映画「ガール・イン・ザ・ミラー」ネタバレ感想/孤独な少女が魔性の女へ変貌

 

作品情報

1976年の「ロミオとジュリエット」でヒロイン役を演じたオリヴィア・ハッセーの娘インディア・アイズリーを主演としたミステリー映画。

美貌を受け継ぎ日本のカルトアニメを実写映画化した「カイト / KITE」に主演して注目を集めたアイズリーが1人2役を演じる。

両親からも見下され学校でもイジメに遭っている孤独な少女マリアは幼馴染みの金髪美女リリーが恋人とイチャついているのを眺めるばかりでした。ある日、鏡の中にもう一人の自分がいることに気付き「私たちは綺麗よ」と励まされ魔性の女に変貌を遂げていく。

 

キャスト

主演は1993年生まれのインディア・アイズリー。母親はジュリエット役を演じたアルゼンチン出身の女優オリヴィア・ハッセー、父親はミュージシャンで俳優デヴィッド・アイズリー。2003年に母親が主演したテレビ映画「マザー・テレサ」でデビューすると05年には母親が主演したホラー映画「脳内監禁  nijyujinkaku」に出演。2008年から2013年まで、テレビドラマシリーズ「アメリカン・ティーンエイジャー エイミーの秘密」にレギュラー出演。2014年「カイト / KITE」で主演を果たし注目を集める。
監督=アサフ・バーンスタイン◆マリア/アイラム(インディア・アイズリー)エイミー(ミラ・ソルヴィノ)ダン(ジェイソン・アイザックス)リリー(ペネロープ・ミッチェル)マーク(ジョン・C・マクドナルド)ショーン(ハリソン・ギルバードソン)など

 

ネタバレあらすじ

ガール・イン・ザ・ミラー

孤独な少女マリアは男子生徒マークから嫌がらせを受け幼馴染みのリリーが恋人ショーンとイチャついているのをタバコを吸いながら呆然と眺める日々を送ります。

社会性がなく友達もいない事を心配した両親からプロムに行くよう言われるがマリアは断り食事中に席を立って部屋に行きます。

プロム・プロムナードの略称でイギリス・アメリカ・カナダの高校で学年の最後に開かれるフォーマルなダンスパーティーのこと

父親ダンは娘を出来損ない扱いするが母親エイミーは時間が必要だと思います。

マリアは自分の体を慰めているといきなり鏡に映る自分が振り向いたので驚いて洗面台から転がり落ちます。恐る恐る鏡を覗き込むとやはり自分と違う行動を取ったので怖くなって部屋に戻ります。

翌朝、父親におかしな現象が起こった事を話そうとしたが「その顔で学校に行くのか、化粧して来い」と言われてしまいます。

化粧をして出掛けるとスクールバスの前でマークが待ち構えていました。リリーが車で迎えに来てくれたのでマリアは中指を立て車に乗り込むが途中ショーンが乗ってきてイチャつき始めました。後部座席で見ているだけのマリアは学校に到着するとマークに足をかけて転ばされるがショーンが助けてくれました。

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もう一人の自分

悪い夢を見て夜中に起きてしまったマリアは誰かに呼ばれているのに気付き洗面台に向かうと鏡に映る自分が後ろを向いていました。

アイラムと名乗る自分そっくりな女性は「悲しみから救いたい。私は何でも知っている。何を望むのか、誰が好きで誰が嫌いなのか」と言います。

「わたしを見てどう思う」と聞かれたマリアは「あなたは綺麗」と答えると「私たちは綺麗よ」と言われ笑顔を見せます。

翌朝、朝食の席に着くと「今日は元気そうね」と母親に言われます。マリアはプロムに行くことにしたと伝えると父親は「偉い、よく決心したな」と言いました。

木曜日は父親と二人で出かけると決まりがありマリアは映画を見に行くがマーク達がいるのに気付きます。医学部志望のマークは整形外科のダンに今度お話を聞かせてくださいと挨拶しマリアに向かって「じゃあな」と拳を差し出します。

マリアは躊躇しながら拳を出すとダンは娘の様子がおかしいので気にします。少し早いが誕生日プレゼントを用意したら明日クリニックに来るよう言われ帰宅したマリアは鏡を見ると「恥ずかしい娘だと思われている」とアイラムに言われます。

マリアは「多分車を買ってくれるだけ」と告げるがクリニックに行くと顔の整形を勧められ悲しみます。

 

アイラムと会話し笑っていたマリアは「誰と話しているの」と母親に聞かれます。エイミーはハッパでも吸ったのかと探すが見当たらないのでダンに相談すると電話していたんだろうと言われます。

心配するエイミーは必死に訴えるとパニック発作を起こし「あの子は前からどこか変なんだ」と言われ薬を飲まされます。

マリアはリリーにスケートの練習に付き合ってもらうが「彼は私のものよ」と突き飛ばされてしまいます。家に帰ると「リリーも親友と思ってくれているのか不安なんでしょ」とアイラムに聞かれます。

3歳からの親友だと答えるがアイラムは今までに約束を破った出来事を時系列に沿って話し始めました。

影で笑いものにされているのに気付かないのは心に蓋をしているからだと告げるアイラムは「私に任せて、変わってあげる。巻き返そう」と鏡に手を添えました。マリアは手を合わせるともう片方の手を催促されます。両手を合わせるとキスしてと言われ顔を近付けるが母親に呼ばれたので止めます。

ティアラをプレゼントされたマリアは「楽しんで」と送り出されプロムに行きます。スケートが滑れないので躊躇しているとショーンがやってきて手を引いてくれました。

幸せな気分になるがリリーが睨んでいたので慌てて離れ倒れてしまいます。ショーンは助けようとしたがリリーに止められ、マークに手を掴まれ引きずられたマリアは泣きながら帰ります。

「あなたが必要なの、そばにいて」と鏡の前で泣いているとアイラムが姿を現し「痛みを消してあげる、キスして」と言いました。マリアは鏡越しにキスします。(ここで入れ替ります

 

魔性の女

母親からプロムの感想を聞かれたマリア(本当はアイラム)は「すべて完璧、望みが叶った」と答え食事を摂ります。

学校に行くとプロムでの出来事をマークに馬鹿にされゆっくり歩み寄ります。いつもと違う行動にマークは笑うのを止めると「もう笑わないの?私を見ると立つから?」と耳元でささやき下腹部をなでます。

見下し去って行くと「大丈夫だった」とショーンに心配されます。耳元で言ってやった事を伝えるとショーンは笑いました。そこにリリーが「昨日は大変だったね」と話しかけてきます。

止めもしなかったので本当にそう思っているのかと口にするマリアは「もう逃げないでね、スケートの練習」と言いその場を離れます。

スケートの練習を一人で終えたマリアは父親のクリニックを訪ね秘書ナオミにココアが飲みたいと催促しその隙にダンの事を好きな患者クラウディアに13時に空きが出来たと連絡入れます。帰るときに「母親とランチに行きたいそうだから連絡しといて」とナオミに伝え出て行きます。

ランチに誘われたエイミーは喜んで化粧をして訪ねるがクラウディアと鉢合わせ、その様子を遠くから満足そうにマリアは確認します。

夜になっても帰ってこないのでマリアはうわべだけで言葉じゃなくて「夫の浮気にはウンザリ」といった方が楽だと伝えるとおもいっきり引っぱたかれました。

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結末と感想

鏡の前に立つと「ママが残酷、かわいそうでしょ」と言われるが「あなたの本音を伝えただけ」と伝えます。

アイスホッケー部のショーンを見ていると同じ部活にいるマークに挑発的な言葉を投げかけられます。帰りどき、シャワー室に誘導したマリアはスティックをフルスイングして膝を破壊します。

またリリーはマリアが滑れるようになっていたのでいつ練習したのだと驚きます。マリアの表情が怖くて戸惑うリリーは高度な技術を披露するとマリアは見ただけで習得していきます。

大技を披露するとやっとマリアが転んだので安心するが立ち上がったマリアは無表情で睨みながら滑って近付いてくるので怖くなり逃げ出します。

マリアは執拗に追いかけるとリリーは激しく転んでそのまま衝突しました。マリアは泣きながら通報しました。

帰宅すると「元の世界に戻って、私を出して」と泣きながら訴えられるが「本当に生きかえってほしいの、違うでしょ」と訴えます。

葬儀の途中、出て行こうとするとショーンに呼び止められます。「いるのが辛くて」と涙を見せると「一緒に乗り越えよう」と抱き締められ笑みを浮かべます。

そのままショーンの家に行き誘惑して体を重ねました。

幼馴染みが亡くなったばかりなのにマリアが平然としているので父親は気にしながらもディナーに誘います。マリアは膝を立ててカニを口に頬張りワインを飲むと父親に鏡を見せられ「これが洗練された女性か、自立心にあふれた大人の姿か」と聞かれます。

「ただのお子様だ、大胆不敵なつもりが惨めなだけ」と言われたマリアはちゃんと座ります。

 

マリアはショーンと一緒に早退して自宅に招き体を重ねます。エイミーはリリーが亡くなったのに二人が恋人関係に見えたので不吉な予感を抱きます。

二人が付き合っているのが広まると警察が話を聞きたいと学校にやってきます。二人は学校をサボりホテルにいたが連絡が来たのでショーンは行こうとします。

マリアは自分は行かないと訴え抱き付くが「なぜ警察を避ける。隠し事でもあるのか」と突き放されます。ショーンが出て行こうとしたのでマリアは酒の瓶でなぐるとそのまま亡くなってしまいました。

クリニックを訪ねたマリアは裸になり父親に近付きます。「醜かったら私を愛してた?健常じゃなくても?」と聞くと「どんなお前でも愛してたよ」と言われます。

しかし、双子が生まれると健常じゃない理由で処分されていたので「だったら何故愛さなかったの」と言いメスで首を斬り付けました。母親エイミーが発作を起こすのは双子の片割れを抱かせてもらう事も出来ず処分されてしまったからでした。

帰宅したマリアは眠っているエイミーの体を寄せ添い寝しました。

 

感想

面白かったですね。インディア・アイズリーめっちゃ色っぽかったです。変貌を遂げていくと言うよりは入れ替っている。

マリアは一人なのか、それともマリアの心の一部を映し出しているだけなのか、

その辺りは曖昧で終わるが最後はエイミーが二人の娘に囲まれて眠って幸せそうでした。出産したばかりの母親の願望だったのでしょう。それを抱かせてくれる事もなくダンは処分、なんて酷いのでしょう。

ただこんな綺麗な人が孤独とは現実離れしてますね。

 

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