ネタバレ含むあらすじを結末まで紹介していますのでご注意くださいませ。
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「君は月夜に光り輝く」ネタバレあらすじと感想結末/発光病に侵された余命ゼロの女子高生の選択

邦画ドラマ

 

作品情報とキャストの紹介

電撃小説大賞を受賞した佐野徹夜のデビュー小説を「響  HIBIKI 」などの月川翔監督が脚本を手掛けて映画化。

発光病(細胞異常により皮膚が発光する)の難病に侵され大人になるまで生きられないと宣告され女子高生まみずにクラスの寄せ書きを届けに行く同級生の卓也。

卓也にはどう見ても元気そうにしか見えなかったが彼女はもう病室からは出られないのだと言います。卓也はスノードームを割ってしまったので病室から出られない彼女のために「代わりに体験するから何でも言って」と伝えます。

まみずはいつ自分はいなくなるのだろうと恐怖心と戦っていたが卓也が代理体験をしてくれる事で楽しみを覚え徐々に強く生きようと選択し、また卓也も彼女に惹かれていくが消えてしまう恐怖が二人に迫る。

北村匠海と人気若手女優の永野芽郁のダブル主演。

北村匠海と月川翔監督は「君の膵臓がたべたい」でタッグを組んでいる。

キャスト、渡良瀬まみず(永野芽郁)岡田卓也(北村匠海)香山彰(甲斐翔真)岡田鳴子(松本穂香)岡崎(優香)深見真(及川光博)渡良瀬律(生田智子)岡田恭子(長谷川京子)など

ネタバレ・あらすじ

君は月夜に光り輝く

 

 

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発光病

高校生の岡田卓也は同級生の香山に寄せ書きを渡され、最後に書いたことが理由でまだ一度も会ったことがない入院している「渡良瀬まみず」に届けに行く事になりました。

まみずは治療手段がなく発症すれば臨床治験の対象となってしまう発光病でした。細胞異常により皮膚が発光し、光りは最期が迫ると強くなっていく特徴があり大人になるまで生きられません。

はじめて挨拶を交わし寄せ書きを渡すと彼女は「早く病気が良くなるといいですね」と卓也の文章を読み上げ「なんか冷たい、本当は来たくなかったでしょ」と言いました。

卓也は「自分の意思で来たよ」と伝えると彼女は笑顔を見せます。

まみずは離婚して今は会えない父親から貰ったスノードームを大事にしていました。卓也は帰るときに「また会いに来てくれる」と聞かれグミが食べたいと書かれたメモを渡されました。

後日、グミを買って持っていくと背後からいきなり声を掛けられ驚き、まみずが大事にしていたスノードームを割ってしまいました。

まみずは「最期をむかえるときに大事な物なんでない方がいいから気にしないで」と言います。

去年余命1年を宣告されていたので余命ゼロなんだと説明する彼女は「わたしいつ死ねるのかな」と明るく言いました。

卓也はフラッシュバッグします。事故死した姉の鳴子が何度も言っていた言葉だからです。

「ちゃんと罪滅ぼしさせてほしい」

やりたい事が山ほどあるのに病室から出られないまみずは「私がしたい事を代行してほしい」とお願いしました。

 

代行体験

卓也は1人で遊園地に行きジェットコースターに乗った後パフェを食べます。一人でウサギの耳のようなカチューシャをしているため周囲からジロジロ見られ恥ずかしかったが話を聞いたまみずは喜んでくれました。

「次は何をやってもらおうかな」

卓也はこれで終わりじゃないのかと驚きます。

徹夜で並ばないと買えないスマホを頼まれたので「ちょっと出てくる」と母親に伝えると「鳴子も同じような時間にそう言って出て行ったのよ」と言われます。

「あれは事故でしょ」と伝えるが姉が亡くなってから情緒不安定になっている母親が「車のことは言わないで」と怒るので「大丈夫、帰るから」と伝え出て行きます。

 

スマホを買ってあげた事で二人はメールをするようになります。

「なんで離婚したのか理由を知りたいからお父さんに会いに行って欲しい」

卓也はまみずの父親・深見真に会いに行くと、会社を潰して自己破産しておりまみずの治療費を残すために偽装離婚した事を知ります。

まみずは仲が悪くなったわけじゃないと知り安堵するが病気が治るわけじゃないし回りを不幸にしているんだと落ち込みます。

卓也は「次は何しようか」と伝えると「たまに優しいよね」と言われます。

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自分の部屋をトータルコーディネートしたい。卓也はスマホをテレビカメラにして店を転々と移動し彼女は映像を見てノートにデザインしていきます。

海風を感じながら散歩したり彼女が好きな歌をうたうためカラオケ行ったりどんどん願いを叶えていきます。

「メイドカフェで働きたい」。卓也は面接に行くと「いらっしゃいませ、ご主人様」と言われます。

面接できたことを伝えると「キッチンスタッフが足りないから今から入れる?まさかメイド希望じゃないよね」と店長に笑われます。

急遽働く事になった卓也はまみずが「メイド服着たい」と言っていたのでせめて写真だけでもと思いリコにモデルになって貰いました。写真を見たまみずは「かわいい人だね」とちょっとふてくされたあと「バンジージャンプしたい」と言いました。

卓也はバンジージャンプをする事になってしまいました。

 

最後のお願い

卓也はプレゼントを渡すとまみずは驚きます。卓也はファッション誌に折り目がついていたので欲しいのだと察知していたのです。まみずは赤いスニーカーを履いて歩き出し「わたしDだよ」とお礼にサイズを教えました。

検査の結果が良ければ外に出られる事になり「海に行きたい」と言うのでリサーチしていたが「海行けない」とメールがあり卓也は落ち込みます。

しかしニュースで今日はスーパームーンだと知り香山に望遠鏡を借りに行きます。鳴子と香山の兄は恋人関係であり天体観測が趣味だと聞いていたからです。

香山の兄が発光病で亡くなってから鳴子は精神的にやられ「わたしはいつあの世に行けるのだろう」とよく口にするようになっていました。卓也は姉の部屋で本に写真が挟まっているのに気付き開くと「愛するものが亡くなったら後を追うもの」の文を見て急いで家を飛び出すが姉は車に轢かれたあとでした。

母親には事故死だと言い張るが実は後を追って自ら飛び込んだのだろうと卓也には予想出来ました。

 

卓也は望遠鏡を持って病院に行くと看護婦に面会は終わっていると怒られるが「閉じ込められたまま、ただ待つだけなんて残酷だ」と頭を下げると見なかったことにしてくれました。

病院の屋上に連れて行くと、赤いスニーカーを履くまみずは「綺麗だね」と心からの笑顔をみせ「ロマンティックな事言って」とお願いします。

「世界で二人だけみたいだね、君を愛している」。二人は互いに愛の言葉を投げかけたあと冗談だと笑うが卓也は本心でした。

しかし、まみずの皮膚が発光し倒れてしまいます。

まみずの母親・律から「仲良くしてくれるのは嬉しいけど関わらないで欲しい。嬉しいこともあの子にはストレスになるから。1日でも長く生きてくれれば治療法が見つかるかもしれないでしょ」と言われていたので卓也は責められます。

卓也は謝罪し、まみずは「私が無理にお願いした事なの」と母親に言いました。

 

「今までありがとう、これからは私のことを忘れて楽しく生きて。お願いだからもう会いに来ないでね。最後のお願いだから」

 

ロミオとジュリエット

クラスの出しもので「ロミオとジュリエット」をする事になり、卓也はまみずがやりたかったジュリエット役に立候補すると女役だぞと笑われます。

しかし歌舞伎みたいで面白そうだと意見が一致しジュリエット役が決定しました。

中学時代、好きだったまみずがジュリエット役に立候補したので香山はロミオ役に立候補しました。目が合うだけで嬉しかったが本番直前に彼女が入院してしまい出来ませんでした。そんな事を思い出した香山はロミオ役に立候補しました。

香山は兄と同じ発光病だと知り怖くて一度も会いに行っていませんでした。一緒に行こうと誘われた卓也だが最後の願いをお願いされていたので「お前1人で行ってこい」と断りました。

卓也は「僕はもう何もしてあげられません。会いに行ってあげてください」と深見に頭を下げ壊してしまったスノードームを机の上に置きました。

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卓也はジュリエットになるためにメイクを終えるとまみずから着信があります。

「まだ私の願い続けてくれてたんだね。いってらっしゃい」

卓也は「一緒に行こう」と言いスマホ片手に移動し舞台が見える座席に置きました。まみずは嬉しくて涙を流しながら楽しみます。

卓也は通信が切れていたのですぐに向かうと「面会謝絶」となっていました。何かあったのか受付で聞くが関係者じゃないと教えて貰えませんでした。

翌日、登校した卓也の前に制服を着たまみずが「おはよう、奇跡的な回復」と笑顔で言ってくる・・事を想像したが叶わず涙を流します。

しかし看護婦の岡崎から「会いたがっている」と連絡をもらい病院に駆け付けます。

卓也は起き上がる事ができないまみずを抱き締めます。

「好きな人が消えたら辛いよ、しんどいよ、心が痛いよ。だからここでやめよう」

卓也は「辛くてもしんどくてもいい、好きだから」と伝えると「そんなの困るよ、私も好きだから」とまみずは言いました。

 

結末 君は月夜に光り輝く

深見からスノードームの作り方の本を受け取った卓也は作業していると「会いたい」とまみずからメールが来ます。

駆け付けると彼女はベッドに座っていました。

屋上に行きたいと両手を差し出すので卓也をゆっくり立たせ連れて行きます。

待ってるだけの人生なら生まれてこなければ良かったとずっと思っていたまみずは生きる事の執着をなくすためにリストを作っていました。

しかし卓也が代行体験してくれるうちに「生きたい」と思うようになりました。

「卓也くんのせいで、生きたくてしょうがなくなっちゃった。だから責任とってね。私の代わりにちゃんと生きて」

 

卓也は「まみずがいない世界」を考えると怖くなるが「わたしがいない世界がどうなっていくのか、君の中で生き続ける私に教えてね、それが最後の代行です」と言われます。

決心した卓也はキスするが、まみずは14日間輝き続けたあと消えました。彼女のスマホには卓也に向けたボイスが残されていました。

「葬式にちゃんと出ること、私が彼女だったと言って欲しい」

仲良かったのかと同級生に聞かれた卓也は「彼女だった」と告げるとクラスメイトは驚きます。律から渡された寄せ書きには「私は私でよかった」と書き込まれていました。

「終わりを待つだけの人生ではなく短くても生きる喜びが欲しいと思い卓也と過ごす道を自分で選びました」

卓也は代行体験していたがまみずはデートしている気分だったのです。生きる喜びをもらっていたのです。

 

「卓也のおかげでお父さんにも会えた。とっても幸せです。これが正真正銘最後のお願いです。幸せになってね」

卓也はまみずが行きたがっていた海を眺めながら最後のメッセージをイヤホンで聴いていました。

 

感想 君は月夜に光り輝く

最後のお願いが3回ありましたね(笑)代行体験は笑えるが病室から出られない彼女にとってはとても大切な事だった。

感動するけど卓也は辛いだろうな。香山が怖くて会いに行けなくなったというのはすごく理解出来る。卓也も情緒不安定だった母親もこの先の未来がうかがえたのでハッピーエンドになるのかしらね。

病気の苦しみを伝えるのではなく病気の人が前向きになる映画はいいと思います。笑いを入れることで見てる方の心に優しい。

ただ監督とタッグを組んでいた事もあるが北村匠海の演技が「君の膵臓がたべたい」とまったく同じだった気がする。

 

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