作品情報とキャストの紹介
殺し屋稼業を引退していたダニーは平凡に暮らしていたが捕らわれの身となった相棒ハンターから助けを求める手紙が届きます。
ハンターを救うため仕方なく「大切な息子たちの命を奪った者に復讐してほしい」とオマーン首長から依頼を受けるが・・・
SAS隊員(特殊空挺部隊)だった時に暗殺されかけた探検家ラナルフ・ファインズの小説「The Feather Men」を映画化。
ネタバレ あらすじ
キラー・エリート
石油高騰に伴う経済危機が起こり世界が大混乱に陥りいたるとこで戦争が激化した革命・暗殺・秘密工作の時代。
メキシコ、ラ・ホヤに降り立った殺し屋ダニーはハンターと共に仕事を開始するが標的が乗る車に子供が乗っており躊躇してる間に撃たれてしまいます。
ハンターに助けられたダニーは、これ以上続けられないと思い引退を決意しました。
1年後オーストラリア、ヤラ・ヴァレーで恋人アンと静かに暮らしていたダニーだがハンターが拘束されている写真が送られてきて二日後アラビア半島オマーンに降り立ちます。
ハンターを拘束した石油王は戦争で息子たちを事故に見せ掛けて殺したイギリスの特殊部隊3人に自白させて証拠を残し同じように事故に見せ掛けて殺せばハンターを釈放すると言いました。
ハンターは600万ドルと聞いて仕事を引き受けたが内容を聞いて逃げ出したところ捕まってしまったのです。
ダニーはかつての仲間であるデイヴィスとマイアーに協力を求めるがターゲット3人のうちオマーンでヘリを操縦しているハリスしか判明してませんでした。
ダニー達の行動はすぐに目を付けられ過去の敵による復習から守るために結成した秘密結社「フェザーメン」が動き出します。
ダニー達は「フェザーメン」から送り込まれた元SAS隊員のスパイクに後を付けられ銃撃戦となるが逃してしまいます。
ハリスを捕まえ自白させた後ハンマーで頭を叩き殺し事故死に見せ掛けました。
デイヴィスは標的の1人が現SAS隊員クレッグだと突き止め妻が入院している事を知ります。
ダニーは家族であっても関係ない人を巻き込むのは反対であり医者に成りすまして薬を手に入れました。
現れたスパイクをぶちのめして逃走したダニーはSAS基地に侵入し行進する前のクレッグの飲物に薬を混入させます。
険しい山道を吹雪の中行進するとクレッグは意識朦朧し自白して命を落としました。
最後のターゲットである頭のイカれた元SAS隊員の傭兵マッキャンを見張っていると何故かスパイクが現れました。
トラックに細工してマッキャンが運転する車の対向車線を走らせます。
マイヤーが遠隔操作してトラックをスリップさせるとマッキャンの車と衝突させる事に成功し後ろを走っていたダニーが外に飛び出したマッキャンを轢きました。
マイヤーが死体を調べようとするとスパイクの仲間キャンベルに捕まってしまい運転手として雇ったマイヤーを助けるために撃つが銃弾は2人の頭を貫通してしまいました。
結末
デイヴィスは家で女と楽しんでいると拉致されてしまいます。
キャンベルの車で移動していたダニーは逃げようとしたデイヴィスがトラックに轢かれて死んだ事を無線で知ります。
ダニーは侵入してスパイクに銃口を向け、すべて終わったから俺を追うなと忠告しハンターを助けました。
アニーの元に帰ったダニーだが殺す相手を間違えた、もう1人いると連絡を受けます。
断るダニーだがアンの話を持ち出されたのでパリに行かせてハンターに保護を頼みます。
ダニーは元SASで作家のファインズの足を撃って気絶させて写真を撮り死んだ事にするが尾行していたスパイクに捕まります。
すると裏で操っていたイギリス政府が現れ利用していたダニーと邪魔者のスパイクを拘束します。
殺し屋を世話して4人目の息子を国に返せば石油王との再契約の際に有利にいくと説明を受けたダニーは一瞬の隙をついて攻撃して逃走しスパイクが政府の者を射殺しました。
アンを人質に取り報酬を上げようとした依頼人はハンターに撃たれます。
ダニーと合流したハンターはオマーンに降り立つと石油王を殺したスパイクを見掛けます。
報酬を持って逃走するスパイクをダニーとハンターが捕まえ経費分の報酬を抜き取りました。
スパイクが乗る車のタイヤをパンクさせてしまったハンターはタクシーを呼び走り去りました。
ファインズが「ザ・フェザーメン」を発行すると大きな論争が巻き起こるが政府はその内容を否定しました。
オマーン戦争時、SAS隊員の殺人をフェザーメンが事故死に見せかけたという内容でした。