邦画/洋画/アジア映画/連続ドラマ/小説などのネタバレ含むあらすじを結末まで紹介していますのでご注意くださいませ。
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「猫は抱くもの」ネタバレ・あらすじ・元アイドルのアラサーは経歴を隠し孤独にレジ打ち(感想・キャスト)

邦画ドラマ

 

作品情報・キャスト

大山淳子の連作短編集を「グーグーだって猫である」の犬童一心が映画化。

物語は無観客の舞台で進行され実写とアニメが混合し場面によって異なる役を演じているので観劇している感覚なる。

沢尻エリカ演じる元アイドルの沙織は経歴を隠して田舎町のスーパーでレジをしていました。沙織が心を開けるのは店の倉庫で密かに飼っていたロシアンブルーの猫・良男だけだったが、話を聞いているうちに良男は自分は猫ではなく彼女を守る人間なんだと思い込みます。

◆大石沙織(沢尻エリカ)◆良男(吉沢亮)◆後藤保=ゴッホ(峯田和伸)◆キイロ(コムアイ)◆中畑店長=老猫(岩松了)◆サビ(藤村忠寿)

 

 猫は抱くもの

 

 

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ネタバレ あらすじ

5人組グループ「サニーズ」のメンバーだったアラサー女性・大石沙織は経歴を隠して田舎でスーパーのレジをしていました。「ロマンス交差点」の一曲だけは売れたので「サニーズのサオリンだよね?」とたまに客から話しかけられるがサニーズは3年で解散となりそのあとプロデューサーと付き合ったりしたものの生き残る事はできなかったので馬鹿にされてる気がして完全無視します。

レジは誰よりも早かったがアイドルの時のような笑顔を見せる事はなくクールで無表情、そんな沙織は1人カラオケする時だけ笑顔になり、スーパーの裏の倉庫で密かに飼っている良男と名付けたロシアンブルーの猫だけに心を開きなんでも話していました。

 

ゴッホとの出会い 

中畑店長に呼ばれた沙織は万引きした女子高生の担当にさせられると「おばさん綺麗だね、なんでこんな仕事やってんの」と聞かれてしまいます。

女子高生の保護者としてやってきた後藤保 は「今度は何を盗んだんだよ、もう迎えに来ないからな」と怒るが「これお母さんから」と金を受け取ると「申し訳ありませんでした」と頭を下げてきました。

後藤保は女子高生から「ゴッホ」と呼ばれジーンズが黄色いペンキで汚れていたので沙織は「売れない画家なのだろうか」と気にし良男に語りかけます。

「たぶんゴッホが好きで気を引きたくて万引きしてんだろうな~、でもゴッホは黄色しか興味ないから画家なのに黄色しか知らないなんてあり得ないとか女子高生は言ってんだろうな」と妄想し始めます。

捨て猫を拾い抱き上げると「キイロ」と名付け優しく迎え入れたんだろうなと話すと良男は「沙織が笑顔だと僕も嬉しいよ」と思います。

 

僕は人間なんだ

高橋マネージャーに誘われた沙織は受け入れハイキングに行くと偶然にもゴッホのアトリエを目にします。

寂しかった沙織は高橋の愛を受け入れるが倉庫でイチャつき始めたので良男は怒って高橋を引っ掻きます。

ある日、沙織は1人カラオケを終えて会計しようとすると「こいつサニーズのサオリンと付き合ってんだよ」と声が聞こえてきます。

自分が元アイドルである事を知っていて近付いてきた、そして高橋には本命の女性がいると知り沙織はショックを受け土砂降りの雨の中走ってスーパーの倉庫に行きます。

「もう男はあんただけでいいよ」と沙織は号泣し、良男は彼女を守れるのは自分だけであり自分は猫ではなく人間なんだと思います。

 

ねこすて橋

良男は沙織の元に駆け付けようとしたが川に流され気を失い目覚めると「ねこすて橋」にいました。

「僕の名前は良男で人間だ」と自己紹介するが捨てられた猫たちは笑います。

良男は行くところがあるからと去ろうとすると万引き女子高生に捨てられた猫キイロも「帰りたいから連れてって」と言いました。

キイロはゴッホに焼き餅を焼いたから女子高生に捨てられたのだと言います。良男は「猫と人間が恋人なんでありえない」と笑うが「あんただって猫でしょ」と言われてしまいます。

良男は沙織から話を聞いていたので「あのゴッホが飼主か」と分かり一緒に帰ります。途中、キイロが「猫を捕まえて実験に使う奴等だから隠れて」と言い良男は隠れます。

「僕たち人間のために君たちが犠牲になってるとは知らず申し訳ない」と良男は言うと笑われます。

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ゴッホと再会・サニーズ再結成

一方、良男を捜す沙織とキイロを捜すゴッホは森の中で鉢合わせます。

「良男」と叫ぶと「沙織」と呼ばれたので振り返ると高橋でした。付きまとう高橋のお腹に肘を入れ、痛がってうずくまる高橋に「ダメだよ、前見て歩かなくちゃ」とゴッホは言いました。

高橋はブツブツ文句言いながら去って行きます。

そんな時、元マネージャーから電話があり「一回だけ再結成するから上京してくれ」と電話が入ります。

沙織はチャンスがあるかも知れないと思い上京するがメンバーから「今何やってんの」と聞かれ「歌の話とかもらってるんだけどどれにしようか選んじゃって・・・」と誤魔化します。

元彼でもありプロデューサーと再会すると「会いたかった」と言われて誘われると妄想するが無視され素通りされました。

テレビ「懐かしのミレニアムアイドル同窓会」は勝負して優勝したチームが代表曲を歌えるといったものでした。

サニーズは見事に優勝し代表曲を披露するがスポンサーの紹介のバッグで軽く流れるような感じで終わってしまいます。

 

結末・猫は抱くもの

沙織は良男だと思い追いかけるが別の猫でした。「ごめんね、怖かったよね」と声をかけるがゴッホのアトリエがあるハイキングコースだと気付きます。

アトリエを訪ねると「見たよ番組、まだ歌いたいんでしょ、やりたい事やりなよ」とスナックに連れて行かれます。

「ロマンス交差点」のカラオケを入れられ沙織は酒をラッパ飲みしてから17歳の時を思い出し全力で歌うが、自分が歌っていたワンフレーズを歌う予定のゴッホが失敗したことで「ワンフレーズだけど、どれだけ練習したか分かる」と怒ります。

ワンフレーズだからって皆が馬鹿にしていると吐き出すがゴッホは「自分がそう思っちゃうんだろ、アイドルグループの隅っこで歌ってる自分が恥ずかしいと思ってたんだろ」と言い放ちます。

本音を言い当てられ沙織はクッションに顔を埋めて叫びます。

沙織はアトリエに戻る途中、酒の力を借りて「身内に養ってもらって売れない画家が偉そうに何言ってんだ」と言い放ちます。

ゴッホは売れたことがないけどアトリエにある多くの作品はすべて途中だと言いました。

「描き上げて画廊に持って行って罵られるのが怖いんでしょ、私はワンフレーズ貰うだけでどれだけ我慢したか分かる」

沙織は言い放つがゴッホはすべて把握していました。

「企画は流れるしプロデューサーと付き合ってもテレビに呼ばれないし、生き残るためになんでも努力していたら自分がなぜ芸能人になりたかったのかも分からなくなった、部屋に1人でいたら誰からも連絡なく外から聞こえる笑い声に耳を塞ぎ一杯の水を飲むことすら面倒になった・・」

正直に涙を流す沙織を見てゴッホはスケッチし出すと沙織は服をすべて脱ぎました。ゴッホはいろんな色を使って描き始め窓から見ていたキイロと良男、良男はやっぱり僕は猫だったんだと受け入れ涙を流します。

ねこすて橋で良男を見付けた沙織は名前を呼んで駆け付け抱きしめます。

バイトでも歌いたいと思った沙織は再び活動を始めアルバイト募集の張り紙がしてある喫茶店を訪ねると万引き女子高生が働いていました。そして店にはゴッホに描いてもらった肖像画が飾られていました。

帰宅した沙織は良男を抱っこし「ずっと一緒にいてね」と言いました。

 

感想・猫は抱くもの

ロマンス交差点が頭から離れなくなった(笑)

ただ、なんでこんな作りにしたのかな。演劇になったりミュージカルになったりアニメになったり・・・・。

沙織は倉庫で密かに良男を飼ってはいたが住んでもいたんですね。良男を飼ったのも拾ったのではなく元アイドルとして追いかけられ逃げている途中に出会い購入。

まぁ~出会いなんてそんなもんですが。

自分に正直になれなかったから一色しか見えなかったって解釈でいいのかしら。ゴッホも万引き女子高生も幻のような存在なのかな。