作品情報キャストの紹介
カリフォルニア州ドッグタウンと呼ばれた街で結成されたスケードボートチーム=Z-BOYSの実話を基に制作。
メンバーのステイシー・ベラルが脚本を手掛けた。
ネタバレ あらすじ
ロード・オブ・ドッグタウン
アメリカ西海岸にある貧しい街ドッグタウン(カリフォルニア州ベニス)。
1975年、若者たちは親のサーフボードを持ち出しサーフィンに夢中だが場所を確保できない時や波がない時などは街中をスケボーで滑ります。
ステイシー、ジェイ、トニーの3人はスケボーに乗りながら走行中の車にしがみついたり駐車している車に乗ったりと悪ふざけが目立ちました。
3人の周囲には若者が集まり出し観客には子供達もいました。
サーフボードショップ「ZEPHYR」を営むスキップは若者達を見てスケボー制作に取り掛かります。
チーム「Z-BOYS」を結成し若者達に宣伝のためにTシャツとスケボーを渡します。1ヶ月後の競技大会に出るため若者達は街中で練習するがステイシーだけはチームに入れてもらえませんでした。
しかし個人で参加したステイシーが優勝したためスキップはチームに迎え入れました。
ステイシー、トニー、ジェイは耳の病気で平衡感覚がない親友シドを連れ家を留守にしている金持ちの家に侵入し空のプールで練習します。
Z-BOYSのメンバーも同じように練習するようになり人数が増えた事で必ず見張り役をつけます。
仲間が増え女が寄ってくるようになり楽しい日々を過ごします。
スキップは金儲けに没頭するが仲間である店員は好きな時に大好きなサーフィングをするために始めた事であり海を忘れるなと忠告します。
シドの家も金持ちであり親が旅行に出掛けたため庭にあるプールで練習します。 ステイシー、トニー、ジェイは球技大会で有名になっていきサインを求められるようになります。
そのためスカウトされる事が多くなりスキップは警戒するが3人が雑誌の取材に追われるようになったため宣伝となり喜びます。
ドッグタウンからスケボーブームが湧き上がり各地に広まっていきます。
パーティーの日、大富豪トッパーがやってきてトニーをスカウトします。
自分の人気と実力でスキップがボロ儲けしている事が分かりトニーは分け前を寄こさないなら辞めると言い出します。
ステイシーはチームは家族同然だと言いジェイは好きな時にサーフやスケートが出来るから言いじゃないかと反対します。
引き抜かれたらマズイと言いながら分け前を渡さないスキップに対して仲間は金や名声は求めていなかったはずだと言い出て行ってしまいます。
トニーはトッパーと契約し高い車に乗り美女を抱え天狗になっていきます。
ステイシーはラリーと契約し「G&S」の一員として有名になり「チャーリーズ・エンジェル」にTV出演するようにもなります。
ジェイはスキップのチームを辞めヤンチャ仲間と新たにチームを結成しシドも残りました。
プロの競技大会で度々顔を合わせトニーとステイシーは互いに優勝したりします。
またジェイは楽しく滑れれば良く豪快な大技を披露するがルールを無視していたため点数は良くなかった。
3人が久しぶりに顔を合わせるが大技を披露したジェイは金儲け話してくる仲間に嫌気がさしスケボーを観客の子供にあげて会場を後にします。
トニーはすれ違いざまにぶつかったスケーターに殴られ手術するほどの怪我を負ってしまいます。
ドッグタウンの思い出の場所であるパシフィック・オーシャンパーク・ピアが全焼してしまいます。
ジェイが焼けた桟橋に行くと酒を持ったスキップと会います。スキップはサーフショップを立ち上げた時の気持ちを思い出しジェイはモヤモヤを吹っ切るために長い髪をバリカンで刈ります。
トニーは怪我をして手術が残っているにも関わらず金儲けの事しか頭にないトッパーに気付きます。
結末/ロード・オブ・ドッグタウン
スキップは新しいサーフショップ「ウェストコースト・ウェーブ」を立ち上げ仲間が戻ってきました。
ステイシーは彼女といる時に久しぶりにジェイと会うが脳腫瘍でシドが手術し現在車椅子生活だと知ります。
ジェイはシドの家を訪ねると「G&S」を辞めたステイシーがやってきました。
シドはプールで見せたいものがあると言い後を付いていくとプールの掃除をするトニーがいました。
シドはこのプールを好きに使って練習していいと言います。3人はなんとなく滑り出すと純粋に楽しかった頃を思い出しました。
再会して間も無くシドは脳腫瘍により亡くなってしまいます。
トニーは初代の世界チャンピョンとなり現在スケードボート会社を経営するが今でも空のプールで滑っている。
ステイシーは会社を設立しチームからトニー・ホーク(スケートボード界の神)が生まれ現在映画監督として活躍している。
ジェイはスケートブームの元祖とされ麻薬所持の罪で保護観察中だがハワイでサーフィングをしている。