映画「町田くんの世界」ネタバレあらすじと感想結末/第20回手塚治虫文化賞受賞作品

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作品情報とキャストの紹介

安藤ゆきのコミックを石井裕也監督が映画化。

オーディションで合格した細田佳央太と関水渚がW主演を果たし、高畑充希や岩田剛典などがサポート。

高校生の町田は物静かで目立たない存在だが他人に対してとても親切で優しい性格。

そんな町田は保健室に行くと他人が大嫌いという奈々と出会います。

自分に優しくしてくれる町田を奈々は惹かれていき、町田も同様に惹かれていくが誰にでも優しくするため奈々はイライラしてしまう。

こんな思いするならと奈々は留学することを決意する。

町田一(細田佳央太)猪原奈々(関水渚)氷室雄(岩田剛典)高嶋さくら(高畑充希)栄りら(前田敦子)吉高洋平(池松壮亮)町田百香(松嶋菜々子)日野(佐藤浩市)など

 

 

ネタバレあらすじ/町田くんの世界

眼鏡をかけた高校生の町田一は妊婦の母親に変って弟や妹のために朝ご飯を作ります。母親がハンバーグが食べたいとリクエストするので弟を幼稚園に連れて行くバスの中で必死にレシピを読みます。

彫刻の授業中、隣に座る栄から「今日のテーマは生き物だったよな、斬新だな」と声をかけられ気付くと「ハンバーグ」と彫っていました。慌てて削って消そうとしたので手を切って出血してしまい保健室に行きます。

(栄は男口調だが女性です)

保健の先生がいなかったので手で押さえ待っているとサボっていた猪原奈々が手当てしてくれました。彼女のハンカチが汚れてしまうと心配するが奈々は捨てればいいと言います。

「なんで私の名前知ってるの?」

「だって、同じクラスでしょ」

奈々の母親はアナウンサーだったが不倫でほされていた事もあり親に似て遊んでいると勝手に噂されていました。

町田は「なんでサボるの」と聞くと奈々は「人が嫌いだから」と言って出て行きました。

 

奈々は振り向くと町田が走って近寄ってきたので気持ち悪くて逃げ出すがどこまでも追ってきます。ただ運動神経が悪いので行き止まりになってしまっても町田がやってくるのはすさまじく遅かった。

「遅すぎだろ」

「ハンカチありがとう。洗濯して返すから」

奈々は別にいいと告げて帰るが風船を手から離してしまう子供を目にします。「あ~あ、かわいそうに」と口にするが町田が風船を追いかける姿を目にして「またぁ」と声に出します。

町田は風船だけを見て走っているので風船を掴んだ瞬間川に落下しました。町田は家に帰りハンバーグを作ろうとしたが風船を追っていた現場に置きっぱなしとなっており野良猫が挽肉を食べていました。

 

勉強も運動も出来ない町田は劇的に人に優しくキリストと呼ばれる

町田は新しいハンカチを買って奈々に渡します。どこでサボっているのか分からないので探すのが大変でした。

人が大好きな町田は人が嫌いと言う奈々の気持ちが分からないため栄に相談すると「宗教でも開くつもりか」と聞かれます。

栄の話によると奈々は小学生の頃から近寄るなオーラを放っていたそうです。

「今どき人が好きとか言ってる方がやばいぞ」と栄は去って行きます。

奈々は夜歩いていると3人の若者にナンパされます。あまりにしつこいので「ご飯だけ」と受け入れてしまうがそこに食材を買うために偶然通りかかった町田がなんか違うと察知し「大切な人なんです」と手を掴んで二人で逃げます。

目撃した栄は「こんなところで唐揚げ棒食べてる場合じゃねぇな、青春が過ぎ去ってしまう」と口にします。

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自分に優しい町田に惹かれ始める奈々

「大切な人って何、嘘付かないでよ、食事代が浮くとおもっただけ」

町田は貧乏なんだと心配するが「違う」と言われます。奈々は親戚がロンドンにいるので資金を貯めていたのです。

自分の気持ちなど話したことがなかった奈々は頭が混乱し「町田くんってどうゆう人」と栄に話しかけると「声聞いたの何年ぶりだろうな」と言われます。

相談に乗ってもらった奈々は初めて「ありがとう」と告げると「今度一緒にメイクしようぜ、まずは恋バナからだな」と言われます。

奈々ははじめて「青春の楽しさ」を感じます。

一方、町田は下駄箱に「好きです、付き合ってください」と手紙が入っていて呼び出されます。相手は男性の西野でした。

「付き合うというのがよく分からないけど、西野くんのことは好きだよ」

西野は奈々の下駄箱に入れたつもりだったが最近仲良いなと思っている町田の下駄箱に意識していたせいで間違ったんだと悔しそうにしていました。

町田は「一生懸命な気持ちは伝わったから嬉しかったよ」と伝えると、西野は勇気を持って告白しに行きます。

そこに町田は駆け付け「西野くんの気持ちは一生懸命だよ」と教えたあと「だから嫌なら一生懸命ことわった方がいい」と言います。

奈々は1度だけデートしてと言われ「3人でなら」と返事しました。

 

人が好きな町田は恋がわからない

3人で遊んでいる途中に西野はいじめっ子と鉢合わせてしまいます。「大切な人だから乱暴は止めてくれ」と町田は告げると「なんだこいつ」と去って行きます。

ボーリングですべてガーターだった町田は最後のゲームで1本だけ倒すと西田はやったなと喜びます。

奈々は気持ちに応えられないと告げると「自分と向き合ってくれてありがとう」と西野は受け入れ先に帰ります。

「綺麗だ。なんかそう思った。ここにいてくれて嬉しい」と町田は口にするが奈々は「なんかよく分からない」と嘆きます。

そんな二人を見ていた栄は「なんとかしてやれよ、普通ならもう結婚している勢いだぞ」と言います。

 

町田は氷室にフラれる高嶋が落ち込んでいたので飲み物を渡し「元気出して」と告げます。そんな様子を見ていた奈々はやきもちやきます。

町田はなんか奈々が元気ないと気付き飲み物を渡すと「なにこれ」と拒否されます。

「なんで自分の事は後回しで誰にでも優しいの」

「えっ、みんなそうじゃないの」

町田は子供の時に井戸に落ちたときがありました。救われたときに人の温かさを感じた事を話します。

とにかく元気出してと町田は頭を撫でるが「なんでそうゆう事するの」と奈々はイラつきます。

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結末/町田くんの世界

高嶋に告白された町田は「氷室くんの事が好きなんでしょ」と言います。高嶋は悲しみを埋めたかっただけだと気付き最低だよねと言います。

「大切な人だよ、そうじゃない理由が1つもないよ」と高嶋は慰められます。

また氷室に「奈々が好きなんだけど、何が好きなんだろう」と聞かれた町田はモデル仲間から省かれているのに気付き「悲しいね、友達が話した事を覚えてくれないなんて」と告げ「聞いてあげるから待ってて」と言います。

奈々は「一緒に帰ろう」と町田に誘われて喜ぶが「欲しいものある?。プレゼントしたいんだって、氷室くんが」と言われ「もうさすがに無理」と怒ってバスを降ります。

またこのバスにはいつも記者の吉高が乗っていました。

「この世界は悪に満ちている・時代は悪くなっていく」そう思って嫌気がさし、人の秘密を写真に撮って記事にしていました。

上司の日野から「俺たちがやっている仕事はクズかもしれないがそれを待ってる人がいる。みんな安心するんだよ。たたきたい奴や自分より最低な人がいると」と言われていました。吉高はそう思って仕事を続けていたが家族からも否定されるように悩んでいました。

「君は町田くんだよね。こんな最低な人達がいる世の中でなんでそんなに人に優しいの。」

町田は好きな人を怒らせ、そんな事を考えている間に妊婦さんが立っている事に気付かなかった自分の事ですよねと嘆きます。

町田は奈々を探しに行くが妹から「母さんの陣痛が始まった」と言われます。奈々を見付けた町田は「新しい町田が生まれるからちょっと待ってて」と告げて病院に行くと5人目の子供が誕生していました。

急いで奈々のもとに戻るが気付けばすっかり外は暗い時間となっており彼女の姿はありませんでした。

 

奈々は学校に来なくなり町田は落ち込みます。転勤から戻ってきた父親に「今すぐにでも叫びながら会いに行きたい人がいる」と相談すると「早く行ってこい、感情が分からなければ逃げずに自分の心と向き合え」と背中を押されます。

叫びながら走って向かい「いろいろ知りたい」と訴えます。

「みんなを平等に好きになるのはものすごく良い事だと思うけど傷付く人がいるんだよ。私は私の事だけを・・・」

奈々はそこまで言うが自分は最低だと思い「もう近付かないで」と告げ今すぐ行きたいと留学を決めます。

先生から転校すると聞かされた町田は「このままでいいのか」と栄に言われます。町田のおかげて救われていた人は大勢いて奈々を目撃した高嶋から氷室へ、そして氷室と同じクラスだった西野が「あいつ知ってるのか、これからめっちゃ寂しくなるぞ」と探します。

本当に大切な人は誰なのか、そう考え氷室は高嶋とヨリを戻していました。

「好きなら会いにいくべきだ、そんな事も知らねぇのか、早く行け」

町田は栄の自転車で行こうとするが自転車がドミノ倒しになってしまいます。今まで町田に助けられていた人が大勢集まり「ここは任せろ、行け」と送り出します。

自転車を必死に漕ぎながら保健室で会った時から好きだったんだと町田は気付きます。その頃、奈々は電車の中で偶然にも町田に出会って考えが変った吉高に出会い原稿を読んで町田に会いたいと思うようになっていました。

町田は子供の風船が木に引っかかっており取ってあげようとするが「会いたい人がいるから行って言い」と聞くと少年は頷きます。すると風船を掴んだまま浮き上がり飛んで行ってしまいます。

町田に気付いた奈々はビルの屋上からジャンプして抱き付くが二人してそのまま飛んで行きます。そしてカラスに風船を突っ突かれて落下するとそこは学校のプールでした。

「今は君しか見えない、他の人が見えなくなってしまうほど君しか見えない。君が好きだ」

「私も」

 

感想/町田くんの世界

ちょっ、最後の風船は何(笑)

さすがに町田くんは恋愛対象には入らないけど友達には欲しいですね。にしても高畑充希と岩田剛典は高校生役ちょっと無理があるのでは・・。

青春映画は苦手な方なんですがあまりに馬鹿っぽくて笑ってしまいました。「嫌なら一生懸命断るんだよ」は笑えた。

町田くんみたいに行き過ぎた人は詐欺に遭うパターンですね。出来ればもうちょいまとめて欲しかったかな。特に氷室のところ。

 

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