「 無限の住人 」 < ネタバレ・あらすじ >依頼主であるガキが用心棒の心配してんじゃねぇ! 木村拓哉×杉咲花

 

無限の住人 [Blu-ray]

 

監督=三池崇史

原作=沙村広明

 

万次(木村拓哉)

浅野凛/町(杉咲花)

天津影久(福士蒼汰)尸良(市原隼人)

乙橋槇絵(戸田恵梨香)百琳(栗山千明)

凶載斗(満島真之介)司戸菱安(金子賢)

黒衣鯖人(北村一輝)閑馬永空(市川海老蔵)

八百比丘尼(山本陽子)伊羽研水(山崎努)

吐鉤群(田中泯)

 

< ネタバレ あらすじ >

    無限の住人

 

万次は精神的におかしくなった妹の町の面倒を見なくてはならないので侍らしく死ねないと思っています。

ある日、河原で休んでいると町が1人でどこかへ行ってしまいます。あとを追った万次だが町は大勢の手下を引き連れた司戸菱安に捕まっていました。

「今すぐ妹を離せば許してやる」と万次は訴えると「先に刀を捨てろ」と言われます。

万次は従うが解放された町の背中を司戸菱安は斬りつけました。

怒り狂った万次は大勢を相手にし手首を落とされ片目を斬り付けられるが皆殺しにしました。

生きる意味がなくなった万次は姿を現した八百比丘尼に息の根を止めて欲しいと頼むが「大勢の命を殺めたのに無責任な奴だのう」と言われ傷口から血仙蟲(究極の任命術)を流し込まれます。

切り落とされた手首は再生され万次は不死身となりました。

 

〜50年後。

百人斬りの異名を持つ隻眼の剣士・万次のもとに少女の浅野凛が訪ねてきます。

浅野道場は無天一流(剣は礼節を持って技とす)を代々受け継いでいましたが流派統一を目論む天津景久ひきいる逸刀流(タイマンで勝つことが剣の道)に道場を潰されてしまいました。

剣士は全滅し父親は凛の目の前で斬り付けられ母親は弄ばれ行方知れずとなりました。

逸刀流への復讐を誓い剣術に励んでいると八百比丘尼が姿を現し万次を用心棒に雇えと言われたのです。

万次は凛の姿を見て町そっくりだったので驚き彼女の覚悟を知って用心棒となります。

  

凛は道場破りにあった日から黒衣鯖人から恋文が届いていました。呼び出すと黒衣鯖人の肩には母親の生首があり怒った凛は短剣を投げ付けます。

親子ほど年の離れたものに何やってんだと万次が姿を現します。黒衣鯖人もかなりの剣術の持ち主だが万次が不死身とは知らず油断してあっさり負けます。

「俺の背中で良かったら少しの間貸してやるよ」

凛は万次の背中から抱き締め涙を流しました。

 

凛は万次の武器を持って鍛冶場を訪ねると浅野家の刀が預けられていました。

逸刀流の凶載斗が刀を取りに来たと凛から聞かされた万次は待ち伏せしていると「あんなが黒衣鯖人を始末したのか」と凶載斗に言われます。

かなりの強敵で苦戦する万次だがなんとか隙をついて倒します。百姓上がりの凶載斗は妹を斬られた過去を持ち万次はトドメを刺さずに去りました。

その事で浅野家の娘が不死身の万次を用心棒に雇った事が知られてしまいます。

刀を取り返してくれた万次に感謝した凛は妹に似ている事を知り「お兄ちゃん」と呼びます。万次は「そこは、お兄様だ」と訂正します。

 

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江戸の道場を訪ね回っていると逸刀流の閑馬永空が手を組んで天津景久を倒そうと話し掛けてきます。

閑馬永空は万次と同じく不死身の身体となっていたが血仙殺(血仙蟲の効力を失くす毒薬)を持っていました。

万次に断られた閑馬永空は血仙殺を刀に塗り万次を斬りつけます。万次はいつもならすぐ細胞修復し傷口が塞がるのに血を垂れ流します。

時間はかかったものの血仙蟲の力で修復された万次は凛を拉致した閑馬永空を探し出します。

長く生きるものはそれだけ辛い想いや別れをするものであり、万次はこれでやっと死ねるのかと頭をよぎるが駆け付けた凛を見て閑馬永空の刀を奪い取ります。

そして血仙殺を塗った刀で閑馬永空を何度も何度も斬りつけ始末しました。

 

単独で動いている逸刀流の者が次々と始末され天津景久は万次の仕業だと思い乙橋槇絵に頼みます。

遊びに出かけた万次は三味線を奏でる乙橋槇絵に誘われます。危険を察知した万次は凛に先に帰るよう告げ刀を抜きます。

乙橋槇絵は細い身体であるが万次はまったく歯が立たず負傷し腕を切り落とされ倒れます。

しかし乙橋槇絵は震える自分の手をおさえ「戦っている時は忘れているが後から自分のしたことに怯えるんです」と刀を落とします。

駆け付けた凛に刀を向けられた乙橋槇絵は「あなたみたいな子を斬れるわけない」と言い残し去ります。

「用心棒の俺を命を懸けて守ってんじゃねぇ」と万次は吐き捨てます。

 

凛は天津景久を見掛け復讐とばかり攻撃を仕掛けるが簡単に止められてしまいます。

浅野の娘だと気付いた天津景久は逸刀流を作った祖父は異国の剣を使ったことで凛の曽祖父に無天一流を破門されたのだと言いました。

「おまえの父を斬ったのは祖父の無念を晴らすためだ」と背を向ける天津景久に「なんで私をやらないのだ」と呼び止めます。

天津景久は「おまえの技は無天一流では邪道とされるもの、おまえは我々と同類の剣士だ」と言い去っていきました。

 

万次は無骸流(吐鉤群が作った逸刀流剣士の首を狙う流派)の尸良から手を組まないかと声を掛けられます。

加賀藩の心形唐流2代目師範の伊羽研水は自分の養女と天津影久の縁談を提案し逸刀流と手を組もうとします。

天津景久が女装して加賀を訪ねる情報を得た万次や尸良は待ち伏せするが万次はうまくいき過ぎだと警告します。尸良が確認すると万次の予想通り偽物でした。

逸刀流が次々と襲い万次は応戦するが尸良は替え玉の女性を押し倒します。凛は止めに入ると尸良に斬られそうになるが万次に助けられます。

腕を切り落とされた尸良は逃げるように去って行きました。

その頃、天津景久と手を組もうとしていた伊羽研水だが幕府から彼を始末しないと養女の命はないと脅され訪ねてきた天津景久を返し門下生に襲撃を命じます。

しかし、門下生は全員斬られ伊羽研水は腹を切りました。

 

万次は旗本の命で役人を切ったが至福を肥やし民を苦しめていたのは旗本の方だと知り斬りました。警護のものもすべて斬ったがその中の1人が妹の旦那であり、目撃してしまった妹は気が狂ってしまったのです。

話を聞いた凛はあまえてはいけないと思い「ここから先は自分一人でやる」と置き手紙を残し姿を消し万次は後を追いかけます。

凛は佐賀へ向かっていたが追ってから逃げてきた天津景久と出くわします。

「おまえと戦っている暇はない。巻き添えくらう前に逃げろ」と天津景久に言われ凛は行動を共にしてしまいます。

 

凛を追いかけていた万次は急いでるにも関わらず逸刀流に襲われます。

3人を返り討ちにした万次は身体の修復に時間がかかるようになっていたが「待ってろよ凛」と先に進みます。

やっとの想いで追い付くと天津と凛は逸刀流を全滅させる勢いの大勢の部下を率いる吐鉤群に包囲されていました。

「雇い主のおめえが用心棒の心配してんじゃね」と万次は凛に近付いていきます。

 

「おまえの後ろにいるのが仇の天津景久だろ。なんで一緒にいるんだ。俺は誰を斬ればいいんだ」

 

「私のことを斬ろうとする人」と凛に言われた万次は刀を抜き向かってくる大勢の剣士をぶった斬っていきます。そして天津景久も結果的に加勢するかたちになります。

万次と天津景久の能力は敵を圧倒するがあまりに人数が多いため徐々に体力を失っていきます。

そこへ天津景久を助けるため圧倒的な能力を持つ乙橋槇絵が参上しほぼ全滅にさせるが天津景久を庇い火薬銃にやられてしまいます。

天津景久は乙橋槇絵の仇とばかり吐鉤群と剣を交え簡単に始末します。

 

凛は万次に加勢しよう複数の短剣を投げるが1つが万次の背中に刺さり怒られます。

凛に離れるなと指示し戦っていた万次だが尸良が馬に乗って現れ凛を連れ去ってしまいました。

万次は邪魔なものを斬りつけ尸良を追うと凛が拘束されていました。

「刀を捨てろ」と要求された万次は「またかよ」と言いながら武器をすべて捨てるが先ほど凛に投げられた短刀を持っていました。

尸良は簡単に避けるが万次が狙ったのは凛を拘束している紐でした。一騎討ちとなった万次は崖から尸良を突き落としました。

 

逸刀流での生き残りは天津景久でした。

万次は「これ以上てめぇの背中を見送る気はねぇーぞ」と言い放ち凛に近付くなと指示します。

万次と天津景久の一騎討ち。膝をつき力尽きたのは天津景久でした。

万次はトドメを刺すのはおまえだと武器を凛に渡します。

凛は天津景久が悪い人とは思えず躊躇するが「何十年経とうが恐怖を蘇えさせる」と言われ向かっていきます。

凛が向かってくるのを読んでいた天津景久は剣を突き刺すがそれを読んでいた万次が身体に突き刺さりながらも凛を守ります。

凛は天津景久に剣を突き刺しました。

 

万次は剣を抜き力尽きて倒れます。凛は必死に「万次さん」と呼び掛けながら泣き叫びます。

「私より先に死なないと言ったじゃん、嘘つき、お兄ちゃん!」

万次は「そこは、お兄様だろ」と言って目を開きました。

 

 

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