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「 ザ・シークレットマン 」<ネタバレ・あらすじ>大統領であっても権力に屈しない!(感想・キャスト)

実話映画

権力に屈せず国家的陰謀の内部告発で挑んだFBI副長官をリーアム・ニーソンが演じる。

アメリカ国家を揺るがす政治スキャンダル「ウォーターゲート事件」が起きる中、内部告発者が重要な機密情報をマスコミに流した事で大統領ニクソンが辞任に追い込まれた。内部告発者は長年知られてこなかったが約30年後、当時のFBI副長官マーク・フェルトであった事が公表された衝撃の実話を基に映画化。

監督=ピーター・。ランデズマン

◆マーク・フェルト(リーアム・ニーソン)◆オードリー・フェルト(ダイアン・レイン)◆グレイ(マートン・ソーカス)◆エド・ミラー(トニー・ゴールドウィン)◆チャーリー・ベイツ(ジョシュ・ルーカス)

ウォーターゲート事件とは?

1972年6月17日にワシントンDCの民主党本部で盗聴侵入事件が起きました。

そこから1974年8月9日にニクソン大統領が辞任するまでの盗聴や裁判、証拠隠滅などすべの経過を総称して名付けられた事件。

<ネタバレ あらすじ>

ザ・シークレットマン

ワシントンではベトナム戦争反対デモが勃発しており急激な景気減退の影響でもし今選挙が行われたらニクソンは大敗するだろうと世間では言われていました。

1972年4月11日、大統領選挙203日前

ホワイトハウスの内政担当補佐官室に呼ばれたFBI副長官マーク・フェルトはデモ隊をなんで逮捕しないのだとニクソンの顧問ディーンから責められ「犯罪ではありませんから」と答えました。

50年FBIに務め、現在FBI長官であるフーバーを今までの大統領は誰も解雇することは出来ず「どうやったら退任してもらえるだろうか」と意見を求められるがフェルトはこのような話が好きではありません。

FBIには小さなゴシップなど多くの情報が記録されフェルトの元に集まるが知る必要があるものだけ長官に報告していました。

「長官は不当なリークから守るため個人用機密ファイルで保管するのでアーリックマン補佐官とミッチェル再選委員長の秘密があればFBIは公表せず守り抜くのです」と遠回しに余計なことはしないよう訴えました。

大統領選挙178日前

FBI本部に到着したフェルトはフーバー長官が脳卒中で亡くなった知らせを受けます。

フーバーの機密資料をすべて処分していると司法長官から席次の指示があり「ファイルはすべてホワイトハウスに運ぶ」と司法次官グレイがやってきました。

司法省に関与させたくないフェルトは「葬儀はFBIのやり方で行うしフーバーの機密資料など存在しない」と言います。

30年務めてきたフェルトは「次期長官」と言われてきたので自分が長官になれると思っていたが葬儀を終えると司法長官から電話がありグレイを長官代理とすると言われてしまいます。

フェルトはFBIは世界中の尊敬を集める組織であり全員が生え抜きで姿勢を貫いてきた事を強調し「FBIの事を第一に考えるなら手を貸します」とグレイに言い放ちました。妻オードリーから「もう辞めたら」と勧められるが優秀な長官を迎えた時に辞めると伝えました。

大統領選挙133日前・ウォーターゲート事件

夜中に電話で起こされたフェルトは5人組がワシントンの民主党本部に侵入し逮捕されたと知らされます。

ウォーターゲート・ホテルで宿泊していた5人組が民主党員を監視しながら盗聴していた事が分かり侵入犯の4人が元CIAで1人はFBIに5年、CIAに19年在籍していました。

司法長官の警備顧問を務め大統領再選委員会の警備も担当しており、計画を指示したハワード・ハントは政府の依頼でFBIを調査しておりその後ホワイトハウスの高度機密事案担当コンサルについていました。

記者から情報を得たフェルトは政府、判事、CIAが情報を欲しがるから誰にも言うなと念を押します。

司法長官からの電話を無視したフェルトは、グレイ長官とニクソンの顧問ディーンが話し合っているのを目にして不審に思います。

ディーンが帰ったあとに長官室を訪ねると「ホワイトハウスやCIAへの事情聴取は許可が必要だ」と言われます。FBIは独立組織なため捜査に誰の許可も必要ないと訴えると「48時間やるから捜査はそれで切り上げろ」と言われます。

タイム誌のサンディに会いに行き「ウォーターゲート事件」についてどう見ているのか聞くと動機がさっぱり分からないが何か臭うと言い、FBIに戻りたがっているサリバンが何か関係しているのではないかと自身の考えを述べました。

FBI復帰を望むサリバンとFBIを支配したいニクソン大統領、そしてFBIの捜査を止めたい長官代理グレイ・・・・

サンディは組織に忠実なフェルトが初めて機密を漏らしたことで政府はフェルトの存在が怖いから長官にしなかったのだと気付きマスコミを煽ります。

誰にも行き先を言わずに出て行ったので妻オードリーから大丈夫なのかと心配されたフェルトは全米にいる行方不明の娘と同じ名前の人に手紙を送ります。

< 情報漏れ >

FBIワシントン支局ではウォーターゲート事件の犯人が元CIAだとどうして漏れたのか新聞を見て驚いていました。

「FBIは黒幕を突き止めた」「長官代理が48時間で捜査終了を命じ真相隠蔽か」

フェルトはFBIに裏切りがいるようだと言い捜査を続けろと命じるが「内部の知り合いに連絡したら見透かされていました。ホワイトハウスと話をしたんですか」と聞かれます。

ディーンから電話を受けたフェルトは「FBIの内部の人間じゃないのか」と聞かれディーンも調査中なため「ホワイトハウス内部の可能性もある」と返します。

そしてホワイトハウスに口出す権利はありませんがFBIの上部組織ではないのになぜ電話を掛けてくるのかと言い放ちます。

側近のベイツには何人かの捜査記録を消してからグレイに報告するよう命じます。ベイツは捜査内容の何割を報告しているのだと聞かれるがフェルト副長官と同じ一覧をお持ちしていますと堂々と答えました。

しかし信用しないグレイから命じられた広報官は自分が長官に伝えるから情報は自分に伝えてくれと捜査官に言いに行きます。

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< 大統領選挙45日前 >

政府はホワイトハウス職員や政権関係者の調査を行ったがウォーターゲート事件に関わる者はいなかったと発表しました。

その頃、子供達がまたも犠牲となりこれ以上我慢ならないフェルトは左翼テロ組織ウェザー・アンダーグランドを潰すため法に縛られている間に命が失われるとして必要なら家宅侵入や盗聴も辞さないと部下に言います。

司法長官はウォーターゲート事件の捜査を打ち切ると発表しフェルトもFBI代表としてその場に呼ばれていました。

被害者である民主党は「FBIの捜査はうわべだけのものだ」と声明をあげました。グレイは「FBIも私自身も捜査を終了せよとの圧力は受けていない。言うまでもなくニクソン大統領は潔白だとマスコミに発表しました。

フェルトは司法省の発表はデタラメでありウォーターゲート事件は終わってはいない、大統領の再選委員会が違法に行っている情報収集活動のごく一端にすぎないと言いました。

そしてニクソン政権が工作活動に勧誘したのはアレックス・シプリーとロス郊外の弁護士セグレッティだとワシントン・ポストにリークしました。

<大統領選挙29日前>

ポストは情報源が誰か分からないように「ディープ・スロート」とあだ名を付けました。フェルトはかなりの量の捜査資料を提供したが口答でも伝え記者にメモを取らせます。

「ウォーターゲート事件はやはり政権によるスパイ工作だった」と翌日の新聞に出ます。FBIが72時間前に仕入れた情報が新聞に載っているためグレイは名乗り出ろと怒ります。

<選挙当日>

これだけウォーターゲート事件で騒がれていたのに国民はすっかり忘れニクソンが大勝しました。

がっかりするフェルトは部下と飲みに行きます。部下はフェルトがリークしたのだと内心気付くが口にしませんでした。

「ホワイトハウスはフェルトがリークしたと激怒している」

グレイに言われたフェルトは「疑うなら解雇すればいい」と訴えるが多くの情報源を持つフェルトを外に放出する方がもっと危険なのです。

そして近寄ってきたグレイに耳元で「ディーンからFBIの内部のことはすべて筒抜けだと言われた」と教えられます。

盗聴器など仕込まれているのかと疑うフェルトは電話や絵画の裏など徹底的に調べ解雇も覚悟します。また自分を突き止められなかった責任でCIAの長官が更迭される情報を得ます。

大統領選挙から二ヶ月後

グレイが正式に長官となり副長官はサリバンになる事をフェルトは知らされます。

「なにかあるなら言ってくれ、庇えなくなる」とグレイに言われるがフェルトは黙って車を降ります。またサリバンからは「解雇はされない。みんな情報を持っているあんたが怖いんだ」と言いました。

FBIは憲法に反して非合法な盗聴を行い彼らの動きを録音、盗聴、記録していました。

それを仕切っていたのがサリバンでありホワイトハウスと連携して行っていたのです。すべてを把握していたつもりのフェルトだったがこの件だけは知りませんでした。

政府はすべてを別々の事件として処理したが何もかもが繋がっているのだとリークしグレイの公聴会前に書いてくれとお願いしました。

大統領選挙から三ヶ月後

フェルトは就任前の事だから真実を話しても誰も文句は言わないとグレイに伝えます。

ホワイトハウスに命じられFBIが盗聴器を仕掛けたとタイム誌が報じたことにグレイは胸を張って堂々と就任前の事なのでと話します。

しかしウォーターゲート事件の関係者セグレッティのFBI資料をホワイトハウスが破棄したという別の記事に対して「知りません」と答えるが「あなたがホワイトハウスに渡した情報はあるのか」と聞かれ「あります」と答えてしまいます。

場慣れしていないグレイは焦ってすべてを述べるだろうと読んだフェルトの勘は当たりました。

グレイは「ディーン大統領顧問からウォーターゲート事件に関しすべての情報を渡すよう求められた。今まで82件のファイルを大統領から命じられ渡しました」と覚悟を決めて証言しました。

首席補佐官、内政担当補佐官、ディーンも職を離れました。また司法長官は大統領の行動に抗議して辞任しグレイは長官就任の機会を永遠に失いました。

ニクソンは後日、大統領を辞任しました。

差出人返送として多くの手紙が戻ってくるがフェルトは娘がカリフォルニア州ベン・ロモンドでコミューン名ジェネシスとして生活している事を突き止めます。

住人の中にはテロリストだと噂される者もいて娘が帰りたがっている情報を得て、フェルトは「娘が見付かったから向かえに行こう」とオードリーに伝えます。

フェルトは何年ぶりかに再会する娘を抱きしめます。オードリーは親に捨てられ孤独に育ってきたので教育方法が分からなかったのだと謝罪し和解します。

フェルトは31年務めたFBIを辞任する事に決め新しい長官から記念品を頂戴します。

そして本部を出るときには多くの部下達に見送られました。

<4年後>

フーバー長官時代の人権侵害に関する大陪審審査に呼ばれたフェルトはテロ組織関係者宅への盗聴器設置を命じたことを認めました。

部下たちも関わっていたがフェルトは罪をかぶり「命じたのは自分だけだ」と答えました。

さまざまな案件について政権と連絡を取り大統領執務室にも出入りしていたからディープ・スロートと疑われた事もあると口にしました。

フェルトは違法捜査の責任を問われ有罪となるが1981年3月レーガン大統領に免赦されました。

オードリーは心の病で自ら命を絶ち、2005年にヴァニティ・フェア誌に自分がディープ・スロートだと明かしたフェルトは2008年12月18日に娘にみとられ他界しました。

< 感想 >

ウォーターゲート事件を詳しく知らなかった事もありますがちょっと分かりにくい。

娘の件もそう、母親と子の確執も中途半端な気がした。

これといった盛り上がりはないが、当時のFBIの立ち位置がよく分かりましたね。

権力に屈せずニクソン政権の腐敗を暴こうとした勇気には感服です。ただリーアム・ニーソンはやっぱりアクションがいいなぁ、これはこれで渋くてかっこよかったけども♪

情報提供者が本人が名乗るまでバレなかったのはマスコミもすばらしい。

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