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「来る」ネタバレ・あらすじ / 家に取り憑いている何か(感想・キャスト)

ホラー-スリラー映画

 

「来る」 情報・キャスト

 

第22回日本ホラー小説大賞の輝いた澤村伊智の小説「ぼぎわんが、来る」を「告白」などの中島哲也監督が豪華キャストで映画化。

イクメンパパの秀樹は怪奇現象に悩み妻子を守るために民俗学者に相談すると、オカルトライターの野崎とキャバ嬢霊媒師の真琴が調査することに・・、しかし取り憑いて何かは最強で多数の犠牲者が続出してしまう。

◆野崎和浩(岡田准一)◆田原香奈(黒木華)◆田原秀樹(妻夫木聡)◆比嘉真琴(小松菜奈)◆比嘉琴子(松たか子)◆津田大吾(青木崇高)◆逢坂セツ子(柴田理恵)

 

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ネタバレ・あらすじ

 

超常現象に悩むイクメンパパ

小さい頃から目立ちたがり屋の製菓会社に勤める田原秀樹は飛び込み営業でスーパーの店員・香奈と出会い恋に落ちました。目立つことが苦手だった香奈は「キモっ」と最初は思うが猛アピールに徐々に惹かれていき交際が始まるとめでたくゴールイン、結婚式は盛大に行なわれました。

13回忌があるので香奈を連れて故郷に帰ると「何かに呼ばれ山に連れて行かれる」という民間伝承に由来する化け物の話を親族はしていました。

実は秀樹は悪夢に魘される事が多く、化け物の話を聞いているとはっきりとは思い出せないが少女に「秀樹も今に山に連れて行かれる。だって嘘つきだから」と言われた事を思い出します。

思い出せるのは名を思い出せない少女の白いワンピース姿、片方の赤い靴・・・

 

東京に戻ると香奈から「妊娠したよ」と報告を受け、新しい命の音に感動し世界中に発信するためブログを開始しました。

イクメンパパを目指すため育児の本を読みまくり新居に引っ越し仲間を呼びました。

ある日「知紗さんについて話があるみたいです、お客さんです」と後輩の高梨に言われた秀樹は「これから生まれる子の名前を誰にも言っていないのに」と不思議に思いながらロビーに行くが誰もいませんでした。

「しっかりしろよ」と笑ってぽんと肩を叩くと何故か高梨は出血してもがきだし病院に運ばれていきました。しかし笑いながら「なんでもなかった」と戻ってきました。

やがて知紗が生まれみんなから祝福されるが高梨が入院していると知りお見舞いに行くと「なんの呪いなんだ」と苦しんでいました。

 

育児ノイローゼ

秀樹が書くブログはそこそこアクセスが増え主婦達に「いいパパだ」と評されていました。

香奈が育児ノイローゼで主婦業が疎かになっているので仕事から帰っても洗い物が溜まり部屋も散らかっている状態だったが天使のような知紗を見ると和みます。

ある日、家に帰るとお守りが破られ部屋中荒らされており香奈が知紗を抱き締めながら脅えていました。

怖い夢を見た知紗が夜中起き出し「連れて行くって」と言い出したばっかりなので怖くなり高校時代からの親友で民俗学者の津田に相談しに行きます。

後輩の高梨が肩に噛み傷を残したままあれから1年して亡くなった事と家に何か取り憑いているかも知れない事を話すと「人は都合悪い事は妖怪のせいにするんだ、妖怪なんていない」と真剣に受け止めてくれないので腕を掴んで訴えます。

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オカルトライターとキャバ嬢霊媒師

津田からオカルトライター野崎を紹介されるとキャバ嬢霊媒師の真琴の家へ連れて行かれます。

妻子に優しくすれば来なくなると言われた秀樹は頑張ってやってきたので馬鹿にされてると思い怒って部屋を出ていきます。

真琴は「言い方が分からなくて・・・だけどもう1人いた津田がちょっと・・」と感じ、秀樹が住んでいる家と香奈を診察したいと野崎と共に訪ねます。

秀樹は帰宅すると2人がお邪魔している事に驚いたが香奈と知紗の楽しそうな笑顔を久しぶりに見たと気付きます。

秀樹と野崎は公園で話していると真琴から「来そう」と電話があり、急いで戻るとお守りが破れ部屋が荒らされ地震のようにガタガタ揺れていました。

やがて静まると真琴から「姉です」と携帯電話を渡されます。

なんで俺なのか不安になりながらも携帯を受け取ると真琴の姉・琴子から「妹はたいした力もないのに中途半端に使うから刺激してしまった。あなたと家族に接近しようとするものは強敵です」と言われます。

 

日本最強の霊媒師

 

秀樹は琴子に言われたように西側にある植物を処分すると「私は忙しいので知り合いを紹介します」と言われます。

タレントで活躍している霊媒師の逢坂セツ子だと知らされ、ただの芸人だと思っていた秀樹は大丈夫なのかと不安を抱えながら野崎と共に会いに行きます。

「来ます、すぐ」

秀樹は携帯が鳴って驚きます。「パパ」と知紗の声だったので安心する秀樹だが野崎に口を塞がれると相手の声がどんどん変わっていきました。

真琴に香奈と知紗の保護を求めると「家族に会わないでください、家族にも危険が迫ります」と琴子から電話があります。

 

琴子に言われたように帰宅した秀樹は窓に鍵を掛け、皿やドンブリに水を張りたくさん廊下に並べます。

刃物を片付け家中にある鏡をすべて割り玄関のドアを開けると「あれを迎え入れます」と琴子に言われます。

家の電話が鳴ると琴子は「あれですので出ないでください」と言います。しかし留守電に切り替わると琴子の声で「罠です。いますぐ刃物をだして鏡のある場所へ行ってください」と流れます。

「動きなさい」「動かないでください」どっちの琴子が本物なのか分からなくなりパニックに陥った秀樹は幼い頃に聞いた少女の声を聞くと片方だけ赤い靴を履いた白いワンピース姿の化け物が玄関から入ってきました。

 

何か来る

 

秀樹が亡くなってから1年後

香奈はスーパーで働きながら知紗を育てていたが1人では大変でイライラして怒鳴ったりしてしまいます。

秀樹が亡くなり母親から怒鳴られてばかりの知紗はあまり笑わなくなりました。

秀樹の実家とは絶縁状態であり借金まみれで飲んだくれの実の母親は頼りにならず知紗が熱を出して病院に連れていくと「親のストレスは子供に悪影響です」と医師に言われてしまいます。

秀樹はブログに夢中で家のことは何にもしてくれなかったのでストレスが溜まっていた香奈は「亡くなって良かった」と内心思っていました。

「あんたなんか生まなければ良かった」と母親に言われ育った香奈はあんな母親にだけはなりたくないと思っていたが1人だと母親に似てしまうのではないかと落ち込みます。

そんな香奈を慰めたのは今までもいろいろと相談し肉体関係もあった津田でした。

 

野崎は線香をあげにお邪魔します。津田からもらった魔除が仏壇に置かれていたので写真を撮ります。っというのも真琴が初めて会った時に津田のことを気にしていたからです。

野崎は秀樹が依頼したときに持ってきたお守りと亡くなった日に家にあったお守りの破れ方が違うと伝えると最初のは自分がハサミで切ったのだと香奈は白状しました。

ご飯を作ったのに外で食べようと電話がありブログに書くネタが欲しいだけの秀樹に振り回され知紗が泣いているのを無視して暴れたのです。

帰宅した秀樹は「来た」と勘違いして調査を依頼したのです。

野崎は「ご主人は妻子を守るために必死に頑張っているように見えた」と伝え玄関に塩を盛って帰ると香奈は踏みつけニヤつきました。

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知紗に接近する何か

悪夢を見てから香奈は家事をほったらかし知紗を無視して化粧して津田に抱かれに行きます。

真琴は依頼されたとはいえ自分が中途半端に力を使ったせいで秀樹が亡くなってしまったと後悔していました。

知紗が1人だったので子守をしていると野崎から電話があり「津田が呼び寄せているんだ、仏壇にある名札を今すぐ破いて捨てろ」と言われます。

真琴は呪文を唱えながら燃やすと家がガタガタ揺れます。知紗を探すと「パパが一緒に行こうだって」と言いました。

帰ってきた香奈は「そんなに好きなら知紗あげるよ」と言いました。

なんて母親なんだと驚く真琴だが知紗が立ち上がり秀樹の声で「可愛くないの」と言い窓が開いてガタガタを揺れました。

真琴は「知紗を守って」と香奈に叫びベランダに出て窓を閉めました。

 

知紗を抱いて逃げ出す香奈は今更酷いことをしたと反省し謝罪するとトイレに行きたいと言うので連れて行きます。

どこに行きたいか聞くと「お山、お山」と言いドアがガチャガチャと揺れます。香奈はどっこへ行けと叫ぶと知紗の声が変わり「お前がどっかへ行け」と言いました。

鍵が開き知紗を抱き締めるとドアから半分顔が出て「あんたなんか生んだからだ」と言われ香奈は悲鳴を上げます。

香奈は亡くなる亡くなる寸前に「知紗を返せ」と耳にしていました。

 

野崎は香奈の家で真琴を発見し病院に連れて行きます。

野崎は付き合っていた女性が妊娠し「そんなものいらない」と言い放って別れた事があり捨ててきてと赤ん坊を抱かされると川にはたくさんの赤ちゃんが捨てられていました。

そんな悪夢をみて病室で目覚めると目の前にはタバコを吸う琴子がいました。

琴子は妹の身体に噛み傷があるのを見てタバコの煙を吹きかけ「これで大丈夫ね」と呪文を唱えて寝かせました。

霊媒師の能力は子供の頃は琴子だけにありました。妹が興味を示したので傷付くのだと教えるために体中の傷を見せるが真琴は自分で身体を切りつけ独学で霊媒師の能力を中途半端ではあるが身に付けたのです。

そのせいで真琴は子供が産めない身体になってしまいました。知紗を可愛がる真琴を見て野崎は「傷付くだけだから関わるな」と言ったことを思い出しました。

 

結末 「来る」

 

痛みが自分を守る

病院に行くと真琴が病院から抜け出したらしく琴子は「とにかく身体も意識もこの世に存在しません」と言いました。

「あれはいろんなものを呼び込んで大きくなっている。手伝ってください。秀樹の家を掃除してあれを呼びます。知紗も真琴もいるでしょう。一気に片を付けます」

「何も失いたくないから失うものを作らない」のは野崎と琴子は同じでした。

邪道でも神様のように迎え入れるのが祓いのお決まり、真琴が戻るならと野崎は受け入れバタフライナイフを持って向かいます。

野崎は家に到着すると秀樹が嬉しそうに家族について話していたが逢坂セツ子に手を刺され、「あなたはこの世にいない」と知らされ知紗に会いたいと泣いていました。

セツ子から「拝借しました。お返しします」と言われ確認するとポケットにしまったはずのバタフライナイフでした。

儀式が開始され「来るよ」と口にするとドアが開き野崎は何かに引き寄せられていきます。

気付くとお腹の大きくなった真琴がいて「私にくれるって言ったから、一緒に知紗を守って。」と言われます。野崎は脅えていると「また流して捨てるの」と言われ逃げるが儀式の邪魔だと琴子に殴られます。

琴子は呪文を唱えると真琴はあれを吐き出し元に戻ります。

「操られたんです。あれに、そしてあなたも、それは弱いからです」

琴子はあれを呼び寄せ手懐けていたのが知紗だと見抜いていたため異界に返す準備を始めます。

知紗が欲しい真琴はそれを知って姉から授かっていた魔除の指輪を知紗につけていました。

1度赤ちゃんをいらないと捨ててしまった野崎は「渡したくない」と必死に知紗を守ると琴子にベランダから突き落とされます。

儀式を行なうほとんどが「あれ」により命を落としたが琴子は妹を逃がし儀式をやりおえました。

琴美と生きていた野崎は眠っている知紗をこれからどうするんだと思うが霊媒師の能力がある琴美は「オムライスの国にいる」と微笑みました。

 

感想 「来る」

 

秀樹が亡くなり育児ノイローゼだった香奈は内心喜んでいた・ここまでは普通に見れていたんですが琴子がベラベラ何やら話し出してから、頭が混乱してきた。

津田が「あれ」を操る術を持っていて悪さしているのかと思ったら全然違くて変死するし、結局「あれ」は何なのか。

単純に捨てられた赤ちゃん達の恨みによる「あれ」でこっちの世界に連れてきている、だったら分かりやすいがどうもそれとはどんどんかけ離れていった印象が強い。

「自分が抱いている傷」「申し訳なくて忘れようとしている」、自責の念みたいなものが何かがあることで人に浮かび上がり、それが集積されていき化け物となるのだろうか。どうもしっくりこない。結局、秀樹の故郷の言い伝えは関係ないということかな。

途中まで面白かったのに残念です。それにしても真琴を演じたのが小松菜奈さんだとは驚いた。彼女だと知って見てもまったく分からない。

 

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