韓国映画「王宮の夜鬼」ネタバレあらすじ&視聴感想を結末まで

作品情報キャストの紹介

ヒョンビンとチャン・ドンゴン競演の朝鮮王朝時代にゾンビを取り入れた歴史劇ゾンビアクション。

謎の怪物「夜鬼=ゾンビ」が出現する朝鮮王朝時代、

夜鬼に噛まれた者は理性を失って凶暴化し次々と感染していく中、老いた国王をよそに朝廷を操るキム・ジャジュンはゾンビを利用して王朝転覆を企てていた。

清国から帰還したイ・チョン王子は夜鬼の群れと戦う武官パク従事官らと行動をともにすることになりリーダーとしての責任に目覚めていく。

運命を託された王子と王座を狙う側近の戦いがはじまる

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キム・ソンフン監督◆イ・チョン王子(ヒョンビン)キム・ジャジュン(チャン・ドンゴン)パク従事官(チョ・ウジン)ハクス(チョン・マンシク)トッキ(イ・ソンビン)イ・ジョ(キム・ウィソン)など
 
 

ネタバレあらすじ/王宮の夜鬼

 

咬まれると白目になり牙が生え夜鬼(ゾンビ)へと豹変する謎の感染爆発が蔓延する朝鮮王朝。

王の側近キム・ジャジュンは取引して銃を手に入れようとしていた都総管などを謀反を企てているとして捕らえます。

済物浦の逆徒が口を割らないので出所もつかめず誰がターゲットなのかも分かりません。

これが清国への反逆で皇帝の耳にでも入れば窮地に陥るので「王様と朝廷への反逆、拷問して大逆罪に問うべき」と王様に進言します。

清国にいるイ・チョン王子に手紙を届けるよう命じたヨン王子は「非道な清の兵を追い払い国を正すためでした」と名乗りでます。

王様は側近の言葉にしか耳を傾けず「これは謀反だ」の一点張りなのでヨン王子は「黒幕の私が責任を取るので拷問はお止めください」と皆の前で自害しました。

 

王子の帰還

存亡の危機に陥った朝鮮に帰還したイ・チョン王子は済物浦に人の姿が見えずまるで戦後のようだったので驚きます。

息子に先立たれ傷心する王様はイ・チョン王子が帰還したと報告を受け「今まで顔を出さなかった奴が兄が命を落とした途端に帰還か」と嘆きます。

王太子妃のお参り先に首のない鳥があったと知り、鳥は王様の御名の漢字なので不吉だとして懐妊中の王太子妃に幽閉を命じました。これはジャジュンが占い師を使って罠に嵌めたものでした。

ハクスと共に人を探すイ・チョン王子は近衛兵に出迎えられるがどうみても悪人面しているので「おまえらが反乱者のようだな、殺せと命じられたか」と剣を抜きます。

剣の達人でもあるチョン王子は笑いながら返り討ちにするが至る所に潜んでいた夜鬼(ゾンビ)が出てきました。

斬ってもキリがなく「なんだこいつら」と思っていると武官パク従事官たちに救われます。

 

黒幕

パクは兄上の遺書を送った者だと知ったチョン王子は出現した夜鬼の事を詳しく聞きます。

心臓を刺すか首を斬るかして燃やして灰にする方法しかないらしく咬まれればどんんどん感染して増えていくと知ります。

夜鬼はかなり耳がいいので住民たちは音を立てずひっそりと1ヶ所に集まって生活していました。朝廷は疫病扱いで済物浦の出入りを禁じ話すら聞いてくれない状況なので「都に戻れば後継ぎなので救ってください」と頼まれます。

しかし世子にも王にもなるつもりがないチョン王子は「王太子妃を清に連れて帰るために帰還したんだ」と伝えます。それがヨンの遺言でもありました。

チョン王子を始末したと報告を受けたジャジュンは王朝転覆を企てており今が好機だと側室を呼んで夜鬼に感染させ王様を襲わせます。

 

王様の罪

チョン王子は「王宮に付いたら済物浦に兵を送るよう王様に頼む」と告げるとパクやトッキが護衛で付き添うとやってきます。

弓を使いこなすトッキがよく見るとかわいいので「うまくいったら俺と清国に行こう」と誘います。

楊花津から船で行こうとしたが王命により済物浦の人は船に乗れないのでチョン王子は1人で向かうと告げると「刺客を送ったのもヨン王子を追い詰めたのも重臣たちなんで用心してください」とパクに言われます。

チョン王子は王様に謁見し「刺客や夜鬼に襲われましたが無事到着しました」と告げます。

「逆徒は流言で民心を惑わせているのではなく私はこの目で見ました、直ちに兵を派遣し夜鬼を一掃してください」

王様に意見を求められたジャジュンは王宮の兵を派遣しますと言いました。

チョン王子は「兵曹判書、一人の下 万人の上 全官庁を統べる長だな」といいながらジャジュンに近寄り「私が生きていて驚いたか」と耳元で話しかけます。

チョン王子は自ら兵を率いていくと告げると王様から許可を得られるが「王位に就きたいから戻ってきたのか」と問われヨンの遺言を話します。

「王の心は濁り忠臣は死に絶えた。我が妻子を救い出し清国へ戻れ」

世継ぎになるつもりは毛頭ないとチョン王子は告げ何もしなかったのが王様の罪だと思います。

 

謀反

チョン王子は幽閉されている王太子妃を迎えに行き「恨みを晴らすためにも生き残るべき、清国にお連れします」と説得します。

済物浦で仕事を終えたら兄上の敵に罪を償わせると約束するがジャジュンがやってきて軍令は撤回されましたと言われます。

「済物浦で王子と一緒にいた者たちは逆賊なので捕らえました。それに夜鬼などいません」

チョン王子は「夜鬼はいるぞ、王宮でも闊歩してる、お前達と夜鬼の何が違う」と言い放つと清使節の謁見式があるのでご参席くださいと言われます。

王様が夜鬼に感染していると知ったチョン王子はジャジュンが朝廷を乗っ取るのだと分かり宴の席に駆け付けると夜鬼と化した王様が次々と襲いだしジャジュンによって殺されました。

「王様は疫病にかかり夜鬼となったので致し方なかった。王子ならよくご存じでしょう、やむを得ないとゆうことを」

そしてジャジュンは「私が創る新たな国は清の属国ではない」と使節団に言い放ちます。

 

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結末/王宮の夜鬼

ゾンビがあふれ出すと重臣たちは逃げだし銃を持った兵隊が戦います。チョン王子は王太子妃を守りながら戦い馬で刑場に向かいます。

拷問を受けるパクたちを解放し「宮中の全兵を集めよ、夜鬼に占拠されたら終わりだ」と訴えます。夜鬼の姿を目にした武官たちは噂ではなかったのだと信じます。

その頃ジャジュンは「新たな国を創る、そなたらが建国の功労者となる」と重臣たちを強制的に銃で脅して説得します。

日が昇り始めると大勢いたゾンビ達は嘘のように退いていなくなりジャジュンは「まずは王子と王太子妃を始末しろ」と命じるが夜鬼に襲われ手を嚙まれてしまいます。

それを見た重臣達は「話は振り出しに戻った、誰が王になるべきかな」と反抗します。建国のためにやってきたジャジュンは気が動転し歯向かう者を次々と斬り付け気付くと自分一人になっていました。

王になる気はなくても民を救うのは王子の務めだと王太子妃に説得されたチョン王子は音を鳴らして夜鬼を集めさせ火攻めする作戦を練ります。

咬まれた仲間は見捨てるしかなく「人として終えたい」願いを涙を堪えて叶えてあげます。咬まれていたパクが名乗り出て正殿に火を放つ予定だったがジャジュンに邪魔され殺されます。

火の手が上がらないのでチョン王子は王太子妃を連れて船に行くようお願いし王宮に戻り大勢のゾンビと戦いながら太鼓を叩いて集めさせます。トッキはチョン王子を救うために駆け付け矢火を放つとそれに気付いたチョン王子はその矢を掴んで点火させました。

炎は一気に燃え広がりゾンビたちを葬っていきます。屋根の上でチョン王子はジャジュンを倒すと自分たちで国を守ろうと一致団結した民や兵が駆け付け王子を称えました。

 

感想/王宮の夜鬼

もはやジャジュンとチョン王子の対決どころではないじゃないか(笑)ジャジュンは申し訳ないですがおバカですね。

この時代にゾンビを取り入れるのは面白い設定だけどちょっと中途半端になってしまった気がする。ジャジュンが最初に閉じ込めて操っているのも無理があるし誰を襲うかは計画通りに行かないはずでしょ。

それに咬まれた後にジャジュンが何やら進化したように強くなったのは何なのか(笑)刺してもビクともしないしゾンビの王にでもなったのか、腕を切り落として感染を防いだとしても何で夜鬼に囲まれても襲われなかったのか・・・。

謀反を起こす者はその後のこともしっかり地盤を固めとくものだけど側近は1人ぐらいしかいなかったんじゃないかな。だとしたら王になってもすぐに殺されるだけですよ。

チョン王子はどれだけ相手にしているのか、ゲームの三国無双なみでしたね。そして民や兵士たち、もっと早く来なさいよw