「斛珠夫人」全48話ネタバレ感想・各話あらすじ一覧を最終話の結末まで

中国ドラマ/斛珠夫人

長編小説「九州・斛珠夫人」をドラマ化したヤン・ミーとウィリアム・チャン共演のファンタジーラブ史劇

 

あらすじは?

九州世界の王朝時代、漁師の娘・葉海市は真珠税の取り立てに苦しむ父親に殺されそうになるが涙が斛珠(真珠)になる鮫人族に命を救われる。将兵に村ごと殺戮されそうになると皇帝の腹心・方諸に助けられ都へ行くことに。

葉海市は方海市と改名し男として方諸の弟子になると数多くの戦功を立て頭角を現す。恋心が芽生えると皇帝を守ることが使命である方諸から女であると公にされ後宮へと送られるが・・・

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キャストは?

葉海市/方海市(ヤン・ミー)方諸/方鑑明(ウィリアム・チャン)皇帝旭帝/褚仲旭(シュー・カイチョン)緹蘭/紫簪(チェン・シャオユン)方卓英(ワン・セン)鞠柘榴(ユエン・ユーシュエン)琅儇(ドン・シュエン)褚琳琅(イエ・チン)鞠七七(ツェン・ヨンティー)など

 

 

ネタバレ感想/斛珠夫人

 

1話・鮫人の涙

村で一番の泳ぎ手である少女・葉海市は税を納めるために美女を見付けたら鮫人の涙である斛珠を貰えと父親に言われ海に飛び込みます。

美しい人魚・琅儇に出会い喜ぶと息が続かず危険なところ助けてくれるが海面に上がると父親に首を絞められます。琅儇が流した涙は(斛珠)真珠へと代わり家族は拾いに行き、葉海市は腕に噛み付いて首から手を離させると税の取り立てが厳しく最後の手段だったと謝罪されます。

巨大な津波に襲われ転覆すると鮫の大群に襲われるが葉海市は琅儇に救われます。目を覚ますと転覆したはずの船に一人で乗っていて家族の姿はありませんでした。

 

卑劣な将軍に村人が連行されそうになっていたので葉海市は極上の真珠を手に駆け付けるが貧しい村にこんな真珠があるはずないと言われます。

真珠税を払えないのなら身売りだと母親が捕らわれたので葉海市は将軍に立ち向かうと逃げろと突き飛ばされます。追われているところ仮面の男に救われると共に都に来るかと聞かれ村人を守ってくれるならと条件を出します。

女子として生きるなら安逸のみが得られるが男子として生きるなら安逸以外のすべてが得られると言われ男として生きることを選びます。

 

仮面の男(旭帝の腹心・方諸/方鑑明)は霽風館の密偵に官兵の素性を調べさせ真珠の行方を突き止めよと方卓英(4年前に方諸に救われた者)に命じます。

皇帝旭帝(褚仲旭)が狩りに出たと報告を受けた陳哨子(方諸の部下)はまた勝手な行動に出たのかと驚き急いで向かいます。その頃、都に向かっていた方諸は儀王の残党の襲撃を受ける皇帝を目撃し花火を打ち上げて部下(暗衛営・非公式の皇帝警護団)に報告します。

毒矢を受けながらも皇帝を守る方諸だが陛下の命令で村人が酷い目に遭っていると憎しみを抱く葉海市は石をそっと拾います。そして皇帝に歩み寄ろうとすると方諸に腕を掴まれ、皇帝はそれに気付くものの見逃し皇宮に戻ります。

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皇帝から儀王残党の始末を命じられる蘇鳴は全員口が堅いので頭を抱えます。正式に方諸の弟子となった方海市(葉海市)は方卓英を兄上と呼び霽風館で学問や武芸を学んで育っていきます。

儀王残党のアジトを襲撃する蘇鳴は「父君を死なせた方鑑明は生き延び仮面で正体を隠し皇帝に近侍しているのを知らないのか」と言われ生きているのかと驚きます。

(褚仲旭と方鑑明は儀王の敵相手だから残党に狙われているのは分かったが蘇鳴が恨んでいるのは方鑑明の行動により作戦がバレて襲撃を受け父親を亡くしたからという事でいいのかな?簡単に仮面を外すからあまり意味ない気がするなw暗衛営の人は全員顔知っているわけよね。そして皇帝の傷が方諸に移るのは何でかな・・・)

 

2話・元宵節の夜

方諸の弟子となり霽風館で修行に励む海市は自分だけが暗衛営(非公式の皇帝警護団)に入れない事に不満であり皇宮に侵入するがあっさりと兄弟子の方卓英に見付かってしまいます。

連れ戻されると門の前で方諸とばったり出くわしてしまい、練式場にいたら兄上に飲みに行こうと誘われたが断ったと濡れ衣を着せ誤魔化します。

 

紫簪を忘れられない皇帝旭帝(褚仲旭)は儀王の残党に狙われているため方諸を連れて元宵節の祭りに出掛けます。

気晴らしに祭りに来ていた海市は何やら怪しい男とすれ違ったので後を付け、方卓英は鞠柘榴を目にし一目惚れします。

方諸は人出が多いので周囲を警戒していると刺客の一団がさっそく現われ戦います。海市は師匠が戦っているのに呑気に食事する皇帝を目にして歩み寄るが刺客がわんさか集まってくるので加勢します。

狙いは自分なんだと察知する方諸は皇帝を守るよう命じ森まで刺客を引きつけ全員始末します。失敗したと報告を受けた蘇鳴は動揺するが逆賊を討った六翼将のうち朝廷に残るのは自分だけで信頼を得ているから大丈夫だろうと思います。

 

注輦に十数年人質に取られていた季昶が戻ってくることになり皇帝は喜ぶが自分に嫁がせるために緹蘭公主を連れてくると知らされます。公主を迎えるつもりはないと注輦王に伝えろと命じるが今申し出を断れば季昶の身が危険だと進言されます。

緹蘭公主の衣を手配する綾綿司の典衣・鞠七七は霽風館を訪ね、左菩敦王が行軍に適した時期では内のに黄泉関に向かっていると方諸に報告します。そして最近目の調子が悪いので両親のいない姪・鞠柘榴を宮中で働かせたいとお願いします。

(褚仲旭さんよ、方諸に戦わせて何もしないのは何なのさwそして皇帝のセリフがなければ国の名前が大徴だと分からなかったですぞw鞠七七は方諸の部下なのかな?)

 

3話・もう一人の公主

褚仲旭(旭帝)に呼ばれた方諸は注輦で人質となっていた季昶が戻るので霽風館に迎えに行くよう命じられます。

旭帝が亡き皇后・紫簪を忘れる事ができず季昶の帰朝に乗じて婚姻関係を結ぶために緹蘭公主を同行させることにお怒りだったため、緹蘭公主に罪はなく拒めば友好関係に溝ができると訴えます。

南の国境の安定に貢献しているし緹蘭は紫簪の妹なので失礼があってはならないと告げるが季昶だけを連れてこいと

 

方諸がいない隙に元宵節の刺客を探ろうとした海市は勝手な行動がバレてしまい叱責を受けます。

方諸に命じられ参内し旭帝に謁見する方卓英は季昶だけを連れてこいと命じられます。帰り際、守衛たちが女官に目を奪われていたので情けない奴らだと呆れ後にするがその女性は元宵節で一目惚れした鞠七七の姪・鞠柘榴であり後ろ姿で気付きませんでした。

緹蘭公主を拒めば注輦は西南の各部族と手を組むのではないかと疑問を投げかけると季昶を連れてくることだけに集中し他のことは任せろと方諸に言われます。

方卓英は軍を率いて出立するが師匠が出掛けたのを見計らい海市は抜け出して強引に護衛官に扮して任務に加わります。

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海市は見知らぬ船や怪しい商人が増えたという民の声を聞き誰かが婚姻に水を差す気ではないかと疑うと師匠から話を聞いていた方卓英は鵠庫と西南の部族たちだと言います。

3部隊に分かれて天啓に向かうと緹蘭公主は刺客に襲われます。海市は公主に扮して向かっていたが西南の海岸線の警備がいなかったので陳赫然(西平港の刺史)の罠だと気付きます。

(旭帝はてっきり緹蘭公主を探して街に繰り出しているのかと思っていたが亡くなった紫簪を想っていただけか。同じ人が演じているから騙されたwにしても国を第一に考えられないのは皇帝に相応しくないですね)

 

4話・許せない罪

海市は刺客に襲われた緹蘭公主を救出し方卓英と合流します。そこに哨子がやってきたので方諸に怒られるのかと海市は心配したが公主を救ったことで任務名簿に記されたと知らされます。

方卓英は季昶と緹蘭公主を連れて都に向かい海市は任務を受け哨子とともに裏切り者を追います。

 

天啓に到着すると緹蘭公主だけは駅館に留め置かれます。弟と再会した旭帝は季昶を昶王に封じ湯将軍を黄泉関の主将に抜擢しました。

方諸と方卓英は命令に背いたことで立腹した旭帝から杖刑を受けます。一方その頃、海市は霽風館の裏切り者を探し馬を走らせていたが不審に思い人相書きはないのかと訴えます。

あったけど燃やしたと言われたので確信し身内なのに人相書きが必要なのかと哨子に訴えます。師匠に守られ1人逃がされているのだと把握し急いで戻ると罰は与えないから霽風館を去れと言われます。

重傷を負う方諸と方卓英の看病をする海市は・・・

(儀王の乱の時に方諸が一族を滅ぼされたので開戦の刻限を守らなかったことで紫簪が亡くなる事になったのね。その罪滅ぼしとして友だった褚仲旭に尽くしていると・・・それは分かったがそれにしても扱いが酷いよ。暴君と変わらない。淑容妃に封じられた入内した緹蘭も冷たい態度を取られかわいそうだ)

 

各話あらすじ一覧/斛珠夫人

 

1話~4話

1話2話3話4話(ページ内にジャンプします)

真珠税の取り立てに追われる貧しい村の少女・海市は官兵に襲われるが皇帝を守る方諸に助けられる。都で方諸の弟子となり男として修行に励んで成長する/注輦で人質となっていた季昶を迎えに行く任務に強引に加わるが緹蘭公主を助け・・・

5話~12話

5話6話7話8話

海市は師匠と師兄を痛めつけ緹蘭を虐げる旭帝に刃を見せるが方諸に取り押さえられる。旭帝は逆に気に入り海市に褒美を与え武挙を受けるよう命を下す。論文で勅命による真珠税を批判すると東南沿岸の事を何も知らなかった旭帝は激怒する。論文と弓馬騎射を首席で合格し・・・

9話10話11話12話

海市は暗器で攻撃され水に落下し方諸は救出する際に顔をさらけ出してしまった事で清海公・方鑑明の身分を取り戻して朝廷に復帰する。方鑑明と鞠七七が婚姻していることを知った海市は自分が師匠の幸せを邪魔していると思い北方の要衝・黄泉関に派遣を願い出ます。出立する前日に師匠に別れの挨拶を・・・

13話~20話

13話14話15話16話

海市は水井屯を襲撃する鵠庫を撃退し湯乾自がいる黄泉関に到着。方鑑明は鵠庫と結託した吐火魯と尼華羅の戦艦が現われた事で全権を委ねられ西平港へ向かう。海市は鵠庫の王を矢で射抜き撤退させるが迦満人を救おうとして捕虜となってしまう。密書が届き女性だとバレてしまうが助けに来た方鑑明と連絡を取り脱出計画を決行する

17話18話19話20話

方鑑明に命じられた陳哨子は蘇鳴の刺客・呉奇を捕えようとすると主は鞠七七だと口にし自死される。綾錦司が危険だと察知し駆け付けるが鞠七七や女官たちは吐血して息絶えていました。逃げる蘇鳴を追う方卓英は奪洛に寝返ったと知るが自分そっくりだったので驚く。帰還した海市は雲麾将軍に封じられ湯乾自は蘇鳴の間者だと疑う

21話~28話

21話22話23話24話

淑容妃(緹蘭)は旭帝(褚仲旭)から夜伽に呼ばれるが毎回懐妊を避ける涼薬を飲まされ体調を崩す。再会を果たす海市は刺客に浚われた母親を救う際に海に転落するが方鑑明と鮫人・琅儇に救われる。旭帝は戦乱により離散した宗室の子女のうち身分を証明出来れば封号と領地を復活させると勅命を出します。離散した皇族を捜す旭帝は褚琳琅を迎え入れる

25話26話27話28話

旭帝は2度と冷遇しないと約束し緹蘭のために貴重な纈羅の花を集める。海市は褚琳琅(鄢陸帝姫)は成りすましではないかと疑うが落馬しそうな彼女を救う際に左腕の傷痕を確認し本物だと思います。方鑑明が朝廷から排除される危機だと知った褚琳琅は嫁ぎたいと願い出て勅命を得る

29話~36話

29話30話31話32話

婚儀が執り行われると旭帝が毒に倒れ現われた蘇鳴は方鑑明を殺そうとしたが阻止したのは出立したはずの海市だった。褚琳琅の正体は汾陽郡王の娘・聶若菱であり黒幕を明かさず自害する。方卓英が弟・奪罕だと気付いていた奪洛は召風師と錬金師を使って旭帝と方鑑明を殺そうと計画する

33話34話35話36話

方卓英は奪洛が差し向けた召風師と錬金師を討ち取ったあと方鑑明との密命により旭帝を襲い逃走する。海市は官職を辞す文を旭帝に送るが自死したはずの鞠柘榴が訪ねてきて方鑑明の計画を知らされる。方鑑明は海市と婚儀を挙げるが解毒薬のない毒にあたり、更に敵が多いことであえて海市の正体を明かし・・・

37話~44話

37話38話39話40話

淳容妃に封じられた海市はこれまでの方鑑明の功績を朝議で話し断罪を訴える大臣たちは何をしたんだと責め立て黙らせる。海市は飢饉で多くの死者を出している西平港へと向かい鮫珠の服用で小康状態となった方鑑明も向かう。海市は殻物倉庫にある白米を船団に売っていた事を突き止めるが民のためと認め寛大な措置を取る

41話42話43話44話

鮫珠が尽きたら方鑑明は延命できなくなると医官から報告を受けた旭帝は琅儇を天啓に連れてくるよう無理強いします。海市は旭帝の許可を得て方鑑明を眠らせると龍尾神を迎えるため秘密裏に越州ヘ向かい琅儇と再会。そしてついに季昶が謀反を起こすが・・・

45話~最終話(48話)

45話46話47話48話

方鑑明と海市が共に生きていくことを誓うなか旭帝は投獄した季昶は偽物だと知り驚く。柏奚を解き琅儇の血液を飲んで解毒も成功した方鑑明は逝去したことにし琅儇を送り届ける海市に同行する。野心を隠す索蘭は緹蘭を騙して龍尾神を受け取ると湯乾自をも騙し反乱を起こす。旭帝は再び妻を失いたくないと緹蘭の救出に向かうが・・・。越州から駆け付ける方鑑明は大徴の民と皇子を託され、湯乾自を捕えた海市は宮中に駆け付けると・・・