コウラン伝(最終話)59話~62ネタバレあらすじ&視聴感想を結末まで

作品情報/キャスト

「瓔珞」や「尚食」のウー・ジンイエン主演、始皇帝の母・趙姫の波瀾の人生

 

あらすじ

趙の都・邯鄲で名家で育った李皓鑭は実母を殺され家を追われると大胆な野望を持つ呂不韋に救われる。互いに惹かれていく二人は王室への足がかりを得て趙で人質として暮らす秦の国王の孫・嬴異人と出会い祖国に帰して王座に就けようと動く。嬴異人の一途な思いに心揺さぶられ嫁ぐが秦が趙を攻めると嬴異人と呂不韋は秦に脱出し李皓鑭は息子・嬴政と隠れ家生活を強いられる。やがて秦に迎えられると三角関係が再燃し・・・

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キャスト ウー・ジンイエン主演

李皓鑭(ウー・ジンイエン)
呂不韋(ニエ・ユエン)
嬴異人(マオ・ズージュン)
嬴政(トン・モンシー)
雅王女(ハイ・リン)
嫪毐(ジュ―・ジエン)
厲王妃(ニン・ジン)
趙丹(ワン・ジーフェイ)
韓瓊華(ジャン・ナン)
蛟王子(ホン・ヤオ)
華陽太后(タン・ジュオ)など

 

中国ドラマ「コウラン伝 始皇帝の母」全話あらすじ一覧はこちら

全62話で紹介

 

ネタバレ感想/コウラン伝

 

59話・王妃候補

華陽大太后は再び権力を手に入れるために楚の雲夢王女を秦王・嬴政に嫁がせようとします。塩がある巴と殻物がある蜀の民は二心を抱いているなか楚王の助けを得たら何をしでかすか分からないため相談を受けた呂不韋は牽制する意味でも婚姻は役立つと思います。

また夏大太后は韓の親族を呼び寄せており、太后・李皓鑭は嬴政に勧めてほしいと頼まれ韓王の孫・弄玉を紹介されます。

 

李皓鑭は雲夢王女を呂不韋に勧められるが相変わらずの損得勘定が気に入りません。弱小国の韓だろうがこの世は実力がすべてだと思い六国の王女を集め嬴政が気に入った者を王妃にすると告げます。

李皓鑭は自分を楽しませてくれている嫪毐の顔に傷が出来ていたので何が遭ったか調べるよう命じ王の護衛に抜擢させます。するといつの間にか寝所に呂不韋が侵入しており「私を捨て情人を探しても殺すから無意味だ」と言われ、私は物ではないと追い出します。

 

嬴政は燕の王女が逃げたと知り追いかけると好みだったので連れて帰るがその者は王女の侍女・驪歌でした。

王女は無事に丹太子と会えただろうかと心配する驪歌は雲夢(楚)に挑発され虐められたところ嬴政に助けられます。華陽大太后は雲夢を引っ叩き同盟のために送り込まれたのに騒ぎを起こして国に帰れると思っているのかと叱責します。

(丹太子も登場しそうね、嬴政とは幼馴染で親友だったんだけどね・・・呂不韋、太后の寝所に侵入なんて正直気持ち悪いですよ。衛寥も殷小春に執着しているし・・・そろそろ嫪毐が目立ってくるころかしらね)

 

60話・幼馴染と再会

嬴政は狩りを楽しんでいると楚の雲夢王女がやってくるが突如刺客が現れたために返り討ちにして帰ります。

翌日、六国からの候補者が集まり王妃選びの宴が始まります。燕の姫氷王女は王様の顔が良く見えないと訴えると席を決めたのは呂不韋なので無駄足となりそうだなと丹太子に言われます。

韓の弄玉王女は雲夢が舞いを披露しはじめたので機転を利かせて琴を奏でます。

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李皓鑭から王妃を選ぶよう言われた嬴政は姫氷王女の侍女・驪歌を選びます。王妃に選ばれなかった弄玉は贈り物を献上するために近付くが短刀を忍ばせている事に気付いた嫪毐が嬴政を救います。

病を患っていた夏大太后は弄玉が王暗殺に失敗して自死したと報告を受け衝撃が強く寝込みます。婚約者を韓王に殺され両親の命を盾に秦に嫁がされていた夏大太后は長年屈辱に耐えながら生きてきたが子楚が王になった途端に王女を後宮に入れよと頼んできました。

嬴政が継いだ時にちょうど機会が回ってきたので愚かな韓王に従ったが最期まで立場を失うまでに追い込んでくるとは嘆き、慰めてくれる李皓鑭に先々王の墓が見える杜の東に葬ってほしいとお願いします。

 

雲夢は驪歌に宣戦布告をするが鞭を受け止めた燕の使用人の腕に狩りの時に現れた刺客と同じ入れ墨があるのに気付きます。

秦の衛兵に丹太子が連行されたと驪歌から報告を受けた嬴政は呂不韋の仕業だと察し駆け付けます。狩りに刺客を送ったのは丹太子だと言われるが確かな証拠もなく太子を捕らえては非難を浴びると告げ丹太子を連れて帰ります。

嬴政は思い出をしながら弓矢の勝負をするが丹太子がわざと的を外した事に気付きます。

(呂不韋は権力に溺れてますな、追い出されるのも時間の問題かしらね。丹太子はしばらく秦の人質に取られそれから仲に亀裂が生じるはずだけど最初から暗殺を狙っていたとは新しい設定ですね。王からしたらうざい存在なのは間違いないけど・・・)

 

61話・孝心ない王

婚礼の準備をする驪歌は秦から出て行くよう雲夢に迫られ、王族や平民だろうが各種の儀式が無事に済み婚礼が終われば秦の王妃になるのだと言い放ちます。

秦王の命を狙った丹太子を呂不韋が見逃すはずないと言われ駆け付けると丹太子の背後から短刀を持って接近する者がいたので声をかけて助けます。

婚礼で呂不韋に殺されるから逃げてと訴えると呂不韋の策で秦王の本意ではないかもしれないと言われます。

「このまま王妃となり立場を利用して内情を燕に知らせ秦が六国に攻め込むのを防げと?それとも王妃として秦で暮す太子の安全を守れとでも?」

話を聞いていた嬴政は嘘と裏切りは許せないのだと丹太子に剣を突き付けるが欺いた事を謝罪するために驪歌が自死を選んだので泣き叫びます。

 

李皓鑭は驪歌を抱きかかえながら涙する嬴政を目にして驚くとそこにやってきた呂不韋は雲夢王女がお待ちですから婚儀を挙げなければと言います。

楚の王女を娶らせるために手段を選ばないようだなと嬴政は呂不韋に言い放つが秦の文武百官や民、諸国の使いが集まっているために婚儀は執り行わなければならないと李皓鑭に言われます。

李皓鑭は取り乱すなんて息子にも秦王にもふさわしくないと厳しく言い放つが婚礼を嫌がっているために太后ではなく母として取りやめを命じます。そして息子を苦しめた呂不韋が嬴政を立派な王にしてやれるのは自分だけだと口にしたのでうぬぼれるなと言い放ちます。

 

華陽大太后は情熱と勇気だけで経験と運気が足りない雲夢王女に嬴政は呂不韋と雲夢を許さないはずだから楚に帰るよう促します。

嬴政は花嫁をすり替えようとして欺かれたので激怒して向かうと華陽大太后は毒杯を飲んでいたが救命させると華陽宮の戸や窓に板を打ち付け食事を入れる小窓だけ残します。

李皓鑭は華陽大太后のことだけでなく先が短い夏大太后が今まで6人もの使いをだしているのに嬴政は顔を出さないと知り、人の道を踏み外した者が天下の主になれるとでも思っているのかと叱責します。

李皓鑭は夏大太后の崩御のあと咸陽を離れて雍城に移ります。総帥の成蹻が趙を攻めた後に謀反を起こすが嫪毐に鎮圧されます。報告を受けた嬴政は嫪毐が何で報告に来ないのだと告げると雍城に向かったと知らされるが李皓鑭から命が届き嫪毐が長信侯に封じられます。

李皓鑭は300人以上の孤児や貧民を引き取って世話をしていると嫪毐が二人の男児を連れてやってきたので養子とします。

(養子というか嫪毐と李皓鑭の子なのよね。この物語では成蹻の子と描かれているが李皓鑭が幸せになりたいのは別に過ちでもない。丹太子の悪事を暴くのは王を守ったことになるが決めてもいないのに雲夢と婚儀を挙げさせようとしたのは過ちね、ちょっと呂不韋は傲慢すぎる)

 

62話(最終話)・意地と対抗心

李皓鑭のおかげで呂不韋に匹敵するほどの地位と権力を得ていた嫪毐だが先王から賜った品を処分してしまって怒りを買い外の屋敷に追い出されてしまいます。

李皓鑭を想う嫪毐は自暴自棄となっていると趙高から手に入れたいなら誰よりも強い権力を持つしかないと言われます。

嬴政は嫪毐が李皓鑭の情人で護衛と称して側にいると報告を受けます。雍城で異変が起こると衛寥に告げると呂不韋の眼中に嫪毐はなく暗闘の相手は太后であり二人が争っていたから力を蓄えられたのだと言われます。

局面を変える必要があるのかと言われるが嫪毐を殺す策を聞き出します。呂不韋を使うのが上策だと思い相談すると成人の儀を雍城で行い帰途につく時に嫪毐を葬ると言われます。

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趙高から計画を知らされた嫪毐は機先を制して呂不韋を殺すため太后の印璽を持ち出します。軟禁される李皓鑭だが嫪毐ごとに殺されるようなら秦王の資格はないと口にすると殷小春から実の息子なのに心配じゃないのかと責められます。

嫪毐は嬴政がやってきたので雍城に入り次第、門を閉じて始末すると告げるが嬴政に扮する衛寥だったので逃げ出し李皓鑭を人質に取ります。

地位も名誉も与えたのに何で謀反など起こすのだと李皓鑭は言い放つが「太后は謀反を企てた罪人、殺したければ殺せ」と嬴政がやってき嫪毐を射抜きました。

 

呂不韋は太后の密書は嫪毐が印璽を盗んで手掛けた偽物だと告げるが狼を育てたのは母親だと嬴政は言います。李皓鑭は野心をあおり謀反が起きたので逆賊を推挙した罪で殺すがいいと告げると嬴政はまだ幼い太后の養子二人の殺害を命じました。

幽閉を命じられた李皓鑭は言っても無駄だと思い二度と邪魔はしないと部屋の中に入ります。呂不韋は実の母を幽閉して八つ当たりするのか、命を与え邯鄲で守ってくれた母親こそが嬴政を最も愛する人だと訴えます。

すると目的は嫪毐だけではないと言われ衛寥に剣を突き付けられます。連行される呂不韋は今までの功績を考慮され職を免じて洛陽へ赴くよう命じられます。

 

「不幸者は白い目で見られ六国に伝われば秦は非難の的になる。どうやって天下統一を成すのか」

呂不韋からの伝言を受けた嬴政は李皓鑭を迎えに行くと待ち構えていた衛寥から太后様にお願いしたはずと訴えられます。「どんな代償も恐れはしない、覇業を成し天下で唯一の王になりたい」と告げたのを思い出すと太后の命で王様を守っていた衛寥は「最高の王にするために策を練り嫪毐を殺し呂不韋を追放したのです」と言います。

「戦の終結の誓いを忘れず、六国を統一し天下の民のために太平の世を築け」と李皓鑭の伝言を受けた嬴政は去っていきます。

始皇19年、太后・李皓鑭は逝去し帝太后の諡が与えられ、嬴子楚と共に芷陽に葬られました。(終)

(最後の5話ぐらいで急に詰め込み過ぎじゃないかな。やたらしつこく雅を登場させるぐらいなら嫪毐や丹太子との関係をもっと描いてほしかったな。そして始皇帝になるお方がこんな性格なのもちょっとな、謀反を疑い幽閉を命じた実の母親に呑気に楽しそうに迎えに来たと訴えているのが拍子抜けしちゃうよ。今までにない描き方だったから見ごたえはあったけど嬴政の演技がね、あばれる君が桑田さんの真似する時みたいな表情をよくしてたから気になってしょうがなかった。それと最後にやたら趙高がかき回すのなら彼の事もしっかり描いてほしかったな。)

 

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