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「 検察側の罪人 」 < ネタバレ あらすじ >エリート検事と若手検事の対立!木村拓哉×二宮和也

 

検察側の罪人

 

◆監督 原田眞人

◆原作 雫井脩介

 

◆最上毅(木村拓哉)

◆沖野啓一郎(二宮和也)

◆橘沙穂(吉高由里子)

◆諏訪部利成(松重豊)

◆小田島弁護士(八嶋智人)

◆白川弁護士(山崎努)

◆弓岡(大倉孝二)

 

原作のネタバレです。完全ネタバレですのでご注意ください。 

 

< ネタバレ あらすじ >

       検察側の罪人 

 

東京地検刑事部の本部係に就く有能な最上毅。

最上は学生の時に寮生活をしており管理していた久住夫婦の一人娘・由季を妹のように可愛がっていました。

しかし卒業してから4年目の夏に由季が殺されたのです。今では時効が成立してしまっているがその事がきっかけで最上は凶悪犯罪に時効など必要ないと思っています。

大田区で老夫婦刺殺事件が起きたころ検察教官していた時に司法修習生だった沖野啓一郎が配属されてきました。

弁護士志望だった沖野は最上の導入研修を受け検事に気持ちが移り、また最上も正義感が強い沖野を勧誘したくなる者だと思っていました。

 

最上は老夫婦刺殺事件の捜査本部に一緒に来るよう誘います。

本部係は検察庁と裁判所を行き来するだけの検事とは違うのです。

沖野には橘沙穂、最上には長浜光典という事務官が付き添い、七班の青戸警部に連れられ現場検証や遺体の司法解剖、捜査会議に立ち会います。

青戸警部とは殺人事件で一緒に仕事したことがあるため最上は顔見知りでした。

小型金庫から借用書が多数見付かり鍵の保管場所が違うことから金銭トラブルによる犯行だと疑い、犯人が現場から消えたスリッパを履いていた事から顔見知りで間違いないと思われた。

沖野がまとめた報告書を受け取ると借用書のリストの中に妹のように可愛がっていた由季が殺された事件で真犯人と最後まで疑われていた松倉重雄の名を見付けます。

中学生だった由季が5日前に神社近くで暴行されていた事が分かり、味を占めた犯人が両親が外出している隙をついて侵入し行為に及ぼうとしスパナで激しく抵抗されたため絞殺したものと見られている。

最上がいた時は学生寮だったが由季が殺害された時は労働者なども受け入れる独身寮に変わっており頻繁に遊びに来ていた松倉が捜査線上に浮上したのです。しかしアリバイを主張する人物が現れ自供を引き出せなかった事で逮捕状を取ることが出来なかったのです。

 

最上は松倉の聴取を見学するため沖野たちと向かうと由季の事件を捜査していた管理官の田名部と出会います。

老夫婦とメールや電話をした記録が残っていたが聴取を受ける松倉は金を借りようとしたが断られたため家を訪ねることはなくそのまま帰ったと言いました。

声だけを聞いていた最上は直感的に嘘だと感じ冷静な目で見れてないと自覚する最上だが松倉はマークするべきだと訴え、由季の事件の捜査資料を取り寄せて欲しいとお願いします。

沖野は疑わなければならない不審な点はないと思っていたが松倉が家を訪ねたことが分かります。

なぜ嘘をついたのか?由季の事件で疑われたからか?もしくは同じように逃げれると確信し嘘の供述をしたのか。

森崎警部補が今のDNA鑑定の技術なら簡単にわかると責めると松倉は由季の殺人を認めたが今回の事件はまったく関係ないと言いました。

松倉が自分が勤務するリサイクルショップから家電などを持ち出し自宅で使っていた事を突き止めていた警察は社長から告訴状を取り付け業務上横領の罪で逮捕し老夫婦殺害事件を視野に入れた家宅捜索を行います。

しかし、ガサ入れに同行した最上は死亡推定時刻に松倉が中華屋にいたことを証明するレシートを見付け犯行説が薄らぐ事を避けたいためにポケットに入れました。

またコンビニの防犯カメラにスリッパを捨てる黒いジャケットを着た人が映っており、材料になり得そうな品々もポケットに入れていきます。

松倉に23年分の利子をつけて厳しい代償を払わせる事に執念を燃やし主任は沖野に任せました。

 

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拘留の二十日間、相手の懐に入る事を考えていた沖野だが最上から発破をかけられ、罵声を浴びせ続け心を折る事に専念しました。

しかし森崎警部補も沖野も手詰まりな状態であり自供を引き出せる証拠はありませんでした。

このままだと厳しいと思った最上は家宅捜索の時に持ち出した品々を現場近辺に置くが担当者が再捜索した時には風で飛ばされ何も出てきませんでした。

そんな時、居酒屋で弓岡が老夫婦殺害をほのめかす発言をしていたと青戸から聞かされます。引っ張ってきた窃盗容疑者が偶然隣り合わせになったらしく最上は送検されてきた窃盗容疑者から事情を聞くとまだ報道していない凶器である包丁の刃が折れている話をしていた事が分かります。

弓岡は借用書が残ってない人物で殺害された老夫婦と競馬仲間でした。

松倉を追い詰める方法が思い付かず諦めかけた時、一緒に司法試験の勉強をした学友の丹野議員が闇献金問題で自殺した報せを受け、由季の時と同じように心を締め付けます。

「由季や丹野が生きられなかったこの先、自分にしかできない事をするべきた。罪を背負ってでも思い残すことがなくなれば生きた意味があったと思えるはず!」

松倉は裁かれるべきだと思い込む最上は公衆電話から弓岡に電話をかけ警察が目をつけているからしばらく姿を隠せと伝え闇社会の取引に関わる諏訪部からマカロフを購入します。

老夫婦殺害を認めた弓岡から刃の折れた包丁を受け取ると山中湖の別荘地に入り無人の別荘に連れて行きます。

「2人も殺めている以上罰せられるべきだ」と最上は引き金を引き、掘った穴に入れ埋めました。

 

松倉の犯行ではないと思う沖野だが森崎警部補から連絡があり凶器が見付かったと知らされます。

由季の事件で因縁のある田名部に思い込みはダメだと気付かせてやるのが役目だと思っていた沖野は同じく松倉を犯人にするには無理があると思っていた森崎警部補とともに取調室に行きます。

すると最上と田名部がやってきて横領容疑の件は不起訴になったと伝えたあと強盗殺人容疑で松倉を逮捕しました。

松倉は全面否認を貫いており最上が事件のストーリーを組み立てたが、まるで見てきたかのように語るので沖野は呆気に取られます。

◆警察が捜査の目を向けたとたんに姿を消した弓岡。

◆凶器発見のきっかけは匿名電話があったから。

◆凶器は丹念に洗っているのに指紋がついた競馬新聞で包むだろうか。

◆最初から松倉が犯人だと決め付け動いている

田名部が秘密裏に弓岡と接触して凶器を受け取り姿を消すよう潜伏場所を提供したのではないかと訴えた沖野だが担当から外されてしまいます。 

 凶器が出ているのに立件を見送ろうなんて思うのは検事失格だと責められるが、検事である前に人間だと思う沖野は弓岡が消えた事情に裏があるとすれば間違いなく違法であるため暴く価値があると思います。

沖野は辞表を提出し松倉の国選弁護を引き受けた小田島を訪ね無罪の可能性が高いことを伝えます。

 

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「週間平日」の船木記者に検察を去る決断をした事を伝えると心意気を買われ「冤罪事件に白川あり」と評されるベテラン弁護士の白川を紹介されます。

弁護団の1人に加わった白川が日本外国特派員協会の質問で冤罪の可能性が高い老夫婦刺殺事件に関わっていると報告するとマスコミの風向きが変わります。

「週間ジャパン」の水野だけは冤罪になった事件の被害者と知り合いだったために松倉を徹底して攻撃していました。

そんな時、船木記者から山中湖の別荘地で弓岡の死体が発見されたと知らされます。付き合うようになった沙穂から捜査本部の誰かが弓岡を殺したんじゃないかと言われるが取引ならともかく拳銃を調達して消そうなんてするわけないと思います。

「時効で裁けない松倉を事件の犯人に仕立て上げるが、それでは老夫婦刺殺事件の犯人を見逃すことになってしまうから殺したのでは…捜査側の人間ならありえる…」

しかし森崎警部補に話すと田名部は捜査本部にずっといた事が分かります。

 

小田島弁護士や船木記者と喫茶店にいると「週間ジャパン」の水野記者に見付かりいろいろと挑発されます。

「本当の人権派弁護士は人の注目を浴びたがるような人ではなく小さな事務所を営み、ただ困っている人を助けたいと思うだけの前川弁護士みたいな人間だ」

政界の闇献金問題で自殺した丹野が本当に苦しい胸の内を明かして相談していたのが前川弁護士だと知ります。丹野が自殺してから様子が変わり出した最上を思い出す沖野は前川弁護士と丹野が大学の同級生だと知り恐ろしい可能性に気付きます。

最上と丹野が学友だと聞いていた沖野は船木記者に被害者である由季と最上に関係性があるか調べるようお願いしました。

◆最上は前川弁護士と丹野議員と親しく学生時代に由季が殺された寮に住んでいた。

◆弓岡が行方不明になった土日、最上は叔父が住んでいる小田原に行き車を借りていた。

◆弓岡が行方不明になった土日、精神的に参っているから取調べを休むよう最上に言われた。

「週間平日」の船木記者から「ここまで掴んでいれば書かずにはいられない」と言われ沖野は戻る道はないと覚悟を決め書くようお願いしました。

 

大学の先輩である「週間ジャパン」の水野から沖野が弁護側についていると知らされ「週間平日」の船木記者に追われた事で最上は覚悟を決めます。

最上は娘に「心配かけることになる。家のことを頼む」とお願いし連日呼ばれていた最高検に出向くと逮捕されました。

面会に来てくれた前川が泣きながら「お前の力になれるから勉強しといて良かった。俺は今日からお前のために生きる」と言います。また水野先輩も「俺が代わってやりたい」と泣き崩れていたことを知り最上は堪え切れなくなります。

 

釈放された松倉は取材陣の質問に白川弁護士に言われた通り「時効になった女子中学生殺害事件については警察の自供の強要があって無理やり言わされました」と言いました。

まったく反省していない松倉に取調べで暴言を吐いたことを渋々謝罪した沖野は最上の面会に行きます。

「すまなかった。君みたいな優秀な検事を結果的に去らせてしまった事だけは後悔している」

沖野は最上の弁護を引き受けた前川のサポートをしたいと訴えます。

「俺はもういいんだ。君にしか救えない人がどこかにいるはずだ。君が本当に救うべき人は俺じゃない」

 

最上を救いたいと思い会いに行ったが救いたかったのは自分なのかもしれない。

正義とは何なのか。これから先どう生きていけばいいのか分からなくなった沖野は急行列車の前で泣き叫びました。

 

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