作品情報・キャスト
東京の食品会社に務める鬼塚は「京都で舞妓を野球拳がしたい」とブログを立ち上げるほど夢を抱いていた。
ある日、京都への転勤が決まるとさっさと恋人に別れを告げ京都に引っ越すが遊びたいと思う場所はどこも一見さんお断りでした。
そんな中うちの会社社長が常連だと知り遊びたいとお願いすると「仕事で結果を出してから」と言われ没頭する。
ネタバレ あらすじ
舞妓Haaaan!!!
鬼塚公彦は高校の修学旅行で迷子になってしまった時に夢川町の舞妓さんに優しく話し掛けられてから虜になり「ぼんの舞妓日記」ブログを立ち上げます。
〜数年後〜
東京の食品会社に勤務する鬼塚は、ブログの読者から舞妓さんの写真ばかりでお座敷に上がったことがないのではないかと馬鹿にされ悔しがります。
しかし念願の京都転勤となり飛ばされたわけだが鬼塚は舞妓さんに会えると思い喜んで受け入れます。
京都出身という理由で付き合っていた大沢富士子にあっさり別れを告げるが富士子は実は三重県出身でした。
歓迎会を催促した鬼塚はお座敷に上がり野球拳ができると思っていたがカラオケボックスに行ったあとキャバクラに行くと言うので我慢出来なくなり抜け出してしまう。
鬼塚はお金を下ろしブランド物のスーツを着てお茶屋(舞妓さんを呼べる店)へ行くが一見さん(初めての客)はお断りでした。
鬼塚はうちの社長が常連客だと知り紹介して欲しいとお願いします。
熱意に押された社長は仕事で結果を出して儲けさせて貰えれば考えると言い鬼塚は京都初のオリジナルカップ麺を開発し必死に宣伝すると大ヒットします。
社長に連れられ見事お茶屋デビューするはずだった鬼塚だが胃に穴が開き手術することになります。
富士子は鬼塚に好きになってもらうため夢川女学園で舞妓さんになるための修行をしていました。見習いの間は休みはなくかなりハードなため胃に穴が開き手術を受けるがすれ違いで鬼塚は退院します。
お茶屋デビュー
小梅は修学旅行で迷子になった鬼塚を覚えており、駒子は店出しの日に写真を撮っていたことを覚えていました。
鬼塚は自分を覚えていてくれた事に感動するが隣の部屋で酔っ払った野球選手の内藤貴一郎が自分のブログを荒らしている人だと気付きます。
内藤が旦那(専属スポンサーとして面倒みる)になった話を聞いて鬼塚は駒子の旦那になろうと決意します。
経営不振で手離した球団を買い取り「京都オイデヤース」を立ち上げ鬼塚はプロ野球選手として活躍するのです。
目の敵にしている内藤は置屋の息子で私生児の駒子は貴一郎兄ちゃんと慕って生きてきました。
貴一郎兄ちゃんと結婚するには舞妓ではなれないと思いおデコをハサミで傷付けてしまった過去があり今でも傷跡がしっかり残っていました。
それでもすべてを受け入れ、そして許しを得て駒子の旦那になった鬼塚。
「京都オイデヤース」は必ず優勝するから日本シリーズで対決するぞと詰め寄る鬼塚だったが内藤は引退して俳優になっていました。
そんな時初めてみる駒富士を見てなんて美しい舞妓さんなんだと鬼塚は感動します。
また駒子は駒富士が内藤に可愛がられているのを見てやきもちを焼くのです。
結末
鬼塚は内藤が市長選に立候補したことで自分も選挙活動するが負けてしまい東京に帰る決断をします。
内藤市長が「一見さんお断り」制度をなくす計画を立てたことで舞妓さん達がデモを起こします。東京に帰るまえに野球拳を経験したいと思い向かうが相手をしてくれたのは駒富士でした。
このとき、はじめて駒富士が富士子だった事に気付きます。
夢川町の祭りで着るための高価な着物をプレゼントする鬼塚と内藤。
内藤から父親だと告げられた駒子は動揺するが内藤から送られた着物を選び鬼塚が送った着物は駒富士が着ていました。
内藤市長は「一見さんお断り」制度を継続すると発表します。
鬼塚は富士子と復縁し夢川町で幸せに暮らすのです。