「 万引き家族 」< ネタバレ あらすじ >底辺で暮らす家族は万引きなどで生計!笑顔を絶やさない家族にはある秘密が!

 

 

~注意~

●これから邦画・洋画・ドラマをご覧になる方は、

内容・結末を知る事になりますのでご注意くださいませ!

 

 

 

 

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親の死亡届を出さず年金を不正に貰い続けていた実際の事件をモチーフに是枝裕和監督が作り上げた作品。

第71回カンヌ国際映画祭では最高賞パルム・ドールを獲得し、42回日本アカデミー賞では作品賞をはじめ最多8部門で受賞した。

柴田治(リリー・フランキー)~日雇い労働者

柴田信代(安藤サクラ)~クリーニング工場でアルバイト

柴田亜紀(松岡茉優)~信代の妹、サヤカの名でいかがわしいJK店で働く

柴田祥太(城桧吏)~治の息子。治と一緒に万引きしている

柴田初枝(樹木希林)~治の母で年金暮らし

北条じゅり(佐々木みゆ)~両親から虐待を受ける。治に連れられ柴田家で暮らしている

柴田譲(緒形直人)柴田葉子(森口瑤子)~亜紀の本当の両親

北条保(山田裕貴)北条希(片山萌美)~ゆりの両親

 

< ネタバレ あらすじ >

    万引き家族

 

都会の片隅にある古びた一軒家!

日雇い労働をする柴田治と妻の信代、息子の祥太、そして治の母親である初枝、信代の妹である亜紀がひっそりと住んでいます。

治は学校にも行かせていない祥太を連れていつものように万引を成功させると帰宅途中に夜遅い時間なのにも関わらず外廊下に座り込む少女を目にして連れて帰ります。

「もうちょっと金になるもの盗っておいでよ~」と口にする信代は少女に名前を聞くと「ゆり」と言いました。

初枝が「この子傷だらけだね」と口にすると治と信代は目を合わせます。

治と信代は自宅までゆりを届けて帰ろうとするが家の中から罵声や悲鳴などが聞こえ信代はゆりを抱っこしたまま引き返しました。

 

初枝は表向きは独居老人という事になっておりデイサービスの人が訪問すると祥太はゆりを連れて裏口から出ます。祥太は近くの駄菓子屋で万引きをするが店主は気付きながらも見ていないフリをしました。

クリーニング工場でパートする信代はポケットに入れっぱなしになっていた物などを自分のポケットにしまいます。また亜紀は「サヤカ」の名前でいかがわしいJK店で働いており股を開いてお客さんに見せます。

帰宅した亜紀は「誘拐じゃないのか」と心配するが信代は「身代金要求してるわけじゃないんだから誘拐じゃない」と言いました。

 

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治は日雇い労働で怪我をして働くことが出来なくなってしまいます。

労災が下りない事を知った信代は「中途半端な怪我じゃなくて骨折すれば良かったのに」と言いました。

亜紀は初枝が「慰謝料を下ろしにいく」というので付き添い帰りにデザートを食べさせて貰います。亜紀は自分がしているアルバイトを何も恥じる事なく話しました。

初枝が言う「慰謝料」とは前夫と後妻の間にもうけた息子夫婦から無心しているもので、この息子夫婦は亜紀の本当の両親であり家出した亜紀を初枝が引き取り同居しているが海外に留学中と嘘をついているのです。

治は釣り具を訪れ「店員に話しかけるから釣り竿を盗め」と祥太に伝えます。治が話し込んでいるときに祥太は釣り竿を掴み、ずっと祥太と行動をともにしていたゆりが防犯ブザーが鳴らないようにコンセントを抜きました。成功はするが日頃から何で自分は学校に行けないのかと不思議に思っていた祥太は「人の物ではないのか?ゆりに手伝わせるのはどうなのか?」と疑問を持ちます。

 

「釣り竿を売れば5万ぐらいにはなる、これで今月は働かなくていいかな」

治が嬉しそうに釣り竿を隠しているのを見た信代は谷間を寄せて「あんたもこれで稼いでるんだからちょっと家に入れてよ」と亜紀に言いました。

祥太が車の中に閉じこもり、ゆりは心配して玄関で帰ってくるのを待ちます。

虐待を受けていたのに・・・信代は「産むんじゃなかったと言われて育ったらあんな優しくはならないよね」と治に言いました。

治は車に行き「妹が心配してるぞ。ゆりも何かの役に立った方が家にいやすいだろ」と説得して一緒に帰るがニュースでゆりの事が流れていました。

ゆりがいなくなって二ヶ月が経ち両親が捜索願いを出した事は分かるが「名前はゆりではなくじゅり、北條じゅり」だと知ります。今頃になって捜索願が出された事で警察は両親を疑っていました。

治は「とりあえず一人で帰るか」と伝えるが「今更無理だよ、ここにいるよね」と話しかけ髪の毛をバッサリ切ります。

「めっちゃ似合ってるよ、かわいい」と亜紀が笑顔で口にし「私はサヤカ(実の妹の名前)ってもう1つ名前あるよ」と伝えるとゆりは「りんがいい」と言いました。

これをきっかけにみんな「りん」と呼ぶようになります。

 

亜紀は「信代さんといつやってるの」と聞くと治は「もう年だからそんなのいいよ、心で繋がってるから」と言いました。

普通は金で繋がってるよねと持論すると「普通じゃねーもん」と呑気に言われ和みます。

またリンと一緒にお風呂に入っていた信代は自分と同じ傷跡が腕にあることを知ります。庭でリンが着ていた服を燃やし、「叩くのは好きだからなんてゆうのは嘘だからね、リンが悪いんじゃないから。好きだったら抱きしめるの」と伝えました。

ある日、祥太は「お兄ちゃん」と懐くリンを連れて駄菓子屋に行き万引きするが呼び止められ「これやるから、妹にはさせるなよ」と言われ解放されます。またクリーニング工場がコストダウンのため時給が高い2人のうちどちらか辞めてもらいたいと信代は言われます。

家計が苦しいから譲る事はできないと伝えるが「ニュースに出てた子と一緒にいるのを見ちゃったんだよね」と言われ仕方なく譲ることにしたが「もし話したら、殺すよ」と言い放ちました。

 

亜紀が機嫌良く帰ると初枝に「何かいいことあった?」と聞かれます。

男関係だと言い当てられ「お客さんだから・・・」と答えると信代は「治だって客だったよ」と言いました。

祥太は「妹にはさせるなよって駄菓子屋で言われた」と伝えるが治は「そりゃ~リンにはまだ早いだろ」と流します。

隅田川花火大会の音だけを楽しんでいた家族は久しぶりに晴天となったのでみんなで海水浴に出掛け楽しむが翌朝、初枝は息を引き取っていました。

治は携帯電話を取り出すが「もう死んでるでしょ、救急車呼んでもしょうがない」と信代は止めます。そしていつまでも「おばあちゃん起きて」と話しかけている亜紀に「順番なんだからしょうがないの」と言いました。

葬儀とかどうしよ・・・治は迷うが「おばあちゃんとお別れしたくないよね」とリンに話しかける信代は目で合図しました。

治と信代は土を掘り始め「ばあちゃんは最初からいなかった。俺たちは5人家族だ」と言い聞かせます。

「またこんな事するなんてな」

「でも、あの時とは全然違うよ」

初枝は一人で死んでいくよりずっと良かっただろうと二人は納得します。

 

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信代は初枝の年金を下ろしに行き「11万6千円・・悪くない」と言いました。

治から店に売ってる物はまだ誰のものでもないと言われていた祥太は「万引きは悪くないの?」と聞くと「店が潰れなければいいんじゃない」と信代に言われます。

車上荒らしに付き合わされた祥太は「これは人の物じゃないの?」と聞くと見張ってろと言われます。治が窓ガラスを割って鞄を持って走ってきたので祥太は一緒に逃げながら「僕を助けた時も何か盗もうとしていたの?」と聞きます。

治は「違うよ、最初からお前を助けようとしていたんだ」と言いました。

ある日、リンが見ているうちに覚えてしまったせいか万引きをし始めます。祥太はリンを守るためにわざと物音を立てて店員の目を引くと果物を掴んで走り出します。

 

店員から必死に逃げる祥太は高いところから飛び降りて足を負傷し病院に運ばれます。

治と信代は病院に駆け付けるが「ご両親ですか?二人とも署の方にご同行願いますか」とおまわりさんに言われ「入院すると思うから着換えを取ってくる、すぐ戻りますから」と逃げるように去ります。

そして急いで荷造りをして亜紀とリンを連れて家を出るが全員警察に捕まってしまいました。

 

警察の聴取で「家族は5人」と答えるリンは「おばあちゃんいなかった?」と聞かれ無言を貫きます。そして本当の家族のもとに戻されるとテレビでニュースになります。

車の中で生活していたと答える祥太は「みんな荷物をまとめて家を出て行こうとしていた。本当の家族だったら置いて出て行こうとしないよ」と言われます。

亜紀は、榎木祥太(治)と田辺優子(信代)の二人が優子の前の夫を殺して庭に埋めていた事を聞かされ驚きます。おばあちゃんに一緒に暮らそうと誘われたから暮らしていただけだと言うと「それは優しさじゃない、自分の夫を奪った家族からお金を貰っていたわけだし・・」と言われ、自分のことは必要ではなかったのかなと落ち込みます。

 

信代は「判決でも出てるし正当防衛だったでしょ、やらなければ二人とも殺されてたから。その話と今回と何の関係があるんだ」と平然と聞き返します。

また治は「誘拐じゃ無くて腹を空かせていたから連れて帰っただけ、誘拐じゃないかと思ったんだけど信代が保護だって言うから・・・」と言い訳します。

 

初枝の死体が発見され「家族に成りすました者たちが何を目的にこの家に集まっていたのか?」とニュースに取り上げられると信代は「私が1人でやりました」と言いました。

掘ったのも埋めたのも全部自分1人がやりました。

死体遺棄は重い罪なの分かってる?と聞かれた信代は「誰かが捨てたものを拾ったんです。捨てた人は他にいるんじゃないですか」と言いました。

また子供に万引きさせていた治は「他に教えられるものが何もないから」と答えました。

祥太は施設で6人の子供達と一緒に暮らして学校に通うことになり、治はすぐに釈放され信代は1人で罪を被りました。

しかしリンが「帰りたい」と口にして本当の家族のもとに戻ったと聞かされた信代は「リンはそんな事言わない、子供は母親が必要なの・・・それは母親がそう思いたいだけでしょ、産んだらみんな母親になるの?」と聞きます。

母親に産まなければ良かったと言われ育ってきた信代は「母親が憎かった」が「お母さんになりたかったら子供を誘拐したの?」と聞かれ涙を流すが答えが分からないでいました。

 

治と祥太はかつて自分たちが盗んだ釣り竿で釣りを楽しみます。

治は学校に通うようになり釣りの知識も学ぶことが出来ていたので治に知識を教えます。

祥太を連れてくるよう信代に頼まれていた治は面会に行き「悪かったな、1人で庇ってもらって」と伝えます。

「あんたには前科があるし。私はすごく楽しかったから、こんなのお釣りがくるぐらいだよ」

 

祥太の施設での暮らしの話を聞く信代はすごく嬉しそうでした。

そんな信代は祥太を拾ったのは松戸のパチンコ屋で車種と覚えていたナンバーを言い「その気になれば本当の両親見付けられるから」と伝えました。

帰り、治の家に泊まった祥太は「置き去りにして逃げようとしたの?」と聞くと治は正直に認め普通のおじさんに戻ると言いました。翌朝、バスで帰る祥太は「わざと捕まったんだ」と白状しバスに乗り込みました。

これでもう会えないのかと思った治は走るバスを追いかけながら「祥太」と叫びました。

家族の元に戻ったリンはまた虐待を受け閉め出されて外廊下にいました。治に拾われた事を思い遠くを眺めていたリンが何かに気付いた表情を見せて映画は終わります。