映画「近キョリ恋愛」ネタバレあらすじと感想結末/感情が表に出ない女子生徒とツンデレイケメン教師 

 

作品情報・キャスト

みきもと凜の原作を熊澤尚人監督が実写映画化。

感情が表に出ない女子生徒とツンデレイケメン教師のラブストーリー。 

櫻井ハルカ(山下智久)

新しくやってきた英語教師。ツンデレでイケメン、女子生徒に大人気。

枢木ゆに(小松菜奈)

超クールだが感情はある。学年主席だが英語だけは苦手。

的場竜(小瀧望)

パティシエになるのが夢。枢木が好き

名波菊子(山本美月)

枢木の唯一の友達で親友。枢木の感情を唯一読み取れる

滝沢美麗(水川あさみ)

いきなりやってきた新任教師でハルカの幼なじみ。

明智(新井浩文)

枢木の従兄。枢木の両親が海外に出張中なので親代わり。

吉田芽衣(古畑星夏)

ハルカに気に入られたくて英語の成績だけ良い、枢木に嫉妬

 

 

ネタバレあらすじ

 

成績優秀な天才少女

枢木ゆに18歳。

犬が怖いので出くわすと遠回りして登校するが表情にでないので怖がりだと思われません。

二人一組になる時はいつも余る。先生から「あなたなら一人で大丈夫ね」と言われ返事するものの実は傷付いています。

学年トップの成績をたたきだしても「彼女にとってはあれが当たり前なんだろう」と思われてしまいます。

そう、枢木は超クールでどんな時でも無表情で逞しいと思われてしまうのです。

そんな枢木に産休に入った先生の代理としてやってきたイケメン英語教師・櫻井ハルカは「放課後来い」と命じます。

女子生徒から「かっこいい」と声をかけられるとハルカは「お前らの方がかわいいぞ」と返答するがその後キャーキャー言われ「本気にすんなよ」と去って行きます。

そんなツンデレ教師に女子生徒はメロメロなため個人的にお呼びがかかった枢木は嫉妬されます。

 

ツンデレ先生の特別授業

「学年主席のくせに英語だけ成績落ちてんじゃねーか!俺の教え方が悪いと思われるだろ?それとも気を引こうとしてわざと間違えてんのか?これから放課後毎日特別授業してやるから来い」

強引すぎる!と思う枢木だが表情に出す事もできずスカートを握りしめ「分かりました」と出て行きます。

そんな枢木は唯一、中学からの友達・名波菊子=ナミに愚痴をこぼします。

ドーナツを食べる枢木を見てナミは「怒ってる」と説明すると彼氏の咲は「えっ、あれで?」と驚きます。

 

数学教師の明智は枢木の従兄で親代わりでもあり「受験生だし毎日しなくても」と声をかけるが「数学教師が英語に口出すんですか?」とハルカに言われ言葉に詰まります。

マンツーマンの特別授業を受ける枢木だが英語だけは苦手で「分かりません」と伝えると「お前馬鹿か!!」と言われます。

ハルカはそんな枢木のために特別に教材を作ってあげて授業すると「私たちにも個別に授業してください」と吉田芽衣がやってきます。

断るハルカだが「この調子でこれからも英語頑張ってくれ」と笑顔で伝えると芽衣はウキウキして帰って行きます。

真面目に補習しているなと声をかけられた枢木は「こんなの無意味だと証明するために課題をやっているだけです」と答えます。

「なんで照れてんの? 照れると体温があがるから無意識に冷たい耳たぶを触るんだ」

枢木は違いますと言いながら耳たぶを触ろうとする手に気付き引っ込めます。

無表情を装っていてもバレると言われた枢木はスカートを握りしめると「お前はいつもそうやって感情おさえてるのか」とハルカに聞かれます。

理解してくれてるのかと驚くが「勘違いすんなよ、生徒だから観察してるだけだ」と言われ「先生の事は大嫌いなんで勘違いなんかしません」と言い放ちました。

 

英語のテストでスラスラ書けてる自分に枢木は驚きます。見回りに来たハルカに笑顔で頷かれクールな表情のまま耳たぶを触ります。

そんな枢木は嫉妬を受け芽衣ひきいる3人に呼び出されて体育倉庫に閉じ込められてしまいます。

特別授業にやってこない事を疑問に思ったハルカは3人から聞き出し助けに来ました。

「辛かったな、大丈夫か」

枢木は「大丈夫です」と出て行くがハルカは足を引きずって歩いているのを目にし、お姫様抱っこして校庭を歩くと生徒達は騒ぎます。

枢木は今まで香水臭いと文句言っていたが初めていい匂いだと感じます。

「もっと気持ちに正直なれよ」と頭ポンポンされた枢木は嬉しくなるが感情が表に出ません。

 

告白

ナミが彼氏にプレゼントを買っていたので枢木はハンカチを買い「この前のお礼です」とハルカに手渡します。

しかし、「生徒からは受け取れない。勘違いされたらめんどくさい、もしかして本気で俺のこと好きになっちゃった?」とおちょくられ引っぱ叩いてしまいます。

涙を流す枢木を見てハルカは戸惑います。

枢木は言いたい事は言えず教室を出て行きました。

明智は枢木が情緒不安定になっているから補習を中止するよう校長に要望しました。

枢木は嫌なことがあると部屋に閉じこもりカリフォルニア大学メンデル教授の本を読むので明智は心配になったのです。

校長に呼び出されたハルカは「ちゃんと本人に聞くべきだ」と訴えるが強制的に中止だと言われます。

補習中止にしたと明智に言われた枢木は放課後に一人残って英語を勉強したりします。

 

自分でも感情がよく分からなくなりナミに相談すると「それは恋だよ、大嫌いと大好きがあるのが恋だよ」と言われます。

素直に話してくれて嬉しいと言われた枢木は告白しようと手を上げるが生徒の目線がきになり「好き」とは言えず「す・・・・すぐに授業始めてください」と言いました。

ハルカが1人の時でも伝えられなかった枢木は授業始まる前に教卓の下にもぐりこみ「先生が大嫌いです。でも、大好きです、どうしたらいいですか?」とノートに書いて開いて見せます。

教卓の下にいる枢木に気付きノートを見たハルカはペンを落としてしゃがみこみキスしました。

放課後、枢木は先生に呼ばれて急いで行くが「さっきは悪かったな、俺が間違っていた、忘れてくれ」と言われてしまいます。

 

両想い

枢木の新任教師はハルカの元カノ・滝沢美麗でした。

彼女に呼び出されたハルカはいきなりキスされ口を服の袖で拭きます。

「校内を案内されている時に廊下からキスしているところ見たよ」

付き合っていた時にキスするのは必ず自分からだったと思う美麗は「愛されてなかったけど、私は本気で愛していたから分かる。ハルカはあの生徒の事が好きなのよ」と言いました。

人は無意識な行動では嘘をつけないといつも言っているハルカは認めざる終えません。

気持ちに正直になれと言われていた枢木は勇気を持って「忘れることなんて出来ません」と訴えるが、教師と生徒の関係が許されるわけないと思うハルカは「今の感情は一時的なものだから」と言いました。

先生は何も分かってない!!と雨の中走り去ります。

 

枢木は鍵付きの手帳を勝手に開けて見ようとするクラスメイトにダメだと訴えます。持主の的場はパティシエを目指しており「大事なレシピを守ってくれてありがとう」と言いました。

そんな枢木は的場に告白されます。

美麗に買物に付き合わされていたハルカは的場に手を引かれる彼女を発見し誰だか分からないようにフードを被って駆けつけ、枢木の手を握って走り出します。

「お前が好きだ」

いきなり告白された枢木は「先生にとって一時的なものなんでしょ、信じられない。本気を見せて」と走り去ってしまいます。

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ハルカは枢木を誘ってドライブデートします。

ハルカが12歳の時に父親が自殺しました。会社に大きな損害を与え悩んでいたのに嘘ばっかり家族に話していたので「嘘は嫌いなんだ」と言いました。

「お前が卒業したら結婚しよう、自分から好きになったのは初めてなんだ」

「そこまで言うなら、してあげてもいいですよ」

2人は枢木が卒業するまで「ただの教師と生徒だ」と約束しました。

枢木は中学生の時に「少しでも笑顔になれるように」と生徒から猫の髪留めをもらっていました。

お守りのように大事に身に付けていたが「俺がいつも見てるから必要ないよ」とハルカに言われ初めて外して学校に通います。

しかし、ハルカは先生として接するが枢木はずっと先生を見詰めてしまいます。全然見てくれないに事に落ち込む枢木は髪留めを付け始めるが教材を渡しに来たハルカは「また付けたんだ」と言いました。

枢木が我慢して辛いのだろうと分かるハルカは枢木を抱きしめます。

 

結末/近キョリ恋愛

抱き合っている写真を美麗から見せられた明智はハルカを呼び出します。

「卒業したら結婚します」

まさかの話に戸惑う明智は英語の成績が上がっていると知らされ留学を勧めます。

カリフォルニア大学に行くのが夢だった枢木は英語が苦手だったので諦めていたがメンデル教授の講義が聞けるかもと喜びます・・・しかし、それだと先生と離れてしまう、そう悩んでいるときにハルカから電話がり「卒業したら笑顔にさせてあげるからな」と言われます。

枢木は「留学しない」と明智に伝えるが夏休みに目撃されていた事や英語の成績が上がったことで噂が広まってしまいます。

校長室に呼ばれたハルカは噂について問い詰められるが明智が枢木にとっても噂はマイナスだとして「ありえません」と庇ってくれました。

留学を諦めているから説得してくれないかと頼まれたハルカは「無理ですよ。枢木は俺と別れない限り留学しない」と言いました。

受験生なのに結婚後のことを考え料理の勉強をはじめた枢木はナミと喧嘩したけど先生がいるからいいと言いました。

それを聞いたハルカは「お前やっぱりまだ子供だな、結婚はやめよう、終わり」と言いました。嘘が嫌いなハルカは枢木の夢のために自分に嘘をつきました。

授業を休んでずっとい屋上にいる枢木を心配してナミが駆けつけてくれます。

「先生にもう終わりと言われてしまったけど、それでも好きでしかたない」と打ち明けるとナミは代わりに泣いてくれます。つられて枢木は子供のように声を出して泣きました。

枢木はカリフォルニアへ旅立ち憧れの教授の授業を受けます。

ある日、ハルカの前に枢木が突如あらわれブルーフラッシュの写真を見せられます。

父親は「青い夕日を見た」と嘘ばっかり言う人だったと前に話していたハルカは「太陽が水平線に沈む直前に起こるまれな現象」だと知らされます。

このためだけに帰国した事に感謝を伝えるハルカだが「俺に嘘を突き続けていた事実は変わらない」と言いました。

「それは家族を幸せにするための嘘だったはずです。先生が私についてくれた嘘のように」

枢木は先生と離れてみて「カリフォルニアに行かせるための嘘だったのではないか?」と気付いたのです。

ハルカは「お前に嘘つけないよ」と抱きしめ「今すぐ結婚しよう」と言いました。

喜んで受入れ2人がキスすると一瞬だけブルーフラッシュが起こりました。

 

 

邦画
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