作品情報・キャスト
「ミッション:インポッシブル」シリーズ第四作目。
モスクワの刑務所から脱獄したイーサンはテロを目論む人物を捜していると爆破に巻き込まれます。爆破事件を起こしたと疑われ大統領によりIMFの登録を抹消されてしまうが仲間達と黒幕を追う。
ネタバレ あらすじ
ミッション:インポッシブル / ゴースト・プロトコル
IMF(極秘任務実行部隊)の諜報員ハナウェイはハンガリー、ブダペストでロシアの核兵器発射コードをコードネーム「コバルト」に渡る前に奪う任務に就いていました。
運び屋ステファンスキーから奪う事に成功するが別組織のフランス人暗殺者サビーヌ・モローに横取りされ射殺されてしまいます。
同じ任務に就いていたジェーン・カーターと現場に復帰したベンジー・ダン(前作でジュリアの居場所を本部から知らせた人物)は妻ジュリアを殺害されセルビア組織に復讐しモスクワ刑務所に収監されたイーサン・ハントを脱獄させました。
イーサンは刑務所で情報をくれたボグダンを恩返しだと言って一緒に脱獄させ片付け屋チームに引き渡しました。
IMF長官からチームリーダーに任命されたイーサンは過激人物「コバルト」の正体を探るためクレムリンに向かいます。
ロシア情報局の核戦略担当者であるコバルトが自分の記録を抹消する前にフェデロフ将軍に変装して侵入するがコバルトに先手を取られた事が分かり任務中止して外に出ます。
しかしクレムリンから離れた直後に大爆発が起こり吹き飛ばされたイーサンは気を失います。
病院のベッドで目を覚ましたイーサンはロシア諜報員シディロフからテロリストだと疑われている事を知り電線にベルトを引っ掛けて逃走しました。
緊急脱出を要請するとIMF長官と分析官ブラントが迎えに来ました。
イーサンはクレムリンですれ違った似顔絵を描いてブラントに見せると元スウェーデン特殊部隊でストックホルム大の物理学教授カート・ヘンドリクスだと分かります。過激過ぎて大学を追われた事を知ったイーサンは彼が「コバルト」であり核起爆装置を盗み痕跡を消すために爆破させたのだと気付きます。
またロシア政府はガス爆発だと発表したがIMFの仕業だと疑っていたためアメリカ大統領は「ゴースト・プロトコル」を発令し政府から切り離しました。
テロリストの罪を着せられるぐらいならと長官から逃がされるイーサンだったがシディロフの部隊の襲撃に遭い運転手とIMF長官が死亡してしまいます。
イーサンは生き残ったコバルトと共にIMFが残してくれた秘密列車に乗り込むとカーターとダンがいました。
イーサンは「コバルト」の正体は過激な核戦争支持者ヘンドリスクであり部下のウィストロムが発射コードを奪ったモローからダイヤで買う計画だと説明します。
またゴースト・プロトコルが発令されたため活動は停止されサポートもされない事を伝えヘンドリスクの計画を中止させるため4人は極秘に動きます。
ウィストロムとモローが取引するドバイの世界一高層ビル、ブルジュ・ハリファに先乗りします。
セキュリティを守るファイアウォールをハッキングするためイーサンは130階にあるサーバールームへ侵入するため特殊な手袋を装着し外のガラス窓をスパイダーマンのように登っていきます。
サーバールームでハッキングに成功するとワイヤーを使って飛び降りるがわずかに長さが足りません。
イーサンは振り子の原理を使いジャンプしてワイヤーを切ると待ち構えていたブラントとカーターがしっかりイーサンを掴みました。
ウィストロムとモローは互いに顔を知らないためイーサンとブラントがモローの部屋を訪れカーターがモローに成りすましてウィストロムと会います。
ブラントがコンタクトカメラを装着しカーターに送ります。そしてホテルマンに成りすましたダンがカーターから渡されたダイヤ入りのコーヒーカップをイーサンに届けます。
互いに取引が成功するがモローはブラントの目を見て何か怪しいと気付き部下に「殺せ」と命じました。
結末
イーサンとブラントは部下を始末するがハナウェイを殺され恨んでいたカーターはモローを追い詰め割れた窓ガラスから蹴落とし殺してしまいます。
一方、ただの分析官なのに武力の腕があるブラントを不審に思うイーサンだがウィストロムを追い掛けます。しかし砂嵐に巻き込まれ見失ってしまいました。
計画が失敗に終わり情報源であるモローを殺してしまった事、ロシア諜報員が現れた事など苛立ちから言い合いとなってしまいます。
ブラントは実は現場で活躍していたスパイであったが保護監視していたイーサンの妻ジュリアを死なせてしまった事に責任を感じ分析官になっていました。
イーサンは脱獄させたボグダンに会いにいきます。ボグダンの義兄弟である武器商人からロシアが軍事衛星をムンバイのテレコム会社に売った事を知ります。
インド、ムンバイに到着した4人はパーティーに参加していた実業家から衛生コードを聞き出すがヘンドリスクが衛生を使い核ミサイルを発射させていました。
イーサンはテレビ局から出てきたヘンドリスクを捕まえ立体駐車場で格闘しブリーフケースを奪って突き落としました。サーバーをオンラインにして制御装置のボタンを押すとミサイルは海に落下しました。
駆け付けたロシア諜報員シディロフはイーサンは敵ではなかったと認めました。
シアトルに戻ったイーサンはメンバーをルーサー(イーサンの相棒として活躍)に紹介し酒を飲みます。
ブラントはジュリアを見殺しにしたのは自分だと打ち明けるが実はヘンドリスクの仲間がいるロシア刑務所に入るためにした事でした。疑われないためにジュリアを死んだ事にしていたのです。
イーサンは遠くからジュリアを見守るとそれに気付いているジュリアは笑顔を見せました。
続編⇒「 こちら 」