映画「見えない目撃者」ネタバレあらすじと結末/オリジナルとリメイクの違い

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作品情報・キャスト

韓国映画「ブラインド BLIND」を吉岡里帆の主演でリメイク。

監督は映画「重力ピエロ」やミュージックビデオ「レミオロメン 3月9日」,「GReeeeN 人」などを手掛けた森淳一

「ブラインド」は韓国で230万人を動員したヒット作であり、3年ぶりに主演を務める吉岡里帆は視力を失った元警察官、浜中なつめを演じる。

警察学校卒業式に事故で弟を失い自身は視力を失い警察への道が閉ざされてしまいます。ある日、接触事故を感じ取った浜中は視覚以外の感覚から「誘拐事件」と分かるが警察に伝えても「目撃」とは不十分だとされてしまいます。誘拐事件を確信するなつめは事故のもうひとりの目撃者である高校生・春馬を捜し出すが・・・盲導犬パルに癒やされながら、非行少年と定年間近の刑事と共に追求する。
◆浜中なつめ(吉岡里帆)◆国崎春馬(高杉真宇)◆吉野直樹(大倉孝二)◆日下部翔(浅香航大)◆浜中満代(松田美由紀)◆木村友一(田口トモロヲ)◆平山隆(國村隼)など

 

ネタバレあらすじ・見えない目撃者

警察官の実習生だった主人公・浜中なつみ(吉岡里帆)は夜になっても遊び呆けている弟を強引に連れ戻し「もうすぐ交番勤務だから、姉が弟を補導なんてあり得ないからね」と念を押します。

運転中、弟が落としたティアベルを拾ってあげるが顔を上げると横から大きなトラックが飛び出てきたので避けようとして横転事故を起こしてしまいます。

浜中は目撃者に助け出されるが「姉ちゃん助けて」と声が聞こえます。必死に探すが視力を失っているせいで何も見えませんでした。ガソリンが漏れて引火し弟は車ごと炎に包まれ亡くなってしまいました。

最愛の弟を亡くし自らも視力を失ってしまったので警察への道が閉ざされてしまいました。

3年後、母親と盲導犬に支えられながら暗闇の中生きているが心に痛みを抱え今でも弟のお墓参りにはいけませんでした。

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目撃者

視力を失ってしまったものの視力以外の感覚や匂いで瞬時に何が起こったのか把握できるようになっていた浜中はスケーターが通り過ぎたあと急ブレーキ音を耳します。

盲導犬に指示を出し現場に行って車をノックすると「助けて、連れて行かれる」と後部座席の窓を叩く女性の声を耳にします。名前だけでも教えてと叫ぶと運転手は車に乗り込み走り去ってしまいました。

浜中は警察を呼んで誘拐事件だと訴えます。ろれつが回っていなかったので薬で眠らされていた可能性がありラジオの音と肉声は間違えないと告げるが目が見えない事、精神科に通っていることで「目撃者」の意見としては聞いて貰えませんでした。

なんとなくそれを察知した浜中は「目撃者はもう一人います。車が急ブレーキをかけたのはスケートボードを避けようとしたからです」と教えます。

吉野刑事と定年間近の木村刑事は浜中が「レイサ」と聞いていたので調査に出るがその名前で行方不明者はいませんでした。やっぱり聞き間違えで話しにならないと思い念のため上司に報告すると「現場の近くにスケートパークがあったら行ってこい」と命じられます。

車と接触しそうになった青年・国崎春馬を発見し聴取するが車の中には誰もいなかったと言いました。目が見えないことで浜中が間違っているのかと思うが窓を叩いていた音が木村刑事には引っかかります。しかし吉田刑事は「自殺未遂の記録があるし精神科に通っているのだから幻聴でしょう」と言いました。

誘拐事件

浜中はしっかり声を聞いているのでスケートパークを訪ねます。

「拉致誘拐の場合は生存率は72時間以内で30%しかない。あなたの証言次第で助けられるかも知れない」と訴えると春馬は大袈裟にしたくないからと言われ金を受け取っていた事を知ります。

浜中は証拠になるからと金を渡してもらうが「車の中には誰もいなかった」と言われます。後部座席とトランクが繋がっている車だから、いなかったわけではなく見えなかっただけだと説明します。

春馬がバイトがあるからもういいですかと去ろうとしたので「何かあったら連絡して」と番号を教えました。

浜中はそのまま警察署に訪ねると吉田刑事に勘違いだと言われます。吉田の身長と朝食に何を食べたのか言い当て「勘違いではない」と強気に出ると浜中の過去を調べていた木村刑事はお金の指紋を調べるよう指示しました。

春馬はアルバイトをしながらどうも事件が気になり卒業アルバムを集めている先輩がいたので調べてもらうが「レイサ」という名前は近辺にいませんでした。

しかし本名にしては珍しい名前だと思いパソコンで検索をかけるとレイサという風俗嬢が3件ひっかかります。その中の一人の自己紹介ビデオの声を聞いた浜中は声が似ていると言いました。

 

犯人に狙われる

浜中と春馬は店を訪ねるが「もう辞めたし連絡先も消しました」と言われてしまいます。レイサに何があったのか話しかけてくる女性にレイサの写真をもらうと風俗の世界から抜け出してくれる救様と一緒なんじゃないかなと言われます。

救様と呼ばれる噂される人物の住所を教えてもらい訪ねるが誰もいませんでした。春馬は鍵が空いている事を確認して中に入り目が見ない浜中は細かく何があるか説明してもらいます。

匂いと耳で脳裏に描いていくが春馬は男がいるのに気付きます。そこに車の持ち主を片っ端から探していた刑事もやってきます。

男を捕まえると風俗斡旋は認めたがレイサの事は覚えていませんでした。家出少女を救う救様じゃないかと聞くと「勘弁してくれよ、愛人関係を結ぶためのどこかのおっさんだろ」と言われます。

 

都市伝説として広まっているなら現役女子高生に聞けばいいんじゃないかと春馬は気付きTwitterで呼びかけるがスケボーで帰る途中に車に轢かれます。

浜中は刑事と一緒に病院に駆け付けるとすぐに退院できるほどの怪我だったが「恨まれる覚えはないが犯人は目撃した人だったよ。車のナンバーはO5572だ」と春馬は言いました。

やられっぱなしでは気が済まないと粋がる春馬に「危険だから事件に関わらないで。遊びじゃないの」と浜中は訴えます。

春馬は浜中が自ら起こした事故で自分と同じ年の弟が亡くなったと刑事から聞かされ心配されているんだと言われます。

車の持ち主・新井を突き止め住所を尋ねるとシャブの多量摂取で亡くなっていたが裏庭から部位が切り取られた数人の女性の死体が発見されました。

浜中は「真犯人は新井を犯人に仕立てるためにナンバーを覚えさせるために狙ったはず」と訴えるが春馬が受け取った金に付着した指紋と一致した事を知らされます。

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儀式

浜中は被害者が切り取られた部位が六根清浄という教えと一致していることを突き止めます。正しい道に救済されるという教えがあり意識の根幹である六感をすべて揃えるにはあと二人被害者が出るはずだと推理し木村刑事に伝えます。

刑事は15年前にも同じような事件があった事を思い出し当時事件を担当していた平山を訪ねると共犯はいなかったがカリスマだとネット上で崇拝されていたと言います。

昆虫採集の趣味がある高校生が目撃者で殺人の現場を盗撮してくれたおかげで逮捕に至りました。普通はすぐに通報するだろうと不思議に思ったがそれよりも現場を途中ズームにして撮っていた事を平山は気にしていました。

春馬のTwitterにキョウコという女子高生が行方不明だと連絡があります。被害者には親が子供に無関心という共通点がありました。

浜中は木村刑事に連絡するがキョウコは既に被害者として発見された1人であり捜索願は出ていなかったことを知ります。

しかし被害者の身元を掴ませないのが目撃だと分かったとき、犯人は行方不明者届が出されていないことを知る事ができる警察官だと分かります。

家出少女を補導すればそれに気付くことが出来ます。また警察にいれば春馬の行動も把握できるし春馬が受け取ったお金をすり替える事も出来ます。

 

結末と感想「見えない目撃者」

木村刑事は生活安全課に行き補導歴を確認するがどこにもキョウコがいませんでした。担当の日下部が戻るまで待つよう言われるが平山から「15年前の目撃者の名前は日下部」と連絡があり犯人だと気付きます。

春馬の退院の日に浜中は迎えに行きタクシーに乗せます。そして木村刑事に会いに行くため「犯人について話があります」とメールを送るが木村刑事は日下部に殺害されていました。

署の前で待っていると木村に変わって迎えに来たという刑事に車に乗せられるが目撃した時の車でも感じたアルコールの匂いに気付きます。

車が停止し異変を感じ取った浜中は聴覚に集中し麻酔注射を打たれる前にドアを開けて外に飛び出します。盲導犬パルにGOと合図し「助けてください」と叫びながら走ります。

咄嗟にテレビカメラにして春馬に連絡し彼の誘導の元に走り出し地下鉄の階段を降りていきます。

電車に飛び乗って逃げ切った浜中は次の駅で降りるが日下部が待ち構えていました。母親から渡されていた催眠スプレーを噴射して逃げ出すが転んで手を離してしまいます。

パルの名前を呼びながら走り出すと盲導犬は付いてきます。そしてエレベーターに逃げ込むが浜中は麻酔注射を撃たれ意識を失ってしまいます。駅員が駆け付けてきたので日下部は盲導犬を刺し逃走しました。

 

病院で目覚めた浜中はパルがいないので泣き叫びます。

スクショを撮っていた事で日下部が犯人だと断定されます。警察は日下部の家を訪ねると儀式の映像が流れていました。

自分は誰も助ける事ができないのだと落ち込む浜中は春馬から木村刑事も連絡が取れないから犯人に捕まったのではないかと言われます。

木村が15年前の事件に関係があるかもと話していた事を思い出し調べると事故物件で放置されている山荘を突き止め刑事と一緒に行くと日下部の車を発見します。

吉田刑事は銃を持って1人で押しかけると木村の死体を発見するが自分も頭をナイフで裂かれ命を落とします。銃声を耳にした春馬と浜中は侵入すると二人の遺体を発見します。

二人は捕まっている女性を発見するが日下部に見付かります。春馬は犯人に掴みかかり「逃げろ」と叫ぶと浜中は女性を逃がします。

逃げるよう伝え停電を起こし春馬の救出に向かいます。二人は春馬のスマホを使って誘導し日下部がつられてやってきたところベッドをドアまで押して閉じ込めます。

浜中はレイサを探しに行くが「おまえ弟を殺したんだって?世の中に絶望してるんだろ、俺と同じだよ」と日下部に捕まります。

「一緒にするな、最後まで諦めない」と言い放ち格闘する浜中は逃走しレイサを発見します。泣きわめくレイサに「必ず助けるから静かにして」と訴え吉田刑事の銃を持って聴覚に集中します。

浜中が日下部を発砲して倒すと応援要請を受けていた警察が到着しました。救急車に乗せられる浜中は助かったレイサの手を握り「会えて良かった」と告げました。

弟が亡くなってから初めて墓参りした浜中は「必ず警察官になれるよ」と春馬に伝えました。その足元にはパルが寄り添っていました。

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感想

パル、生きてたんか。愛犬家の私としては犬にそんな演技をさせるだけでも心苦しいのですが、でも生きてて良かった。

残念なのは「目が見えない」ことが演技であまり伝わってこなかったな。そして画面が暗くてクライマックスはよく分からなかった。

 

オリジナルとリメイクの違い

リメイクの方が映像的にヤバいですね。民放で放送できるのかなと思うほどです。

オリジナルは大学をサボってライブを行う弟をむりやり連れ戻すときに事故に遭うわけですが亡くなった後も語り継がれるほどのミュージシャンなんですよね。

そこまでの実力なら認めるでしょって話。

目撃者になる時は浜中自身がタクシーに乗っています。急ブレーキをかけられ外に出て戻ってきた運転手が「犬を轢いてしまっただけ」と言ったが嘘だと気付き格闘して車から下りる時に女性の声を耳にするのです。

警察に通報するが最初はリメイクと同じで信用されません。しかし本当に女性が行方不明だと通報があり担当刑事の身長や年齢を言い当てると信じて貰えます。

担当刑事は署に戻り高級車タクシーに乗る左利き(腕時計が右にしてあったから)の運転手を探そうとするがそこへローラースケートが趣味の若者が目撃者としてやってきて「あの車はタクシーではない」と教えてくれるのです。

浜中が犯人に追われる時は怪しい人物に気付いた若者(リメイクでは春馬)にイヤホンを付けるよう言われ誘導通りに逃げる形だが結果は同じです。だが盲導犬は殺されてしまいます。

 

若者は最初はただの懸賞金目当てではあったが主人公と接するうちに真剣に向き合うようになる。そこはいいが懸賞金欲しさに掲示板を見ている姿を目撃された事で命を狙われるのはなんとも無理矢理というか・・・。

犯人を撃退する流れは同じだが動機が違う。

犯人は白いワンピースが似合う妹を溺愛していたが出会い系アプリで遊ぶようになってから見る見るうちに大胆になって変貌していきました。なんとか元に戻って欲しかったが注意して言い争っている時に誤って殺してしまいました。

それから犯人は妹を変貌させたアプリを恨み利用する女性と待ち合わせして犯行に及ぶようになったのです。

アプリIDは好きな歌詞から作られていたが若者も好きでありすぐに歌詞からだと気付きます。そしてその歌は浜中の亡き弟の曲でした。

浜中は若者が弟の曲のファンであった事から売りに出す弟の家に案内していました。そこへ刑事のスマホから場所を割り出した犯人がやってくる形です。

事件解決後に追悼ライブがあり若者が歌うわけだが区切りを付けるために行った浜中はファンから責められるのではないか。それになんで若者がボーカルやってんのか。と最後はツッコミを入れたくなる作品です。

 

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