中国ドラマ/国子監は花ざかり
チャオ・ルースー&シュー・カイチョン共演のラブコメ時代劇
兄の遺言に従って宋の最高学府・国子監へ入学するために上京した大尉の愛娘・桑祈。
国子監は名門男子しか入学できなかったが改革派の教師・晏雲之の活躍で変わりつつあった。桑祈は挑発に乗り愛の証である巾着を期限までに貴公子に渡せるか賭けをする羽目になったがその貴公子こそ晏雲之でした。
初の女子生徒となった桑祈は文武両道でお転婆、厳格な晏雲之とある事件をきっかけに急接近するが都を揺るがす陰謀と兄の死の真相が明らかになっていく
全34話で紹介します(テレビ放送だと30話)
ネタバレ感想/国子監は花ざかり
1話・国子監初の女学生
優秀な学者や博士が集まる国子監は祭酒の辞任後、若く優秀な司業が代理を務め古典のみを重視する古き方針を改めました。
亡き兄の希望で汴京にやってきた大尉の娘・桑祈は暴走する馬車に轢かれそうになっていた太傅の娘・宗佳音を助けます。
しかし、宗佳音は馬車に乗るお気に入りの司業・晏雲之に助けてもらうためにわざと馬を暴走させていたので邪魔するなと文句を言われてしまいます。
お礼も言えないのかと言い放つと罰を受けないだけ有難いと思えと理不尽なことを言われます。馬車から降りてきた晏雲之がジロジロ見てくるので「正義は私の信条だからお礼はいい」と告げその場を去ります。
慶豊楼に到着した桑祈は幼馴染の卓文遠に会い国子監に入ると告げると宗の最高学府で14歳~19歳までの名門の男子しか入れないと言われます。
店が騒がしいので様子を伺いに行くと宗佳音であり「またあんたか」と同時に口にします。大したことをしていない大の男を連行しようとしていたのでそれぐらい許してやれと告げると晏雲之に巾着を渡せるか勝負しろと言われます。
「賭けに負けたら灯籠祭りの舞台で踊れ、私が負けたら観衆の前で謝罪してやる」
晏雲之とは何者なんだと卓文遠に聞く桑祈は汴京四大御曹司の首位だと知り都の水準は低いのねと告げます。丞相の庶子ながら学問の才は抜群だと教えられ簡単に落として見せると告げるが、ずっと部屋で話を耳にしていた晏雲之が姿を現します。
蜀の言葉で悪口を言っていたのがバレてしまい渡した巾着を捨てられてしまいます。
改革により試験を受けて国子監に入れることになった桑祈は初の女学生となるが晏雲之とばったり会うと司業だと知り彼に教わるのかと驚きます。
国子監に入れたら賭けは勝ったも同然とあの手この手で受け取らそうとするがことごとく失敗します。
国子監は天、地、玄、黄の組に分かれており天組でも成績トップの卓文遠は桑祈が黄組に入ったので一緒に学ぶために移ります。
2話・巾着の行方
桑祈は巾着を渡そうと晏雲之の部屋を訪ねると首を吊ろうとしていたので慌てて体当たりします。しかし、幅広の布での縊首なら明らかな鬱血はないと京兆府に伝えるよう侍衛・白時に命じていたので事件の推理中だったのと把握します。
首を吊ったと噂が広まってしまった晏雲之は巾着を盗み桑祈に受け取ってやるとチャンスを与えます。
「お前は自分でチャンスを逃した。妄言を広めたことは不問に付すから己の立場をわきまえ学問に専念せよ」
桑祈が去ってから巾着をそっと返しておくよう白時に命じるが彼は間違って閻琰の席に置いてしまいます。令嬢がその気なら断れないと勘違いする閻琰から見つめられる桑祈は殴られたいのかと思います。
閻琰から恋文を受けとる桑祈は果たし状だと思い、やたら見てくるのは挑発のためかと思います。要求通り一人で出向き衣を脱いで殴りかかると「夫を殺す気か」と意味不明なことを言われます。
巾着を持っていたので奪うように掴みむと愛の証の巾着を使い侮辱したなと怒られます。巾着は贈ってないから口外するなと言い放つが同級生が隠れて見ていたので冷やかしを受ける羽目になります。
桑祈は巾着を盗んで閻琰に届けたなと晏雲之に言い放つと、晏雲之から視線を受ける白時は刺客がいたと誤魔化し出て行きます。
同級生たちからいじめを受ける桑祈はすべて返り討ちにし止めにきた晏雲之まで池に落とします。事件を再現し捕吏と検視人の役に扮して事件の謎を解き明かす授業、桑祈は仕返しとばかり死体役を何度もさせられることに・・。
3話・謎の赤い粉
桑祈は亡き兄・桑羽から国子監に入ったら小白に会えと言われていたので行方を尋ねると、桑羽から小白と呼ばれていた晏雲之は指導の妨げになると思い話を流します。
騎射の訓練時、桑祈はしばらく目立つことは止めようと思いジッとしていると「女は怖がりだから困るな」と嫌味を言いながら閻琰は名乗り出ます。
相手にしない桑祈だったが馬が暴走して片足を吊られる状態になってしまったので危ないと思い矢を放ってロープを切ったあと馬に飛び乗ります。
なかなか暴走馬を止められなかったが晏雲之が後ろに飛び乗り援護を受け馬を落ち着かせます。
桑祈は神業を披露して閻琰を救ったことで同級生から忠誠心を得ます。晏雲之は厳三郎に頼まれ京兆府が扱う殺人事件の調査を手伝います。
現場に謎の赤い粉を発見し調べれば亡き友の死因も分かるのではないかと思います。今回の殺人事件が桑羽の件と似ているし家族が突然消えたのも妙だと厳三郎に話すと仮面を付けた怪しい人物がいたので追います。
太尉府に逃げ込んだので侵入するが湯浴みをする桑祈の前に駆け付けてしまい悲鳴を上げられます。
賊が侵入したから追いかけたんだと必死に弁明すると騎射の時に助けてくれたから目をつぶってやると言われます。
桑祈は歌を披露するとそれを耳にした晏雲之がやってきて琴を奏でます。同級生から拍手喝采を浴びるが何で兄が作った曲を知っているのかと訴えると即興で合わせただけだと言われます。
しかし兄の話になるといつも様子が変なので何か隠しているはずと桑祈は思います。名簿を捜せば兄と司業の関係が分かると思い典籍室に向かいます。
賢い兄なら天組のはずと思い名簿を手にするがこんな時に限って晏雲之がやってきてしまいます。許可なく勝手に入るとは素業が悪いと言われたので湯浴みの場に入ってきた人が言う事かと訴えます。
そして兄を知っているくせに何で知らないふりをしたんだと名簿を手に問い詰めるがまたもや誤魔化されます。
全34話あらすじ一覧
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4話~11話
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19話~26話
27話~34話(最終話)