作品情報・キャスト
「ミッション:インポッシブル」シリーズ第五作目。
CIAに協力するイーサンは謎の組織「シンジケード」に捕まるか謎の女性イルサに助けられます。
IMFの行動が問題視され解散となってしまうがイーサンは敵かも知れないイルサをチームに迎えシンジケードの実態を暴こうとする。
ネタバレ あらすじ
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
IMF(Impossible Mission Force)のベテランエージェントであるイーサンは正体不明の犯罪組織「シンジケート」を追っておりベラルーシの飛行場で輸送機にVXガスが積まれる事を突き止めます。
マレーシアの任務に行っているIMF職員ルーサーがロシアの通信衛星をハッキングしパイロットが衛星リンクをオンにしたのを確認してガジェット開発担当のベンジーが輸送機を止めさせようとします。
しかし電気系統などすべてがロックされておりブラント分析官は焦るがその時イーサンが「ドアを開けてくれ」と指示して輸送機の翼に乗りました。
ベンジーが遠隔操作でドアを開けるとイーサンが侵入しVXガスを奪取するとパラシュートで脱出しました。
IMF解散
イーサンは表向きはレコードの女性店員であるIMFロンドン支部の連絡員を訪ねるが「シンジケート」のボスであるレーンに彼女は殺害され麻酔ガスにより意識を失います。
政府の特別委員会でIMFの捜査方針を問題視するCIA長官アランに対してブラント分析官は「新しいIMF長官が決まってないので私には任務の詳細について発言権もないしルールを決めたのも私ではない」と言います。
IMFは世界平和に貢献してきたが身勝手な規則を無視した行動も多いとして委員長はIMF解散を決定しました。
その頃、意識から戻ったイーサンは拘束され拷問を受けるが「シンジケート」の構成員であるはずの女性イルサに助けられて逃走する事ができました。
謎の組織
IMFを吸収したCIAは「シンジケート」とはIMFが自分達の存在意義をつくるための存在しない組織だと決め付けイーサンを国際手配にしました。
イーサンはロンドン支部がやられたこと、そして「シンジケート」は間違いなく存在し我々の行動を把握しているとブラントに連絡します。
「シンジケート」の実態が掴めないのは世界中で死亡または行方不明となっている諜報部員が集まっている可能性が高いとして調べるようお願いするがブラントからIMFは解散になったと知らされます。
ブラントはCIA長官アランの監視下イーサンに協力しようと試みます。またベンジーは「イーサンから連絡ないか」と取り調べを受けるが嘘発見器すら騙すテクニックでとぼけます。
イーサンはオペラのチケットをベンジーに送りつけウイーンに呼び出します。会わない方が良いと考えたイーサンはレーンの似顔絵を送りつけ「シンジケートに繋がる唯一の手掛かりだ」と言いました。
オペラに必ず現れる。見つけてくれれば後は自分が追跡すると伝えたイーサンだが怪しい人物を見つけます。楽器の形をした銃になっておりイーサンは格闘して銃を奪うが目ん玉に付けられているコンタクト装着がカメラになっていると気付きます。
銃を構えている者が2人いて銃口がオーストリア首相に向けられている事に気付いたイーサンは首相の肩を先に撃ち騒動にさせました。
しかし首相が乗る車には爆弾が仕掛けられており亡くなってしまいました。
USB
イーサンはイギリス諜報部員だと調べ付いていたイルサと再会します。首相に銃を構える1人はイルサだったが彼女は「ロンドンでイーサンを逃してから立場が危うくなり忠誠心を証明するために狙うフリをしていただけ。私と一緒にいたのは見張り役だ」と言いました。
追ってがいると知りベンジーが運転する車で逃げるがイルサは「シンジケートを潰したいなら私も同じ。私を探す手掛かりはあげるから私を突き落として逃げて」と言いました。
イーサンは仕方なく車からイルサを突き飛ばしました。
イルサから受け取った口紅にはUSBメモリーが隠されており、「シンジケート」の情報を収めたデータファイルがモロッコのカサブランカ発電所地下にある事を知ります。
イーサンとベンジーが早速向かうとイルサと再会します。イルサはアトリー局長から「シンジケート」への潜入捜査を命じられていました。
アトリー局長はイギリス首相の意向を無視してシンジケート計画(他国の諜報部員を引き抜き国内外の特定の敵を排除する)を実行したが非情な人間であるためレーンが反乱を起こしたのです。
ブラントはルーサーを呼び出しCIAより先にイーサンを見付けたいから協力してくれと頼みます。
ルーサーは「イーサンは友達だ。裏切ったらお前を殺す」と念を押し、イルサの似顔絵を顔認証システムを使いハッキングするとカサブランカの空港で見つけました。
イーサンはUSBメモリーを見事に奪うとアトリー局長から回収を命じられていたイルサが裏切り取られてしまいます。
イルサは任務の完了と復職を願うがアトリー局長は「レーンは君が盗むと読んでいたはずだから本物ではないかもしれない。持ち帰って本物か確認しろ」と却下されます。
イルサは仕方なくレーンのもとへ戻るがアトリー局長はデーターを消去していました。自分が首相の意向を無視してシンジケート計画を実行した事を知るイルサをレーンに殺してもらうのが狙いでした。
イーサンは奪ったUSBのコピーをしており合流したブラントやルーサーとともに調べるとイギリス首相にしか解読できない極秘データー「レッドボックス」だと知ります。
結末
ルーサーが顔認証システムを使いイルサの居場所を突き止めます。イーサンは彼女と接触した事でデーターはアトリー局長が消去しレーンはイーサン達を誘き寄せるためにイルサを生かしている事を知ります。
しかし、ベンジーがレーン達に拉致され「レッドボックスを解除して持ってこい」とレーンから電話があります。
ベンジーを助けるためにはイギリス首相を拉致するしかないと思います。
ブラントは大惨事を止めるため、友人であるイーサンの命を助けるためCIA長官アランに知らせました。
アトリー局長に変装したイーサンはブラントとアラン長官と合流しイギリス首相を呼び出すことに成功します。
シンジケートの話をそれとなく話すと首相は「あれは却下したはずだ」とアトリー局長に変装するイーサンを責めます。
それによりシンジケートは実在するのだとアランは知ります。
「レッドボックス」はシンジケート計画の秘密活動資金の口座番号だったのです。
イーサンは麻酔銃を撃ち首相を眠らせたあと変装を解くとアランは驚きます。
網膜や指紋などを採取しレッドボックスを解読すると本物のアトリー局長がやってきます。
アトリー局長に麻酔銃を撃ったあと、イーサンは「シンジケート計画を密かに行っていたアトリー局長が首相にばれて暗殺を試みたがそれに気付いたCIA長官アランが首相を救った」と説明しアランに銃を差し出します。
アランは英雄になれるため銃を受け取ります。
ファイルを手に入れたと連絡すると待ち合わせ場所にイルサとベンジーがいたがベンジーには爆弾が装着されていました。
イーサンは周囲を見渡すとレーンの部下と思われる人が多数いるのを確認します。
イーサンは5千万ドルやるからベンジーを解放しろと口座番号を見せます。ベンジーの目に装着したコンタクト装着から確認したレーンはパソコンを捜査す5千万ドル手に入れます。
その後イーサンはレッドボックスは既に破壊し自分の頭で記憶しているからベンジーを爆破させると自分も巻き込まれレーンのテロ資金はすべて無くなると脅します。
爆弾は解除されベンジーは解放されるがレーンは「イーサンは必要だか女は始末しろ」と部下に命じました。
しかしその事を読んでいたイーサンとイルサは見事なコンビで返り討ちにし逃走に成功します。
その後レーンと決着をつけるためイーサンは罠を張って防弾ガラスで出来た檻にレーンを閉じ込め麻酔ガスを充満させました。
CIA長官アランは政府の特別委員会でIMF解散を要求したのは敵を欺きシンジケートの実態を突き止めるためだったと誤魔化しました。
IMFが復権するとブラントは「IMFへようこそ長官」とアランに言いました。