにチェダーは「従兄弟を殺したアレンタウン兄弟です」と言いました。

ベーコンは「こいつらが?」と疑うが従兄弟の猫イグレシアス(キアヌ)を抱いていたので信じ懸賞金を出してきます。

絶体絶命のピンチに陥るが猫を気に入っているチェダーが「猫は連れて帰る」と言い出したため交渉決裂し銃撃戦となります。

ハイCに「猫を追いなさい」と言われたレルは確保するがベーコンに足を撃たれキアヌを奪われます。

それでも諦めずに追うとベーコンが車に乗り込んだのでレルは運転手が乗る前に運転席に乗り込みます。

クラレンスは運転できないレルを心配しガレージに止めてあった高級車で追いかけます。

 

レルの運転は荒くベーコンは止めるよう必死に叫びます。

ベーコンもスピードあげる運転手を撃ったら危険なため叫ぶ事しか出来ません。

レルは背後から羽交い締めにされ「やっちまえ」と叫ぶとキアヌはベーコンの顔に飛び付き引っ掻きました。

そして車が縁石に衝突するとシートベルトしていないベーコンは外に飛ばされます。

しぶとくベーコンは立ち上がってくるが追ってきたクラレンスの車に轢かれました。

ベーコンは再び立ち上がるが駆け付けたチェダーに射殺されます。

「おまえらのせいで取引も猫も失った」

レルとクラレンスは「もう死んだな」と諦めるがいきなり「逮捕する」とハイCが銃をチェダーに向けました。

ハイCは潜入捜査官であり従わないチェダーを射殺しました。

 

キアヌを大事に抱き締めるレルはハイCの本名はトリーナ・パーカーで取引で射殺した3人は役者だった事を聞かされます。

違法なことをたくさんしたレルとクラレンスは一応逮捕されるがトリーナの証言で罪は軽くなります。

二人は刑務所に入るがアレンタウン兄弟を始末したと英雄扱いされます。

トリーナがキアヌを連れて面会に来てくるがキアヌは珍しい病気で一生子猫のままだと知ります。

 

レルとクラレンスが乱射して死んだはずのアレンタウン兄弟が立ち上がって映画は終わります。

 

 

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