へぇ~♪そうなんだ~♪

<ネタバレ・あらすじ>映画やドラマ、小説などのネタバレになります。

「 去年の冬、きみと別れ 」< ネタバレ あらすじ > 100%騙される究極のミステリー!二転三転する面白さ!

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

去年の冬、きみと別れ (初回仕様) [Blu-ray]

 

天才カメラマンが容疑者となった事件を追うフリー記者。

犠牲者には「愛する人がいる」共通点があり、ついにはフリー記者の婚約者が狙われてしまう。

フリー記者、婚約者、雑誌編集者、天才カメラマン・・すべての人の過去にはいったい何が?! 

監督=瀧本智行「グラスホッパー」「追憶」など。

原作=中村文則「教団X」「王国」など。

 

耶雲恭介(岩田剛典)

フリーランスの記者、雄大が起こしたと疑われる事件を調べる。

実は計画が・・・

松田百合子(山本美月)

恭介の婚約者、雄大に気に入られモデルとなる

木原坂雄大(斎藤工)

天才カメラマン。モデルを監禁して焼死させた容疑がかかる

取材を申し込んできた恭介の婚約者に目をつける

木原坂朱里(浅見れいな)

雄大の姉。弟に降りかかる火の粉はすべて消し去る

幼い頃に母親は病死、父親は強盗に遭い殺害されている。

吉岡亜希子(土村芳)

盲目のモデル。雄大のスタジオで焼死

小林良樹(北村一輝)

雑誌編集者。実は朱里と繋がりがあり弟に取材を止めるよう説得を頼む

 

< ネタバレ あらすじ >

去年の冬、きみと別れ

 

最愛の女性・松田百合子との結婚を控えるフリー記者の耶雲恭介は1年前に写真家の木原坂雄大が起こした事件を週刊誌に持ち込みます。

モデルで盲目の吉岡亜希子が焼死し殺人罪に問われていた雄大は姉の朱里が連れて来た弁護士に言われた通り「撮影準備中にセットのロウソクが倒れて炎上し助けようとしたがどうしようもなくて」と検事に話し保護責任者遺棄致死罪で起訴されました。

被害者の亜希子には失踪届が出されていたので警察は監禁を疑ったが同意の上だったと本人の主張が通り2ヶ月前に執行猶予付の判決が出ました。

編集員の小林はもう終わったことだと乗り気ではなかったが恭介は雄大がこれまでにも気に入ったモデルを監禁したりするトラブルがあった事、そしてネット上に焼死する被害者を撮り続けていた書き込みがあった事を訴えます。

すると「殺人罪にひっくり返るネタが上がればビッグニュースだ」と編集長が話に乗りました。

 

恭介は取材を申し出て密着して本を書きたいと訴えると雄大はすんなり受け入れ、スタジオに自由に入っていいと鍵を投げ渡してきました。

スタジオにあった芸術作品が気になった恭介。

蝶の収集家を訪ねると雄大は蝶の群れの中で気を失うまで撮り続けていた事が分かるが、作品を観るとぬかるみに沈んでいく感覚に襲われたので怖くなり付き合いをやめたんだと言いました。

 

雄大が物心つく前に母親は亡くなっており父親は強盗に襲われ自宅で殺害されていました。当時10歳だった雄大と1つ上の姉・朱里も腹部を刺され重傷を負っていました。

記事を読んだ恭介は幼少期の暗い出来事が人格形成に影響を及ぼしたのだと確信し雄大の同級生を訪ねます。

雄大が好きになる女性は必ず誰かの彼女であり自分の彼女も3日間監禁されたから付き合いはやめたと同級生は言いました。

しかし、父親が殺害された直後にベタベタする姉弟を見て父親から虐待されていた噂は本当だったのかも知れないとその時思ったことを思い出していました。

恭介は撮影現場まで足を運び率直に聞いてみると朱里とは心で繋がっているが性的関係なんてないし父親から虐待されていた噂はデタラメだと答えました。

 

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百合子からの電話を切ると婚約者は寂しがりやなんだと雄大は言い当てました。

恭介が両親を早くに亡くしずっと1人だったからと話すと「頼るのは君しかいない」と雄大は言い根掘り葉掘り百合子の事を聞いてきました。

ペースに飲まれそうだと警戒した恭介は話を戻し取材を終えて戻るが今の仕事に集中したいから結婚式をのばしてほしいとお願いすると百合子と口論となってしまいます。

 

恭介は雄大の父親の事件を担当した元警視庁捜査一課刑事の沢田を訪ねます。

事件は迷宮入りし頼りは姉弟の目撃証言だけだったが容疑者は1人も上がらなかった事を知った恭介は証言はすべて嘘であり姉弟が犯人ではないかと疑います。

しかし沢田は子供達の傷は自傷ではなく現場の状況から見て170センチ以上の人に刺されたのは間違いないと言いました。

 

恭介は鍵を使い雄大のスタジオにお邪魔します。

本棚にあった「地獄変」を読んでいると「その本は貴族が地獄絵を完成させていく話だが目で見たものしか書けないのに悶え苦しむ貴婦人の絵を描いたんだ」と雄大は言いました。

「君は吉岡亜希子が燃えている写真があるんじゃないかと言ったね。実はあるんだよ」

恭介は息を呑みながら現像されていくプリントを見るとそれは撮影現場に行った時の写真で雄大は冗談だと笑いました。

恭介は「あの蝶の写真以降新たに評価された写真がないですね。どれもオリジナリティがない」と挑発すると雄大は感情的になり胸ぐらを掴んできました。

雄大の目を見て証拠はないが写真は絶対にあると恭介は感じ取り姉の朱里にも取材を申し込むと小林に連絡しました。

 

編集者の小林は朱里とドラッグを飲んで身体を重ねたあと取材を断るよう弟に伝えてくれとお願いします。

優秀な記者で危険だからと伝えると「雄大に降りかかる火の粉は私が振り払う」と朱里は言いました。

恭介は帰宅する途中に朱里に話しかけられ「優秀な弁護士がついてるから下手なこと書いたら名誉毀損で訴える」と言われた事を雄大に話します。

 

雄大は恭介がいない時に百合子に近付くようになり「あなたは自分の本当の魅力に気付いていない。僕のモデルになってほしい」と伝えます。

仕事に没頭する恭介と心の距離を感じるようになっていた百合子は仕事を無断欠勤し姿を消してしまいます。

恭介は彼女がSNSを活用していた事を初めて知り読むと雄大のスタジオにいると分かります。

今までの取材を得て危険を感じ取った恭介は急いで彼のスタジオに駆け付けるが渡された鍵では開きませんでした。

「言っとくけど彼女は自らの意思でやってきたんだよ。君への不満を溜め込んでいた」

雄大は百合子の写真を渡し去ってしまいます。

恭介は監禁だと警察に駆け込むが彼女は自分の意思でモデルを務めているから監禁じゃないと刑事に言われてしまいます。

 

百合子が目を付けられたのは自分のせいだと雄大のスタジオ前で呆然とする恭介は縋る思いで「雄大に監禁されて1週間経つ」と小林に相談します。

小林は今からすぐに向かうと電話を切り「雄大の病気がまた始まった」と朱里の留守電に入れます。

小林がタクシーで到着すると家は燃えており恭介が塀を乗り越えていたので後に続きます。

2人が燃え盛るスタジオに突入すると焼死する百合子を雄大が撮り続けていました。

 

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雄大は取り調べで「人が燃えている炎がどれくらい美しいかあなた方には分からないでしょう。だけどロウソクの火が燃え移ったのは僕の意思じゃない」と訴えます。

恭介のもとには百合子の遺品が届けられ日記には「もう殴られたくなかったの、恭介ゆるして、あの男は狂っている」と記されていました。

ひどい状態の彼女と対面した恭介は「僕の原稿が書き終わるのを待っていてください」と小林に伝えました。

 

雄大は面会に朱里の姿はなく弁護士だけだったので何故だと怒りをあらわにすると恭介の執拗な取材で精神が病んでいると知らされます。

恭介から原稿が届き連載と書籍化が決定するが小林は朱里と連絡が取れないこと、そして原稿はまだ未完成だという恭介の言葉に動揺します。

〜雄大の父親は大学の講師をしており小林は生徒でした。ある日、課題を持って家を訪ねると庭には顔に痣がある雄大がいて窓から覗くと朱里が父親に抱かれていました。

大学の帰り、朱里が訪ねてきて「鍵開けとくから今夜10時家に来て」とお願いされ恐る恐る足を踏み入れると父親が血だらけで倒れていました。

「私達を刺して、そしたら自由になれるから」と朱里から包丁を渡された小林は望み通りにしてしまいます。

この日から小林は朱里の言いなりとなり運命を共にするしかないと思いました。

 

しかし…

 

小林が恭介を調べると彼は記者としての実績はなく本名は中園恭介で1年前まで小さな出版社で書籍の編集者をしていた事を知ります。

 

恭介は実は被害者・吉岡亜希子の恋人だったのです。

小林は恭介の住処を訪ねると壁には雄大と朱里を長いこと追っていた写真が壁中に貼られており、そこには自分の写真も多数ありました。

そして届いた原稿とは違う恭介の完成した本が置かれていました。

 

恭介と亜希子の出会いは図書館でした。

視覚障害者の亜希子が自分が編集した本を読んで感動をしているのを目にし声を掛けたのです。

恭介は点字も習い始め亜希子とデートを繰り返し恋人関係になるが事故に遭ったときに彼女を失う可能性を考え恐怖を覚えました。

それから恭介は仕事を休むようになり彼女が移動する際は事故に遭わないように後をつけていました。

ある日、誰かにずっと尾行されていると聞かされた亜希子は恭介だと分かり「お互い辛い思いをするだけだから別れましょう。私の望みは恭介が作りたい本を作ること、それを読める時が来ることを待っている」と点字の置き手紙を残し姿を消しました。

 

仕事に復帰した恭介はどうして彼女が死ななければならなかったのか上京して雄大を知る人物を徹底して取材しました。

(蝶の収集家、木原坂の同級生、木原坂の父親の事件を担当した沢田などに取材したのは実は小林に近付く前の話)

そして雄大が殺したのだと確信し朱里に執拗に迫ると「大切な人を理不尽に亡くしたんだから真実を知りたいのは当然よ、辛いでしょう。これを飲めば楽になる」とドラッグを飲まされます。

「知りたい?真実!だったら私を抱きなさい」

何かに取り憑かれたように身体を重ねると朱里は真実を話し始めます。

雄大は長い間撮りたいものが見つからないと落ち込んでいたが偶然にも街で亜希子を目にし誘っていました。

ずっと断られ続ける弟のために朱里は自分の言いなりの小林に協力してもらい2人で亜希子を拉致したのです。

亜希子は泣いて叫び使い物にならなかったので朱里は弟にもっとも美しい色を見せたくて火を付けたのです。

雄大は興奮して撮影を失敗してしまいます。

「あなた、恋人を殺した女を抱いたのよ」

恭介はこの場で復讐しようとしたが小林と雄大も彼女を見殺しにした当事者なため自分の手で裁いて復讐しようと誓いました。

そして男に騙され借金を背負わされ自殺願望を持つ百合子をネットで見つけ協力してもらったのです。

百合子はマリッジブルーを見事に演じきると恭介の計画通り雄大は近付いてきたのです。

 

恭介は朱里に睡眠薬を注入しながら監禁していました。

そして、雄大が出掛けた時に朱里を運んで拘束し、しばらく朱里として生活しろと百合子を逃したのです。遺品にあった日記は恭介が用意させたものだったのです。

意識が戻った朱里は恐怖に怯え恭介は雄大が帰ってくる時間を見計らって火を付け逃げ出したのです。

恭介は完成した本に書かれている通りに真実を語り、怯える小林に向かって「あなたは運命を共にした女の死を目の当たりにしたんだ」と言い放ちその場を去ります。

心から朱里を愛していた小林は膝から崩れ落ちました。

 

恭介は約束通り新しい身分証と大金を渡し「松田百合子はこの世にはいない。別人となってしっかり生きろ」と彼女に伝えました。

亜希子から別れを告げられてもそんな気がしてこなった恭介は朱里からすべてを聞いた去年の冬に化け物になる事を決めました。亜希子の彼氏が化け物ではダメだと思いその日に思い出の浜辺で彼女の手紙を焼き払い別れました。

恭介はもう一度浜辺に足を運び最愛の亜希子を思い出すのです。